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第6話
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「お続けくださいだと!
お前みたいな淫乱メイドが履く言葉は違うだろう!
教えたとおりにさえずれよ、この雌豚!」
すぐさま、男の叱責する声が続いた。そして再び尻をブツ男が響いた。
「ああっ! お待ちください、ご主人様!」
そう慌てて叫んだ後、女は観念した様にその頭をうなだれると小さく言った。
「こんなふしだらでイヤラシイ私めにどうかお情けをくださいまし。
もっともっと私めを気持ち良くしてくださいまし。
お願いします、ご主人様……」
そして、女は自らの誘う様にその腰をくねくねと動かし始めた。うなだれた女の閉じられた目から一粒涙がこぼれ落ちた。その言葉は、言葉の示す意味とは裏腹な喉の奥から絞り出される様な苦し気な物だった。そしてその女の声とみだらに動き出した腰つきを見た男の顔に勝ち誇った様な表情が浮かんだ。
その時だった。突然、部屋の扉をノックする音が響いた。
男は反射的に腰を一度引いて自身の凶器を女から引き抜くと場所を少しずらして力任せに再び突き立てた。
「くぅぅぅっ!」
女はシーツを強く握りしめ、思いもよらぬ場所に突き立てられた苦痛にうめき声を上げた。男は、女の苦しむ姿を堪能しながら、溜まっていたその劣情を思う存分その中へ吐き出した。
「ちょっと待ってろ!」
とりあえずは満足を得られた男はドアに向かってそう叫ぶと、捕まえていた女の腰から手を離した。突然襲って来た苦痛と長時間に渡る男からの攻めで疲れ果てていた女は、その瞬間、意識を失いばさりとベッドに落ちた。
男はそんな女を振り返ることなくベッドから降りると床に落ちていたガウンを羽織った。そして、そのまま、どかりとソファーに腰を下ろすとテーブルの上にあったデキャンターからグラスにワインをなみなみと注ぎながら声を上げた。
「入って良いぞ!」
「お取込み中の所失礼します、旦那様」
ドアの外からそう声がすると、妙に重々しいドアが開いた。そして、いかにもと言う黒燕尾服と真っ白なシャツを着た初老の痩せた執事が頭を下げつつうやうやしく部屋に入って来た。
「何事だ、ヨーゼフ?」
男はあからさまに不機嫌そうな表情を浮かべて、傍らに歩み寄って来た執事を見上げた。
「すみません、旦那様。
しかし、一刻も早く旦那様にお伝えしたい事項が発生しまして」
「何だ?
私のお楽しみを中断させたんだ。
つまらぬ事なら、例えお前とは言えタダでは済まさんぞ」
そう言って男の耳元に顔を寄せて来た執事に男は耳を貸しながらもそう釘を刺した。すると執事は男の耳元で何事か小声で囁いた。
「何! それは間違いないのか?」
不機嫌そうだった男の顔が一瞬でぱぁっと明るくなった。
「はい、酒場の女将からの連絡で、
もうすぐ、こちらへ来るとの事です」
執事は男の耳元から顔を離すとそう言って表情を変えずに頭を下げた。
「分かった。すぐに私も出迎えの用意をする。
もし早めに来たら丁重にもてなして待たせておけ」
男はそう言って立ち上がると、喜び勇んで身支度を整える為に浴室へと歩き始めた。そしてその途中で何かに気がつき、執事を振り返って言った。
「その女は地下の牢へ戻しておけ。
そして、淫虫どもでもけしかけておけ。
思ったよりしぶとい女だ。
私、直々に調教を続けたいが、
新しいおもちゃの方で忙しくなりそうだからな」
男はそう言い終わると下卑た笑いをその口元に浮かべた。主のその言葉に執事はベッドの上で気を失っている女はちらりと見た。女は依然、意識を取り戻す様子もなく死んだ様にベッドに横たわったままだった。
お前みたいな淫乱メイドが履く言葉は違うだろう!
教えたとおりにさえずれよ、この雌豚!」
すぐさま、男の叱責する声が続いた。そして再び尻をブツ男が響いた。
「ああっ! お待ちください、ご主人様!」
そう慌てて叫んだ後、女は観念した様にその頭をうなだれると小さく言った。
「こんなふしだらでイヤラシイ私めにどうかお情けをくださいまし。
もっともっと私めを気持ち良くしてくださいまし。
お願いします、ご主人様……」
そして、女は自らの誘う様にその腰をくねくねと動かし始めた。うなだれた女の閉じられた目から一粒涙がこぼれ落ちた。その言葉は、言葉の示す意味とは裏腹な喉の奥から絞り出される様な苦し気な物だった。そしてその女の声とみだらに動き出した腰つきを見た男の顔に勝ち誇った様な表情が浮かんだ。
その時だった。突然、部屋の扉をノックする音が響いた。
男は反射的に腰を一度引いて自身の凶器を女から引き抜くと場所を少しずらして力任せに再び突き立てた。
「くぅぅぅっ!」
女はシーツを強く握りしめ、思いもよらぬ場所に突き立てられた苦痛にうめき声を上げた。男は、女の苦しむ姿を堪能しながら、溜まっていたその劣情を思う存分その中へ吐き出した。
「ちょっと待ってろ!」
とりあえずは満足を得られた男はドアに向かってそう叫ぶと、捕まえていた女の腰から手を離した。突然襲って来た苦痛と長時間に渡る男からの攻めで疲れ果てていた女は、その瞬間、意識を失いばさりとベッドに落ちた。
男はそんな女を振り返ることなくベッドから降りると床に落ちていたガウンを羽織った。そして、そのまま、どかりとソファーに腰を下ろすとテーブルの上にあったデキャンターからグラスにワインをなみなみと注ぎながら声を上げた。
「入って良いぞ!」
「お取込み中の所失礼します、旦那様」
ドアの外からそう声がすると、妙に重々しいドアが開いた。そして、いかにもと言う黒燕尾服と真っ白なシャツを着た初老の痩せた執事が頭を下げつつうやうやしく部屋に入って来た。
「何事だ、ヨーゼフ?」
男はあからさまに不機嫌そうな表情を浮かべて、傍らに歩み寄って来た執事を見上げた。
「すみません、旦那様。
しかし、一刻も早く旦那様にお伝えしたい事項が発生しまして」
「何だ?
私のお楽しみを中断させたんだ。
つまらぬ事なら、例えお前とは言えタダでは済まさんぞ」
そう言って男の耳元に顔を寄せて来た執事に男は耳を貸しながらもそう釘を刺した。すると執事は男の耳元で何事か小声で囁いた。
「何! それは間違いないのか?」
不機嫌そうだった男の顔が一瞬でぱぁっと明るくなった。
「はい、酒場の女将からの連絡で、
もうすぐ、こちらへ来るとの事です」
執事は男の耳元から顔を離すとそう言って表情を変えずに頭を下げた。
「分かった。すぐに私も出迎えの用意をする。
もし早めに来たら丁重にもてなして待たせておけ」
男はそう言って立ち上がると、喜び勇んで身支度を整える為に浴室へと歩き始めた。そしてその途中で何かに気がつき、執事を振り返って言った。
「その女は地下の牢へ戻しておけ。
そして、淫虫どもでもけしかけておけ。
思ったよりしぶとい女だ。
私、直々に調教を続けたいが、
新しいおもちゃの方で忙しくなりそうだからな」
男はそう言い終わると下卑た笑いをその口元に浮かべた。主のその言葉に執事はベッドの上で気を失っている女はちらりと見た。女は依然、意識を取り戻す様子もなく死んだ様にベッドに横たわったままだった。
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