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二章「聖域を巡る旅~咲き綻ぶ光輝~」
二章 第五話「イブリス・シード」
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汚染。期待を決して裏切らない単語にエルキュールは目を光らせた。
「汚染の原因や仕組みが分かったということですか?」
「いや、完全に分かったとは言えない。けれどかなり有力な仮説を導き出すことができたんだ」
向かいに腰掛けたローリーは湯気で白くなった眼鏡を外し、机に散らばった資料の中を漁り始めた。机に顔が引っ付くほどの距離で忙しなく手を動かす。
エルキュールは手伝ってやりたい思いでいっぱいだったが、勝手がわからないので落ち着かない表情で見守るしかなかった。
一方、オーウェンは難しい顔でハーブティーを飲んでいた。
「はぁー、あったあった。ミクシリアが襲撃を受けた際のマクダウェル邸での一幕。騎士団長やルイス・マクダウェルからの供述に興味深いものが見られてね」
眼鏡をかけ直してローリー。
エルキュールは当時その場にはいなかったが、この事に対して簡単な説明だけは受けていた。
ビル・マクダウェルがアマルティアの魔人と結託し、今回の裏で動いていたこと。
王都の魔動鏡に細工して王国騎士を動かす名目を生み出し、果てには息子のルイスを寄越してヌール伯を唆したこと。そうしてヌール=ミクシリアの守りの均衡を崩し、不意打ちを図ったことを。
アマルティアとの接触時期、攪乱に使用された記憶と認知に関与する魔動機械についてなど、未だ詳細が明らかになっていない事件ではあるが。
とにかく続きを促すよう、エルキュールは相槌を打った。
「当時のマクダウェル邸には魔獣が跋扈していて、人の気配が少なかった。あの屋敷には使用人が大勢いたにも関わらずね」
「……一応訊ねますが、外から魔獣が入り込んで襲われた、というわけではないのですよね?」
「うん、当時屋敷の外は損傷があまりなかった。外から来た魔獣はその段階ではまだ中央区にまで侵入していなかったんだね。つまり屋敷にいた魔物は、屋敷の中で、人工的に生み出されたものだとされている」
汚染を、人工的に。信じがたい内容に言葉を詰まらせるエルキュールに、ローリーは資料を指差しながら伝える。
「注射器に入った、黒く光る謎の粒子。恐ろしいことにビルは、それを以て次々とリーベを魔物へ変えていたのさ」
「……本当に、そんなことができるものなんですか?」
「道徳的な意味で問われれば僕も答えに窮するけど。実現できるかということなら、はっきりと可能だと言えるね。屋敷に残っていた記録も、レイモンドという男の末路も、それを物語っている」
レイモンドというのはエルキュールも聞いた事がある名前だった。一瞬ではあるがヌールで顔も合わせた。
ルイスの付き人でもあった彼が、主の目の前で人から魔人へと変貌したことを、ローリーは感情を排した口調で語った。
エルキュールは目を閉じた。そうしなければ内に抱える激情を二人に知られてしまいそうだった。
「……問題は、その黒い粒子が何であるかということであろう。まさか只の闇の魔素だったとは言うまい」
悲痛に苛まれる部下を気遣ってか、オーウェンが力強く言葉を継いだ。
「もちろん。僕も現物を見て魔素分析を行ったけど、これは闇の魔素ともまた違う性質を持つものだよ。それにただの魔素を人体に注入して魔人と化した例はない」
「なら、魔法の一種……とかですか?」
「いい線だねエルキュールくん。王都に滞在している六霊守護のお嬢さんも、似たようなことを言っていた。粒子には魔法に特有の構造、術式が残されていたんだ」
説明が少し専門的になっていくのを感じる。
かつてジェナの闇魔法の訓練に付き合った際に、代わりに聞いた魔法原理を思いだしながら、エルキュールはどうにか会話についていく。
現代で用いられている魔法は全て、特定の魔素の配列・術式を持っている。肉眼では捉えられない領域であるが、魔素感覚を研ぎ澄ませることでそれを認識することが可能になる。
そしてその通りに魔素を操ることで初めて、人は多岐にわたる魔法を放出することができるという。
「魔法の配列を調べることができたのでしたら、それが何の魔法であるかを調べることができますよね? 現代までに人によって編み出された魔法はほぼすべて魔法書に記されている」
