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33.データ・パニック氏 フレディ・マーキュリーの祟り説を否定する
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「データ・パニックさん。つい今朝起きたことなのに、どこでその情報を」
「情報も何も、さっき、ヒュリエルが玄関前の伏線につまずいた時、ナイジェルが言ってたじゃないか」
ジョフィエルはストンと肩の力を抜いた。
「君は君の高音域を自慢にしているが、高音のヴォーカルには常に予期せぬ現象がつきものだ。レッド・ツェッペリンのロバート・プラントが超高音で『移民の歌』の出だしをシャウトするたびに、環太平洋のどこかの島で洞窟のコウモリが大量に落ちていたというし、エアロスミスのスティーブン・タイラーが金切り声で『キングズ・アンド・クイーンズ』のサワリを歌うたびに中国や日本の竹藪でいっせいに竹の花がぽんぽん咲いたという。アニー・レノックスが虹彩の薄い眼を見開き、天をあおいで高らかに声を張り上げるたびに、銀河系のどこかで赤色矮星が爆発してたという話もある」
「観測データはあるんですか?」
「そんなものはないな。なくても自信たっぷりに言えるのが、この稼業だ」
「じゃ、その自信を頼りに相談したいんですが、僕はどうしたらいいんでしょう」
天使たちは、遊星からの物体Xを見る目でジョフィエルを見た。彼が他人に教えを請うところなど、ついぞ見たことがなかったのだ。
「みんなと同じように声変わりしたんなら、それはそれでいいじゃないか。一人だけ天使らしさを失わずにいれば妬まれそねまれ、遅かれ早かれ天使の異端として排除されたことだろう。声変わりして、ついでに顔も老けてしまえばそのほうが敵を作らなくて、生きやすいはずだ」
「だけど、僕は歌が歌いたいんです。これまで僕が誇りにしていた声で」
データ・パニック氏はため息をつき、ことさら陽気な顔をとりつくろって言った。
「実はプレスの間では、天使ジョフィエルは既に声変わりした後で、その前はジム・モリソンかフランク・シナトラみたいな声だった、と冗談を言う者もいるんだよ」
「面白いですね」
ジョフィエルの挑戦的な真顔が、データ・パニック氏の軽口への罪悪感を刺激する。
「亡霊の養子に歌わせたらどうだ。白衣のステージ・コスチュームから〈笑うマッド・サイエンティスト〉の異名をとり、ソロで活躍してるジャン・ミカエル・ジャールなんか、引き取った少年の亡霊にスパルタ式のレッスンをほどこして天使顔負けのボーイ・ソプラノで歌わせている」
「養子なら二人いますけど、二人とも歌が下手なんです」
「エリック・クラプトンの摘出子は父親が天国にいると決めつけて歌を作ったおかげで天国へ入れてもらえたが、隠し子のほうは亡霊になって各地を転々とさまよっているらしい。門前の小僧の喩えでギターもそこそこ弾けるし、歌もかなりのものだというぞ。拾ってきたらどうだ。
見つからなければ、他にも歌のうまい子供の亡霊はいるだろう。ブリトニー・スピアーズの息子のシーンとか、ビョークの娘のイサドラ、息子のシンドリ。離婚した両親が押しつけあったせいで精神的な傷が残って退行機制になり、そこそこ歳がいってから死んだのに亡霊になった姿は8歳という、ミック・ジャガーの娘のジェイド・ジャガーというのもいる。
父親の黒魔術のとばっちりで呪いがかかって死んだロバート・プラントの息子なんか、透明感はともかく、すごい高音で歌えるらしい。どの子もおいでと言われればいやとは言うまい。彼らには、天使の威光の陰で庇護されているという安心感がなによりのギャラだから、移籍したいとか独立レーベルを作りたいなんて言い出さないし、よほど虐待しないかぎり待遇のことでモメたりもしない」
「初めからそれが狙いだったのか」
ドアの外からディランの声と、続けて「しいっ」という小さな鋭い声が聞こえた。
「こら、3人ともそこにいるのか。立ち聞きなんかしてないで、さっさと寝なさい」
「どこで寝ればいいの?」
ダミアンの声がした。
「お父さんたちのベッドが空いてるだろう。お父さんたちはまだ、大事な話があるから、使いなさい」
ギヒテルが優しく諭すように言う。
「あの、鰐さんの口の中?」
「いやかい?」
「と~んでもない」
三人の声がきれいにハモる。
「♪鰐がお礼を言ってるよ~」
「♪何て言ってるの~?」
「♪腹の中にいちゃ聞こえない~」
子供たちの楽しそうな歌声がカノン形式で遠ざかっていく。
