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悪魔と聖女?のタッグ
何だか最近、あの女への賛美をよく聞く。
これも悪役令嬢をヒロインにした漫画が流行っているせいよ!
本当にどうして……。
イライラして私は今日も教会へ行く。
小汚い孤児たちの相手をしてあげて、祈りを捧げて、早く私に聖なる力をよこしなさいよ。
私は聖女なんだから、悪魔がいなくたって…。
「きゃぁあ!」
どんくさいシスターが何やら抱えた荷物を落としたらしい。
仕方ないわね。
これも聖女になるためよ。
「私が手伝いますわ。」
「ありがとうございます。地下の書庫の整理をしているのですけれど、この年では何かと不便で。」
「これを保管しているのです?」
「ええ、貴重な本なのですが、陰干しをたまにしないと虫が湧きますから。」
なにやら真っ黒い表紙の本に目を奪われる。
私には鎖で縛られた本に見えるが、農業の本らしい。
もしかして、これ、イベントきたんじゃないかしら。
私は手伝いをするふりをして、その本をくすねた。
持って帰って、自室でこっそり開けてみる。
私がふれると、鎖は溶けた。
「ふぅうう!やっと出られた…。だが、なんだ、この空気は息苦しい……。」
黒い髪、褐色の肌、黒い瞳、そして、角。
ニンゲンじゃない、だけど美しい男の人!
隠れ攻略対象の悪魔の王だわ!!!!
「ある女が国中に聖水をばら蒔いたのよ。あんた以外はこの国の悪魔は全て滅んだわ。」
「なんだと…っ!?」
「私もその女が邪魔なの。私に力を貸して。」
「ほう…。お前は心地が良い。お前が私の女になれば聞いてやらないでもない。」
「この国をあんたの国にして?そして私を王妃にしてくれるならいいわよ。」
「強欲な。だがそれが悪魔らしくていい。」
悪魔の王・ラグナ=ロク=サーティーンの加護を得て、私は力を得た。
ふふふふふふ。みてらっしゃい。
これも悪役令嬢をヒロインにした漫画が流行っているせいよ!
本当にどうして……。
イライラして私は今日も教会へ行く。
小汚い孤児たちの相手をしてあげて、祈りを捧げて、早く私に聖なる力をよこしなさいよ。
私は聖女なんだから、悪魔がいなくたって…。
「きゃぁあ!」
どんくさいシスターが何やら抱えた荷物を落としたらしい。
仕方ないわね。
これも聖女になるためよ。
「私が手伝いますわ。」
「ありがとうございます。地下の書庫の整理をしているのですけれど、この年では何かと不便で。」
「これを保管しているのです?」
「ええ、貴重な本なのですが、陰干しをたまにしないと虫が湧きますから。」
なにやら真っ黒い表紙の本に目を奪われる。
私には鎖で縛られた本に見えるが、農業の本らしい。
もしかして、これ、イベントきたんじゃないかしら。
私は手伝いをするふりをして、その本をくすねた。
持って帰って、自室でこっそり開けてみる。
私がふれると、鎖は溶けた。
「ふぅうう!やっと出られた…。だが、なんだ、この空気は息苦しい……。」
黒い髪、褐色の肌、黒い瞳、そして、角。
ニンゲンじゃない、だけど美しい男の人!
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「ある女が国中に聖水をばら蒔いたのよ。あんた以外はこの国の悪魔は全て滅んだわ。」
「なんだと…っ!?」
「私もその女が邪魔なの。私に力を貸して。」
「ほう…。お前は心地が良い。お前が私の女になれば聞いてやらないでもない。」
「この国をあんたの国にして?そして私を王妃にしてくれるならいいわよ。」
「強欲な。だがそれが悪魔らしくていい。」
悪魔の王・ラグナ=ロク=サーティーンの加護を得て、私は力を得た。
ふふふふふふ。みてらっしゃい。
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