112 / 158
二章「聖域を巡る旅~咲き綻ぶ光輝~」
二章 第二十七話「陥穽 前編」
しおりを挟む
イルミライト家の寝殿から少し離れた屋敷の一室で。
久々に柔らかい寝具で眠れたグレンはすこぶる機嫌よく朝を迎えた。
運動を終えて適当に水浴びを済まると、携帯していた食料を貪る。
干し肉や、凍らせた果実。どれもブラッドフォードを飛び出してからは重宝した、グレンにとっては愛用の代物だ。
それに加え、今回の旅ではエルキュール経由で手渡されたデュランダル謹製の魔動収納機が、なかなかに良い働きを見せていた。
おかげで平時よりも多くの物資を手軽に持ち運べる。
その効果は、今後もデュランダルの任務とは関係なしにこの利便性には与りたいものだと、邪な考えが脳裏を掠めるほどであった。
なお、昨夜の時点で朝の食事を給仕するという申し出は丁重に断っていた。
六霊守護、エヴリンとドウェインの老夫婦は、未だ信用に足らない。
飄々としているようで用心深いグレンは、彼女らに対してあまり隙を見せたくはなかった。
「おう、朝は早いんだな」
時間を持て余したので、廊下に出て外に広がる庭園を眺めていると、同じようにロレッタも顔を出してきた。
気まぐれに挨拶してみる。返って来たのは、まるで苦汁を舐めたかのように不快そうな面。
尋ねれば。
「朝起きて最初に見たのがよりによって貴方の顔なのよ? こんな感情にもなるのも当然でしょう?」
生意気な言い草。せっかくの上機嫌も瞬く間に霧散する。
そして、必然的な沈黙。もちろんここで話を終えてもよかったが。
グレンはこの際、前から感じていた疑問をぶつけてみることにした。
「お前の人となりは、これまでの経験を通じて少しは分かってきたけどよ。どうしてオレがそこまで嫌われるのかは一向に理解できねえんだよな。お前に何かした覚えもねえぞ?」
「……そうなのかしら」
「あん?」
「覚えがないだけで、本当は私に無礼を働いた可能性もあるかもしれないわよ?」
「は……? お前と会ってまだ二週間とちょっと。それにその大半はずっと戦ってたしよ……」
「なら、その二週間より前だったらどう?」
繰り返される問い。グレンはますます混乱した。
前とはなんだ。
王都に来る前ならばその時はエルキュールと行動しており、それ以前となるとカヴォード帝国で一人旅の真っ最中であった。
一体ロレッタはいつのことを指しているのか考えていると。
彼女はその様子に満足したのか、珍しく口を開けて笑った。
「……馬鹿ね、ぜんぶ冗談よ」
「な、お前なあ……!」
臨時とはいえ同じくデュランダルの一員として活動する身になったのだからと、歩み寄る姿勢を見せたのがそも間違いだったか。
このロレッタという女は、珍しく殊勝なグレンを虚仮にすることで、何よりの愉悦を得ているに過ぎなかったのだ。
危うく思い出したくもない家出時代の黒歴史を自ら掘り起こしてしまうところであった。
すっかり意気消沈。
されどこの後に待ち受けていることを思えば、過度に浮ついた気分は邪魔でしかなかっただろう。
そう考えると、意外にも悪くないかもしれない。
グレンは自身のこの前向きさをとことん愛してみることにした。
「あ、グレン様。ロレッタ様も。お早うございます」
白い祭服を着こんだチェルシーが二人の前に静かに現れ、相も変わらず恭しく頭を下げた。
ただ、朝は苦手なのか。淡い青を湛えたその髪は後頭部に寝癖がついていた。
人見知りなうえに、詰めが甘い性格なよう。
「おはよう。客人の前だからかしら。随分と素敵な髪型ね」
毒々しい態度の彼女とは大違いだなと、ほくそ笑む。
が、同時に。
恥ずかしげに頬を染めるチェルシーと意地の悪い笑みを浮かべるロレッタを眺めるうちに。
グレンは奇妙な既視感に襲われていた。
まるで以前にも、こうした経験があったように感じられる。
あれは少女だった。控えめで、虚ろな目をした少女。
その少女に、当時貴族というものにほとほと嫌気のさしていたグレンは。今のロレッタのように軽口を言った覚えがある。
