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北国ダンジョンのある一時
北国ダンジョンのある一時8
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「そうだな。あれは保育園の頃かな?」
「保育園?」
「この世界には保育園ってないのか?保育園か幼稚園。小学校に上がる前の六歳までが通うんだ。」
「ございませんね。どんなに優秀でも、六歳からでございます。」
そうなのか。保育園や幼稚園はないのか。
「まあ、そこの先生だ。ひより先生。とても優しくて、美人の先生だったんだ。褒めてもらう事もあったけど、よく叱られてたな。昼寝の時間に寝付けない時は頭を撫でてくれたりもした。褒めての思い出なんて覚えていないのに、ひより先生の事だけは覚えているんだよな。先生、元気かな?」
俺がそう言い終わり、横を見るとエリはブスッとふくれていた。
な、なんでふくれてる?俺、悪いことした??
「エリ?なんでふてくされてるんだ?」
「ふてくされてなんかいませんです。ふん!」
どうしよう。なんかまた気まずくなったんだけど?そうだ。エリの初恋も聞いてみよう。
「な、なあ。エリの初恋は何時なんだ?」
ふてくされていて、答えないと思ったが。
「わ、わたくしですか?!わ、わわわたくしは、主様が初めての恋でございます。」
律儀なエリは慌てて答える。
慌てるあたり、怪しいな。
「そう言ってくれると嬉しいけど……怪しいな~。」
「ほ、本当でございます。自分でも正直、ビックリしているのでございますよ。わたくしが人を好きになる事があると思いませんでしたし……それに……。」
ん?それに??
「それに?」
「こんなに幸せだと。思える事があるなんて知りませんでした。」
エリは自分の胸に両手をあてて、幸せそうに話を続ける。
「こう……胸の奥が暖かいのです。何をするでもなく……。そう例えるなら、小さな火が灯ったかのように暖かい。主様のお顔を見れば。主様のお側に居られるなら。主様のお体に触れられるなら、その火は更に燃え上がり炎にもなります。その炎は、戦いで武勲を挙げるものとも違い。強敵に勝った時のものとも違う。優しく燃えて、それでいて、激しくわたくしを焦がすのです。」
スイッチがはいったのか、エリの言葉は止まらない。流石、猪突猛進のエルフだ。
「わたくしは、そんな感情を主様に出会う前までは知らなかった。今思えば、一目惚れだったのでございましょう。あの、初めて耳を掴まれたあの時に。それがまさか実るとは思いませんでしたけど。そして、今は家族になった……。」
高かったエリのテンションは急降下した。
「家族には、イリアが居る。ララが居る。ターニャが居る。そして、これからまた増えるかもしれません。主様は、それ程魅力的なお方。」
え?俺ってそんなに魅力的??どんだけの高評価??
「イリアには、憎めない愛嬌がございます。ララには、主様の隣に立って働ける力量がございます。ターニャは、全てにおいて完璧です。でも、わたくしには……何もない。主様のお役には立てていない。綺麗な肌も料理が出来る器用さも、愛嬌もない。」
エリは何時もの悲しそうな表情をする。
イリアは基本、ポンコツ。料理は不可能。ララは、一般的に言うと愛嬌がない。まあ、表に出にくいだけなんだけど。ターニャは、イリアの事になると周りが見えない。みんな、欠点ってあるけどな。それに、エリの接客って好評なんだけど、姉御っぽい接客。特に女性にウケてる。周りの事もよく見えてるし、エリ、良いところいっぱいあるんだけどな。自信がないって言っていたけど、自信持っていいと思う。
「エリ。エリは自信を持って良いと思う。綺麗だし。胸の傷も俺は素敵だと思う。それに、エリは役立たずなんかじゃないよ。何時も周りを気にして行動してくれているし、エリの接客は人気高いんだぞ?」
「あ、主様ぁ……。」
エリは悲しそうな表情から、一気に花が咲いたようにパッと明るくなる。
「あっ、あの……あ、主様。わ、わたくしの事。す、すすすすふっ!?好きですか?」
エリは突然、変な事を言い出した。あ、いや、変でもないのか?
