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本編
ハッピーエンドver
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告白が成功した場合です
「こんにちは」
千尋は笑顔でキューピッド部の部室へと
やってきた
「久しぶり。3日ぶりか?」
「そうですね。三連休はさみましたしね」
「久しぶり、難波くん。その表情から見るに告白は成功したかな?」
「はい!おかげさまで浅沼先輩と無事付き合うことができました!」
千尋は嬉しそうな笑顔で報告した
「それは良かった」
青木や普はカップルおめでとうの看板を掲げたり拍手をした
「僕たちは部活動をしたまでさ。でも報酬はもらうよ」
「はい、この部活の部員になるって話ですよね」
「おい。キューピッドの矢は撃ってないだろ。その報酬はおかしいって」
可愛い後輩が自分のようにこき使われたくない普は反論をした
「キューピッドの仕事はしたんだ」
「そうですよ。それに、私も人の恋を応援したいです」
「写真部はどうすんだよ」
「今さっき、写真部に退部届、出してきました」
そういって千尋は退部届の証明書を見せた
「行動が早いな。うちの部活にふさわしい人材だ」
「そうだね。…本人が望んでいるんだ。良いだろう?八木くん」
自分以外が千尋の入部に賛成した状況に普は観念した
「…分かりましたよ!ようこそ難波。恋のキューピッド部へ」
「はい!」
「ちょっと、部長は僕だよ。勝手に仕切らないでくれるかな?」
少しお怒りの環
「まあまあ。もちでもついて、落ち着けよ」
「「「……」」」
「つかないのか?じゃ俺がつくとしよう!」
青木はどこからか臼と杵を持ってきて餅をつき始めた
少しずつ笑顔になり笑い始めた
「楽しいな!これ!」
気まずい雰囲気につつまれている
「…それじゃあ、この部の説明をしようか。此処は『恋のキューピッド部』その名の通り、恋の願いを叶える部活さ。改めて部員の紹介をしよう。まず、部長の中川環。次に副部長の青木さくら。最後に雑用係の八木普だ。」
「雑用係じゃなくてぶ・い・んだ!何度言えばわかるんだ!」
「細かいことは気にするな。そして、君が記念すべき4人目の部員だ。ニャンコくん。」
普が千尋に近づき、肩を掴んだ
「難波、先輩として言っておく。こういうのははっきり否定しとかないとずっとそう言われるからな」
普は凄んでいるが環はいつも通りである
「しつこい男はモテないよ」
「屁理屈女に言われたくないね」
環と普はくだらない口喧嘩をしている
そこに青木がふざけた物言いをし、よりカオスになっていった
「あっ、あの!八木先輩は男の人なんですか⁈」
「そうだよ」
「えっ、じゃあ環さんは…?」
「女だよ」
「青木さんは…?」
「俺も生物学上は女だ」
「えぇ⁈全然気づきませんでした…皆さん似合いすぎですよ!」
「嬉しいことを言ってくれるね。でも、この部活に入るにはそういった先入観は捨ててくれ。此処は多様な恋が集まるから」
「それもそうですけど!アレ?これ驚いている私がおかしいのかな」
千尋は自分の感覚と大きく違う状況にこんらんをしていた
「まぁ、落ち着いてくれ。君の仕事内容を伝えたい。」
「はい…」
「切り替え早いな」
千尋の切り替えの早さに思わずつっこんでしまった
環と千尋は気にせず話を続けた
「それで、難波くんの仕事は宣伝と情報収集だ。君の周りの人たちも使って情報を集めてくれたまえ」
「宣伝と情報収集ですね!分かりました」
「良かったな。良い仕事もらえて」
「はい!」
「じゃあ、よろしくな。難波」
「よろしくお願いします!」
千尋は時計を見て
「すみません。浅沼先輩と待ち合わせしているので私はこれで失礼します」
千尋は恋人の元に向かった
千尋の姿が見えなくなったのを確認してから普は今まで気になっていたことを環に質問した
「そういえば、あの噂流したのお前だろ?環」
「あの噂?」
「難波が同性愛者だっていう噂!」
「さぁ、どうだろうねぇ」
「絶対、お前だろ!」
「普。残念だが、証拠がない以上こいつを問いただすことはできないぞ。そういう奴だからな。環は」
青木にそう言われ普は無理やり納得することにした
「...はぁ、まぁいっか。その噂のおかげで難波は浅沼に告白できたんだし。」
「そうだよ。たとえ僕が噂を流したとしても、
それはキューピッドの仕事をしたまでさ」
「あっ!認めたな!」
「たとえばの話だよ。そんなんだからモテないんだよ君は」
「恋人から好かれていたらいいんで大丈夫です」
「惚気だ~。聞きまして奥様。恋人から好かれていたらいいんですって」
「ええ。聞きましてよ、奥様。随分イケメンな回答ですこと。」