だからこそ魔人であるエルキュールも、独学で魔法を学ぶことができた。
ローリーの話が確かならば、その粒子の正体も自ずと導き出されるはずだが。
「もちろん、すぐに調べるよう手配したよ。その上で、粒子の正体は分からないという結論に至ったんだ」
「分からない? それって」
エルキュールにも僅かに覚えがあった。
たとえばヌール郊外の平原にいた魔獣についていた謎の術式。
正体が分からない魔法という意味では、遺跡で戦ったザラームの魔法もそうだ。
どちらもアマルティアに関連する魔法。エルキュールは今の今まで失念していたことを恥じた。
「マクダウェルのエリックが人々を操る時に使った魔法もそうだけど、どうやらあの粒子は現存する魔法書には掲載されていない魔法みたいだ。あるとすれば流通していない禁書か、はたまた人知れず口伝されたものか。どちらにせよ、闇が深そうな由来を持つ代物だね」
「もしくはアマルティアが生み出したか、ですね。実際奴らは俺たちに馴染みのない魔法を数多く知っていて、恐らくはその粒子をビルに与えたのも奴らです。恐らくこれも魔法か何かで――」
「確かに僕も粒子を渡したのはアマルティアだと思う。けれど彼らがそれを生み出したかどうかは別だよ」
エルキュールが逸っていたのを見抜いたか、途端にローリーの顔が険しくなる。
「ごめんね、ただもう少し聞いてほしい。あなたの誤解を解くためにちょっとだけ話が脱線するけど……汚染というのは魔物に襲われても必ず生じる現象というわけではない。まずこれは知っているよね?」
「……ええ。魔物に肉を切り裂かれ、臓を抉られることで致命傷を負ったとしても、汚染されることなく亡くなる人もいる」
「そこなんだよ。一般的に魔物から直接傷を受け、命が脅かされることで、リーベは汚染されると言われている。けど現実にはそうとは限らない。なぜだい? 魔物の側が殺すか汚染するかを選んでいるのかい? だとしたらなぜそんな非生産的なことを? できるのなら全てを汚染したほうが、より仲間を増やすことができて――」
「ローリー、その辺りで一度落ち着いてくれぬか。エルキュール殿も戸惑っている」
語るにつれ徐々に興奮が増していたローリーが、はっと我に返ったように目を瞬かせた。
椅子に座り直し、エルキュールに軽く謝罪すると、落ち着いた声色を作って話を再開させる。
「要するに。魔物であることが、即ち汚染が可能であるという条件ではないんじゃないかって言いたいんだよ。そしていま、僕らは魔物以外が汚染現象を引き起こす例を知っている」
「……あの粒子ですか」
ここに来てようやく、エルキュールも話の終着点が見えてきた。ローリーが満足そうに頷いた。
「こう考えることができる。あれこそが魔物という生命を生み出す種のようなものだと。魔物は生来あれを内に宿していて、媒介しているんだ。そして粒子をリーベに埋め込むことで、魔物という種は数を増やし、生存してきた。六霊暦が始まる以前からずっとね」
「種を、媒介……」
「うん。僕はずっとこの仮説を持っていたんだけど、ここにきてそれを支持するものが現れた――汚染を引き起こす、イブリス・シードがね。だからこそ、魔物に襲撃を受けてもたまに汚染を免れるといった状況が起こる。それはイブリス・シードの伝達が上手くいかなかったからなのか、何らかの不全によって種が魔物に備わっていないのか、調査が必要だけどね」
汚染現象を引き起こす本当の原因、イブリス・シード。
ローリーが新たに提唱したそれは、エルキュールにあることを思い出させた。
今でも鮮明に浮かぶ、あの知人の顔を。人としての生を奪われ、魔人と化した哀れな男のことを。
「……ああ、そうか。そういうことだったのか。このイブリス・シードをリーベに継承させる、それこそが彼の言っていた、魔物に刻み込まれた絶対的な本能ということなのか」
「……? エルキュールくん、それは?」
対するローリーとオーウェンが怪訝な表情を寄せていた。どうやら気付かぬ内に思考が漏れ出てしまっていたらしい。
エルキュールは気が抜けてしまっていたことを恥じたが、むしろ今回に限っては手間が省けて好都合だった。
気を取り直し、真剣な顔を作る。
「すみません、勝手に自分の中で完結してしまって。今のお話を聞いて俺も思ったことがあるのですが、よければお二人にも聞いていただけませんか?」