しかし、俺もそんな事を言われると慌てる。
「え?!ええええ……そりゃ、す、好きだよ??」
う、うん。それは間違っていない。
「な、なら!キキキキキ、キスして下さいませ!わわわわわ、わたくしに、自信を下さいませ!!」
な、なんだ?!この急展開は?!
「え?!急に?!ど、どうした?!」
「お願いでございます!わたくしに、自信を!!か、家族ですので……や、やましい事など、なに一つございません!!」
エリは、かなりテンパっている。しかし、そうだよな。家族なんだし……いいよな?誰も居ないし……これでエリが自信を持ってくれたなら……。
「分かった。なら、キスするぞ。」
「は、はい!!ばばば、ばっちこい!!でございます!」
そう言い、エリは瞳を閉じ、俺はエリの肩を持ち、顔をエリに近づける。
そして、唇と唇が触れ合いそうになる瞬間。
ガチャ!
何か鍵を開けるような音がした後、
「やあ~。エリちゃん、ヤマトく~んとは上手くいったか………い?」
そう言い、鍵が見つからなかったドアらしき所から魔王様が中に入ってきた。そして、俺達を見て固まり、
「あっ。お邪魔したようだね。僕は外に出ているから、続きをどうぞ。」
魔王様はそう言い、外に出ようとする。しかし、
「まで!ごら~~~ぁ!!」
俺はこれが魔王様の仕組んだ事だと、瞬間に察知し、魔王様を捕まえた。
「ごめんなさい。」
「申し訳ございません!!」
冷たい凍った地面に正座させられた魔王様とエリの声は重なり、俺に謝罪する。
「なんで、こんな事をしたんですか?魔王様??」
「そ、そりゃ、悩んでいるエリちゃんを見ていたら……どうにかしてあげたいと思って……つい。」
「あ、あの、も、申し訳ありませんでした。あ、主様。魔王様はわたくしの事を思って……。」
エリは魔王様を庇おうとする。
「エリは黙ってろ!」
珍しく大声で怒鳴ったせいか、エリはビクンとして一瞬で黙る。
そう。これは、魔王様が企画した悪戯だった。『神々の気まぐれ』ではなく『魔王の悪戯』だったのだ。それも、エリが共犯の。
まあ、エリの事だから……多分、魔王様に言葉巧みに誘惑されたのだろうけど……。魔王様の言葉には時々、不思議な感覚があるもんな。逆らえなかったのかもしれない。
「君だって、いい思いはしただろ?僕の計画通りに??」
いいおもい?いいおもいって……あれか?エリの裸を見れた事か?それなら、
「それは、魔王様も見れたんじゃないですか?」
俺の答えに魔王様はキョトンとする。そして、
「ん?それは、僕が何かを見たって言うのかい??それとも、見ていたと言いたいのかい?僕はただ、ダンジョンに仕掛けをして、君達をここに落としただけだよ?二人の時間を作る為に??」
え?どういう事だ??なら、薪や物干しは??
「薪や物干しは??」
「何だい?それは??鍵が見つからないトラップは僕が仕掛けたものだけれど……それに、僕からは君達の映像とか、そんな物は見えていないよ。ここへやって来たのも時間的に君達を出す為にやって来ただけだから。」
え?なんだ??それなら、どういう事だ??
