師匠の訓練は理不尽ですか?いいえ、魔改造です。

raimaru

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師匠と出会いと魔改造と

教えて!カーマ先生

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「見慣れた天井だ。」

 

「お前は何言ってんだ?」

 

「えっ?」

 
 

 目が開いたエルドの視界が定まり、入ってきた光景は自分の寝室の天井だった。そして、聞き慣れた声が入ってきた。

 エルドは声が聞こえた方向に顔を向けるとカーマが片眼を吊り上げこちらを見ていた。

 

 

「おはようございます、師匠。」

 

 

 そう言うと、エルドは身体を起こそうと右腕に力を入れるが何かに拘束されていることに気付いた。次第に覚醒してきた身体に感じられたのは柔らかさだった。

 

 

「んん?」

 

 

 ゆっくりと右側に顔を向けるとそこにいたのは見慣れない女の子と思われる顔だった。

 

 

「ヌシ様~、スゴイ~・・・。」

 

「うおおぉぉぉ!!」

 

 聞き慣れない可愛らしい声に驚いて、エルドは拘束されていた右腕を引き抜き、ベッドから飛び退いた。

 驚いたエルドをニヤついた顔でカーマがエルドを煽り始めた。

 

 

「眠っている間にスゴイことをしたのか~?ん~?」

 

「そんなわけないでしょ!というか、そんなことするわけないでしょ!!」

 

「でもなぁ~、そんな格好で言われても説得力が無いなぁ~?」

 

「何を言って・・・?はい?」

 

 

 カーマの悪ふざけに真面目に受け答えしてしまうエルドは視線を下げて自身の身体を確認すると、上半身裸で、下半身は下着一枚だった。

 

 

「ヌシさま~、それ、いじょうは・・もちませぬ~・・・。」

 

 

 本当は起きているのではないか、そう思われても仕方の無い絶妙のタイミングで口走った声にカーマが爆笑してしまう。

 身に覚えのないエルドは妙に艶っぽい声で発せられた言葉とカーマの大笑いで恥ずかしくなったのか、顔が真っ赤に染まった。

 

 自身の格好と聞こえてきたセリフ。例え、身に覚えが無かろうとも、もしかしたらとエルドはそちらに思考が偏ってしまう。

 しかし、一頻り笑ったカーマが目から零れた涙を拭って、軽い謝罪をした。

 

 

「悪い、悪い。お前がそこまで慌てるとはな。寝起きにやり過ぎたよ。心配しなくてもお前はその子に何もしてやしねぇよ。ずっと眠ってたんだからな。」

 

「ずっとですか・・?」

 

「あぁ、ずっとだよ。2日間もな。」

 

「はい?」

 

 

 「ホントは起きてんじゃないか?」と言いながらベッドでスヤスヤと寝ている子に近付き、頬を引っ張るカーマを余所にエルドは寝る前のことを思い出していた。

 

(ルビーリアに名前を付けたらよくわからない魔素か魔力の押し合い?みたいなのが始まって・・・。それから、なんだったけ?“転化の儀式”だっけ?それが始まって・・・。)

 

 しかし、何度思い起こしても、それ以上のことは思い出せなかったエルドは手を上げた。そして、全てを見ていた人物、未だにベッドで寝ている子にちょっかいを掛けているカーマに聞くことにした。

 

 

「師匠、眠っているヒトを起こしてはいけませんよ?それよりも“転化の儀式”?でしたっけ?あれが終わった後のことを教えて下さい。それから、ルビーリアはどこですか?」

 

「何言ってんだ?お前は?ルビーリアなら、お前と一緒に寝てたじゃねぇか?ほれ。」

 

 

 そう言うなり、カーマはベッドから降りてエルドに眠っている顔を見せた。エルドはベッドに近付いてその子の寝顔をじっくりと見た。

 

 眠っている子はヒトとは思えなかった。生え際と思われる所に2本の細く短い触覚があり、眉なのか小さく細長い赤色の六角形が目の上にあり、頭部には髪の代わりに光沢のある虫の甲殻のようなものが伸びている。

 

 

「あぁ。顔だけじゃ分からねぇな。おい、起きろ。」

 

 

 カーマは掛かっていた薄い毛布を捲り上げた。そこに居たのは白いワンピースを着た女の子と思われる者―女性特有の胸の膨らみがあるからにすぎないが―だった。

 その者は身じろぎして、閉じた目をパチッと開き、ベッドから身を起こす。

 

