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【特別編】陽葵と理玖〜溺愛する者〜(2)
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やっぱり圭哉との付き合いは長いせいか俺のことは手に取るように分かるみたいだ。
まるで俺の思考を読んでいるかのようにすべて当てられた。
「すみません、僕までお邪魔してしまって」
「横山くんもいらっしゃい。陽葵ちゃんも待ってるよ」
2人の手には何か大量の紙袋がぶら下がっていた。
それ持ちながらまずは手洗いうがいをしてもらう。
そしてリビングに顔を出すと陽菜を抱っこしながら陽葵ちゃんが笑顔で迎えてくれた。
陽葵ちゃんは母親の表情をしつつも、圭哉たちを見た途端、無邪気な笑顔を見せる。
「笠井さん、蓮くん!待ってました」
「お~お邪魔するな」
「こんにちは陽葵さん」
「なんかすごい荷物ですね」
「あーこれはな⋯⋯」
圭哉はたくさん持つ紙袋の1つから何やらガサゴソと取り出す。
それは某有名なキャラクターが書かれたおもちゃだった。
次々と床に広がっていく大量のおもちゃに陽菜の目はキラキラしている。
その様子を驚きながら見つめる陽葵ちゃん。
「え、あの笠井さん⋯⋯」
「気づいたらこんな量になってたわ」
恥ずかしそうに頭を搔く圭哉の耳は少しだけ赤くなっているようにも見えた。
あの口の悪い圭哉が陽菜のためにこのおもちゃたちを買っていたと思うと思わずニヤニヤしてしまう。
「おいニヤニヤすんな理玖」
「いやだって圭哉。これ全部買ってきてくれたんでしょ?」
「悪ぃかよ⋯⋯」
「全然!俺らの娘をこんなふうに可愛がってくれて最高に嬉しいよ~」
不貞腐れたように唇を少しだけ尖らす圭哉の首元に腕を回す。
ウザそうに不機嫌さを出しながら眉間に皺を寄せるものの、振りほどこうとしないところが可愛いところだ。
まさか圭哉がこんなふうに陽菜を甘やかすとは思っていなかった。
意外な一面を見てしまい笑みがこぼれる。
「ちなみに蓮くんそれは⋯⋯」
「はい。僕もいっぱい買ってきちゃいました」
ごく当たり前のように横山くんが持つ紙袋からも大量のお菓子やおもちゃが出てきた。
どんだけうちの娘に甘いんだこの大人たちは。
さすがの陽葵ちゃんも驚いたように目を見開いて固まっている。
この空間で陽菜だけが楽しんでいるようだ。
「あの、ごめんなさい2人とも。こんなに買ってきてもらってしまって⋯」
「いや、これは俺らが勝手にやったことだから気にすんな」
「僕も好きでやってるので」
陽菜を甘やかすのは俺や陽葵ちゃんだけでなく、周りにいる大人たちがみんな同じようだ。
そんな中、陽菜がちょこちょこと2人に近づく。
見上げながらジーッと見つめられた圭哉と横山くんは陽菜に目線を合わせるようにしゃがみ込んだ。
すると陽菜は小さな手を広げて圭哉にぎゅうと抱きつく。
そして離れたかと思えば今度は横山くんにも同じように抱き着いた。
その様子を大の大人たちがポカンと見つめていると陽菜の元気な声が聞こえる。
「けーやにいちゃ、れんにいちゃ!あいがと!」
「⋯っ!!」
「うっ⋯!!」
「おもちゃいっぱい!おかしゃ、あそぶー!」
圭哉と横山くんはそれぞれ頭を抱えて陽菜からの言葉を噛み締めているようだった。
誰もが陽菜の可愛さにメロメロになっているようだ。
「今の⋯心臓にきました。なんですかあの可愛さは。子供って問答無用で癒しですね」
「とても理玖の娘だとは思えねぇ。なんてできた娘なんだ。百瀬の育て方が上手だからだな」
「ほんと俺らの娘可愛すぎない?!天使だよね?それで見て!その天使が2人あんなふうに遊んでるなんて、もう昇天しそうなんだけど」
陽葵ちゃんと陽菜が楽しそうにおもちゃで遊ぶ姿を俺たちは3人並んで見つめる。
2人の視線はとても柔らかく、ほんわかとした時間が流れた。
「親バカ炸裂してんな理玖」
「仕方なくない?あんな可愛い娘なんだもん。でも圭哉や横山くんにまであんなふうに懐くなんて、なんか複雑」
「相変わらずですね四ノ宮さん。パパになっても変わらなくて安心します」
陽菜はいろんな人に愛されて育つんだろう。
もちろん俺たちは当然のこと、俺たちの周りにいるみんなからの愛情も受けながら育つこの子は将来どんな大人になるのか。
今からすごく楽しみだ。
陽葵ちゃんに似て一生懸命で素直な子に育ってくれたら嬉しい。
「あんまり過保護になりすぎて嫌われねぇようにな」
「大丈夫だし!すげー仲良い親子になるから」
「父親との関係ってほんと幼少期からの関わり方で変わりますからね」
「横山くんが言うとほんと冗談に聞こえないから笑えないんだけど」
俺はこれからも2人の1番近くで甘やかす役割を担っていきたい。
たっぷりの俺たちからの愛情を一身に受けて陽菜が成長していく姿を陽葵ちゃんと2人で見届けるのが今から楽しみだ。
最愛の陽葵ちゃんとそして俺たちの娘である陽菜と、2人の天使を甘やかすのが俺の究極の癒し。
俺たち家族の軌跡は始まったばかりだ。
END.
