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30. 冷めたほとぼりを一気に再加熱する大御所バンド本格インタビュー
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〈レイク・スタジオ〉の客間は六角形である。
ジョフィエルがカーテンを閉めて電気をつけると、データ・パニック氏にロギエル作の応接セットの雲丹型肘掛けソファを勧めながらきりだした。
「しかし、なぜ、記者たちが評論家のあなたに我々のことを訊いたんでしょう。我々に直接訊けばよさそうなものなのに」
「記者たちが評論家の推測に頼る理由は三つあるな。一つは、天使バンドが超過密スケジュールでコンタクトがとれない場合。一つは質問の内容に問題があって、ちゃんと答えてくれないかはぐらがされそうな場合。残る一つはやはり質問の内容に問題があって、面と向かって訊けば必ずや相手が立腹し、最悪、凶暴化しかねない場合」
「二番目と三番目に該当する質問をぜひ聞きたいですね」
ジョフィエルは雲丹型椅子から身を乗り出す。
「三番目は君たちには該当しない。これは主に《原石派》《重金属派》と呼ばれる、人間界の歴史でいえばへヴィ・メタル、ハード・ロックに似たスタイルの天使バンドだな。さて、記者たちに訊かれた主な質問だが」
データ・パニック氏は手帳とペンを取り出した。
「まず、テュリクセル。君からだ」
テュリクセルがジョフィエルの隣に腰をおろした。片側が急に沈んで、ジョフィエルは危うくバランスを崩しかけた。
(そのままどさくさまぎれによりかかるつもりじゃあるまいな)と、ヒュリエルの切っ先鋭い視線が突き刺さってくる。
「テュリクセル。以前、ステージで腰から足首までダチョウの羽根で覆われたコスチュームでピョンピョン跳び上がっていたが、あれは筋力を低下させないためのストレッチみたいなもんか。それとも、あれでじっさいに飛び上がろうとしていたのか?」
テュリクセルは後ろのメンバーをちらっとふりかえって、言った。
「どっちもはずれ。あれはロドフェルのリム・ショットのせいさ」
「リム・ショット?ああ、ドラムのテクにそういうのがあるな」
「そう。あれで飛んでくる音符を跳び上がって避けてたんだ。紙に書いてある時にはわからないだろうけど、音符の厚みってのは0・09ミリしかないんだぜ。そんなヤツが続けざまに回転しながら飛んでくるんだ。まともにくらったら怪我しちまう。それで、くたびれかけた翼を駆使して飛び跳ねてたってわけ」
言葉を切ってテュリクセルは後ろを向き、ロドフェルと無言でにらみ合う。細く鋭い目でにらむテュリクセルの顔にふと音符で切った古傷をみとめ、ロドフェルが先に目をそらした。音符は下方向に跳ぶとは限らないのだ。
「次、ロドフェルに訊きたいんだが」
テュリクセルとロドフェルが入れ替わるとソファのへこみが一気に減り、ジョフィエルはまたバランスを崩しかけた。
「君は《ケルビム》の結成6年目にライバル・バンドの《グレイブ・ストーンズ》に加入した」
「それがどうしたっていうんだ」
「君が、敬愛するテュリベル率いる《グレイブ・ストーンズ》に入りたがって、わざとメンバーともめて飛び出したと言う者もいてね」
「言わせておくさ」
「《グレイブ・ストーンズ》が解散した後、いろいろなバンドを転々として、ある時期はセッション・ミュージシャンもやっていたな」
「攻撃的な性格のせいでどこへ行っても長続きしなかったらしいですよ。なにせ…」
前向きに腰かけたままのロドフェルの手が、みなまで言わせず斜め後ろの発言者ラウエルの襟首を正確につかむ。長年、第一線で活躍した実力派ドラマーならではの離れ業である。
「どのバンドでも、セッションでも、少なくともこっちと違ってコミュニケーションがあった。心が通い合っていたんだ」
「短気がもとであっちを飛び出し、こっちを追い出され、巡りめぐってピンボール式に元の古巣に戻ってきたんだろ」
左斜め後ろにのびたロドフェルの手が、相手をギヒテルと見定めてひっこんだ。
