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第ニ章︙魔法都市編
古代の遺物2
しおりを挟むレオンSIDE
冒険者ギルドの執務室。
今日はギルド長デオライト様に虚偽依頼の報告をしに来たのだけど、話し合いの途中に拗ねた……怒ったダイキが勝手にどこかに行ってしまった。
ダイキはまだ子供だからかすぐ怒ったりイライラしたりだけど、すぐに忘れるので問題ないだろう。この前もおやつを買うのをうっかり忘れて、ダイキはプンプンしながら拗ねてたけど、ちょっと飴をあげたらすっかり忘れてくれてたしな。
そんなことよりも、冒険者ギルドで堂々と呼び掛けをしていた依頼人が虚偽依頼だったことのほうが疑わしい。
そもそも魔法都市なのでここの冒険者の実力も高いのは周知の事実。
それなのに隠蔽も何も使わず気づいていた……いや、認知していたのは俺とダイキだけという不思議な事が起こっていた。
しかもデオライト様が外出しているときを狙っていたらしく、まんまと一杯くわされてしまった。
ダイキのことは少しだけ心配だったけど、従魔と一緒だし大丈夫だろうと思っていた。
そう。俺はダイキの問題児具合がずば抜けていることを知っていたのに、不覚にも『大丈夫だろう』なんて世界がひっくり返ってもありえない言葉を言っていたのだ。
結果は見ての通り。
なんか凄い衝撃がして慌てて外に出てみたら結界が破壊されてるわ大神官が何やら企んでやらかしたわでもう何が何だかわからない。
状況を見る限りダイキが原因で起こったことではないらしいけど、やはり面倒事が起こった。
「皆さんには捕獲遊戯を行ってもらいます。獲物はあの黒髪の人族、期限は今日の日没まで」
飄々とした態度でダイキを指差した大神官は、微笑みながら、少しの苛つきを見せてダイキを興味深そうに見つめていた。
「……もし君の言うことを聞かなかったら?」
先にダイキのもとへたどり着いていたデオライト様が大神官に問い掛ける。
「そうですね、勿論貴方がた一人ひとり意志がありますものね。私の言うことが聞けない人もいることでしょう」
「ほう。つまり、この命令は強制ではないと」
強制じゃないと聞いて俺はホッと胸を撫で下ろす。
「はい。そういうことになりますね。まあ、日没後にあれを捕まえられなければ、貴方がたの命はありませんが」
……は?
一瞬であたりの空気が凍りついた。
つまりあの大神官は、ダイキを差し出すかお前等全員差し出すか……そう言いたいのだろう。
こうなると状況は非常にまずい方向に向かっていくのは目に見えていた。
「だから!!そのガキを渡せばいいってことだろ!
迷う余地なんかねえじゃねえかよ!」
「そうだ!どうせこのガキを渡せなかったら俺たちが死ぬ羽目になるんだぞ!」
ギャーギャーと喚く一部の冒険者とその仲間たちは、早くダイキを差し出せとデオライト様に詰め寄っているが、デオライト様はその冒険者たちを呆れたような目で見つめ、当の本人であるダイキに至っては気づいてもいない。
「お前、さすがに能天気すぎないか」
「むー……レオンよ。あのけっかい、おれでもバーンって、はじかれた。あれおかしい」
ダイキはじっと恐らく大神官が生成したであろう結界を見つめている。
確かにダイキはあらゆる魔法が無効化されるはずだから……
「あーもう!!さっさとあのガキを渡せ!いつまで待たせんだよ!」
遂に堪忍袋の尾が切れたのか一人の男が喚き散らし始める。
周りは刺すような視線で男を遠巻きにしていて、当の本人は自分が正しいと信じ込んでいるようで、自信満々にデオライト様にダイキを差し出せと怒鳴り込んだ。
「ほう。そんなにこの子を差し出したいなら差し出せばいい」
「だからなんで駄目なんだ……え?」
「ほれ、早くあの子を捕まえないか。その代わりお前の命がどうなっても知らんが」