だが、なぜ今になって。そんなことを。
「ちっ、オレもここに来てからなんか調子を狂わされてるな……」
ジェナといい。エルキュールといい。
力のある者が悩み苦しむ様を見て知らぬ間に引きずられていたようだ。
切り替えねば。ここは誰よりも冷静に。
デュランダル捜査隊の中でグレンは誰よりも年長者であるのだから。
「――んなことより。あんたが来たってことは。そろそろあっちの準備も整ったってことでいいんだな?」
「あ、はい。寝殿の方でエヴリン様と姫様がお待ちです。よろしければご案内いたしますが……」
「それは有難いけどよ。まだエルキュールの奴が起きてこねえんだ」
「エルキュール様でしたら今朝は目覚めがよろしくなかったようで、準備にまだ時間がかかるとヘクター様が仰ってました」
「ヘクター? ああ、あのバンダナを巻いた野郎か……確かソレイユ戦士団とかいう部隊を束ねている男だったよな?」
どうしてそんな男がわざわざエルキュールの状況を気にするのか。
疑問に駆られて尋ねると、チェルシーは恥ずかしそうに頬を赤に染め。
「え、えっと、その。殿方の部屋にいきなり入るのはどうかと思いましてっ! む、無防備な姿とか、お着替え中に出くわしてしまったらどうしようとか……!」
まるで恋する乙女かのような表情で捲し立てた。
「あー……そうか」
要するに。彼女はソレイユという狭い世界しか知らず、若い男に対する免疫がなかった。
どうしようかと右往左往していたところにそのヘクターという男が通りかかった、ということだろう。
「……ええと。エルキュール様もすぐにヘクター様の案内のもと向かわれるということですのでっ。わたしたちは先に行って待つということで……!」
「へいへい。分かったっての」
あまりこの生娘に無理させるのは忍びなく、ここは大人しく彼女の提案に従うグレンだった。
寝殿内は、やはり厳かな空気に包まれていた。
奥に控えるエヴリンは超然と縁側に座るこちらを睥睨し、感情の読み取れないジェナの表情も相変わらず。
重苦しい沈黙がどれほど過ぎたか。グレンは呆れたように口を開いた。
「……それで? エルキュールはいつになったらやって来るんだ?」
なおも沈黙。エヴリンは答えない。チェルシーは席を外されている。
ならば、と。
グレンは縁側から外に通じる道を塞いでいるソレイユ戦士団へと視線を移した。
「この物騒な奴らはなんだ? こいつらを束ねるヘクターも、いつも六霊守護にべったりなドウェインも。さっきから姿を見ないんだがそれは?」
徐々に苛立ちが加速し、語尾に熱が宿る。
兵たちは木偶のように佇むばかりで、丸きり反応はなかった。
話にならないと、ロレッタが鼻を鳴らす。
これでは八方塞がり。
一体何が起こっているのかと疑問が限界まで募る中、救いの手は意外なところから差し伸べられた。
「――彼は、ここには来ませんよ」
一瞬、自分に声をかけているのか判断に困ったグレンだったが。
聞き慣れない声色、澄ました素振りの張本人に嫌な予感を感じつつ尋ねる。
「どういうことだ、ジェナ? エルキュールが来ないってのはどういう意味だ?」
「言葉通りの意味ですよ、グレンさん。デュランダル特別捜査隊隊長のエルキュール・ラングレーはこの場には来ない。なぜなら――」
その少女は。
感情の見通せない、酷く曇った瞳で語り始めた。
久々に柔らかい寝具で眠れたグレンはすこぶる機嫌よく朝を迎えた。
運動を終えて適当に水浴びを済まると、携帯していた食料を貪る。
干し肉や、凍らせた果実。どれもブラッドフォードを飛び出してからは重宝した、グレンにとっては愛用の代物だ。
それに加え、今回の旅ではエルキュール経由で手渡されたデュランダル謹製の魔動収納機が、なかなかに良い働きを見せていた。
おかげで平時よりも多くの物資を手軽に持ち運べる。
その効果は、今後もデュランダルの任務とは関係なしにこの利便性には与りたいものだと、邪な考えが脳裏を掠めるほどであった。
