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アホな子ほど可愛い
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「カモミール団長。クミンが呼んでるので、席を外します。」
婚約者になってからというもの、勤務時間の半分いなくなるアッサムを、団長は黙認している。
「分かった。くれぐれも、たのむぞ?」
「お任せください。以前は立場上あれでしたが、今は俺のほうが上なので。」
ニヤリと笑っていなくなるアッサム。
団長は、悪意のある相手をクミンに近づけないよう、マドレーヌから聞き出した名簿をアッサムに暗記させた。
アッサム自体も騙されやすい方ではあるが、クミンが利用されようとしていると聞かされれば、警戒もする。
すっかりこちらの味方だ。
クミンは、アッサムの言うことはよく聞き、素直で可愛いらしい。
後は、そいつらを破滅に追い込めばいい。
「クミン、アッサムです。入りますよ。」
ノックをして、入ると、メソメソしたクミンが抱きついてくる。
「うええん、アッサムう。仕事がいっぱいなの、わかんないの、手伝って!」
今までどうしてたんだろう。
まさか印鑑だけ押していたのか。
「落ち着いて、クミン。書類をみせて?」
ぐしぐし涙を拭いて、書類をみると、穴だらけの会計書類。
適正な支払いに、私用じゃないかと思われるものが混じったものや、特定の商会に得になるような契約書。
なるほど。
クミンは、前から利用されていたんだ。
これからも利用するために、担がれているのだ。
アッサムは、怒りに燃えた。
俺が彼を守らなくては。
婚約者になってからというもの、勤務時間の半分いなくなるアッサムを、団長は黙認している。
「分かった。くれぐれも、たのむぞ?」
「お任せください。以前は立場上あれでしたが、今は俺のほうが上なので。」
ニヤリと笑っていなくなるアッサム。
団長は、悪意のある相手をクミンに近づけないよう、マドレーヌから聞き出した名簿をアッサムに暗記させた。
アッサム自体も騙されやすい方ではあるが、クミンが利用されようとしていると聞かされれば、警戒もする。
すっかりこちらの味方だ。
クミンは、アッサムの言うことはよく聞き、素直で可愛いらしい。
後は、そいつらを破滅に追い込めばいい。
「クミン、アッサムです。入りますよ。」
ノックをして、入ると、メソメソしたクミンが抱きついてくる。
「うええん、アッサムう。仕事がいっぱいなの、わかんないの、手伝って!」
今までどうしてたんだろう。
まさか印鑑だけ押していたのか。
「落ち着いて、クミン。書類をみせて?」
ぐしぐし涙を拭いて、書類をみると、穴だらけの会計書類。
適正な支払いに、私用じゃないかと思われるものが混じったものや、特定の商会に得になるような契約書。
なるほど。
クミンは、前から利用されていたんだ。
これからも利用するために、担がれているのだ。
アッサムは、怒りに燃えた。
俺が彼を守らなくては。
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