「お前ら~!!」
普は2人にからかわれて怒りをあらわにしている
キューピッド部の日常である
日が暮れて最終下校時間の音楽がなりそうなそんな時間
環はキューピッド部にいた
そこに浅沼が入ってきた
「たーまきくんっ」
「"たーまきくんっ”じゃないよ浅沼くん。結構大変だったからね、噂を流すの」
「分かってますって。はい、追加の報酬とプラスで口止め料」
浅沼は環に紙袋を渡した
受け取った環は中身を確認した
「こんな簡単なもので僕が満足すると思ったのかい?まぁ、お菓子に罪はないから喜んで喜んでもらうけど」
「にしても、千尋。あんな奥手だとはな~。おかげでこんなに時間がかかっちゃった」
「僕としては部員が1人増えてありがたいけどね」
「でも、こんなリスクがあることまで手に入れたんだ。絶対手放さないよ。それこそ一生」
環の話を聞かず千尋から貰ったストラップを握りしめる浅沼に環はため息をついた
「全く…難波くんが可哀想に思えてくるよ。恋人がこんなヤバいやつだとは知らないで付き合ってんだから」
「千尋には黙っといてよ。そのための口止め料なんだから」
嘘を隠す子供の様な浅沼の姿に環はまたため息をついた
「僕が黙っておいたとして、束縛とかして好感度下げたら意味ないからね。キューピッドの矢は万能じゃないからね」
「はいはい」
「それじゃあ、そろそろ僕は行くから。きちんと難波くんを幸せにしてくれよ」
そう言って環は部室から出ていった
「…幸せにするよ。…私から逃げない限りはね。やっぱりキューピッドに頼むのが一番恋叶うな~」
浅沼もストラップを抱きしめ部室から出ていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後の放送が鳴る時
教室で二人の生徒は噂をしていた
なぁ、知ってるか?この学校のとある部活に恋の願いを叶えるキューピッドがいるらしいんだ
それは本当なのか?
本当さ。実際に恋を叶えてもらったやつもいるんだ
へー。それでその部活はどこにあるんだ?
確か、旧校舎の音楽室にあるらしいぞ
環が教室に入るが誰も気づくことがない
環が手を挙げると音がなくなった
「この学校には恋を叶えるキューピッドがいる。この噂の真偽が気になる者、恋を叶えて欲しい者はぜひ訪ねてきてくれ。どんな手段を使っても恋を叶えて差し上げよう。君の恋を叶えた暁にはこちらのお願いを一つ、聞いてもらうけどね」
環がいなくなると何事も無かったかのように話し声や下校の音楽が聞こえ始めた
「こんにちは」
千尋は笑顔でキューピッド部の部室へと
やってきた
「久しぶり。3日ぶりか?」
「そうですね。三連休はさみましたしね」
「久しぶり、難波くん。その表情から見るに告白は成功したかな?」
「はい!おかげさまで浅沼先輩と無事付き合うことができました!」
千尋は嬉しそうな笑顔で報告した
「それは良かった」
青木や普はカップルおめでとうの看板を掲げたり拍手をした
「僕たちは部活動をしたまでさ。でも報酬はもらうよ」
「はい、この部活の部員になるって話ですよね」
「おい。キューピッドの矢は撃ってないだろ。その報酬はおかしいって」
可愛い後輩が自分のようにこき使われたくない普は反論をした
「キューピッドの仕事はしたんだ」
「そうですよ。それに、私も人の恋を応援したいです」
「写真部はどうすんだよ」
「今さっき、写真部に退部届、出してきました」
そういって千尋は退部届の証明書を見せた
「行動が早いな。うちの部活にふさわしい人材だ」
「そうだね。…本人が望んでいるんだ。良いだろう?八木くん」
自分以外が千尋の入部に賛成した状況に普は観念した
「…分かりましたよ!ようこそ難波。恋のキューピッド部へ」
「はい!」
「ちょっと、部長は僕だよ。勝手に仕切らないでくれるかな?」
少しお怒りの環
「まあまあ。もちでもついて、落ち着けよ」
「「「……」」」
「つかないのか?じゃ俺がつくとしよう!」
青木はどこからか臼と杵を持ってきて餅をつき始めた
少しずつ笑顔になり笑い始めた
「楽しいな!これ!」
気まずい雰囲気につつまれている
「…それじゃあ、この部の説明をしようか。此処は『恋のキューピッド部』その名の通り、恋の願いを叶える部活さ。改めて部員の紹介をしよう。まず、部長の中川環。次に副部長の青木さくら。最後に雑用係の八木普だ。」
「雑用係じゃなくてぶ・い・んだ!何度言えばわかるんだ!」
「細かいことは気にするな。そして、君が記念すべき4人目の部員だ。ニャンコくん。」
普が千尋に近づき、肩を掴んだ
「難波、先輩として言っておく。こういうのははっきり否定しとかないとずっとそう言われるからな」
普は凄んでいるが環はいつも通りである
「しつこい男はモテないよ」
「屁理屈女に言われたくないね」
