真面目な近衛騎士は借金返済のために雄っぱぶ嬢になりました。

番外編

竜狩りの英雄とその相棒２

「今日こそリベンジだっ！」

一緒に暮らし始めて１週間。


まだ子どもたちには再婚するって言えていない。
長男のイータは俺たちの関係に気づいたみたいだけど。


それで……………エッチにチャレンジしているんだけど。



「おとーさーん！」

「あーおとーさんたち、またはだかんぼ～！」


「あ、暑かったからなあ！」


小さな子どもたちがいると上手くいかない。

寝静まった頃合いでおっ始めているのに、何故か起きてくるんだよなあ。

気分が萎えちゃって、出来なくなるんだよ。



「お父さんたち。あのさあ、小さい家なんだから諦めて宿行きなよ。」

「そうは言うけど、これからずっと宿行くのもなあ。」

「そんなこといってもうちは１部屋しかないし。」


「うーん。」


「ああ、イータくん。この家から引っ越ししてもいいとかある？お母さんとの思い出の家だけど。」

冒険者仲間から恋人になったガロファロ。
突然何を言い出すんだ？！


「僕は構わないよ。ニータとサータも大丈夫じゃないかな。というか、僕たちが大きくなって、この家も狭くなったし。」

「なら引っ越ししよう！」

「お高いんでしょう？」

「店に通うために、高い依頼受けまくって貯めてたから、豪邸は無理でも普通のファミリー向けならいける。」

「お前すてき。」

「というかお前が計画性なさ過ぎなんだよ。」



あっという間に決まったお引っ越し。
子どもたちは自分の部屋が出来て大喜び。

「部屋数多くない？」

「………増えるかもしれないだろ？」


お、おお。