まるで俺の思考を読んでいるかのようにすべて当てられた。
「すみません、僕までお邪魔してしまって」
「横山くんもいらっしゃい。陽葵ちゃんも待ってるよ」
2人の手には何か大量の紙袋がぶら下がっていた。
それ持ちながらまずは手洗いうがいをしてもらう。
そしてリビングに顔を出すと陽菜を抱っこしながら陽葵ちゃんが笑顔で迎えてくれた。
陽葵ちゃんは母親の表情をしつつも、圭哉たちを見た途端、無邪気な笑顔を見せる。
「笠井さん、蓮くん!待ってました」
「お~お邪魔するな」
「こんにちは陽葵さん」
「なんかすごい荷物ですね」
「あーこれはな⋯⋯」
圭哉はたくさん持つ紙袋の1つから何やらガサゴソと取り出す。
それは某有名なキャラクターが書かれたおもちゃだった。
次々と床に広がっていく大量のおもちゃに陽菜の目はキラキラしている。
その様子を驚きながら見つめる陽葵ちゃん。
「え、あの笠井さん⋯⋯」
「気づいたらこんな量になってたわ」
恥ずかしそうに頭を搔く圭哉の耳は少しだけ赤くなっているようにも見えた。
あの口の悪い圭哉が陽菜のためにこのおもちゃたちを買っていたと思うと思わずニヤニヤしてしまう。
「おいニヤニヤすんな理玖」
「いやだって圭哉。これ全部買ってきてくれたんでしょ?」
「悪ぃかよ⋯⋯」
「全然!俺らの娘をこんなふうに可愛がってくれて最高に嬉しいよ~」
不貞腐れたように唇を少しだけ尖らす圭哉の首元に腕を回す。
ウザそうに不機嫌さを出しながら眉間に皺を寄せるものの、振りほどこうとしないところが可愛いところだ。
まさか圭哉がこんなふうに陽菜を甘やかすとは思っていなかった。
意外な一面を見てしまい笑みがこぼれる。
「ちなみに蓮くんそれは⋯⋯」
「はい。僕もいっぱい買ってきちゃいました」
ごく当たり前のように横山くんが持つ紙袋からも大量のお菓子やおもちゃが出てきた。
どんだけうちの娘に甘いんだこの大人たちは。
さすがの陽葵ちゃんも驚いたように目を見開いて固まっている。
この空間で陽菜だけが楽しんでいるようだ。
「あの、ごめんなさい2人とも。こんなに買ってきてもらってしまって⋯」
「いや、これは俺らが勝手にやったことだから気にすんな」
「僕も好きでやってるので」
陽菜を甘やかすのは俺や陽葵ちゃんだけでなく、周りにいる大人たちがみんな同じようだ。
そんな中、陽菜がちょこちょこと2人に近づく。
見上げながらジーッと見つめられた圭哉と横山くんは陽菜に目線を合わせるようにしゃがみ込んだ。
すると陽菜は小さな手を広げて圭哉にぎゅうと抱きつく。
そして離れたかと思えば今度は横山くんにも同じように抱き着いた。
その様子を大の大人たちがポカンと見つめていると陽菜の元気な声が聞こえる。
「けーやにいちゃ、れんにいちゃ!あいがと!」
「⋯っ!!」
「うっ⋯!!」
「おもちゃいっぱい!おかしゃ、あそぶー!」
圭哉と横山くんはそれぞれ頭を抱えて陽菜からの言葉を噛み締めているようだった。
誰もが陽菜の可愛さにメロメロになっているようだ。
「今の⋯心臓にきました。なんですかあの可愛さは。子供って問答無用で癒しですね」
「とても理玖の娘だとは思えねぇ。なんてできた娘なんだ。百瀬の育て方が上手だからだな」
「ほんと俺らの娘可愛すぎない?!天使だよね?それで見て!その天使が2人あんなふうに遊んでるなんて、もう昇天しそうなんだけど」
陽葵ちゃんと陽菜が楽しそうにおもちゃで遊ぶ姿を俺たちは3人並んで見つめる。
2人の視線はとても柔らかく、ほんわかとした時間が流れた。
「親バカ炸裂してんな理玖」
「仕方なくない?あんな可愛い娘なんだもん。でも圭哉や横山くんにまであんなふうに懐くなんて、なんか複雑」
「相変わらずですね四ノ宮さん。パパになっても変わらなくて安心します」
陽菜はいろんな人に愛されて育つんだろう。
もちろん俺たちは当然のこと、俺たちの周りにいるみんなからの愛情も受けながら育つこの子は将来どんな大人になるのか。
今からすごく楽しみだ。
陽葵ちゃんに似て一生懸命で素直な子に育ってくれたら嬉しい。
「あんまり過保護になりすぎて嫌われねぇようにな」
「大丈夫だし!すげー仲良い親子になるから」
「父親との関係ってほんと幼少期からの関わり方で変わりますからね」
「横山くんが言うとほんと冗談に聞こえないから笑えないんだけど」
俺はこれからも2人の1番近くで甘やかす役割を担っていきたい。
たっぷりの俺たちからの愛情を一身に受けて陽菜が成長していく姿を陽葵ちゃんと2人で見届けるのが今から楽しみだ。
最愛の陽葵ちゃんとそして俺たちの娘である陽菜と、2人の天使を甘やかすのが俺の究極の癒し。
俺たち家族の軌跡は始まったばかりだ。
END.
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読み応えたっぷり、あまあまで
本編も番外編も
とても面白かったです!
すみません〜(^_^;)
読み始めたばかりの者です
3話くらいのシステムエンジニアと
プログラマの仕事の説明ですが、
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勿論開発もするシステムエンジニアは
いると思いますが、
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細かい事ですみません