【完結】王子様たちに狙われています。本気出せばいつでも美しくなれるらしいですが、どうでもいいじゃないですか。

竜鳴躍

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【本編完結】その後の話 前編

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時が流れて。


今日も王宮では賑やかな声が聞こえる。


クミン様は今では立派な王様だ。
アッサム様が王配として支える。


「ああん、もう。アッサム疲れちゃったよお。」

時折、泣き言も言うけど、二人っきりの時だけ。
甘えてくる愛しい妻を、アッサムはうまく転がす。

「クミンはよく頑張ってますよ。俺も手伝いますから、もう少し頑張りましょうね。」

「頑張ったらご褒美。」

「いいですよ。」

目元にキスをして、二人はいつまでも甘々。




「殿下たち、もう。いたずらは良くないって言ってるでしょ!メッ。」

ポアプルは、クミン付からクミンの子どもたち付になった。
殆ど保育士状態だが、自分の子どもたちと混ぜて育てられて嬉しいようだ。

手が足りないポアプルのために、優しい夫は、ポアプルの持ち場に結界を張った。

他にも護衛はいるが、不審者がいると大変なので助かる。

クミンによく似た顔の、活発なクローヴ王子は、頭を父に似たらしく将来有望なのだが、何故か最近、自分とホワイトの間に産まれた長男にかまってくる。

長男のグリーンは自分に似て気が強いものだから、すぐ喧嘩になって。

その様子を落ち着いて見ているのが、次男のクラッシュと三男のスラッシュ、長女のスプラだ。
三つ子ができた時はマジか、と思ったが、三人は育てやすくて助かっている。

あいつら人生2週目じゃないのかと思うけど、ホワイトによく似た男の子たちと自分に似た女の子は、やっぱり子ども。

自分から構い倒している。


「クローヴ様は本当にグリーンお兄様がお好きね。」

「お兄様、安心して王家のお嫁さんに行っていいんですよ。」
「ペッパー家には僕たちがいますからね!」



「くっそお!お前らあ!!兄を売る気かあ!」

「ね、キス!キスしましょ?グリーン。」


「まだ早いわあ!」


ふふ。喧嘩するほど仲がいいってね。

ああ、その点、クローヴ殿下の弟君と姫君は大人しくて可愛らしくて癒やされるなあ。


「ああ、かわいい。アッサム様似のローズ殿下もクミン様似のマリー姫も。かわいい。」


「キャッ、ポアプルだいすきっ。」

「おかし、たべたい。」


「いいよ、いいよ。でも食べすぎ良くないから少しね!」



「「「お母様、だまされてる。あれはあざとい。」」」


冷静な三人は苦笑した。
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