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遅く来た春
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「あぁっ!も、もっとぉ~!」
朝からがんがんに激しく揺さぶられて、公爵は啼いた。
一生処女なんだろうなあ~と思ってて。
愛されたいけど諦めて。
大好きな執事であり親友であり元側近は、最愛の伴侶になった。
今更結婚式なんて考えてはいない。
だけど、一生涯のパートナー。
「きれいです…。」
「あっ……ん。」
自分の上で汗に髪をへばりつかせた男は、壮絶な色気を放っている。
元々文官も武官も両方できる人だというのは知っていたけど、年を経た今でもこんなに見事に割れた腹筋をしていることを知らなかったし、肩や背中も筋肉で彩られていることも知らなかった。
激しく処女をいただかれた時は、三日くらいベッドの住人だった。
思っていたより体力がある。
困るけど、でも嬉しい。
漫画に描かれてことを全部してほしくてねだったら、全部やってくれたし、二人の閨を漫画にしてくれるので恥ずかし嬉しい。
2人の思い出はずっと形になって残っていく。
年齢が同じだからそれ程開かないとは思うけど、どちらかが先に逝ったとしてもそれは残りの生の助けになるだろう。
そうだ。もし自分が先に逝った場合は、アーサーたちにジョシュアンを頼もう。
そんなことを考えていると、また奥まで進んでいく。
こんなに奥があるのかと、自分の体なのにびっくりする。
命を宿せない腹に何度もいっぱいになって溢れて、我ながら早まったかな…とも思ったけど、終わったことを後悔することはダメだと考えた。
今の自分を愛してくれている今のジョシュアン。
2人の幸せを2人で作っていけばいい。
「なにか考えていたでしょう…。」
「え…。」
終わって、離れがたく共寝をする。
交わっていた場所が熱を持ち、痺れたような甘さと中の放たれたものに幸福感を感じる。
同じベッドで裸でくっつくように並びながら、腹に手で触れ、ジョシュアンが私を見た。
「貴方がいてくれれば最高に幸せです。それに、私も子を持たないほうがいいんだって知ってました?実家は爵位を返上していますし、やらかした元貴族家ですからね。………今は平民ですし、公爵であり王族である貴方の伴侶として名を遺すつもりもありません。ただ、傍にいられれば。しかも、恋人になれて。それだけで私がどれだけ天にものぼる気持ちか。」
「ジョシュアン………。」
2人の夜はまだまだこれから。
朝からがんがんに激しく揺さぶられて、公爵は啼いた。
一生処女なんだろうなあ~と思ってて。
愛されたいけど諦めて。
大好きな執事であり親友であり元側近は、最愛の伴侶になった。
今更結婚式なんて考えてはいない。
だけど、一生涯のパートナー。
「きれいです…。」
「あっ……ん。」
自分の上で汗に髪をへばりつかせた男は、壮絶な色気を放っている。
元々文官も武官も両方できる人だというのは知っていたけど、年を経た今でもこんなに見事に割れた腹筋をしていることを知らなかったし、肩や背中も筋肉で彩られていることも知らなかった。
激しく処女をいただかれた時は、三日くらいベッドの住人だった。
思っていたより体力がある。
困るけど、でも嬉しい。
漫画に描かれてことを全部してほしくてねだったら、全部やってくれたし、二人の閨を漫画にしてくれるので恥ずかし嬉しい。
2人の思い出はずっと形になって残っていく。
年齢が同じだからそれ程開かないとは思うけど、どちらかが先に逝ったとしてもそれは残りの生の助けになるだろう。
そうだ。もし自分が先に逝った場合は、アーサーたちにジョシュアンを頼もう。
そんなことを考えていると、また奥まで進んでいく。
こんなに奥があるのかと、自分の体なのにびっくりする。
命を宿せない腹に何度もいっぱいになって溢れて、我ながら早まったかな…とも思ったけど、終わったことを後悔することはダメだと考えた。
今の自分を愛してくれている今のジョシュアン。
2人の幸せを2人で作っていけばいい。
「なにか考えていたでしょう…。」
「え…。」
終わって、離れがたく共寝をする。
交わっていた場所が熱を持ち、痺れたような甘さと中の放たれたものに幸福感を感じる。
同じベッドで裸でくっつくように並びながら、腹に手で触れ、ジョシュアンが私を見た。
「貴方がいてくれれば最高に幸せです。それに、私も子を持たないほうがいいんだって知ってました?実家は爵位を返上していますし、やらかした元貴族家ですからね。………今は平民ですし、公爵であり王族である貴方の伴侶として名を遺すつもりもありません。ただ、傍にいられれば。しかも、恋人になれて。それだけで私がどれだけ天にものぼる気持ちか。」
「ジョシュアン………。」
2人の夜はまだまだこれから。
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