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確かなモノは闇の中……
確かなモノは闇の中……12
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叫び声がこだました後、雲で出来た椅子らしき物が突然と姿を現し、そして、その周りで一人の男が騒いでいた。
「ふぉ~!痛か~!!!ふぉ~~!!ふぉ~~~~わお!!!」
もはや、奇声と言っていいだろう。手を押さえながら、ぐるぐると転がり、悶絶している男の姿は異様その物。
「あなたは、誰です!?」
イリアはそんな男に動じず、冷静に不審者を見るような目で見据え、力強くたずねる。
「ちょっと、ちょっと待たんね。そぎゃん、大声出さんで……手に響くたい……。フーフー……。あげん全力で踏まんでまよかろうもん……。ちっと、脚ば撫でただけやのに。」
男は倒れ込んだまま、踏まれた手に息を掛けながら、イリアに言葉を返す。
「ごめんな……さい。……あの……触り方が……凄く気持ちが悪かった。」
ララはどうやら、男の痛がりようが尋常ではなかった事で罪悪感を感じたのか、謝罪した。
「フーフー。 ……まあ、しょんなかね。今回は許してやったい。」
「……うん。ごめんなさい……。」
男は更にわざとらしく踏まれた手に息を掛けながら、満足そうに言い、立ち上がり、ララはふたたび謝罪した。
流石に、この状況はおかしい。
「ちょっと待てよ!何でララが謝んないといけねえんだよ?!ララの脚を触ってきたのは、おっさんの方だろうが!?」
エリは当然のごとく、男に怒りをぶつける。
「そうだよ!謝るのは、おじさんの方なんじゃない!?」
アリシアもエリと同様に男に文句を言う。
「やかましか!もう良かろうもん!!そん娘っ子も謝っとるとやし!!終わった事ば蒸し返して……。こっだけん、エルフはいかんたい!!」
男は理不尽にキレ、更に続ける。
「それに、だいたい、お前達が悪かっやろうもん!!」
「ハア!?」
男の言葉にエリは今にもキレそうになる。しかし、男は言葉を続ける事を止めない。
「そん、ララって子以外はなんね?ホットパンツも履いとらん。短かかスカートも履いとらん。脚ば下から上まで隠して……なんね!?色気もなんもなかじゃなっか?!」
「なんですか?色気って……??なんで、私達が見知らぬあなたに色気を振りまかなければならないのですか?」
ターニャの顔にも、明らかに怒りの感情が見てとれる。
「はん!なんば言いよっとか?!色気のなかせいで、わしは痛か思いばしたとぞ。おパンテーば覗き見る事も出来んかった挙げ句に、手まで踏まれて、痛か思いばしたとぞ。脚ば撫でただけじゃ、割に合わん!!」
男は怒りに任せて、地団駄を踏む。
「なんだよ……このおっさん……。本当、訳わからないし、気持ち悪いぜ。」
エリは悪寒が走ったようで、肩をすくめた。
「こっじゃ、ヤマトもやる気にもならんよね。ヤマトもかわいそかね~。」
男の言葉にイリア達の表情が変わる。
「おじさん……今、何て言ったの?」
アリシアは男を睨み付けて問う。
「ん?ヤマトもやる気にならん。ヤマトが可哀相やと言ったんやけど?」
男はしれっと答える。
「そうじゃありませんよ……あなた、ヤマト様をご存知なのですね。」
ターニャも男を睨み付けて言う。
「そりゃ、知っとるよ。エルフ界におる人間なんてヤマトしかおらんし。それくらいは、誰でも知っとるやろ?」
男はニヤニヤとにやけながら答える。
「……そういう事を聞きたいんじゃい。マスターとあなたの関係を聞きたい。それに、ここはどこ?……あなたは、誰……?」
ララはジッと男を見つめて問う。
「ん~。そうじゃな。まずは、ここがどこか。という事に答えよか?ここはな……エルフ界の天界たい。」
男は、雲のような物で出来た椅子に座り答える。
「は!?天界だって……って事は、おっさん!!やはり!?」
エリの言葉に男は更に笑みを深め、言う。
「そぎゃん。わしは、神たい。お前らには、予想がついとったろうもん?」
「そうですね。この世界の神は、ろくな事はしませんから……それに、エリの千里眼にヤマト様の反応が無くなった事。ダンジョンに変なボタンが出来ていた事。ターニャのサーチに引っ掛からなかった事。それを考えるだけで、『普通の存在』ではない事は明らかでしたからね。失礼ですが、神の御名前は?」
イリアは努めて冷静に男に話す。
そのイリアの表情を見て、男は微笑むのを止め真顔になり答える。