なお、昨夜の時点で朝の食事を給仕するという申し出は丁重に断っていた。
六霊守護、エヴリンとドウェインの老夫婦は、未だ信用に足らない。
飄々としているようで用心深いグレンは、彼女らに対してあまり隙を見せたくはなかった。
「おう、朝は早いんだな」
時間を持て余したので、廊下に出て外に広がる庭園を眺めていると、同じようにロレッタも顔を出してきた。
気まぐれに挨拶してみる。返って来たのは、まるで苦汁を舐めたかのように不快そうな面。
尋ねれば。
「朝起きて最初に見たのがよりによって貴方の顔なのよ? こんな感情にもなるのも当然でしょう?」
生意気な言い草。せっかくの上機嫌も瞬く間に霧散する。
そして、必然的な沈黙。もちろんここで話を終えてもよかったが。
グレンはこの際、前から感じていた疑問をぶつけてみることにした。
「お前の人となりは、これまでの経験を通じて少しは分かってきたけどよ。どうしてオレがそこまで嫌われるのかは一向に理解できねえんだよな。お前に何かした覚えもねえぞ?」
「……そうなのかしら」
「あん?」
「覚えがないだけで、本当は私に無礼を働いた可能性もあるかもしれないわよ?」
「は……? お前と会ってまだ二週間とちょっと。それにその大半はずっと戦ってたしよ……」
「なら、その二週間より前だったらどう?」
繰り返される問い。グレンはますます混乱した。
前とはなんだ。
王都に来る前ならばその時はエルキュールと行動しており、それ以前となるとカヴォード帝国で一人旅の真っ最中であった。
一体ロレッタはいつのことを指しているのか考えていると。
彼女はその様子に満足したのか、珍しく口を開けて笑った。
「……馬鹿ね、ぜんぶ冗談よ」
「な、お前なあ……!」
臨時とはいえ同じくデュランダルの一員として活動する身になったのだからと、歩み寄る姿勢を見せたのがそも間違いだったか。
このロレッタという女は、珍しく殊勝なグレンを虚仮にすることで、何よりの愉悦を得ているに過ぎなかったのだ。
危うく思い出したくもない家出時代の黒歴史を自ら掘り起こしてしまうところであった。
すっかり意気消沈。
されどこの後に待ち受けていることを思えば、過度に浮ついた気分は邪魔でしかなかっただろう。
そう考えると、意外にも悪くないかもしれない。
グレンは自身のこの前向きさをとことん愛してみることにした。
「あ、グレン様。ロレッタ様も。お早うございます」
白い祭服を着こんだチェルシーが二人の前に静かに現れ、相も変わらず恭しく頭を下げた。
ただ、朝は苦手なのか。淡い青を湛えたその髪は後頭部に寝癖がついていた。
人見知りなうえに、詰めが甘い性格なよう。
「おはよう。客人の前だからかしら。随分と素敵な髪型ね」
毒々しい態度の彼女とは大違いだなと、ほくそ笑む。
が、同時に。
恥ずかしげに頬を染めるチェルシーと意地の悪い笑みを浮かべるロレッタを眺めるうちに。
グレンは奇妙な既視感に襲われていた。
まるで以前にも、こうした経験があったように感じられる。
あれは少女だった。控えめで、虚ろな目をした少女。
その少女に、当時貴族というものにほとほと嫌気のさしていたグレンは。今のロレッタのように軽口を言った覚えがある。
だが、なぜ今になって。そんなことを。
「ちっ、オレもここに来てからなんか調子を狂わされてるな……」
ジェナといい。エルキュールといい。
力のある者が悩み苦しむ様を見て知らぬ間に引きずられていたようだ。
切り替えねば。ここは誰よりも冷静に。
デュランダル捜査隊の中でグレンは誰よりも年長者であるのだから。
「――んなことより。あんたが来たってことは。そろそろあっちの準備も整ったってことでいいんだな?」
「あ、はい。寝殿の方でエヴリン様と姫様がお待ちです。よろしければご案内いたしますが……」
「それは有難いけどよ。まだエルキュールの奴が起きてこねえんだ」
「エルキュール様でしたら今朝は目覚めがよろしくなかったようで、準備にまだ時間がかかるとヘクター様が仰ってました」