ギヒテルはグループ一のひょうきん者である。他人を笑わせるために、霊柩車にハコ乗りしていた生前の流行で言うちょいワル老人の亡霊の話などもする。ただ、体格と顔が雪男なので、万一に備えてロドフェルは彼に対し本気ではむかおうとはしない。どんなに気さくに話していても、いつも心のどこかで逃げる準備をしている。
「まさか、《グレイブ・ストーンズ》も、リム・ショットでギターのテュリベルとかキーボードのマクドエルとかにおまえが怪我させて、総崩れにしたんじゃないだろうな」
「むこうのベースは普通の低音だし、アンプの性能は当時の最先端だった。スネア・ドラムの音が充分に響くから、あんな手段は使わなくてすんだよ。それにゼピエル、キーボード奏者なら知ってるだろう。音符は和音楽器の方には飛ばないって」
「なぜだ」
テュリクセルが怪訝な顔で尋ねる。
「多勢に無勢ではじき飛ばされるからさ。決まってるだろう」
テュリクセルはそれを聞いて、うーむ、とうなった。
ジョフィエルに出会った当初、ベースを抱えた姿がサマになる、あつらえたように似合うと言われ、あっさり従った。今にして思えば、もっと我の強い天使があとから現れて争いが起きないように、地味で場合によっては危険をともなうセクションを早めに決めておきたかっただけなのだ。
テュリクセルは目にハートが入った状態で付き従った当時の自分のジョフィエルに対する盲従に腹が立ったが、だからといって、今さら他の楽器に持ち替えて一からやり直す気にはなれない。
楽器に人気がないおかげで、他はみんなツインなのにベースだけは一人。そのぶん目立てると、彼は自分で自分を納得させた。
「そうだ。ゼピエルに訊きたいんだが」
「何でしょう」
ゼピエルはロドフェルと席を替わらず、ソファの後ろで腕組みしたまま応じた。
「解散の直後、《エンジェル・ダスト》という自分のバンドを組んだというのは本当か?」
「そのつもりでしたが、断念しました、雪にちなんだ美しい名前なのに、みんな、“天使のふきだまり”だと思いこんだらしくメンバーが集まらなくて。で、どうしようかと思っていたところへテュリクセルから、また一緒にやってみないかと連絡があって」
「当初は再結成ではなく第一期《ケルビム》残党4人の一人メンバーを加えて新しいバンドを始めるはずだったのに。ジョフィエルが戻ってきたら君たちはあっさり受け入れた。なぜだ?」
「それをなぜ、僕に訊くんです?」
「君が一番、ジョフィエルに対して強く出られない立場にあると…これは私個人じゃなく、トニー・ウィルソンとかロイストン・エルドリッジとかクリス・ウェルチとか、その他の評論家霊たちの意見なんだが」
「たしかに僕はロドフェルみたいに強気じゃないし、ギヒテルほどキーボードを弾きこなせない。人間の美青年タイプのヒュリエルや天使の典型みたいなジョフィエルに比べると顔がオカルトです。また、テュリクセルのような貫禄もなければ、ナイジェルのように『ジョン・レノンの魂とのセッション』なんて光栄なエピソードも持ち合わせていません。
でも、ジョフィエルの再加入を拒否しなかったのは、僕の弱気じゃなく、僕たち全員の最も天使らしい特質、すなわち、慈悲の心からなんです。“窮鳥〈きゅうちょう〉懐に入れば猟師之〈これ〉を助く”」
「と、亡霊GD公社がそれを言って僕たちを説得したんです」
ヒュリエルがあえてジョフィエルの顔を見ずに補足する。彼の背にはこの部屋に来る途中に自室まで取りに行ったらしく元々の自前の翼が取り付けてあった。
「亡霊GD公社は《ケルビム》時代のマテリアルも演奏するならという条件付きで契約すると言って来ました。あのキーで歌えるうえにあの当時どこのバンドにも属していないという条件では、該当する天使がなかなかいなくて」
ナイジェルがべらべらと事情を説明する。
「ジョフィエルはその頃、あちこちの天使バンドを回り歩いては加入を断られていたんです」
テュリクセルがそう言いながら、ジョフィエルの顔をちらりと盗み見る。
「リーダーとして加入したいとほうぼうあたってみたが、どこへ行っても、間に合ってると断られた」
「当然だ」
穏健派のナイジェルにきっぱり言われても、ジョフィエルはにこやかな顔で受け流す。記者たちと懇意にしている評論家の前だからだ。
「猟師の懐に飛びこむような、方向感覚や自己防衛本能に欠陥のある鳥は、自然淘汰の見地からして早めに叩きつぶししておくべきですね」
