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終章 魔王と勇者
だきあいたい
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気が付くと、手足をテーピングされて、自分の寮の部屋じゃなくて、広い部屋のベッドの上にいた。
綺麗なおうち。
たぶん、今のアイスのお部屋だと思う。
学生カバンや、上着が部屋の隅にかかっている。
「……ん。」
「ごめんね、その手足じゃ寮にいても不自由だと思って。ここは僕の部屋だよ。」
「なんだか恥ずかしい。ここ、アイスのベッドでしょう。においがする…。」
「えッ、臭い!? まだ加齢臭はしないはずだけど…。」
「臭くないよ。なんだかえっちな気分になっちゃう…。」
フェロモンなんじゃないだろうか。
「…ねえ。したい。」
「結婚式までは、ヴァージンでいたいんじゃないかと思ってたんだけど。」
「女の子の方は、とっておこうかな。男の子の方で…。その…。」
ぎしっと、ベッドが沈む。
「そんなこと言われたら、我慢できないよ。」
「うん、抱いて。抱いてほしい。」
「……あっ、」
「可愛いおちんちん。おしっこはちゃんとここから出てるの?」
「う、うん。精子が出てこないだけ…。」
子どものように小さなそれを口に咥えられ、大きな手と口で弄ばれる。
同時に、お尻の穴をじっくりと解されていく。
「もう、大丈夫かな…。」
アイスが服を脱ぐ。
俺が筋肉好きだから、俺に出会う前からずっと鍛えていた体。
本当に脱ぐと凄くて、昔、変な薬を飲んで筋肉もりもりになっていたときより、一回り大きい。
ぽーっとしてると、アイスにキスをされた。
「見とれてくれて、うれしい。」
アイス、大好き。
アイスと一つになりたい。
綺麗なおうち。
たぶん、今のアイスのお部屋だと思う。
学生カバンや、上着が部屋の隅にかかっている。
「……ん。」
「ごめんね、その手足じゃ寮にいても不自由だと思って。ここは僕の部屋だよ。」
「なんだか恥ずかしい。ここ、アイスのベッドでしょう。においがする…。」
「えッ、臭い!? まだ加齢臭はしないはずだけど…。」
「臭くないよ。なんだかえっちな気分になっちゃう…。」
フェロモンなんじゃないだろうか。
「…ねえ。したい。」
「結婚式までは、ヴァージンでいたいんじゃないかと思ってたんだけど。」
「女の子の方は、とっておこうかな。男の子の方で…。その…。」
ぎしっと、ベッドが沈む。
「そんなこと言われたら、我慢できないよ。」
「うん、抱いて。抱いてほしい。」
「……あっ、」
「可愛いおちんちん。おしっこはちゃんとここから出てるの?」
「う、うん。精子が出てこないだけ…。」
子どものように小さなそれを口に咥えられ、大きな手と口で弄ばれる。
同時に、お尻の穴をじっくりと解されていく。
「もう、大丈夫かな…。」
アイスが服を脱ぐ。
俺が筋肉好きだから、俺に出会う前からずっと鍛えていた体。
本当に脱ぐと凄くて、昔、変な薬を飲んで筋肉もりもりになっていたときより、一回り大きい。
ぽーっとしてると、アイスにキスをされた。
「見とれてくれて、うれしい。」
アイス、大好き。
アイスと一つになりたい。
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