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ブリザード王国
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今は初夏だから比較的過ごしやすい。
1年の殆どを雪と氷に閉ざされたブリザード王国においては、最も良い季節だ。
「プリンシパル!ようこそ!」
「結婚式でもきれーだなーって思ってたけど、めっちゃ美人じゃん!おめでとー!」
「いつもお前の両親が使ってる特別室に案内するからさ、3か月ゆっくりしてけよな!」
「一緒に釣りいこ、釣り!」
「アムールさんは、私とお花畑にいくのぉ!」
「ポプリとか作るの楽しいですよぉ!」
「こらぁっ!アイス!ミント!ショコラ!レア!ストロベリー!レモネ!お客様がびっくりしてるでしょ!親戚だからって素を出さないっ!」
賑やか家族にアムールが目を白黒させ、プリンシパルが苦笑した。
プリプリ腰に手を当てて怒っている朱色の髪の美しい女性―――飾りっ気は少なめだがその分豪華な刺繍の施された青いドレスを身にまとっている彼女が、この国の王妃で、プリンシパルのおば様にあたる、リーゼロッテ様なのだろう。
もう40歳くらいだと思うが、腕には幼い子どもが抱かれている。
7人の子どもの母親。
すごい。
「お初にお目にかかります、アムールです。よろしくお願いします。」
騎士のように礼をすれば、片手はふさがったままではあるものの、見事なカーテンシーで返って来た。
「この子が小さいものだから、式には出席できなくてごめんなさいね。うちの3馬鹿王子を名代に行かせたのだけど、大丈夫だったかしら。」
「お母さま!3馬鹿は酷くないですか!」
白銀の髪の、妖精のような見事な美貌のアイス。
後で弟たちがそーだそーだと言っている。
「3馬鹿でしょうよ。みてごらんなさいよ、プリンシパルを。あなたたちより数か月だけど年下なのよっ。全くも―、そろいもそろって脳筋なんだから。」
「ロッテ。まあ、いいじゃないか。それぞれ国風ということで。うちの子どもたちだって、なかなかのもんさ。」
そこへ、スラリとした長身の美形が現れた。
彼がスノー陛下。
お世話になります、と2人は礼をした。
「思い起こせば、お前の父親はヘタレでなぁ。思いが通じているって言うのになかなかコトに及べなくて。俺が背中を押したんだよ。いうなればここが、二人のハジメテの想い出の場所だな。新婚旅行には最適だと思うぞ☆」
スノーにウインクされて、プリンシパルとアムールは顔を見合わせて真っ赤になった。
がんがんヤりたまえ。そう暗に言われているようなものだったから。
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「プリンシパル!ようこそ!」
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「一緒に釣りいこ、釣り!」
「アムールさんは、私とお花畑にいくのぉ!」
「ポプリとか作るの楽しいですよぉ!」
「こらぁっ!アイス!ミント!ショコラ!レア!ストロベリー!レモネ!お客様がびっくりしてるでしょ!親戚だからって素を出さないっ!」
賑やか家族にアムールが目を白黒させ、プリンシパルが苦笑した。
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すごい。
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「お母さま!3馬鹿は酷くないですか!」
白銀の髪の、妖精のような見事な美貌のアイス。
後で弟たちがそーだそーだと言っている。
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「ロッテ。まあ、いいじゃないか。それぞれ国風ということで。うちの子どもたちだって、なかなかのもんさ。」
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彼がスノー陛下。
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