環と普はくだらない口喧嘩をしている
そこに青木がふざけた物言いをし、よりカオスになっていった
「あっ、あの!八木先輩は男の人なんですか⁈」
「そうだよ」
「えっ、じゃあ環さんは…?」
「女だよ」
「青木さんは…?」
「俺も生物学上は女だ」
「えぇ⁈全然気づきませんでした…皆さん似合いすぎですよ!」
「嬉しいことを言ってくれるね。でも、この部活に入るにはそういった先入観は捨ててくれ。此処は多様な恋が集まるから」
「それもそうですけど!アレ?これ驚いている私がおかしいのかな」
千尋は自分の感覚と大きく違う状況にこんらんをしていた
「まぁ、落ち着いてくれ。君の仕事内容を伝えたい。」
「はい…」
「切り替え早いな」
千尋の切り替えの早さに思わずつっこんでしまった
環と千尋は気にせず話を続けた
「それで、難波くんの仕事は宣伝と情報収集だ。君の周りの人たちも使って情報を集めてくれたまえ」
「宣伝と情報収集ですね!分かりました」
「良かったな。良い仕事もらえて」
「はい!」
「じゃあ、よろしくな。難波」
「よろしくお願いします!」
千尋は時計を見て
「すみません。浅沼先輩と待ち合わせしているので私はこれで失礼します」
千尋は恋人の元に向かった
千尋の姿が見えなくなったのを確認してから普は今まで気になっていたことを環に質問した
「そういえば、あの噂流したのお前だろ?環」
「あの噂?」
「難波が同性愛者だっていう噂!」
「さぁ、どうだろうねぇ」
「絶対、お前だろ!」
「普。残念だが、証拠がない以上こいつを問いただすことはできないぞ。そういう奴だからな。環は」
青木にそう言われ普は無理やり納得することにした
「...はぁ、まぁいっか。その噂のおかげで難波は浅沼に告白できたんだし。」
「そうだよ。たとえ僕が噂を流したとしても、
それはキューピッドの仕事をしたまでさ」
「あっ!認めたな!」
「たとえばの話だよ。そんなんだからモテないんだよ君は」
「恋人から好かれていたらいいんで大丈夫です」
「惚気だ~。聞きまして奥様。恋人から好かれていたらいいんですって」
「ええ。聞きましてよ、奥様。随分イケメンな回答ですこと。」
「お前ら~!!」
普は2人にからかわれて怒りをあらわにしている
キューピッド部の日常である
日が暮れて最終下校時間の音楽がなりそうなそんな時間
環はキューピッド部にいた
そこに浅沼が入ってきた
「たーまきくんっ」
「"たーまきくんっ”じゃないよ浅沼くん。結構大変だったからね、噂を流すの」
「分かってますって。はい、追加の報酬とプラスで口止め料」
浅沼は環に紙袋を渡した
受け取った環は中身を確認した
「こんな簡単なもので僕が満足すると思ったのかい?まぁ、お菓子に罪はないから喜んで喜んでもらうけど」
「にしても、千尋。あんな奥手だとはな~。おかげでこんなに時間がかかっちゃった」
「僕としては部員が1人増えてありがたいけどね」
「でも、こんなリスクがあることまで手に入れたんだ。絶対手放さないよ。それこそ一生」
環の話を聞かず千尋から貰ったストラップを握りしめる浅沼に環はため息をついた
「全く…難波くんが可哀想に思えてくるよ。恋人がこんなヤバいやつだとは知らないで付き合ってんだから」
「千尋には黙っといてよ。そのための口止め料なんだから」
嘘を隠す子供の様な浅沼の姿に環はまたため息をついた
「僕が黙っておいたとして、束縛とかして好感度下げたら意味ないからね。キューピッドの矢は万能じゃないからね」
「はいはい」
「それじゃあ、そろそろ僕は行くから。きちんと難波くんを幸せにしてくれよ」
そう言って環は部室から出ていった
「…幸せにするよ。…私から逃げない限りはね。やっぱりキューピッドに頼むのが一番恋叶うな~」
浅沼もストラップを抱きしめ部室から出ていった
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放課後の放送が鳴る時
教室で二人の生徒は噂をしていた
なぁ、知ってるか?この学校のとある部活に恋の願いを叶えるキューピッドがいるらしいんだ
それは本当なのか?
本当さ。実際に恋を叶えてもらったやつもいるんだ
へー。それでその部活はどこにあるんだ?
確か、旧校舎の音楽室にあるらしいぞ
環が教室に入るが誰も気づくことがない
環が手を挙げると音がなくなった
「この学校には恋を叶えるキューピッドがいる。この噂の真偽が気になる者、恋を叶えて欲しい者はぜひ訪ねてきてくれ。どんな手段を使っても恋を叶えて差し上げよう。君の恋を叶えた暁にはこちらのお願いを一つ、聞いてもらうけどね」
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