「………。」
「従魔を殺してこの子を奪わなければならないのは当たり前だろう?そんな簡単にこの子を差し出せるのならやってみるがいい。まあ、お前には到底無理だと思うがな」
言い返せなくて急に黙り込む男達。
ダイキの従魔の凄まじさは冒険者の人達からすればもはや常識となりつつある。
行動に移せないなら最初から言うなと思うが、そんなことよりも全く気づいておらず眼中にも入れていないダイキのほうが心配なので、注意しようとダイキの肩に手をかけた。
「ちょっとダイキお前…」
「むー……おみず」
俺がダイキの肩に手を掛けると同時に、突然ダイキは魔力を放出して水の大きな塊を何十個も作り上げた。
「かたまれ」
ダイキの間の抜けた掛け声に応じて氷へと変化した水は、ダイキの意思に応じて槍のような形状になる。
突然の奇行に唖然とする周りなど気にもとめず、ダイキはのんびりとした動作で片腕を上げる。
「ほい」
天を向き一斉に結界へと放たれた巨大な氷の槍達は、結界にぶつかり凄まじい衝撃を周囲に撒き散らした。
「むむ……おかし!……ちがった、おかしいぞ!!このけっかい、まほうじゃない」
「……あ?」
魔法をぶち抜いて、その光景をじっくりと見据えながら遂に意味のわからない事を言い始めたダイキは、俺の方を振り返ると興奮したようにぴょんぴょんとその場を飛び跳ねる。
「まほうじゃない!!すごーくつよい、でも、まりょくとちがう。なんか……なんか、ちがう!!」
………はぁ。
「うん。なんか違うな。良かったな分かって。それで?お前は今からどうするんだ?」
「……?どーするって、どーする?」
いや、俺に聞くなよ。
「お前は今不特定多数の人から狙われてんだよ!それなのになんでお前がそんなに呑気なんだ!」
俺はバシッときつく言ってダイキに今の状況がどれだけ不安定なのか伝えると、ダイキは相変わらずのマイペースで全く動揺している様子を見せない。
「シルはまだちっちゃいわんこ、おれがまもらないと……」
「違う!お前が……」
「それはだーじょーぶ。おれ、まほうつかえる。………そんなよわくないし、おれつかまえよーっていってるヤツ、つかまえられない」
目を細め感情のこもらない声でそう断言したダイキは、いつもと少し雰囲気が違っていた。
……そうだ。ダイキはいつも子供らしい……ちょっと阿呆らしい挙動をしているけど、元の頭が悪いわけではないのだ。
冒険者ギルドの討伐依頼をやっているときもだけど、ダイキは魔法と弓を駆使してしっかりとサポートしてくれている。
状況判断が常に問われる後衛は難しいはずなのに、ダイキは難なく実行しているのだ。
それに、計算や暗記も俺なんかより遥かに上をいくので、恐らくダイキは『神童』と言われる部類の人だ。
だから、ダイキはこの都市の冒険者の水準と今の自分の実力を見比べて、冷静に自分の方に軍配が上がると判断して言っているのだ。
誇張でも何でもなく、ダイキは自分が強くなったことを自覚できないほどの馬鹿ではない。
全属性の魔法使いなんて、大賢者様くらいの人物じゃないとありえないくらいだし、なによりあの白い空間の件からダイキは平然と魔法を扱えるようになっていると感じる。
さっきも冒険者の魔法使い達が協力して放つ魔法を、詠唱もせず魔法陣も出さずに軽々と発動していた。
ますます俺とダイキの間に差が広まっている……どうしてもそう感じずにはいられないほど、ダイキは変貌を遂げたのだ。
ダイキの冷たい雰囲気に飲まれたのか、さっきまで騒いでいた周りの人達も押し黙って緊張した雰囲気が走った。
俺はデオライト様に助けを求めようと振り返ると、デオライト様がこっちを呆れたような目で見てくる。
俺を呆れたような目で見るはずがない……絶対ないだろう……
「あのけっかい、しらべてみないと……クロスも、たぶんきづいてる。だーじょぶだぞ」
やっぱり。
