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お、私にジュエルをください
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「ねえ、ケイン。お父様たちに報告しなきゃねっ。まずは婚約者になって、ケインは王配教育も始めるでしょ。たいへんだっていうけれど、きっとケインだったら大丈夫だよ。子どもの頃から一緒に勉強してたし。それに僕も一緒に勉強するからね!」
そう言われた馬車の中。
自分の親には手紙をしたため、お城にも先触れを出して、陛下への謁見を伺い……。
「学園ももうあっという間に卒業だし、そしたら結婚したいなぁ。だってマリもアナも幸せそうだし。マリに聞いたら愛を確かめ合う行為は心身ともに満たされるんだってー!どんな感じなんだろう。楽しみだなぁ。」
「ソウデスネ…。」
煽らないでほしい。
お願いだから煽らないでほしい。
昔から距離感がバグってる、何かにつけて体にべたべた触れてくるジュエルが、お互いの気持ちを伝えあってからというもの、既に婚約者気分で抱き着いてくる。
前から抱き着かれてはいたけど、(筋肉が気持ちいいのだろうか)抱き着かれる頻度も増えたし、ずっとくっついてる。
自分のアレが反応しないようにするのがとっても大変なのだが。
城につくと、自分の両親が無の顔をして立っていた。
「おじさま、おばさま!」
「父上、母上、急ですみません…。」
「本当にもう!アイドルだったのも驚いたけれど、まさかこんな急展開なんて。薄々予感はしていたのよ。公爵家は気にしないで頂戴。貴方の妹が継ぎますからね。というか男も女もない時代だもの、当主教育も済んでいるのよ。」
母上…。そんなに分かりやすかっただろうか。
そして色々と考えていたのに、いざ陛下を前にしたら頭が空っぽになってしまった俺は、声を裏返らせて叫ぶのだった。
「お、私にジュエルをください!!!!!!」
陛下たちが優しくてよかった。
夏休み明けから婚約者として、ジュエルと学園に通うことになる。
マリとアナも早速婚約したらしいし、嵐もブルリアンと婚約したらしい。レッドは側妃になる!!と張り切っていたが、どうだろう…。
隣でほほ笑むジュエルの薬指に、自分の薬指を繋いだ。
そう言われた馬車の中。
自分の親には手紙をしたため、お城にも先触れを出して、陛下への謁見を伺い……。
「学園ももうあっという間に卒業だし、そしたら結婚したいなぁ。だってマリもアナも幸せそうだし。マリに聞いたら愛を確かめ合う行為は心身ともに満たされるんだってー!どんな感じなんだろう。楽しみだなぁ。」
「ソウデスネ…。」
煽らないでほしい。
お願いだから煽らないでほしい。
昔から距離感がバグってる、何かにつけて体にべたべた触れてくるジュエルが、お互いの気持ちを伝えあってからというもの、既に婚約者気分で抱き着いてくる。
前から抱き着かれてはいたけど、(筋肉が気持ちいいのだろうか)抱き着かれる頻度も増えたし、ずっとくっついてる。
自分のアレが反応しないようにするのがとっても大変なのだが。
城につくと、自分の両親が無の顔をして立っていた。
「おじさま、おばさま!」
「父上、母上、急ですみません…。」
「本当にもう!アイドルだったのも驚いたけれど、まさかこんな急展開なんて。薄々予感はしていたのよ。公爵家は気にしないで頂戴。貴方の妹が継ぎますからね。というか男も女もない時代だもの、当主教育も済んでいるのよ。」
母上…。そんなに分かりやすかっただろうか。
そして色々と考えていたのに、いざ陛下を前にしたら頭が空っぽになってしまった俺は、声を裏返らせて叫ぶのだった。
「お、私にジュエルをください!!!!!!」
陛下たちが優しくてよかった。
夏休み明けから婚約者として、ジュエルと学園に通うことになる。
マリとアナも早速婚約したらしいし、嵐もブルリアンと婚約したらしい。レッドは側妃になる!!と張り切っていたが、どうだろう…。
隣でほほ笑むジュエルの薬指に、自分の薬指を繋いだ。
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