 「うぅん」という声を出しながら腕を天井へと向け、伸びをした。そして、部屋の中をキョロキョロと見回してエルドを見つけると、満面の笑顔となった。

 

 

「ヌシさまーー!!会いたかったのじゃーー!!」

 

「ヌシ?ぬおぉぉぉ!」

 

 

 カーマがルビーリアと呼んだ者がエルドを見つけた途端、ベッドから両手を広げて飛びかかり、押し倒した。

 そして、エルドの胸板に頭を押し付けて、何度も擦りつけた。

 

 

「痛い、痛い!君、ちょっと止めて貰えませんか!」

 

「ヌシさまーーー!!」

 

「ちょっと!!お願いですから、止めてください!!」

 

「はっ!?」

 

 

 彼女はエルドの言葉が聞こえたのか、直ぐに頭の動きを止めた。そして、恐る恐るエルドに顔を向けた。彼女の瞳がエルドを見つめる。

 青色に縁取られた赤い瞳の中央にエルドの顔が映っている。窓から差し込まれる陽の光がその瞳を輝かせているように見えた。

 

 

「綺麗な瞳。まるで宝石の様ですね。」

 

 

 エルドは見たままを言った。しかし、見たままを言うのはこの場合において、間違っていた。

 エルドの言葉を聞いた彼女は感極まったようで、赤い瞳に涙を浮かべた。エルドはしまったと思ったが時すでに遅し。

 彼女の叫びと共にさらに激しく胸に頭を擦りつけられるのだった。

 

 痛いと連呼するエルドにはぁっと呆れるようなため息を吐いてカーマは彼女のワンピースの襟を掴んで持ち上げた。

 

 

「いい加減にしろ。お前の主が痛がってるだろうが。よく見ろ、エルドの胸を。赤くなっちまってるだろうが。」

 

 

 持ち上げられた彼女はキツくカーマを睨むが、カーマが顎でしゃくってエルドの胸を指すとそちらに顔向けた。エルドは痛がりながら立ち上がると擦れた摩擦で赤くなった胸が露わになった。

 それを見た彼女は口をあわあわと動かし、がくっと落ち込んでしまう。カーマは鼻で勢いよく息を吐き出して、彼女を下ろした。

 

 下ろされた彼女はそのまま床に座り込んだ。頭を下げ、暗い雰囲気を醸し出している彼女にエルドが肩に手を置いた。彼女が恐る恐る見上げた先には少年の笑顔があった。

 

 

「落ち着きましたか?次は気を付けてくださいね。」

 

「おこ、怒っておらぬのか?」

 

「あれぐらいじゃ怒りませんよ。ですが、ヒリヒリするので加減は覚えてくださいね。」

 

「わかったのじゃ!」

 

 女性に対してだからか、エルドの口調はいつもより優しさを帯びていた。満面の笑みでエルドの要望に応えている彼女を立ち上がらせエルドは本題を切り出した。

 

 

「師匠も言っていましたけど、あなたがルビーリアで間違いないですか?」

 

「そうじゃぞ!あーがルビーリアじゃぞ!!」

 

 立ち上がったルビーリアは万歳をして何度も飛び跳ねている。そして、エルドはルビーリアの容姿を観察していく。

背はエルドより高く、160cmだろうか。手足は細く長い、ただ、ヒトのような肌では無く、どこか光沢を持っていた。内側は肌色、外側は一筋の幅5cmくらいの青い線が走っている。

肩、肘、手の甲、膝に青い水晶が埋め込まれており、腰より少し上から青い2本のベルトが巻き付いている。

 小さな鼻、少し薄い唇。小さな顔と相まって美しいと言って差し支えない。体つきにしてもそうだ。大人の手では隠せない大きさの胸、細い腰と小さな臀部。

 

柔らかな丸みと女性としての魅力を兼ね備えている。

 それがエルドの抱いた感想だった。

 

 

「挨拶は済んだようだな。じゃあ、詳しい話は居間でするぞ。服を着たら来い。」

 

「分かりました。ルビーリアも師匠と行っていいですよ?」

 

「あーはヌシ様と一緒におるぞ!」

 

「そうですか。では、着替えるので部屋から出てください。」

 

「嫌じゃ!!」

 

「いいから、出て行きましょうか?」

 

 

