義理の家族に虐げられている伯爵令息ですが、気にしてないので平気です。王子にも興味はありません。

竜鳴躍

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ロイの再教育

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「貴方ねえ、ヘタレにも程があるわよ?」

「チ○チ○ついてるのか?」


気絶して起きたら、リーゼロッテ姉さまとスノー王子に囲まれてた。

シンは心配してたけど帰ってもらったらしい。

「アレみたいに下半身だらしないのもダメだし、結婚するまで婚前交渉無し、も別にいいとは思うが。お前、初夜出来るのか?」

「閨教育は受けたんでしょ?何をするのか分かるわよね?」


自分で作った犬のぬいぐるみをギュッと抱きしめる。

「私のアレをシンの体に。」

「体のどこ、か分かるか?」



えっと、えっと。

なんか足を持ってたような?

どこだ?


「ふと、もものあいだ?とか。」


「体の中に子種入れねえで、どうやって孕ます気だ。」

「ロイ、まさかあなた、赤ちゃんはキャベツ畑で産まれるとか鳥が運ぶとか思ってないわよね!」




「………………!?」




「違うの?って驚いた顔をしないでよ!あなた、何やってたのよ!」

「王子。俺たちは次代の王を産むのも大事な仕事だぞ?ましてや、公爵家の跡取りも産まないといけないんだから。」




「再教育よ!恥ずかしがらずに受けるのよ!」
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