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真実は夢の中
真実は夢の中2
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「………。あらあら、なんて可愛い子なんでしょ?イリアのお友達?」
優しそうで綺麗なお姉さんが、最初にブツブツ何か言った後、屈んで俺の頭をなでてくれた。
「はじめてじゃないか!イリアがお友達を連れてくるなんて!!」
イケメンのお兄さんがイリアを抱きかかえて、ぐるぐると周りながら喜んでいる。
「えへへへへ。ヤマトって言うのよ。」
「はじめまして、ヤマトです。お兄さん。お姉さん。」
イリアの言葉の後に僕は頭を下げる。
「あらあらあらあら~。お姉さんだなんて、嬉しいわ。でも、私はイリアのお姉さんじゃないのよ~。イリアのお母さん。」
「そうそう。俺もお兄さんじゃなくて、お父さんだ。」
え!ええ!?
わ、若い!!まだ、高校生くらいじゃないの!?
「あのね。パパ、ママ。ヤマト、迷子なんですって。今日、お家に泊めてあげたいの。いい?」
「ええ。良いわよ~。ヤマト君。お腹空いたでしょ?ご飯にしましょう。」
「わ~い。ありがとう!ママ。今日のご飯は何?」
「今日はイリアの好きな、ピチョンパサラダよ。」
「やった~!ヤマト!今日、ピチョンパサラダだって!!」
な、なんだろ?ピチョンパサラダって??サラダって野菜だよね?そんなに喜ぶ事なの??そんなに美味しいの?楽しみにしていいのかな?
僕は、泊めてもらう事も嬉しかったが、ピチョンパサラダがとても楽しみだった。
そして、待ちに待った夕食。出て来たご飯は、パンに……エビがのったサラダだった。
え?これが、ピチョンパ??エビじゃない??少し大きいけど……。
「ヤマト!ママのピチョンパサラダは、最高なんだよ?早く、食べて!!」
「う、うん!いただきます!!」
そう言い、僕はイリアに進められるまま、サラダを一口食べる。
……ん?んん??あんまり……美味しくない。エビは、そのまま焼いてるだけだし……サラダだよ?僕の嫌いなキュウリも入ってるし……。
「どう?おいしい?」
イリアは、凄い笑顔で僕にたずねる。
「う、うん!おいしい!!こんな美味しいサラダ、はじめて食べたよ!!こ、このパンはどうかな??」
話をそらすように、パンを一口食べる。
あ、あれ?!このパンは、凄く美味しい!!な、なんで?!
「パンも、凄く美味しいね!!」
「あら?そう?遠慮しないでいっぱい食べてね。ヤマト君。」
「そうだぞ。ヤマト君。いっぱい食べろ~。いっぱい。食べたら、風呂に入って、早く寝ろ~。」
「うん!早く食べて、早くお風呂に入って、早く寝る~。ねぇ、ヤマト、一緒にお風呂に入って、一緒に寝よう!!」
え?!一緒にお風呂に入って、一緒に寝るの?!
「あらあらあら。二人はすっかり仲良しね。」
「それは、許さん!!お父さん、それは許さんぞ!!一緒にお風呂は、許さん!!ヤマト君!イリアと一緒にお風呂に入りたければ、俺の屍を越えてゆけい!!」
僕の迷子初日は、こうして、慌ただしく過ぎていった。
朝起きて、朝ご飯を食べて、イリアと一緒に遊びに出掛けようとしたら。イリアのお母さんに止められた。
「ヤマト君は、お外に遊びに行くのはもう少し待ってね。イリア、先にお外で遊んでなさい。……。」
そう言い、イリアのお母さんはまたブツブツと何か言った後に頭を撫でてくれた。
「わかった~。ヤマト、早く来てね!!」
イリアはそう言い、一人で外へ遊びに行った。
どれくらい、時間は経ったのかな?まだ、僕はお外に遊びに行けない。行こうとすると、イリアのお母さんに止められるのだ。
仕方ないので、窓から外の景色を眺める。
すると、イリアの姿が見えた。砂遊びかな?まだ、一人で遊んでいるようだ。
イリア、友達居ないのかな?
