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第7部:新しい春に、もう一人の“僕”
第25話:「その鍵が、わたしをしめつける」
イベントの余韻が残る、静かな夜。
なおは自室の明かりを落とし、スタンドライトだけを灯していた。
背中まで流れる髪を指で梳かしながら、ふと、腰にかかった感覚に身をよじる。
――股間を引き締める、あの感覚。
「……まだ、着けたままなんだ」
レースの下着越しに、貞操具と、奥深くに差し込まれたプラグの存在が明確に感じられる。
プラグの細い茎に、リング状のフックがあり、そこに貞操具が引っかかっている構造――。
イベントのときに、身体のラインを崩さず、反応を抑えるために河合が工夫してくれた“装備”だ。
そして今、その鍵は河合のポケットの中にある。
「……鍵は、あなたが持ってるでしょう?」
車の中でそう言った時、河合が無言で見せてくれた銀の鍵。
そして静かに言った、「帰ったら、外してあげるよ。ちゃんと、全部」と。
なおは、その言葉を思い出して震えた。
(……全部、管理されてる……)
羞恥と安心とが溶けあった、くせになるような支配感。
プラグが身体の奥を刺激するたび、なおの呼吸はわずかに甘くなる。
それが嬉しいのだと、ようやく認められた。
河合に「鍵」を託していることが、こんなにも安心するだなんて。
なおはベッドの端に座り、そっと足を閉じた。
それだけで、股間に吊られた金属がぴんと張る。
「あっ……」
かすかに声が漏れ、すぐに唇を噛んだ。
この“安心と快感”が自分のものだと、全身で確かめる。
――やっぱり、もう戻れない。
なおは自室の明かりを落とし、スタンドライトだけを灯していた。
背中まで流れる髪を指で梳かしながら、ふと、腰にかかった感覚に身をよじる。
――股間を引き締める、あの感覚。
「……まだ、着けたままなんだ」
レースの下着越しに、貞操具と、奥深くに差し込まれたプラグの存在が明確に感じられる。
プラグの細い茎に、リング状のフックがあり、そこに貞操具が引っかかっている構造――。
イベントのときに、身体のラインを崩さず、反応を抑えるために河合が工夫してくれた“装備”だ。
そして今、その鍵は河合のポケットの中にある。
「……鍵は、あなたが持ってるでしょう?」
車の中でそう言った時、河合が無言で見せてくれた銀の鍵。
そして静かに言った、「帰ったら、外してあげるよ。ちゃんと、全部」と。
なおは、その言葉を思い出して震えた。
(……全部、管理されてる……)
羞恥と安心とが溶けあった、くせになるような支配感。
プラグが身体の奥を刺激するたび、なおの呼吸はわずかに甘くなる。
それが嬉しいのだと、ようやく認められた。
河合に「鍵」を託していることが、こんなにも安心するだなんて。
なおはベッドの端に座り、そっと足を閉じた。
それだけで、股間に吊られた金属がぴんと張る。
「あっ……」
かすかに声が漏れ、すぐに唇を噛んだ。
この“安心と快感”が自分のものだと、全身で確かめる。
――やっぱり、もう戻れない。
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