 笑顔の圧力。

 ルビーリアはエルドからそれを感じた。初めて感じる主からの圧迫感に危機を感じたルビーリアは先程の拒否を覆すように素早く頷いて、部屋から出て行った。

 エルドはふぅっと一息吐いて、肩を回したり、腰を捻ったりして、2日間眠りっぱなしだった己の身体を確認し、着替えを始めた。

 

 

 

「よう、大将。よく寝たな。」

 

「エルド兄ちゃ、良かった。心配した。」

 

 部屋から出て来たエルドを最初に出迎えたのは軽く手を上げて挨拶をしたヴァーチとトテトテと近づき、顔を見上げて心配をしたミロチだった。

 エルドはミロチの頭を撫で、「もう大丈夫ですよ。」と一声掛けてから、ヴァーチに返事をした。

 

 

「本当によく寝たみたいで。私は全く自覚がないのですが。」

 

「そりゃそうだな。俺が近付いたときには意識が無かったしな。」

 

「うんうん。全く起きなかった。」

 

 

 エルドの脚に抱きついているミロチを撫でていると、頬を膨らませたルビーリアがエルドで無くミロチを睨んでいた。

 

「そこな小娘。ヌシ様に撫でられるのはわーの特権じゃ!疾く離れろ!」

 

「うらやましいなら、ルーもなでてもらえばいい。」

 

「なっ!?誰も羨ましいなぞ、言ってないわ!!」

 

「じゃあ、ウチはなでてもらう。」

 

「ダメじゃ!離れろっ!」

 

 ルビーリアがイスから降りてミロチを引き剥がそうとするがミロチはエルドの脚にしがみついていた。

そんなやり取りをエルドは苦笑いしつつ、ミロチに離れるように促してソファで休んでいるカーマに近付いた。

 

 

「師匠、居間に来いと言って僅かな時間しか経っていませんが・・・。眠いならもう少し後にしますか?

 

「いや、問題ねぇよ。おい、小娘共。さっさと席に着け。」

 

 カーマがソファから起き上がると未だに言い合っていたミロチとルビーリアを一喝した。

 カーマの声でミロチとルビーリアは諍いをピタッと止め、即座にイスに座ったが、隣同士の席になったため今もお互いに睨み合い、火花を散らしていた。

 

 エルドは空いている席に座るとルビーリアが勝ち誇った笑みでふんぞり返り、ミロチはがくっと肩を落とした。ヴァーチは仕方が無いと言わんばかりにミロチと席を替わると、ミロチは笑顔でエルドの隣に座ると、ルビーリアにドヤ顔を見せつける。今の席順はヴァーチ、ミロチ、エルド、ルビーリア、ヴァーチの順になっている。だが、カーマが4人を集まって座るように指示を出し、イスを何処からか取り出した。

 

 楕円のテーブルの右側に4人が集まり、左側にカーマが1人だけ座る形となった。1人離れていつもの場所に寝そべっていたサイファにもカーマは近くに来るように促すと、のそりと起き上がりエルド達の側でお座した。

 

「全員集まったことだし、今回の出来事を俺なりの意見を踏まえて伝える前に・・・。ルビーリア、お前、名前を付けられた後の記憶はあるのか?」

 

 

 カーマに尋ねられたルビーリアは腕を組んで唸り始めるが、直ぐに諦めたようで両腕を上げた。

 

 

「ダメじゃ!何も思い出せん。ただ・・・。」

 

「ただ、なんだ?」

 

「急に身体の中?奥?から熱くなって、ヌシ様で一杯にされたのじゃ!すごかったのじゃ!!」

 

 自らを押し抱くように腕を身体に絡ませて奇妙な動きをするルビーリアをエルドは怪訝な目つきをして嗜めた。

 

「ちょっと・・・。変な誤解を招くような言い方は止めてください。」

 

「だが、ヌシ様?事実じゃぞ?」

 

 エルドが更に口を開こうとするとカーマが遮った。

 

「聞いていた通りだな。エルド、お前がルビーリアから出て来た赤い魔素を押し返して、注いだのを覚えてるか?」

 

「えぇ、まぁ。それがルビーリアが言う所の私で満たされたということですか?」

 

「そうだ。詳しく言うとだな―。」

 

 

カーマは淡々と答えていった。

 本来はああいうものではないこと、名を付けることで起こりえること―主と従魔の関係の構築、それによる副次的効果―互いを繋ぐ回線のようなものと互いの存在の把握、最後に転化について。

 

 