すると、3人の男の子達が、イリアに近づいて来た。
よかった。イリアにも友達居た。
そう思ったのもつかの間。大声が聞こえる。
「や~い。大悪党のイリア~。今日も一人か~。」
男の子Aは言う。
「違うもん!イリア、大悪党じゃないもん!!」
一瞬にして、よかった。と思った気持ちは消えた。
「違うって何がだよ~。その真っ赤な瞳が、大悪党の証拠だろ~??」
男の子Bは、そう言う。
「違うもん!!」
「違うもんか?ウチのママが、そんなに目が赤いのは大悪党の証拠だって言ってもんね~。」
男の子Cは勝ち誇ったように言う。
「そうだよな~。ウチのパパも同じ事、言ってた~。真っ赤な目は、大悪党のしるしだって。あはははは。」
そして、男の子Aが示し合わせたように言った後、大声で笑う。
「違うもん!!」
イリアは男の子Aに掴み掛かろうとする。しかし、寸前の所で避けられる。
「ほ~ら。直ぐに、ぼうりょくを振るおうとする。やっぱり、大悪党じゃないかよ~。」
「そうだ。そうだ。大悪党じゃないか~。大悪党に近寄らせるな~。」
男の子達は口々に言い。
「大悪党は、近寄るな!!」
一人の男の子が砂を手に取り、イリアに投げつけた。それを皮切りに、男の子達はイリアに砂をかける。
「やめてよ!……やめて!!………うぁ~~~~ん!!」
イリアはたまらず、泣き出した。
ちくしょう!もう、我慢できない!!
僕は、ドアを開け、外のイリアを助けに向かおうとした。しかし……。
ドアを開けた瞬間、物凄い衝撃が僕にぶつかる。
あたたた。ドアの向こうに壁?どうなってるの?
「む?何かが当たったようじゃな。大丈夫か?」
か、壁が喋った?!
「え?あ!だ、大丈夫です!!すみません!!」
僕は壁……いや、壁さんに向かって頭を下げる。
「ほっほっほっ。よいよい。おぬし、礼儀正しい子じゃな?名前をなんと申す?」
「あっ!はい!!ヤマトです!!」
「ほお。ヤマトとな。よい名じゃな。して、そなたは、何を急いでおるのじゃ?」
あ!そうだ!!早くイリアを助けないと!!
「あの!イリアが!!友達がピンチなんです!!」
「ほう。友達とな。それならば、急がねばな。……おっと、その前に、ちょっと待て。………。」
壁さんから、手が伸びてきて、僕の頭に触る。そして、壁さんはイリアのお母さんのように、何かブツブツと言った。
「よし。これでよい。ヤマトや。イリアは、森の方へ行ったぞ。早く追いかけよ。」
壁はそう言い、僕が通れるように、どいてくれた。
「ありがとう!壁さん。」
僕は壁さんにお礼を行って、イリアを追い掛けた。
優しそうで綺麗なお姉さんが、最初にブツブツ何か言った後、屈んで俺の頭をなでてくれた。
「はじめてじゃないか!イリアがお友達を連れてくるなんて!!」
イケメンのお兄さんがイリアを抱きかかえて、ぐるぐると周りながら喜んでいる。
「えへへへへ。ヤマトって言うのよ。」
「はじめまして、ヤマトです。お兄さん。お姉さん。」
イリアの言葉の後に僕は頭を下げる。
「あらあらあらあら~。お姉さんだなんて、嬉しいわ。でも、私はイリアのお姉さんじゃないのよ~。イリアのお母さん。」
「そうそう。俺もお兄さんじゃなくて、お父さんだ。」
え!ええ!?
わ、若い!!まだ、高校生くらいじゃないの!?
「あのね。パパ、ママ。ヤマト、迷子なんですって。今日、お家に泊めてあげたいの。いい?」
「ええ。良いわよ~。ヤマト君。お腹空いたでしょ?ご飯にしましょう。」
「わ~い。ありがとう!ママ。今日のご飯は何?」
「今日はイリアの好きな、ピチョンパサラダよ。」
「やった~!ヤマト!今日、ピチョンパサラダだって!!」
な、なんだろ?ピチョンパサラダって??サラダって野菜だよね?そんなに喜ぶ事なの??そんなに美味しいの?楽しみにしていいのかな?
僕は、泊めてもらう事も嬉しかったが、ピチョンパサラダがとても楽しみだった。
そして、待ちに待った夕食。出て来たご飯は、パンに……エビがのったサラダだった。
え?これが、ピチョンパ??エビじゃない??少し大きいけど……。
「ヤマト!ママのピチョンパサラダは、最高なんだよ?早く、食べて!!」
「う、うん!いただきます!!」
そう言い、僕はイリアに進められるまま、サラダを一口食べる。
……ん?んん??あんまり……美味しくない。エビは、そのまま焼いてるだけだし……サラダだよ?僕の嫌いなキュウリも入ってるし……。
「どう?おいしい?」
イリアは、凄い笑顔で僕にたずねる。
「う、うん!おいしい!!こんな美味しいサラダ、はじめて食べたよ!!こ、このパンはどうかな??」
話をそらすように、パンを一口食べる。
あ、あれ?!このパンは、凄く美味しい!!な、なんで?!
