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第9話 皆いい人
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ユミナは皆が集まっているところに行くと大きな声で、
「皆ーー!!遂に精霊と契約出来たよー!!」
と報告すると、皆酒を飲んだり雑談などをしていたが、それをやめて、
「やるじゃねえか!ユミナ!これでれっきとした精霊術師やな!!」
「あーあまた新人に追い抜かれてしまうぜ!ユミナちゃんおめでと」
「Fランハンターの集まりのアイドルがいなくなっちまうよ…」
等と一応ユミナの事を歓迎した。それにユミナは
「皆ありがとー!!もしランクが上がってもちゃんと顔出すからね!!そして皆に紹介します!!火の中級精霊のイグちゃんです!!」
俺はどうしたらいいか分らなかったから、とりあえずユミナの周りをぐるぐる回った。
「ユミナにしてはましな名前じゃないか!!」
「もしかして今日ゴブリン退治をしてくれた子?」
「確か火の精霊と契約している精霊術師居なかったから最強の火属性つかいはユミナちゃんで決まりだね!」
「よし今日はユミナの精霊契約を祝って飲むぞ!!」
「「「「「おーー!!」」」」」
この日はユミナは普段お酒を飲まないらしいが調子に乗って飲みまくりつぶれて、2階の宿に先輩のおごりで無料で泊めさしてくれたくれたそうだ。
俺は精霊だから睡眠等は必要ないのだがずっと起きていたらおかしくなりそうだからという理由でちゃんと寝ている。
今日はこの世界に来て初めての布団があるので、俺はユミナが寝ている布団の中に入ってユミナの上に乗って寝た。
次の日、ユミナは起きた後先輩たちにお礼を言って、1階でご飯を食べた。俺は今日どこに行くのか気になったため、
(ユミナ。今日どこ行くの?)
(今日は冒険者ギルドに行って依頼を受けるよ。これが初めてのイグちゃんとのお仕事になるね)
(うん。たのしみ!)
冒険者ギルドかぁー楽しみだな!どんなふうになっているんだろう?絡まれたりするのかなぁー?でもユミナは女の子だしこの世界は今のところ優しい人しかいないもんな。
俺はユミナについていくと、3階建ての建物で、剣と杖が交差しているエンブレムが正面に飾ってあるいかにも冒険者ギルドっていう建物を見つけた。
案の定ユミナはその建物に入って行った。
俺もあとについていくと中は、これも異世界の定番正面に受付、で右側にはクエストボードがあって人が賑わっていた。
そしてちゃんと酒場も併設されており、さすがに朝から飲んでいる人はいなかったが雑談などをしている人がいた。
俺は自意識過剰かもしれないが昨日の事があり、目立つかもしれないから気配を無くした。
一応精霊は霊のモンスターなので、気配を消したり姿を隠す事も出来るのだ。
俺はユミナについていくと厳つくて大きくていかにも怖そうな男が近寄ってきた。俺は内心
「テンプレ来たーーー!!!」
と思っていたが、
「ユミナちゃんヤッホー!今日も薬草取りかい?いま人がすごいから俺が代わりに取ろうか?」
「あっ!ギントさん!おはようございます!今日はウルフ討伐のクエストを受けに来ました」
「ユミナちゃんが討伐クエスト!!パーティはいるのかい?良かったら俺が面倒みている後輩紹介するよ?」
「いえ!大丈夫です!!挑戦してみたくて!!」
「そっか。何事にも挑戦だね。っあ!なら今日後輩の指導ないし俺がついていこっか?危ない時にしか手助けしないから」
「ほんとですかっ!!Bランクのギントさんが来るなら敵なしですね!!」
「よしっ、ならウルフの依頼取って来るね」
「ありがとうございます!!」
前言撤回。めちゃくちゃいい人だった。本当に人は見かけで判断してはいけないな。