データ・パニック氏は咳払いを一つしてジョフィエルを見た。ジョフィエルはさっきと全く同じ姿勢を保ち、返事を請う視線をデータ・パニック氏にそそいでいた。
「天使のことは私にはわからないが、人間なら一度声変わりしたら元に戻ることはまずない。善後策を考えなきゃな。そうだ、ヒュリエルが歌えるじゃないか」
それが問題なんだと、ジョフィエルは言いたかった。
「ジョフィエルが歌わなければ《ケルビム》とは言えません」
ヒュリエルが珍しく殊勝なことを言う。
「だからいっそ、バンド名を変えましょう」
おおかた、そんなことだろうと思った。ジョフィエルはがっくりと肩を落とした。
「ヒュリエルが、フレディ・マーキュリーのタタリだと言っているんですが」
ナイジェルが横から口を出す。
「ともに高音域を歌いこなす、リード・ヴォーカルにしてリーダー。ところが、片方は死亡によってバンドは実質上機能停止に陥り、実力不足の有名ヴォーカリストを連れてくるもジリ貧の末自然消滅。片方は天上の音楽の象徴と亡霊たちに崇められ、解散後一年で再結成、第二黄金期を迎えた。天使バンドには少なくともこれまで死別による解散の例はない。となれば、死んだ人間の方は思い残すところ大でしょう。彼のタタリに違いありません」
ヒュリエルの力説を、データ・パニック氏はにべもなく否定した。
「論外だな。〈前衛天球派〉の源流はプログレ。だが、クイーンはプログレじゃない」
半端な期待をもたせるのも困るが、こんなふうに決めつける評論家のせいで人間界のミュージック・シーンで21世紀に入ってから大物アーティストの若い芽が育ちにくくなったのではないかと、ラウエルは思った。
「ふぁ~。夜も遅いし、疲れた。今夜はこのへんで休ませてくれ」
データ・パニック氏は体をずらして雲丹型ソファに沈みこみ、ポケットから帽子を取り出すと、今度は食べずに顔にかぶせた。よほど疲れていたとみえて、すぐに帽子の下からくぐもったいびきが聞こえた。
こうしてデータ・パニック氏のプライベート・インタビューは唐突に終わり、天使たちは六角形の客間をあとにした。ヒュリエルがドアを閉めかけて何気なく室内を見ると、ジョフィエルがデータ・パニック氏にコートをかけてやりながら手帳のページをすばやくチェックしていた。
「3月4日。モッズが枯れ木でロッカーズを待ち伏せ…。なんだ?これは」
ヒュリエルは、人もあろうにジョフィエルから「なんだこれは」と言われるデータ・パニック氏を心から気の毒に思っていた。
「情報も何も、さっき、ヒュリエルが玄関前の伏線につまずいた時、ナイジェルが言ってたじゃないか」
ジョフィエルはストンと肩の力を抜いた。
「君は君の高音域を自慢にしているが、高音のヴォーカルには常に予期せぬ現象がつきものだ。レッド・ツェッペリンのロバート・プラントが超高音で『移民の歌』の出だしをシャウトするたびに、環太平洋のどこかの島で洞窟のコウモリが大量に落ちていたというし、エアロスミスのスティーブン・タイラーが金切り声で『キングズ・アンド・クイーンズ』のサワリを歌うたびに中国や日本の竹藪でいっせいに竹の花がぽんぽん咲いたという。アニー・レノックスが虹彩の薄い眼を見開き、天をあおいで高らかに声を張り上げるたびに、銀河系のどこかで赤色矮星が爆発してたという話もある」
「観測データはあるんですか?」
「そんなものはないな。なくても自信たっぷりに言えるのが、この稼業だ」
「じゃ、その自信を頼りに相談したいんですが、僕はどうしたらいいんでしょう」
天使たちは、遊星からの物体Xを見る目でジョフィエルを見た。彼が他人に教えを請うところなど、ついぞ見たことがなかったのだ。
「みんなと同じように声変わりしたんなら、それはそれでいいじゃないか。一人だけ天使らしさを失わずにいれば妬まれそねまれ、遅かれ早かれ天使の異端として排除されたことだろう。声変わりして、ついでに顔も老けてしまえばそのほうが敵を作らなくて、生きやすいはずだ」
「だけど、僕は歌が歌いたいんです。これまで僕が誇りにしていた声で」
データ・パニック氏はため息をつき、ことさら陽気な顔をとりつくろって言った。
「実はプレスの間では、天使ジョフィエルは既に声変わりした後で、その前はジム・モリソンかフランク・シナトラみたいな声だった、と冗談を言う者もいるんだよ」
「面白いですね」
ジョフィエルの挑戦的な真顔が、データ・パニック氏の軽口への罪悪感を刺激する。