「ふん。やっぱり、面白くなかね。エルフは……。からかいがいのなか!もうよか、わしの名前ね?わしの名前は『ゼウス』たい。」
「ふぉ~!痛か~!!!ふぉ~~!!ふぉ~~~~わお!!!」
もはや、奇声と言っていいだろう。手を押さえながら、ぐるぐると転がり、悶絶している男の姿は異様その物。
「あなたは、誰です!?」
イリアはそんな男に動じず、冷静に不審者を見るような目で見据え、力強くたずねる。
「ちょっと、ちょっと待たんね。そぎゃん、大声出さんで……手に響くたい……。フーフー……。あげん全力で踏まんでまよかろうもん……。ちっと、脚ば撫でただけやのに。」
男は倒れ込んだまま、踏まれた手に息を掛けながら、イリアに言葉を返す。
「ごめんな……さい。……あの……触り方が……凄く気持ちが悪かった。」
ララはどうやら、男の痛がりようが尋常ではなかった事で罪悪感を感じたのか、謝罪した。
「フーフー。 ……まあ、しょんなかね。今回は許してやったい。」
「……うん。ごめんなさい……。」
男は更にわざとらしく踏まれた手に息を掛けながら、満足そうに言い、立ち上がり、ララはふたたび謝罪した。
流石に、この状況はおかしい。
「ちょっと待てよ!何でララが謝んないといけねえんだよ?!ララの脚を触ってきたのは、おっさんの方だろうが!?」
エリは当然のごとく、男に怒りをぶつける。
「そうだよ!謝るのは、おじさんの方なんじゃない!?」
アリシアもエリと同様に男に文句を言う。
「やかましか!もう良かろうもん!!そん娘っ子も謝っとるとやし!!終わった事ば蒸し返して……。こっだけん、エルフはいかんたい!!」
男は理不尽にキレ、更に続ける。
「それに、だいたい、お前達が悪かっやろうもん!!」
「ハア!?」
男の言葉にエリは今にもキレそうになる。しかし、男は言葉を続ける事を止めない。
「そん、ララって子以外はなんね?ホットパンツも履いとらん。短かかスカートも履いとらん。脚ば下から上まで隠して……なんね!?色気もなんもなかじゃなっか?!」
「なんですか?色気って……??なんで、私達が見知らぬあなたに色気を振りまかなければならないのですか?」
ターニャの顔にも、明らかに怒りの感情が見てとれる。
「はん!なんば言いよっとか?!色気のなかせいで、わしは痛か思いばしたとぞ。おパンテーば覗き見る事も出来んかった挙げ句に、手まで踏まれて、痛か思いばしたとぞ。脚ば撫でただけじゃ、割に合わん!!」
男は怒りに任せて、地団駄を踏む。
「なんだよ……このおっさん……。本当、訳わからないし、気持ち悪いぜ。」
エリは悪寒が走ったようで、肩をすくめた。
「こっじゃ、ヤマトもやる気にもならんよね。ヤマトもかわいそかね~。」
男の言葉にイリア達の表情が変わる。
「おじさん……今、何て言ったの?」
アリシアは男を睨み付けて問う。
「ん?ヤマトもやる気にならん。ヤマトが可哀相やと言ったんやけど?」
男はしれっと答える。
「そうじゃありませんよ……あなた、ヤマト様をご存知なのですね。」
ターニャも男を睨み付けて言う。
「そりゃ、知っとるよ。エルフ界におる人間なんてヤマトしかおらんし。それくらいは、誰でも知っとるやろ?」
男はニヤニヤとにやけながら答える。
「……そういう事を聞きたいんじゃい。マスターとあなたの関係を聞きたい。それに、ここはどこ?……あなたは、誰……?」
ララはジッと男を見つめて問う。
「ん~。そうじゃな。まずは、ここがどこか。という事に答えよか?ここはな……エルフ界の天界たい。」
男は、雲のような物で出来た椅子に座り答える。
「は!?天界だって……って事は、おっさん!!やはり!?」
エリの言葉に男は更に笑みを深め、言う。
「そぎゃん。わしは、神たい。お前らには、予想がついとったろうもん?」
「そうですね。この世界の神は、ろくな事はしませんから……それに、エリの千里眼にヤマト様の反応が無くなった事。ダンジョンに変なボタンが出来ていた事。ターニャのサーチに引っ掛からなかった事。それを考えるだけで、『普通の存在』ではない事は明らかでしたからね。失礼ですが、神の御名前は?」
イリアは努めて冷静に男に話す。
そのイリアの表情を見て、男は微笑むのを止め真顔になり答える。
「ふん。やっぱり、面白くなかね。エルフは……。からかいがいのなか!もうよか、わしの名前ね?わしの名前は『ゼウス』たい。」
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