「ヤマト君……その話を詳しく聞かせてくれないかい?」
魔王様は今までになく真剣な顔で俺に言う。
「はい……実は……。」
俺が魔王様に事の顛末を話そうとした瞬間。
「ごべぇんなざい!!あるじぃざま~~!!」
エリが突然、大声で泣き始めた。まるで子供のように。
「わだぐじのごど、嫌いにならないでぐだざいまじ~~~!!」
エリは、まさにわんわんと泣く。まさか、エリがこんな風になるとは……。まさに、収拾がつかなくなるくらいだ。
それから、エリは泣くばかり。何を言っても泣くばかり、そして、糸が切れたように力が抜け、突然、眠りについた。
「ヤマト君。ここは急いで離れた方がいいかもしれない。」
「……そうですね。」
俺はエリを抱きかかえ、魔王様とダンジョンを後にした。
「保育園?」
「この世界には保育園ってないのか?保育園か幼稚園。小学校に上がる前の六歳までが通うんだ。」
「ございませんね。どんなに優秀でも、六歳からでございます。」
そうなのか。保育園や幼稚園はないのか。
「まあ、そこの先生だ。ひより先生。とても優しくて、美人の先生だったんだ。褒めてもらう事もあったけど、よく叱られてたな。昼寝の時間に寝付けない時は頭を撫でてくれたりもした。褒めての思い出なんて覚えていないのに、ひより先生の事だけは覚えているんだよな。先生、元気かな?」
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「エリ?なんでふてくされてるんだ?」
「ふてくされてなんかいませんです。ふん!」
どうしよう。なんかまた気まずくなったんだけど?そうだ。エリの初恋も聞いてみよう。
「な、なあ。エリの初恋は何時なんだ?」
ふてくされていて、答えないと思ったが。
「わ、わたくしですか?!わ、わわわたくしは、主様が初めての恋でございます。」
律儀なエリは慌てて答える。
慌てるあたり、怪しいな。
「そう言ってくれると嬉しいけど……怪しいな~。」
「ほ、本当でございます。自分でも正直、ビックリしているのでございますよ。わたくしが人を好きになる事があると思いませんでしたし……それに……。」
ん?それに??
「それに?」
「こんなに幸せだと。思える事があるなんて知りませんでした。」
エリは自分の胸に両手をあてて、幸せそうに話を続ける。
「こう……胸の奥が暖かいのです。何をするでもなく……。そう例えるなら、小さな火が灯ったかのように暖かい。主様のお顔を見れば。主様のお側に居られるなら。主様のお体に触れられるなら、その火は更に燃え上がり炎にもなります。その炎は、戦いで武勲を挙げるものとも違い。強敵に勝った時のものとも違う。優しく燃えて、それでいて、激しくわたくしを焦がすのです。」
スイッチがはいったのか、エリの言葉は止まらない。流石、猪突猛進のエルフだ。
「わたくしは、そんな感情を主様に出会う前までは知らなかった。今思えば、一目惚れだったのでございましょう。あの、初めて耳を掴まれたあの時に。それがまさか実るとは思いませんでしたけど。そして、今は家族になった……。」
高かったエリのテンションは急降下した。
「家族には、イリアが居る。ララが居る。ターニャが居る。そして、これからまた増えるかもしれません。主様は、それ程魅力的なお方。」
え?俺ってそんなに魅力的??どんだけの高評価??
「イリアには、憎めない愛嬌がございます。ララには、主様の隣に立って働ける力量がございます。ターニャは、全てにおいて完璧です。でも、わたくしには……何もない。主様のお役には立てていない。綺麗な肌も料理が出来る器用さも、愛嬌もない。」
エリは何時もの悲しそうな表情をする。
イリアは基本、ポンコツ。料理は不可能。ララは、一般的に言うと愛嬌がない。まあ、表に出にくいだけなんだけど。ターニャは、イリアの事になると周りが見えない。みんな、欠点ってあるけどな。それに、エリの接客って好評なんだけど、姉御っぽい接客。特に女性にウケてる。周りの事もよく見えてるし、エリ、良いところいっぱいあるんだけどな。自信がないって言っていたけど、自信持っていいと思う。
「エリ。エリは自信を持って良いと思う。綺麗だし。胸の傷も俺は素敵だと思う。それに、エリは役立たずなんかじゃないよ。何時も周りを気にして行動してくれているし、エリの接客は人気高いんだぞ?」
「あ、主様ぁ……。」
エリは悲しそうな表情から、一気に花が咲いたようにパッと明るくなる。
「あっ、あの……あ、主様。わ、わたくしの事。す、すすすすふっ!?好きですか?」
エリは突然、変な事を言い出した。あ、いや、変でもないのか?