自身の問題については踏み込み過ぎないよう今一度戒め、エルキュールは両者に目を向ける。
それから間もなく了承が返り、秘密主義の魔人は徐に語り始めた。
「汚染の原因や仕組みが分かったということですか?」
「いや、完全に分かったとは言えない。けれどかなり有力な仮説を導き出すことができたんだ」
向かいに腰掛けたローリーは湯気で白くなった眼鏡を外し、机に散らばった資料の中を漁り始めた。机に顔が引っ付くほどの距離で忙しなく手を動かす。
エルキュールは手伝ってやりたい思いでいっぱいだったが、勝手がわからないので落ち着かない表情で見守るしかなかった。
一方、オーウェンは難しい顔でハーブティーを飲んでいた。
「はぁー、あったあった。ミクシリアが襲撃を受けた際のマクダウェル邸での一幕。騎士団長やルイス・マクダウェルからの供述に興味深いものが見られてね」
眼鏡をかけ直してローリー。
エルキュールは当時その場にはいなかったが、この事に対して簡単な説明だけは受けていた。
ビル・マクダウェルがアマルティアの魔人と結託し、今回の裏で動いていたこと。
王都の魔動鏡に細工して王国騎士を動かす名目を生み出し、果てには息子のルイスを寄越してヌール伯を唆したこと。そうしてヌール=ミクシリアの守りの均衡を崩し、不意打ちを図ったことを。
アマルティアとの接触時期、攪乱に使用された記憶と認知に関与する魔動機械についてなど、未だ詳細が明らかになっていない事件ではあるが。
とにかく続きを促すよう、エルキュールは相槌を打った。
「当時のマクダウェル邸には魔獣が跋扈していて、人の気配が少なかった。あの屋敷には使用人が大勢いたにも関わらずね」
「……一応訊ねますが、外から魔獣が入り込んで襲われた、というわけではないのですよね?」
「うん、当時屋敷の外は損傷があまりなかった。外から来た魔獣はその段階ではまだ中央区にまで侵入していなかったんだね。つまり屋敷にいた魔物は、屋敷の中で、人工的に生み出されたものだとされている」
汚染を、人工的に。信じがたい内容に言葉を詰まらせるエルキュールに、ローリーは資料を指差しながら伝える。
「注射器に入った、黒く光る謎の粒子。恐ろしいことにビルは、それを以て次々とリーベを魔物へ変えていたのさ」
「……本当に、そんなことができるものなんですか?」
「道徳的な意味で問われれば僕も答えに窮するけど。実現できるかということなら、はっきりと可能だと言えるね。屋敷に残っていた記録も、レイモンドという男の末路も、それを物語っている」
レイモンドというのはエルキュールも聞いた事がある名前だった。一瞬ではあるがヌールで顔も合わせた。
ルイスの付き人でもあった彼が、主の目の前で人から魔人へと変貌したことを、ローリーは感情を排した口調で語った。
エルキュールは目を閉じた。そうしなければ内に抱える激情を二人に知られてしまいそうだった。
「……問題は、その黒い粒子が何であるかということであろう。まさか只の闇の魔素だったとは言うまい」
悲痛に苛まれる部下を気遣ってか、オーウェンが力強く言葉を継いだ。
「もちろん。僕も現物を見て魔素分析を行ったけど、これは闇の魔素ともまた違う性質を持つものだよ。それにただの魔素を人体に注入して魔人と化した例はない」
「なら、魔法の一種……とかですか?」
「いい線だねエルキュールくん。王都に滞在している六霊守護のお嬢さんも、似たようなことを言っていた。粒子には魔法に特有の構造、術式が残されていたんだ」
説明が少し専門的になっていくのを感じる。
かつてジェナの闇魔法の訓練に付き合った際に、代わりに聞いた魔法原理を思いだしながら、エルキュールはどうにか会話についていく。
現代で用いられている魔法は全て、特定の魔素の配列・術式を持っている。肉眼では捉えられない領域であるが、魔素感覚を研ぎ澄ませることでそれを認識することが可能になる。
そしてその通りに魔素を操ることで初めて、人は多岐にわたる魔法を放出することができるという。
「魔法の配列を調べることができたのでしたら、それが何の魔法であるかを調べることができますよね? 現代までに人によって編み出された魔法はほぼすべて魔法書に記されている」
だからこそ魔人であるエルキュールも、独学で魔法を学ぶことができた。