「亡霊の養子に歌わせたらどうだ。白衣のステージ・コスチュームから〈笑うマッド・サイエンティスト〉の異名をとり、ソロで活躍してるジャン・ミカエル・ジャールなんか、引き取った少年の亡霊にスパルタ式のレッスンをほどこして天使顔負けのボーイ・ソプラノで歌わせている」
「養子なら二人いますけど、二人とも歌が下手なんです」
「エリック・クラプトンの摘出子は父親が天国にいると決めつけて歌を作ったおかげで天国へ入れてもらえたが、隠し子のほうは亡霊になって各地を転々とさまよっているらしい。門前の小僧の喩えでギターもそこそこ弾けるし、歌もかなりのものだというぞ。拾ってきたらどうだ。
見つからなければ、他にも歌のうまい子供の亡霊はいるだろう。ブリトニー・スピアーズの息子のシーンとか、ビョークの娘のイサドラ、息子のシンドリ。離婚した両親が押しつけあったせいで精神的な傷が残って退行機制になり、そこそこ歳がいってから死んだのに亡霊になった姿は8歳という、ミック・ジャガーの娘のジェイド・ジャガーというのもいる。
父親の黒魔術のとばっちりで呪いがかかって死んだロバート・プラントの息子なんか、透明感はともかく、すごい高音で歌えるらしい。どの子もおいでと言われればいやとは言うまい。彼らには、天使の威光の陰で庇護されているという安心感がなによりのギャラだから、移籍したいとか独立レーベルを作りたいなんて言い出さないし、よほど虐待しないかぎり待遇のことでモメたりもしない」
「初めからそれが狙いだったのか」
ドアの外からディランの声と、続けて「しいっ」という小さな鋭い声が聞こえた。
「こら、3人ともそこにいるのか。立ち聞きなんかしてないで、さっさと寝なさい」
「どこで寝ればいいの?」
ダミアンの声がした。
「お父さんたちのベッドが空いてるだろう。お父さんたちはまだ、大事な話があるから、使いなさい」
ギヒテルが優しく諭すように言う。
「あの、鰐さんの口の中?」
「いやかい?」
「と~んでもない」
三人の声がきれいにハモる。
「♪鰐がお礼を言ってるよ~」
「♪何て言ってるの~?」
「♪腹の中にいちゃ聞こえない~」
子供たちの楽しそうな歌声がカノン形式で遠ざかっていく。
データ・パニック氏は咳払いを一つしてジョフィエルを見た。ジョフィエルはさっきと全く同じ姿勢を保ち、返事を請う視線をデータ・パニック氏にそそいでいた。
「天使のことは私にはわからないが、人間なら一度声変わりしたら元に戻ることはまずない。善後策を考えなきゃな。そうだ、ヒュリエルが歌えるじゃないか」
それが問題なんだと、ジョフィエルは言いたかった。
「ジョフィエルが歌わなければ《ケルビム》とは言えません」
ヒュリエルが珍しく殊勝なことを言う。
「だからいっそ、バンド名を変えましょう」
おおかた、そんなことだろうと思った。ジョフィエルはがっくりと肩を落とした。
「ヒュリエルが、フレディ・マーキュリーのタタリだと言っているんですが」
ナイジェルが横から口を出す。
「ともに高音域を歌いこなす、リード・ヴォーカルにしてリーダー。ところが、片方は死亡によってバンドは実質上機能停止に陥り、実力不足の有名ヴォーカリストを連れてくるもジリ貧の末自然消滅。片方は天上の音楽の象徴と亡霊たちに崇められ、解散後一年で再結成、第二黄金期を迎えた。天使バンドには少なくともこれまで死別による解散の例はない。となれば、死んだ人間の方は思い残すところ大でしょう。彼のタタリに違いありません」
ヒュリエルの力説を、データ・パニック氏はにべもなく否定した。
「論外だな。〈前衛天球派〉の源流はプログレ。だが、クイーンはプログレじゃない」
半端な期待をもたせるのも困るが、こんなふうに決めつける評論家のせいで人間界のミュージック・シーンで21世紀に入ってから大物アーティストの若い芽が育ちにくくなったのではないかと、ラウエルは思った。
「ふぁ~。夜も遅いし、疲れた。今夜はこのへんで休ませてくれ」
データ・パニック氏は体をずらして雲丹型ソファに沈みこみ、ポケットから帽子を取り出すと、今度は食べずに顔にかぶせた。よほど疲れていたとみえて、すぐに帽子の下からくぐもったいびきが聞こえた。
こうしてデータ・パニック氏のプライベート・インタビューは唐突に終わり、天使たちは六角形の客間をあとにした。ヒュリエルがドアを閉めかけて何気なく室内を見ると、ジョフィエルがデータ・パニック氏にコートをかけてやりながら手帳のページをすばやくチェックしていた。
「3月4日。モッズが枯れ木でロッカーズを待ち伏せ…。なんだ?これは」
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