ロドフェルの一言にジョフィエルの微笑みがゆがむ。これが鳥だけの話ではないことを、彼は知っている。
ジョフィエルがカーテンを閉めて電気をつけると、データ・パニック氏にロギエル作の応接セットの雲丹型肘掛けソファを勧めながらきりだした。
「しかし、なぜ、記者たちが評論家のあなたに我々のことを訊いたんでしょう。我々に直接訊けばよさそうなものなのに」
「記者たちが評論家の推測に頼る理由は三つあるな。一つは、天使バンドが超過密スケジュールでコンタクトがとれない場合。一つは質問の内容に問題があって、ちゃんと答えてくれないかはぐらがされそうな場合。残る一つはやはり質問の内容に問題があって、面と向かって訊けば必ずや相手が立腹し、最悪、凶暴化しかねない場合」
「二番目と三番目に該当する質問をぜひ聞きたいですね」
ジョフィエルは雲丹型椅子から身を乗り出す。
「三番目は君たちには該当しない。これは主に《原石派》《重金属派》と呼ばれる、人間界の歴史でいえばへヴィ・メタル、ハード・ロックに似たスタイルの天使バンドだな。さて、記者たちに訊かれた主な質問だが」
データ・パニック氏は手帳とペンを取り出した。
「まず、テュリクセル。君からだ」
テュリクセルがジョフィエルの隣に腰をおろした。片側が急に沈んで、ジョフィエルは危うくバランスを崩しかけた。
(そのままどさくさまぎれによりかかるつもりじゃあるまいな)と、ヒュリエルの切っ先鋭い視線が突き刺さってくる。
「テュリクセル。以前、ステージで腰から足首までダチョウの羽根で覆われたコスチュームでピョンピョン跳び上がっていたが、あれは筋力を低下させないためのストレッチみたいなもんか。それとも、あれでじっさいに飛び上がろうとしていたのか?」
テュリクセルは後ろのメンバーをちらっとふりかえって、言った。
「どっちもはずれ。あれはロドフェルのリム・ショットのせいさ」
「リム・ショット?ああ、ドラムのテクにそういうのがあるな」
「そう。あれで飛んでくる音符を跳び上がって避けてたんだ。紙に書いてある時にはわからないだろうけど、音符の厚みってのは0・09ミリしかないんだぜ。そんなヤツが続けざまに回転しながら飛んでくるんだ。まともにくらったら怪我しちまう。それで、くたびれかけた翼を駆使して飛び跳ねてたってわけ」
言葉を切ってテュリクセルは後ろを向き、ロドフェルと無言でにらみ合う。細く鋭い目でにらむテュリクセルの顔にふと音符で切った古傷をみとめ、ロドフェルが先に目をそらした。音符は下方向に跳ぶとは限らないのだ。
「次、ロドフェルに訊きたいんだが」
テュリクセルとロドフェルが入れ替わるとソファのへこみが一気に減り、ジョフィエルはまたバランスを崩しかけた。
「君は《ケルビム》の結成6年目にライバル・バンドの《グレイブ・ストーンズ》に加入した」
「それがどうしたっていうんだ」
「君が、敬愛するテュリベル率いる《グレイブ・ストーンズ》に入りたがって、わざとメンバーともめて飛び出したと言う者もいてね」
「言わせておくさ」
「《グレイブ・ストーンズ》が解散した後、いろいろなバンドを転々として、ある時期はセッション・ミュージシャンもやっていたな」
「攻撃的な性格のせいでどこへ行っても長続きしなかったらしいですよ。なにせ…」
前向きに腰かけたままのロドフェルの手が、みなまで言わせず斜め後ろの発言者ラウエルの襟首を正確につかむ。長年、第一線で活躍した実力派ドラマーならではの離れ業である。
「どのバンドでも、セッションでも、少なくともこっちと違ってコミュニケーションがあった。心が通い合っていたんだ」
「短気がもとであっちを飛び出し、こっちを追い出され、巡りめぐってピンボール式に元の古巣に戻ってきたんだろ」
左斜め後ろにのびたロドフェルの手が、相手をギヒテルと見定めてひっこんだ。
ギヒテルはグループ一のひょうきん者である。他人を笑わせるために、霊柩車にハコ乗りしていた生前の流行で言うちょいワル老人の亡霊の話などもする。ただ、体格と顔が雪男なので、万一に備えてロドフェルは彼に対し本気ではむかおうとはしない。どんなに気さくに話していても、いつも心のどこかで逃げる準備をしている。