「“転化”っていうのはざっくり言うと身体を作り替えることだ。魂の殻を壊し、名付け主―今回の場合はお前だな、の魔素を一定量注入することで儀式の開始となる。」

 

「師匠、魂の殻なんて初めて聞いたのですが?それは一体何なのですか?」

 

「魂の殻っていうのは全ての生物にあるもんだ。そうだな・・・、分かり易く言えば“器”とか“容器”とかそういうのだと思っとけば良い。」

 

 カーマは椅子から立ち上がると台所に行き、水を飲む木製のコップと少し大きめの陶器のお椀を持ってきて、席に着いた。そして、コップを前に出して更に続けた。

 

「例えば、このコップがそこで伸びてる奴の前の器だとしよう。通常、この器が一杯になると魔物の場合はより強いものへと進化をする。そして、その器は少しずつ硬いものへと変化していく。だが、何回か進化を繰り返し、この器がそれ以降変化しなくなる。生き物として出来上がってしまうってことだ。進化の限界とも言い換えても良い。」

 

「それは魔物の場合はということですか?」

 

「そうだ。ヒト種の場合はまた違うんだがな。今回は一先ず置いておくとしてだ・・・。限界に達した器はどうなるか。器一杯に何かが満たされると蓋がされ密閉されるらしい。空の場合もあるらしいがな。らしいってのはそういう説明をされからだ。詳しいことは知らん。」

 

「出来上がった容器に蓋がされ、それ以上の変化や進化は起こらないのが通常だと?」

 

「そういうことだ。外部からの刺激、又は内部からの刺激がなければな。」

 

「つまり、名付けはその外部からの刺激に値すると?」

 

 カーマは頷いて、エルドの意見を肯定した。そして、更に続けていく。

 

「まぁ、正確に言えばその1つと言うところだろうがな。俺に教えてくれた奴は格上との戦い、命の危機に瀕した時とかそういう“特別な経験”ってのも外部からの刺激になり得ると言ってたしな。」

 

「では、内部からの刺激というのは?」

 

「一言で言うと欲するということらしいぞ。」

 

「ホッスル?」

 

「ああ。こういう風になりたいとか、あんな風になりたいとかそういう気持ちというか欲だな。ただ、生半可なモノではダメらしい。魂とかいう目に見えないもの、と言うよりはそれまでの自分の在り方と表現したほうが分かりやすいか?まぁ、そういうものを壊すんだから中途半端じゃ傷すら付かないんだろう。」

 

「本気度が大事ということですか?」

 

「おそらくな。これに関しては俺もピンと来てないんだ・・・。悪いな。」

 

「いやいや、私もピンと来てませんから。それで転化というのは?」

 

「そうだな、話を戻すか。魂の殻が壊されると器がない状態になるここはいいな?」

 

 エルドが頷くと、カーマはテーブルの上からコップを下ろした。

 

「この器のない状態になると新しく器が作られていく。より適した形と大きさに。だが、ここに異物が加わると“器”の質が根本から変化する。そして、根本が変化した器は前と同じ形にならない。」

 

 カーマはそういうと陶器のお椀をテーブルの上に置いた。

 

「最初から木製だったものは作り替えられても木製のままだ。鉄製なら鉄製、陶器なら陶器、ガラス製ならガラス製。本来ならそのままの性質を受け継ぐ。」

 

「その異物というのが今回は私の魔素ということですか?」

 

「今回はというか、大体の場合は主の性質に左右される。さっきの性質の話と同じだ。ヒトならヒトの、獣人なら獣人の、エルフならエルフの性質に。

 俺に名付けや儀式のことを教えてくれた奴は魔素から読み取っているんじゃないかと言っていたな。俺達でも解明出来ていない何かが魔素にはあるのかもしれないと。」

 

「分かりました。つまり、ルビーリアは魔物だったのが名付けによって私と主従関係が結ばれ、進化の限界に達していたことで転化も行われた結果、ハーフエルフに近い存在に変異したということでよろしいですか?」

 

「そこがな~。おそらくとしか言えないな。俺も全てを知っているわけではないからな。もしかしたら、全く新しい生き物になったかもしれん。どう見てもハーフエルフの見た目じゃないだろ?コイツ?」

 

「まぁ、たしかに。」

 

「お前を拾ったときもそうだったが、この世には理解の範疇を超えたことが起こるって事だな。」

 

 

 そう言ってカーマは快活に笑った。


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