ローリーの話が確かならば、その粒子の正体も自ずと導き出されるはずだが。
「もちろん、すぐに調べるよう手配したよ。その上で、粒子の正体は分からないという結論に至ったんだ」
「分からない? それって」
エルキュールにも僅かに覚えがあった。
たとえばヌール郊外の平原にいた魔獣についていた謎の術式。
正体が分からない魔法という意味では、遺跡で戦ったザラームの魔法もそうだ。
どちらもアマルティアに関連する魔法。エルキュールは今の今まで失念していたことを恥じた。
「マクダウェルのエリックが人々を操る時に使った魔法もそうだけど、どうやらあの粒子は現存する魔法書には掲載されていない魔法みたいだ。あるとすれば流通していない禁書か、はたまた人知れず口伝されたものか。どちらにせよ、闇が深そうな由来を持つ代物だね」
「もしくはアマルティアが生み出したか、ですね。実際奴らは俺たちに馴染みのない魔法を数多く知っていて、恐らくはその粒子をビルに与えたのも奴らです。恐らくこれも魔法か何かで――」
「確かに僕も粒子を渡したのはアマルティアだと思う。けれど彼らがそれを生み出したかどうかは別だよ」
エルキュールが逸っていたのを見抜いたか、途端にローリーの顔が険しくなる。
「ごめんね、ただもう少し聞いてほしい。あなたの誤解を解くためにちょっとだけ話が脱線するけど……汚染というのは魔物に襲われても必ず生じる現象というわけではない。まずこれは知っているよね?」
「……ええ。魔物に肉を切り裂かれ、臓を抉られることで致命傷を負ったとしても、汚染されることなく亡くなる人もいる」
「そこなんだよ。一般的に魔物から直接傷を受け、命が脅かされることで、リーベは汚染されると言われている。けど現実にはそうとは限らない。なぜだい? 魔物の側が殺すか汚染するかを選んでいるのかい? だとしたらなぜそんな非生産的なことを? できるのなら全てを汚染したほうが、より仲間を増やすことができて――」
「ローリー、その辺りで一度落ち着いてくれぬか。エルキュール殿も戸惑っている」
語るにつれ徐々に興奮が増していたローリーが、はっと我に返ったように目を瞬かせた。
椅子に座り直し、エルキュールに軽く謝罪すると、落ち着いた声色を作って話を再開させる。
「要するに。魔物であることが、即ち汚染が可能であるという条件ではないんじゃないかって言いたいんだよ。そしていま、僕らは魔物以外が汚染現象を引き起こす例を知っている」
「……あの粒子ですか」
ここに来てようやく、エルキュールも話の終着点が見えてきた。ローリーが満足そうに頷いた。
「こう考えることができる。あれこそが魔物という生命を生み出す種のようなものだと。魔物は生来あれを内に宿していて、媒介しているんだ。そして粒子をリーベに埋め込むことで、魔物という種は数を増やし、生存してきた。六霊暦が始まる以前からずっとね」
「種を、媒介……」
「うん。僕はずっとこの仮説を持っていたんだけど、ここにきてそれを支持するものが現れた――汚染を引き起こす、イブリス・シードがね。だからこそ、魔物に襲撃を受けてもたまに汚染を免れるといった状況が起こる。それはイブリス・シードの伝達が上手くいかなかったからなのか、何らかの不全によって種が魔物に備わっていないのか、調査が必要だけどね」
汚染現象を引き起こす本当の原因、イブリス・シード。
ローリーが新たに提唱したそれは、エルキュールにあることを思い出させた。
今でも鮮明に浮かぶ、あの知人の顔を。人としての生を奪われ、魔人と化した哀れな男のことを。
「……ああ、そうか。そういうことだったのか。このイブリス・シードをリーベに継承させる、それこそが彼の言っていた、魔物に刻み込まれた絶対的な本能ということなのか」
「……? エルキュールくん、それは?」
対するローリーとオーウェンが怪訝な表情を寄せていた。どうやら気付かぬ内に思考が漏れ出てしまっていたらしい。
エルキュールは気が抜けてしまっていたことを恥じたが、むしろ今回に限っては手間が省けて好都合だった。
気を取り直し、真剣な顔を作る。
「すみません、勝手に自分の中で完結してしまって。今のお話を聞いて俺も思ったことがあるのですが、よければお二人にも聞いていただけませんか?」
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