よしよしとダイキは従魔にに安心しろと言い聞かせているけど、そんないらない心配は自分に向けて欲しい。
大体その従魔が呆気なく敗北するほどの力を相手が持っているのなら、そもそもこんな紛らわしい方法を使う必要なぞないだろう。
結局、日暮れまで話し合いもなければなんの進展もなく、ダイキを追放したい少数派と他の解決策を考えようという多数派で膠着状態になっていた。
やはりダイキを味方する人がここまで多いのは、ダイキの人柄のおかげだろう。
「ねーねーギルドちょー。あのさ、あのけっかい、もっかいだけまほうやっていい?」
「駄目に決まっているではないか」
「いっかいだけ!そのいっかいで、こわすから!!」
とっくにこの状況に飽きてしまったダイキは、フラフラと結界の方へ行こうとしギルド長に捕獲され、駄々をこねているけど許可されるはずもなく……
「ほう。それでこの結界が壊される頃にはここ一帯も更地になっている可能性もあるわけだ。駄目だ、許可するわけなかろう」
「ちぇ………おれ、もうかーせきできたし、ぜったいこわせるのに……」
ブスッとした表情で拗ねてしまったダイキを尻目に、デオライト様は困った様子で周りを見渡す。
「どうしたものか……」
ダイキを差し出すか、大神官に真っ向から歯向かうか。
たった二択、されど二択の難しい選択に悩まされて数時間。
「おや………まだあの子を差し出さないおつもりで?全く、どこまで優柔不断なのかしら?あ、それとも私に楯突くことを選んだのですか?」
不意に気配がして振り向くと、大神官デイルが屋根に座ってこちらを冷たい目で見据えていた。
「ふふ……私は神の使徒、大神官ですからね。こんな生ぬるい状況ほど何も生まないので、皆さんに救いの手を伸べて差し上げましょう」
にこりといつもの考えが読めない顔で軽快に言葉を紡ぐ。
「最高の料理に仕立て上げるために、我々は最高の刺激を用意してあげるべきですからね」
大神官はボソッとなにかのじゅもんを唱え魔法陣を描くように手を動かすと、白いなにかが次々と現れ始めた。
何十、何百と生まれ落ちた『ソレ』は、魔物によく似ているなにか。
「こおり」
誰よりも早く行動を起こしたダイキは、結界に攻撃したときのように大量の氷の槍を生成して、白い『ソレ』に向けて放つ。
ガギンッッ、と鈍い音がして次々と消滅していく『ソレ』は、飛び散り千切れたわずかな破片からも生成されていった。
「ま、さか……神話級魔物……夢幻雪」
どんなときも落ち着いているギルド長が愕然とした表情で言葉を漏らす。
「貴方方があの子を捕まえないのならば、私がお手伝いして差し上げましょう。さあ、私の可愛い子供たち。あの子を捕らえ、そして殺しなさい」
「シル、おっきく!!」
「ダイキ逃げろ!!」
俺は咄嗟に叫んでダイキの方へ全力で走り寄ると、大きくなった従魔に乗ったダイキが勢いよく走り出す。
結界に囚われたなかでの絶望的な状況。大神官の遊戯は着々と大詰めへと向かっていった。
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いつも読んでくださりありがとうございます!
そろそろ12月。ニュースも紅白の知らせがあり、1年たつの早ッ!!と思っている最近、なんか寒いなーと思って起きてみると、布団をかぶっていなかったという出来事が多発しておりました。
いい年した人が寝相で布団を退けるのは全く仕方のないことなのですが、朝イチ鼻水が出ることが増えて困ってます。
皆様も寝相がよくない人が多い……多いはずです。ええ、絶対一人はいると思いますので……気を付けましょう!!
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
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