しかし、俺もそんな事を言われると慌てる。
「え?!ええええ……そりゃ、す、好きだよ??」
う、うん。それは間違っていない。
「な、なら!キキキキキ、キスして下さいませ!わわわわわ、わたくしに、自信を下さいませ!!」
な、なんだ?!この急展開は?!
「え?!急に?!ど、どうした?!」
「お願いでございます!わたくしに、自信を!!か、家族ですので……や、やましい事など、なに一つございません!!」
エリは、かなりテンパっている。しかし、そうだよな。家族なんだし……いいよな?誰も居ないし……これでエリが自信を持ってくれたなら……。
「分かった。なら、キスするぞ。」
「は、はい!!ばばば、ばっちこい!!でございます!」
そう言い、エリは瞳を閉じ、俺はエリの肩を持ち、顔をエリに近づける。
そして、唇と唇が触れ合いそうになる瞬間。
ガチャ!
何か鍵を開けるような音がした後、
「やあ~。エリちゃん、ヤマトく~んとは上手くいったか………い?」
そう言い、鍵が見つからなかったドアらしき所から魔王様が中に入ってきた。そして、俺達を見て固まり、
「あっ。お邪魔したようだね。僕は外に出ているから、続きをどうぞ。」
魔王様はそう言い、外に出ようとする。しかし、
「まで!ごら~~~ぁ!!」
俺はこれが魔王様の仕組んだ事だと、瞬間に察知し、魔王様を捕まえた。
「ごめんなさい。」
「申し訳ございません!!」
冷たい凍った地面に正座させられた魔王様とエリの声は重なり、俺に謝罪する。
「なんで、こんな事をしたんですか?魔王様??」
「そ、そりゃ、悩んでいるエリちゃんを見ていたら……どうにかしてあげたいと思って……つい。」
「あ、あの、も、申し訳ありませんでした。あ、主様。魔王様はわたくしの事を思って……。」
エリは魔王様を庇おうとする。
「エリは黙ってろ!」
珍しく大声で怒鳴ったせいか、エリはビクンとして一瞬で黙る。
そう。これは、魔王様が企画した悪戯だった。『神々の気まぐれ』ではなく『魔王の悪戯』だったのだ。それも、エリが共犯の。
まあ、エリの事だから……多分、魔王様に言葉巧みに誘惑されたのだろうけど……。魔王様の言葉には時々、不思議な感覚があるもんな。逆らえなかったのかもしれない。
「君だって、いい思いはしただろ?僕の計画通りに??」
いいおもい?いいおもいって……あれか?エリの裸を見れた事か?それなら、
「それは、魔王様も見れたんじゃないですか?」
俺の答えに魔王様はキョトンとする。そして、
「ん?それは、僕が何かを見たって言うのかい??それとも、見ていたと言いたいのかい?僕はただ、ダンジョンに仕掛けをして、君達をここに落としただけだよ?二人の時間を作る為に??」
え?どういう事だ??なら、薪や物干しは??
「薪や物干しは??」
「何だい?それは??鍵が見つからないトラップは僕が仕掛けたものだけれど……それに、僕からは君達の映像とか、そんな物は見えていないよ。ここへやって来たのも時間的に君達を出す為にやって来ただけだから。」
え?なんだ??それなら、どういう事だ??
「ヤマト君……その話を詳しく聞かせてくれないかい?」
魔王様は今までになく真剣な顔で俺に言う。
「はい……実は……。」
俺が魔王様に事の顛末を話そうとした瞬間。
「ごべぇんなざい!!あるじぃざま~~!!」
エリが突然、大声で泣き始めた。まるで子供のように。
「わだぐじのごど、嫌いにならないでぐだざいまじ~~~!!」
エリは、まさにわんわんと泣く。まさか、エリがこんな風になるとは……。まさに、収拾がつかなくなるくらいだ。
それから、エリは泣くばかり。何を言っても泣くばかり、そして、糸が切れたように力が抜け、突然、眠りについた。
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