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どぎまぎしちゃう
「さ、先生、ロイ。行きましょう?」
茂みから引っ張り出したロイのオレンジ色の髪は少し乱れて、髪や服に葉っぱがくっついている。
それをはたいて落としてあげると、ロイの目は泳いでいた。
「い、いきましょう、ってどこへ…。」
「閨の教育なんだから、寝室に決まってるでしょ?僕も閨教育は受けていないんですよね。ケインが始終家に連れ込んでよろしくやっていたので、自然と知ってますけど。でも、男で抱かれる方のことはよく知らないので、一緒に受けられると都合がいいのです。」
ええ~~~~~と、ロイがゆでだこみたいになっている。
本当にもう、かわいいなぁ。
「そういうことでしたら。」
ロッテンマイヤー様も同意する。
「シン様、ロイ様、頑張ってくださいね。」
「たくさん子どもができたらいいですね!子宝の神に祈っておきます。」
スティーブと爺やに応援されながら、僕らは寝室に来た。
「まずは風呂に入ってきます。交代でどうぞ?」
シンは当主なので、重厚な扉の落ち着いた室内に案内された。
どっしりした木でできた家具。
窓際にはテーブルと椅子があり、ベッドルームの側には、クローゼットがあった。
言われるがまま、ソファで待っていると、お風呂上がりのシンがバスローブをつけてやってきた。
こ、この下は何にもつけていない………んだよね!?
白い肌がお風呂の熱で桃色に染まっている。
今度は私が風呂に入って裸になる番。
「浴室で出して来ては行けませんよ。」
ロッテンマイヤー先生、分かってます!
うぅ。下半身がいたいよぉ。なんかパンパンになってるよぉ。
これが普通、なんだろうけど。
さっと隅々洗って浴室を出ると、シンはベッドに座って待っていた。
「なにぼーっと突っ立ってるんですか、このヘタレ王子。」
先生に叱られて、はっとなる。
「ごめん、あんまりシンが綺麗で…。ドキドキしちゃって。」
左隣に座って、とりあえず手を握る。
ロッテンマイヤー先生に、右手を彼の腰に回すよう矯正された。
シンがじっと僕を見てる。
キス、待ってるのかな…。
すっごくがんばって、ちゅって軽いキスを。
唇に初めて、やった。
茂みから引っ張り出したロイのオレンジ色の髪は少し乱れて、髪や服に葉っぱがくっついている。
それをはたいて落としてあげると、ロイの目は泳いでいた。
「い、いきましょう、ってどこへ…。」
「閨の教育なんだから、寝室に決まってるでしょ?僕も閨教育は受けていないんですよね。ケインが始終家に連れ込んでよろしくやっていたので、自然と知ってますけど。でも、男で抱かれる方のことはよく知らないので、一緒に受けられると都合がいいのです。」
ええ~~~~~と、ロイがゆでだこみたいになっている。
本当にもう、かわいいなぁ。
「そういうことでしたら。」
ロッテンマイヤー様も同意する。
「シン様、ロイ様、頑張ってくださいね。」
「たくさん子どもができたらいいですね!子宝の神に祈っておきます。」
スティーブと爺やに応援されながら、僕らは寝室に来た。
「まずは風呂に入ってきます。交代でどうぞ?」
シンは当主なので、重厚な扉の落ち着いた室内に案内された。
どっしりした木でできた家具。
窓際にはテーブルと椅子があり、ベッドルームの側には、クローゼットがあった。
言われるがまま、ソファで待っていると、お風呂上がりのシンがバスローブをつけてやってきた。
こ、この下は何にもつけていない………んだよね!?
白い肌がお風呂の熱で桃色に染まっている。
今度は私が風呂に入って裸になる番。
「浴室で出して来ては行けませんよ。」
ロッテンマイヤー先生、分かってます!
うぅ。下半身がいたいよぉ。なんかパンパンになってるよぉ。
これが普通、なんだろうけど。
さっと隅々洗って浴室を出ると、シンはベッドに座って待っていた。
「なにぼーっと突っ立ってるんですか、このヘタレ王子。」
先生に叱られて、はっとなる。
「ごめん、あんまりシンが綺麗で…。ドキドキしちゃって。」
左隣に座って、とりあえず手を握る。
ロッテンマイヤー先生に、右手を彼の腰に回すよう矯正された。
シンがじっと僕を見てる。
キス、待ってるのかな…。
すっごくがんばって、ちゅって軽いキスを。
唇に初めて、やった。
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