それにしてもほんとこの世界いい人しかいないなぁー。せめて腐れ貴族とかいてほしんだけど。
「皆ーー!!遂に精霊と契約出来たよー!!」
と報告すると、皆酒を飲んだり雑談などをしていたが、それをやめて、
「やるじゃねえか!ユミナ!これでれっきとした精霊術師やな!!」
「あーあまた新人に追い抜かれてしまうぜ!ユミナちゃんおめでと」
「Fランハンターの集まりのアイドルがいなくなっちまうよ…」
等と一応ユミナの事を歓迎した。それにユミナは
「皆ありがとー!!もしランクが上がってもちゃんと顔出すからね!!そして皆に紹介します!!火の中級精霊のイグちゃんです!!」
俺はどうしたらいいか分らなかったから、とりあえずユミナの周りをぐるぐる回った。
「ユミナにしてはましな名前じゃないか!!」
「もしかして今日ゴブリン退治をしてくれた子?」
「確か火の精霊と契約している精霊術師居なかったから最強の火属性つかいはユミナちゃんで決まりだね!」
「よし今日はユミナの精霊契約を祝って飲むぞ!!」
「「「「「おーー!!」」」」」
この日はユミナは普段お酒を飲まないらしいが調子に乗って飲みまくりつぶれて、2階の宿に先輩のおごりで無料で泊めさしてくれたくれたそうだ。
俺は精霊だから睡眠等は必要ないのだがずっと起きていたらおかしくなりそうだからという理由でちゃんと寝ている。
今日はこの世界に来て初めての布団があるので、俺はユミナが寝ている布団の中に入ってユミナの上に乗って寝た。
次の日、ユミナは起きた後先輩たちにお礼を言って、1階でご飯を食べた。俺は今日どこに行くのか気になったため、
(ユミナ。今日どこ行くの?)
(今日は冒険者ギルドに行って依頼を受けるよ。これが初めてのイグちゃんとのお仕事になるね)
(うん。たのしみ!)
冒険者ギルドかぁー楽しみだな!どんなふうになっているんだろう?絡まれたりするのかなぁー?でもユミナは女の子だしこの世界は今のところ優しい人しかいないもんな。
俺はユミナについていくと、3階建ての建物で、剣と杖が交差しているエンブレムが正面に飾ってあるいかにも冒険者ギルドっていう建物を見つけた。
案の定ユミナはその建物に入って行った。
俺もあとについていくと中は、これも異世界の定番正面に受付、で右側にはクエストボードがあって人が賑わっていた。
そしてちゃんと酒場も併設されており、さすがに朝から飲んでいる人はいなかったが雑談などをしている人がいた。
俺は自意識過剰かもしれないが昨日の事があり、目立つかもしれないから気配を無くした。
一応精霊は霊のモンスターなので、気配を消したり姿を隠す事も出来るのだ。
俺はユミナについていくと厳つくて大きくていかにも怖そうな男が近寄ってきた。俺は内心
「テンプレ来たーーー!!!」
と思っていたが、
「ユミナちゃんヤッホー!今日も薬草取りかい?いま人がすごいから俺が代わりに取ろうか?」
「あっ!ギントさん!おはようございます!今日はウルフ討伐のクエストを受けに来ました」
「ユミナちゃんが討伐クエスト!!パーティはいるのかい?良かったら俺が面倒みている後輩紹介するよ?」
「いえ!大丈夫です!!挑戦してみたくて!!」
「そっか。何事にも挑戦だね。っあ!なら今日後輩の指導ないし俺がついていこっか?危ない時にしか手助けしないから」
「ほんとですかっ!!Bランクのギントさんが来るなら敵なしですね!!」
「よしっ、ならウルフの依頼取って来るね」
「ありがとうございます!!」
前言撤回。めちゃくちゃいい人だった。本当に人は見かけで判断してはいけないな。
それにしてもほんとこの世界いい人しかいないなぁー。せめて腐れ貴族とかいてほしんだけど。
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