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第11章:上品なレースの奥、秘められた鍵
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「今日は、お出かけ日和ね、陽菜ちゃん」
鏡の前で、市川は笑っていた。
陽菜の肌には、いつも以上に丁寧な化粧が施されていた。
アイラインの角度、うっすらローズ色のリップ、首元にはパールのネックレス。
ブラウスは薄い水色、ふわりと広がる白のロングスカート。
ベージュのカーディガンを肩にかけ、靴はヒールの低いパンプス。
「まるで育ちのいいお嬢さんね。——でも、服の下は?」
陽菜は、小さく頷いた。
「……はい、レースのブラとショーツ。太腿には縄……あと、貞操具も、そのまま……です」
「ふふ。よくできました。今日も“女の子”で外を歩けるね」
街に出ると、季節の風がスカートの裾をふわりと揺らす。
陽菜は、見た目だけなら完全に“女性”だった。肩をすぼめ、背筋を伸ばして、慎ましく微笑む姿は、誰から見ても清楚な若いOLだ。
だが一歩ごとに太腿で縄が擦れ、股間では金属がカチャリと存在を主張する。
(見られてない、はず……でも……もし誰かに見破られたら……)
市川と腕を組みながら歩く。恋人のように自然に、周囲に溶け込みながらも、心の奥ではずっと緊張が絶えない。
ショッピングモール。
可愛いブラウスを見て「これ、陽菜ちゃんに似合いそう」と市川が囁く。
「試着、してみる?」
「……え、でも」
「大丈夫、女の子なんだから。ね?」
個室に入る。脱ぐたびにレースが肌に張り付き、ストッキングを伝って金属のケージがキラリと光る。
服を合わせるたび、自分の女としての姿に、快感と不安が交錯する。
(私……本当に“女の子”として、外に出てるんだ……)
その夜、市川は予約していたレストランに連れて行った。
落ち着いた照明、ワインと香草の香り。
ウエイターに「お二人ですか、お嬢様」と言われた瞬間、陽菜の全身が粟立つ。
ディナーの間、膝を閉じ、背筋を伸ばし、丁寧な言葉で振る舞う陽菜。
だが内側では、絶え間なく欲望が蠢いていた。
市川がふと囁く。
「ねえ、貞操具の中……今、どんな感じ?」
「……きつくて、……でも……嬉しいです……」
「そう、えらい子ね。誰にもバレずに、こんなに綺麗にしていられるなんて。今日のご褒美、ちゃんとあげなきゃね」
食後、市川はトイレの個室に陽菜を連れて行った。
鍵を閉め、静かにブラウスをまくり、スカートをめくって下着の奥を見つめる。
「ちゃんと、濡れてる……苦しいけど、すごく感じてたんだね」
市川は優しく、だが支配的に囁いた。
「このまま、また鍵をかけて帰ろうね。イかせてあげないまま、また“清楚な女の子”に戻してあげる」
陽菜は息を呑み、静かに頷いた。
羞恥と快感の頂で、“女”として過ごすことの悦びが、心と身体に沁み渡っていた。
鏡の前で、市川は笑っていた。
陽菜の肌には、いつも以上に丁寧な化粧が施されていた。
アイラインの角度、うっすらローズ色のリップ、首元にはパールのネックレス。
ブラウスは薄い水色、ふわりと広がる白のロングスカート。
ベージュのカーディガンを肩にかけ、靴はヒールの低いパンプス。
「まるで育ちのいいお嬢さんね。——でも、服の下は?」
陽菜は、小さく頷いた。
「……はい、レースのブラとショーツ。太腿には縄……あと、貞操具も、そのまま……です」
「ふふ。よくできました。今日も“女の子”で外を歩けるね」
街に出ると、季節の風がスカートの裾をふわりと揺らす。
陽菜は、見た目だけなら完全に“女性”だった。肩をすぼめ、背筋を伸ばして、慎ましく微笑む姿は、誰から見ても清楚な若いOLだ。
だが一歩ごとに太腿で縄が擦れ、股間では金属がカチャリと存在を主張する。
(見られてない、はず……でも……もし誰かに見破られたら……)
市川と腕を組みながら歩く。恋人のように自然に、周囲に溶け込みながらも、心の奥ではずっと緊張が絶えない。
ショッピングモール。
可愛いブラウスを見て「これ、陽菜ちゃんに似合いそう」と市川が囁く。
「試着、してみる?」
「……え、でも」
「大丈夫、女の子なんだから。ね?」
個室に入る。脱ぐたびにレースが肌に張り付き、ストッキングを伝って金属のケージがキラリと光る。
服を合わせるたび、自分の女としての姿に、快感と不安が交錯する。
(私……本当に“女の子”として、外に出てるんだ……)
その夜、市川は予約していたレストランに連れて行った。
落ち着いた照明、ワインと香草の香り。
ウエイターに「お二人ですか、お嬢様」と言われた瞬間、陽菜の全身が粟立つ。
ディナーの間、膝を閉じ、背筋を伸ばし、丁寧な言葉で振る舞う陽菜。
だが内側では、絶え間なく欲望が蠢いていた。
市川がふと囁く。
「ねえ、貞操具の中……今、どんな感じ?」
「……きつくて、……でも……嬉しいです……」
「そう、えらい子ね。誰にもバレずに、こんなに綺麗にしていられるなんて。今日のご褒美、ちゃんとあげなきゃね」
食後、市川はトイレの個室に陽菜を連れて行った。
鍵を閉め、静かにブラウスをまくり、スカートをめくって下着の奥を見つめる。
「ちゃんと、濡れてる……苦しいけど、すごく感じてたんだね」
市川は優しく、だが支配的に囁いた。
「このまま、また鍵をかけて帰ろうね。イかせてあげないまま、また“清楚な女の子”に戻してあげる」
陽菜は息を呑み、静かに頷いた。
羞恥と快感の頂で、“女”として過ごすことの悦びが、心と身体に沁み渡っていた。
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