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新しい命たち
「あーたん、あーたん。まってえ!」
「びーたん、おてて、つなぐ。あーたんのほうがおにいたん。」
「びーたんのほうがおばたんだもん!」
同い年の甥と叔母が微笑ましい。
フォールに似たアルフォンスは、瞳の色も菫色。
でも目の形とか何処となく俺に似ている気がするから、成長とともに俺に近づくのかもしれない。
オリーブ様の産んだオリーブ様そっくりの女の子は、ビクトリア。
アルフォンスより二週間後に産まれた叔母を相手にお兄さんぶって、嫌がられるまでがいつものワンセット。
だけど、2人は双子みたいに仲良し。
「ピクルスお兄さんが絵本読んであげるのです!」
「マリアお姉さんが抱っこしてあげる!」
「ああ。幼子はかわええのう。」
「本当に。癒されますなあ。」
「美味しいお菓子あるよ、食べて食べて。」
ひいお爺ちゃんたちとひいおばあちゃんは目尻が下がりっぱなし。
そんなことばっかりしていると、向こうでオリーブ様が怒っている。
2人のひいおじいちゃんは、すぐ何でもほいほい買い与えちゃうし、カーラ様はすぐ甘いものをいっぱいあげちゃうので、虫歯が心配だ。
オリーブ様は、『うちの父はああいうキャラじゃなかったのに…おかしい……。』とよくぼやいている。
俺も注意するんだけど………おかしいな……俺が言っても効果がない。
「可愛がってくださるのはありがたいのですけど、そこは保育施設ですので………。」
そう、お城の中には保育施設が出来ました。
クロールの赤ちゃんも、クランベルとルーチェの子どもも一緒。
場所はお城の居住スペースを改修して、騎士の護衛つき。
侍女からも騎士の人たちからも復職がしやすくなったと大評判。
俺たちの子どもたちは、今はここで混ざっていられるけど、もう少し大きくなったらお勉強が始まる。
その時に一緒に学ぶ学友は、ここでの相性を見て決めようって。
でも、今一番アルフォンスが仲良しなのは、やっぱり乳兄弟でもあるクランベルの子とクロールの子。
後は、少しだけ年下の従弟たち。
「おかたま!トーたんとケーたんもここきたらいいのに!」
トーたんというのは、トリエッティという名前で、ミルキィとトニー兄さまの第一子の男の子。ケーたんはケアリッツという名前で、リリーとケニー兄さまの第一子の男の子。
「トーたんもケーたんも、お父さんお母さんはお家でお仕事しているから、お家にいるの。ここにいる子たちは、お城でお仕事をしているお父さんとお母さんの子どもなんだよ。」
「そっかあ。じゃあ、またあそびいく。」
「そうだね。あーたんのおじいさんもおばあさんも喜ぶよ。」
アルフォンスはとても素直だ。
「ジェニー。こっちに来てたの。」
「あ。おとたま!」
「あーたんはもう少しこっちにいるか?」
「うん!おやつもみんなといっしょにたべう!」
「じゃあ、おかたまはおとたまが借りていいかい?」
「うん!」
フォールに腰を抱かれて、廊下を歩く。
出産後、きれいさっぱり消えた淫紋は、産褥期が終わると、またすぐにできた。
「あーたんがいない間に…。」
唇が降りてくる。
「ん、もう!何言ってるの!まだ昼間…。」
「仕事は終わらせたし。」
寝室に消えても、誰も何も言わない。
次の子が出来るのも、時間の問題、かな?
「びーたん、おてて、つなぐ。あーたんのほうがおにいたん。」
「びーたんのほうがおばたんだもん!」
同い年の甥と叔母が微笑ましい。
フォールに似たアルフォンスは、瞳の色も菫色。
でも目の形とか何処となく俺に似ている気がするから、成長とともに俺に近づくのかもしれない。
オリーブ様の産んだオリーブ様そっくりの女の子は、ビクトリア。
アルフォンスより二週間後に産まれた叔母を相手にお兄さんぶって、嫌がられるまでがいつものワンセット。
だけど、2人は双子みたいに仲良し。
「ピクルスお兄さんが絵本読んであげるのです!」
「マリアお姉さんが抱っこしてあげる!」
「ああ。幼子はかわええのう。」
「本当に。癒されますなあ。」
「美味しいお菓子あるよ、食べて食べて。」
ひいお爺ちゃんたちとひいおばあちゃんは目尻が下がりっぱなし。
そんなことばっかりしていると、向こうでオリーブ様が怒っている。
2人のひいおじいちゃんは、すぐ何でもほいほい買い与えちゃうし、カーラ様はすぐ甘いものをいっぱいあげちゃうので、虫歯が心配だ。
オリーブ様は、『うちの父はああいうキャラじゃなかったのに…おかしい……。』とよくぼやいている。
俺も注意するんだけど………おかしいな……俺が言っても効果がない。
「可愛がってくださるのはありがたいのですけど、そこは保育施設ですので………。」
そう、お城の中には保育施設が出来ました。
クロールの赤ちゃんも、クランベルとルーチェの子どもも一緒。
場所はお城の居住スペースを改修して、騎士の護衛つき。
侍女からも騎士の人たちからも復職がしやすくなったと大評判。
俺たちの子どもたちは、今はここで混ざっていられるけど、もう少し大きくなったらお勉強が始まる。
その時に一緒に学ぶ学友は、ここでの相性を見て決めようって。
でも、今一番アルフォンスが仲良しなのは、やっぱり乳兄弟でもあるクランベルの子とクロールの子。
後は、少しだけ年下の従弟たち。
「おかたま!トーたんとケーたんもここきたらいいのに!」
トーたんというのは、トリエッティという名前で、ミルキィとトニー兄さまの第一子の男の子。ケーたんはケアリッツという名前で、リリーとケニー兄さまの第一子の男の子。
「トーたんもケーたんも、お父さんお母さんはお家でお仕事しているから、お家にいるの。ここにいる子たちは、お城でお仕事をしているお父さんとお母さんの子どもなんだよ。」
「そっかあ。じゃあ、またあそびいく。」
「そうだね。あーたんのおじいさんもおばあさんも喜ぶよ。」
アルフォンスはとても素直だ。
「ジェニー。こっちに来てたの。」
「あ。おとたま!」
「あーたんはもう少しこっちにいるか?」
「うん!おやつもみんなといっしょにたべう!」
「じゃあ、おかたまはおとたまが借りていいかい?」
「うん!」
フォールに腰を抱かれて、廊下を歩く。
出産後、きれいさっぱり消えた淫紋は、産褥期が終わると、またすぐにできた。
「あーたんがいない間に…。」
唇が降りてくる。
「ん、もう!何言ってるの!まだ昼間…。」
「仕事は終わらせたし。」
寝室に消えても、誰も何も言わない。
次の子が出来るのも、時間の問題、かな?
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