「まさか、《グレイブ・ストーンズ》も、リム・ショットでギターのテュリベルとかキーボードのマクドエルとかにおまえが怪我させて、総崩れにしたんじゃないだろうな」
「むこうのベースは普通の低音だし、アンプの性能は当時の最先端だった。スネア・ドラムの音が充分に響くから、あんな手段は使わなくてすんだよ。それにゼピエル、キーボード奏者なら知ってるだろう。音符は和音楽器の方には飛ばないって」
「なぜだ」
テュリクセルが怪訝な顔で尋ねる。
「多勢に無勢ではじき飛ばされるからさ。決まってるだろう」
テュリクセルはそれを聞いて、うーむ、とうなった。
ジョフィエルに出会った当初、ベースを抱えた姿がサマになる、あつらえたように似合うと言われ、あっさり従った。今にして思えば、もっと我の強い天使があとから現れて争いが起きないように、地味で場合によっては危険をともなうセクションを早めに決めておきたかっただけなのだ。
テュリクセルは目にハートが入った状態で付き従った当時の自分のジョフィエルに対する盲従に腹が立ったが、だからといって、今さら他の楽器に持ち替えて一からやり直す気にはなれない。
楽器に人気がないおかげで、他はみんなツインなのにベースだけは一人。そのぶん目立てると、彼は自分で自分を納得させた。
「そうだ。ゼピエルに訊きたいんだが」
「何でしょう」
ゼピエルはロドフェルと席を替わらず、ソファの後ろで腕組みしたまま応じた。
「解散の直後、《エンジェル・ダスト》という自分のバンドを組んだというのは本当か?」
「そのつもりでしたが、断念しました、雪にちなんだ美しい名前なのに、みんな、“天使のふきだまり”だと思いこんだらしくメンバーが集まらなくて。で、どうしようかと思っていたところへテュリクセルから、また一緒にやってみないかと連絡があって」
「当初は再結成ではなく第一期《ケルビム》残党4人の一人メンバーを加えて新しいバンドを始めるはずだったのに。ジョフィエルが戻ってきたら君たちはあっさり受け入れた。なぜだ?」
「それをなぜ、僕に訊くんです?」
「君が一番、ジョフィエルに対して強く出られない立場にあると…これは私個人じゃなく、トニー・ウィルソンとかロイストン・エルドリッジとかクリス・ウェルチとか、その他の評論家霊たちの意見なんだが」
「たしかに僕はロドフェルみたいに強気じゃないし、ギヒテルほどキーボードを弾きこなせない。人間の美青年タイプのヒュリエルや天使の典型みたいなジョフィエルに比べると顔がオカルトです。また、テュリクセルのような貫禄もなければ、ナイジェルのように『ジョン・レノンの魂とのセッション』なんて光栄なエピソードも持ち合わせていません。
でも、ジョフィエルの再加入を拒否しなかったのは、僕の弱気じゃなく、僕たち全員の最も天使らしい特質、すなわち、慈悲の心からなんです。“窮鳥〈きゅうちょう〉懐に入れば猟師之〈これ〉を助く”」
「と、亡霊GD公社がそれを言って僕たちを説得したんです」
ヒュリエルがあえてジョフィエルの顔を見ずに補足する。彼の背にはこの部屋に来る途中に自室まで取りに行ったらしく元々の自前の翼が取り付けてあった。
「亡霊GD公社は《ケルビム》時代のマテリアルも演奏するならという条件付きで契約すると言って来ました。あのキーで歌えるうえにあの当時どこのバンドにも属していないという条件では、該当する天使がなかなかいなくて」
ナイジェルがべらべらと事情を説明する。
「ジョフィエルはその頃、あちこちの天使バンドを回り歩いては加入を断られていたんです」
テュリクセルがそう言いながら、ジョフィエルの顔をちらりと盗み見る。
「リーダーとして加入したいとほうぼうあたってみたが、どこへ行っても、間に合ってると断られた」
「当然だ」
穏健派のナイジェルにきっぱり言われても、ジョフィエルはにこやかな顔で受け流す。記者たちと懇意にしている評論家の前だからだ。
「猟師の懐に飛びこむような、方向感覚や自己防衛本能に欠陥のある鳥は、自然淘汰の見地からして早めに叩きつぶししておくべきですね」
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