「ヘクター? ああ、あのバンダナを巻いた野郎か……確かソレイユ戦士団とかいう部隊を束ねている男だったよな?」
どうしてそんな男がわざわざエルキュールの状況を気にするのか。
疑問に駆られて尋ねると、チェルシーは恥ずかしそうに頬を赤に染め。
「え、えっと、その。殿方の部屋にいきなり入るのはどうかと思いましてっ! む、無防備な姿とか、お着替え中に出くわしてしまったらどうしようとか……!」
まるで恋する乙女かのような表情で捲し立てた。
「あー……そうか」
要するに。彼女はソレイユという狭い世界しか知らず、若い男に対する免疫がなかった。
どうしようかと右往左往していたところにそのヘクターという男が通りかかった、ということだろう。
「……ええと。エルキュール様もすぐにヘクター様の案内のもと向かわれるということですのでっ。わたしたちは先に行って待つということで……!」
「へいへい。分かったっての」
あまりこの生娘に無理させるのは忍びなく、ここは大人しく彼女の提案に従うグレンだった。
寝殿内は、やはり厳かな空気に包まれていた。
奥に控えるエヴリンは超然と縁側に座るこちらを睥睨し、感情の読み取れないジェナの表情も相変わらず。
重苦しい沈黙がどれほど過ぎたか。グレンは呆れたように口を開いた。
「……それで? エルキュールはいつになったらやって来るんだ?」
なおも沈黙。エヴリンは答えない。チェルシーは席を外されている。
ならば、と。
グレンは縁側から外に通じる道を塞いでいるソレイユ戦士団へと視線を移した。
「この物騒な奴らはなんだ? こいつらを束ねるヘクターも、いつも六霊守護にべったりなドウェインも。さっきから姿を見ないんだがそれは?」
徐々に苛立ちが加速し、語尾に熱が宿る。
兵たちは木偶のように佇むばかりで、丸きり反応はなかった。
話にならないと、ロレッタが鼻を鳴らす。
これでは八方塞がり。
一体何が起こっているのかと疑問が限界まで募る中、救いの手は意外なところから差し伸べられた。
「――彼は、ここには来ませんよ」
一瞬、自分に声をかけているのか判断に困ったグレンだったが。
聞き慣れない声色、澄ました素振りの張本人に嫌な予感を感じつつ尋ねる。
「どういうことだ、ジェナ? エルキュールが来ないってのはどういう意味だ?」
「言葉通りの意味ですよ、グレンさん。デュランダル特別捜査隊隊長のエルキュール・ラングレーはこの場には来ない。なぜなら――」
その少女は。
感情の見通せない、酷く曇った瞳で語り始めた。
0
あなたにおすすめの小説
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
チート魔力のせいで世界の管理者に目を付けられましたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――
そう信じている守銭奴、鏡谷知里(28)。
交通事故で死んだはずの彼が目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界。
しかもなぜか、規格外のチート魔力を手に入れていた。
だがその力は、本来存在してはいけないものだった。
知里の魔力は、封印されていた伝説の冒険者の魔力と重なったことで生まれた世界のバランスを崩す力。
その異常な魔力に目を付けたのは、この世界を裏から支配する存在――
「世界を束ねる管理者」
神にも等しい力を持つ彼らは、知里を危険視し始める。
巻き込まれたくない。
戦いたくもない。
知里が望むのはただ一つ。
金を稼いで楽して生きること。
しかし純粋すぎる仲間に振り回され、事件に巻き込まれ、気付けば世界の管理者と敵対する羽目に――。
守銭奴のチート魔力持ち冒険者 VS 世界を支配する管理者。
金のために生きる男が、望まぬまま世界の頂点と戦うことになる
巻き込まれ系異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる