無理です!僕は絶対にこんな屑駄目王子の嫁になりませんからね?

竜鳴躍

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まずは国獲りを

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さて。話は現在に戻る。


無事、婚約者候補から解放された僕は、なぜか僕の家で秘密の会議に参加している。




「グレー王子におかれましては、そろそろ時が満ちた…ということでしょうか。」

僕の父と兄が頭を垂れる。

一体何が始まるの?


「ああ。おじいさまが亡くなった13年前から、皆には苦労をかけた。」



周りには、高位貴族を中心に有力貴族の当主たち。



「………ああ、どんなにこの日を待ち焦がれてきたか。」

あそこで泣いている人たちはミラー王子の教育係だった人たちだよね?
確かグレーは、教育を受けさせてもらえなかったって聞いているけど…。


「あのバカ王子、何を教えても分からない…。学園のテストは一人だけ子どもレベルの簡単なものを出されているというのに、それも気付かない馬鹿…。」

「王太子教育どころか王子教育、いえ、通常の初等部教育すら終わっていない馬鹿!二桁の計算ができないんですよ?指が足りないから!あんなのを持ち上げなければならなかった私たちの苦痛…!」


「隠れて俺にも教育を受けさせてくれてありがとう。おかげで、俺は今すぐ陛下になっても問題がない教養を身に着けることが出来た。」


グレーは賢いって思ってたけどそうなんだ。







「王の証となる神獣は俺についている。これからはみんな自分を偽ることはない!みんな俺が守ってやる!」


いくぞ、国獲りだ!




グレーはにやりと笑った。
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