「パンも、凄く美味しいね!!」
「あら?そう?遠慮しないでいっぱい食べてね。ヤマト君。」
「そうだぞ。ヤマト君。いっぱい食べろ~。いっぱい。食べたら、風呂に入って、早く寝ろ~。」
「うん!早く食べて、早くお風呂に入って、早く寝る~。ねぇ、ヤマト、一緒にお風呂に入って、一緒に寝よう!!」
え?!一緒にお風呂に入って、一緒に寝るの?!
「あらあらあら。二人はすっかり仲良しね。」
「それは、許さん!!お父さん、それは許さんぞ!!一緒にお風呂は、許さん!!ヤマト君!イリアと一緒にお風呂に入りたければ、俺の屍を越えてゆけい!!」
僕の迷子初日は、こうして、慌ただしく過ぎていった。
朝起きて、朝ご飯を食べて、イリアと一緒に遊びに出掛けようとしたら。イリアのお母さんに止められた。
「ヤマト君は、お外に遊びに行くのはもう少し待ってね。イリア、先にお外で遊んでなさい。……。」
そう言い、イリアのお母さんはまたブツブツと何か言った後に頭を撫でてくれた。
「わかった~。ヤマト、早く来てね!!」
イリアはそう言い、一人で外へ遊びに行った。
どれくらい、時間は経ったのかな?まだ、僕はお外に遊びに行けない。行こうとすると、イリアのお母さんに止められるのだ。
仕方ないので、窓から外の景色を眺める。
すると、イリアの姿が見えた。砂遊びかな?まだ、一人で遊んでいるようだ。
イリア、友達居ないのかな?
すると、3人の男の子達が、イリアに近づいて来た。
よかった。イリアにも友達居た。
そう思ったのもつかの間。大声が聞こえる。
「や~い。大悪党のイリア~。今日も一人か~。」
男の子Aは言う。
「違うもん!イリア、大悪党じゃないもん!!」
一瞬にして、よかった。と思った気持ちは消えた。
「違うって何がだよ~。その真っ赤な瞳が、大悪党の証拠だろ~??」
男の子Bは、そう言う。
「違うもん!!」
「違うもんか?ウチのママが、そんなに目が赤いのは大悪党の証拠だって言ってもんね~。」
男の子Cは勝ち誇ったように言う。
「そうだよな~。ウチのパパも同じ事、言ってた~。真っ赤な目は、大悪党のしるしだって。あはははは。」
そして、男の子Aが示し合わせたように言った後、大声で笑う。
「違うもん!!」
イリアは男の子Aに掴み掛かろうとする。しかし、寸前の所で避けられる。
「ほ~ら。直ぐに、ぼうりょくを振るおうとする。やっぱり、大悪党じゃないかよ~。」
「そうだ。そうだ。大悪党じゃないか~。大悪党に近寄らせるな~。」
男の子達は口々に言い。
「大悪党は、近寄るな!!」
一人の男の子が砂を手に取り、イリアに投げつけた。それを皮切りに、男の子達はイリアに砂をかける。
「やめてよ!……やめて!!………うぁ~~~~ん!!」
イリアはたまらず、泣き出した。
ちくしょう!もう、我慢できない!!
僕は、ドアを開け、外のイリアを助けに向かおうとした。しかし……。
ドアを開けた瞬間、物凄い衝撃が僕にぶつかる。
あたたた。ドアの向こうに壁?どうなってるの?
「む?何かが当たったようじゃな。大丈夫か?」
か、壁が喋った?!
「え?あ!だ、大丈夫です!!すみません!!」
僕は壁……いや、壁さんに向かって頭を下げる。
「ほっほっほっ。よいよい。おぬし、礼儀正しい子じゃな?名前をなんと申す?」
「あっ!はい!!ヤマトです!!」
「ほお。ヤマトとな。よい名じゃな。して、そなたは、何を急いでおるのじゃ?」
あ!そうだ!!早くイリアを助けないと!!
「あの!イリアが!!友達がピンチなんです!!」
「ほう。友達とな。それならば、急がねばな。……おっと、その前に、ちょっと待て。………。」
壁さんから、手が伸びてきて、僕の頭に触る。そして、壁さんはイリアのお母さんのように、何かブツブツと言った。
「よし。これでよい。ヤマトや。イリアは、森の方へ行ったぞ。早く追いかけよ。」
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「ありがとう!壁さん。」
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