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第15章:教えられる「ふるまい」
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市川はいつものように柔らかく微笑みながら、陽菜の耳元で囁いた。
「ねえ……陽菜ちゃん。今日こそ、女の子としてもっと深くなるための“レッスン”しようか?」
そう言って連れていかれたのは、郊外のショッピングモールの一角。
可愛らしい下着、コスメ、そして奥には大人の女性向けのショップ。
「選んでごらん、陽菜ちゃんが“興味あるもの”。恥ずかしくても……ちゃんと、女の子として自分を知るためよ」
陳列棚に並ぶものを前に、陽菜の指先は震えていた。
でも市川はその背中を押すように、ひとつの箱を手に取った。
「じゃあ、これにしましょう。今日のレッスンは……“口元のふるまい”」
帰り道の車内、市川は箱を膝に乗せて、そっと陽菜の顔を覗き込んだ。
「人前ではできないことだけど……女の子として、大事なこと。“口元の動き”って、すごく見られてるの」
その日、カーテンの引かれた部屋で、陽菜は鏡の前に座らされて、市川の指導を受けることになる。
「まずはね、こうして——唇を柔らかくあてて……そう。焦らず、丁寧に」
手取り足取り、市川の手が陽菜の顎に添えられ、仕草を整えられる。
それは、決して“いやらしさ”だけではない。
自分の身体の動きが、いかに“他者に見られるものか”、そして“女としての美しさ”がどう作られていくか——。
「上目遣いがポイントだよ」
陽菜は羞恥に頬を染めながらも、次第にそのレッスンに没頭していった。
(わたし、こんなことを……女の子として、覚えさせられてる……)
でも——それが“快感”になっていくのを、陽菜は否定できなかった。
「ねえ……陽菜ちゃん。今日こそ、女の子としてもっと深くなるための“レッスン”しようか?」
そう言って連れていかれたのは、郊外のショッピングモールの一角。
可愛らしい下着、コスメ、そして奥には大人の女性向けのショップ。
「選んでごらん、陽菜ちゃんが“興味あるもの”。恥ずかしくても……ちゃんと、女の子として自分を知るためよ」
陳列棚に並ぶものを前に、陽菜の指先は震えていた。
でも市川はその背中を押すように、ひとつの箱を手に取った。
「じゃあ、これにしましょう。今日のレッスンは……“口元のふるまい”」
帰り道の車内、市川は箱を膝に乗せて、そっと陽菜の顔を覗き込んだ。
「人前ではできないことだけど……女の子として、大事なこと。“口元の動き”って、すごく見られてるの」
その日、カーテンの引かれた部屋で、陽菜は鏡の前に座らされて、市川の指導を受けることになる。
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