17 / 24
16 魂の契約パクタ・アニマ「この陣形どこかで見たような気がするのよね。」
しおりを挟む
あの時の問いが、ビクターの頭によぎる。
「パクタ・アニマって、なんですか?ルンバなら知ってますけど。命の引き換えにって、怖いですね。」
そんなビクターを含むメンバーは、魔ンドラゴラの前に集結していた。
あの出産から、そろそろ、48時間になる。鉢の中からは今にも消え入りそうな小さな鳴き声が聞こえていた。
「シモン、嘆きの魔女に興味があるなら、よく見ておきなさい。これが、自然の摂理なのよ。」
親の魔ンドラゴラは居心地が悪そうに鉢の上で、もぞもぞと幹を動かしていた。隣の大きくなった双葉の子供を押しつぶすぐらい勢いがあった。
「このふり返り魔ンドラゴラだから、まだいいが、野生はもっと露骨なんだよ。母親がいつまでも親離れしない子供を吸収することもある。」
ガサガサ、ゴソゴソ
「この鉢だと狭すぎて、どっちみち子供は生きていけないんだ。」
アンバーが新しい鉢を用意している間、シモンとエリーザは、ローブのポケットからポータブルイヤープラグを取り出していた。イヤープラグを片方だけ装着したアンバーは、皆を見回す。
だが、ビクターだけ不審な動きをしていた。
「ビクター、イヤープラグは今したほうがいいぞ。」
そこには怪訝な顔をし、後ずさるビクターがいた。
「……まさか、それも持っていないのか?」
「そんなもの、使わないと思ってましたから……」
シモンとエリーザは、目を見開いて、何事かと二人のやり取りを見ていた。イヤープラグで二人の会話が聞こえなかったのだ。
その一方で、子魔ンドラゴラの泣き声が、さらにか細く、消えかかっている。
アンバーは、『この馬鹿が……』と、焦りが募る。このままでは、赤ちゃんの命が風前の灯だった。この時期の魔ンドラゴラはとても繊細で、ちょっとの刺激で取り返しのつかない事態になる。
アンバーは、溜息をつく。
「もう時間がない、耳を両手でよく塞いでいろ……」
アンバーは、もう片耳にプラグを差し込むと、鉢に手をかけた。
メリメリメリ
片手で親を、支柱に支えつつ、子供の根っ子を慎重に引き抜いていく。
ピクピクと、かすかに動く赤ちゃん魔ンドラゴラを素早く替え鉢に植え替え、軟土をかけてやる。
その寸前だった。
おぎゃーーーー
一際大きな泣き声が、響き渡った。
「どうやら、赤ちゃんの泣き声は野生も遺伝子組み換えもそんなに変わらないみたいだわね。」
イヤープラグを外しながら、エリーザは答えた。
「ああ、良かった、なんとか間に合ったよ。早すぎると、母親からの栄養が充分行き渡らないし、遅いと手遅れになるので、この品種は、植え替えどきが非常に難しいんだよ。よし、大きくなれよ。」
「あとは、何が必要なの?」
「あとは、ここで母親からの栄養は絶たれたから、赤ちゃん用の人工肥料を、蒔く必要がある。」
「ビクター、後ろの……」と、
アンバーがふり返ると、遥か後方に立っていたビクターは、器用に目を開けたまま直立で気絶していた。
「……だから。言わんこっちゃない。」
「あ~、赤ちゃん魔ンドラゴラの鳴き声を聞いた人は、このまま石膏のように固まっちゃうのよね。」
「教授、僕、赤ちゃん魔ンドラゴラの泣き声で、意識を失った人を初めて見ましたよ。動かしたら、粉々に砕け落ちるって本当ですか?」
真顔でシモンは聞いていた。
そして、この真顔のまま立ち尽くしているビクターは、驚く間もなく固まったかと思われる。おそらく、耳を塞いでもいなかったのだろう。馬鹿だ。馬鹿すぎる、今までどうやって、暮らしていたのか。
「僕も、試したことはないが、今試してみるか?」
「やめなさい。滅相もないわ。生得法を操るビクター先生は、今や、この世の中では大変珍しい希少種よ。」
アンバーは、奥の薬品棚から持ってきたアルコールランプでヤカンの蒸留水を温めだした。
「さて、授業の時間だ。シモンくん、これを解凍すための方法を三つ答えなさい。」
「えーと、確か……、赤ちゃん魔ンドラゴラには、親と違ってジキタリスの成分が通常より多く含まれています。解凍方法にはその成分をより強く刺激するために、……豚の丸焼き法と天日干し法とがあります。あと一つは、ヤカンの熱湯を全身に満遍なくかけるらん魔1/1法(通称:熱湯ぶっかけ式)です。」
「その通りだわ、シモン。豚の丸焼き法は手っ取り早いけど命に係わる危険があるし、天日干し法は、時間がかかりすぎる。そうなると一番いいのは、熱湯ぶっかけ式のらん魔1/1法ね。」
ピー
ヤカンのお湯が沸いていた。
「アンバー教授は、この方法を試したことがあるんですか?」
「いや、まだない。ここまで、カチコチに固まらなければ、まだ、生ぬるい白湯でも解凍できたんだよ。だから、ちょっとくらいの火傷は勘弁してほしいよね。」
アンバーによって、頭の上から噴水のように熱湯をかけられるビクターの姿を、二人は興味津々に見ていた。
「……あちゅっ、……あちゅっ、……あちゅっ、……大きい魔ンドラゴラが、俺を襲ってくる……、助けてくれ……」
溶けだしたビクターからくぐもった声が聞こえてきた。まるで、土の中にいる赤ちゃんマンドラゴラの鳴き声だった。
「施す方も、相当の精神的苦痛を受けるわ、これは。もとに戻らなかったらどうしたらいいんでしょう。」
「そのときは、粉々に砕いて、腐葉土に混ぜてしまえばいいんだよ。全く人がせっかく忠告してやったのに、手のかかるやつだ。」
「あつい……、あつい……、お母さん、たちゅけて……、」
「エリーザ教授、星の配置が戻りつつあります。ビクター先生の声がいつもの声に戻ってきましたよ。」
「あっ、本当ね。もう少しかしら?」
「……たっぷり、かけてやろう。二度とこんなことが出来ないように……」
ジャバジャバ
「あちっ、あちって……だから……、さっきから熱いって言ってるだろうがーーー」
ビクターのバカでかい声が、教室中に響いていた。
つづく
「パクタ・アニマって、なんですか?ルンバなら知ってますけど。命の引き換えにって、怖いですね。」
そんなビクターを含むメンバーは、魔ンドラゴラの前に集結していた。
あの出産から、そろそろ、48時間になる。鉢の中からは今にも消え入りそうな小さな鳴き声が聞こえていた。
「シモン、嘆きの魔女に興味があるなら、よく見ておきなさい。これが、自然の摂理なのよ。」
親の魔ンドラゴラは居心地が悪そうに鉢の上で、もぞもぞと幹を動かしていた。隣の大きくなった双葉の子供を押しつぶすぐらい勢いがあった。
「このふり返り魔ンドラゴラだから、まだいいが、野生はもっと露骨なんだよ。母親がいつまでも親離れしない子供を吸収することもある。」
ガサガサ、ゴソゴソ
「この鉢だと狭すぎて、どっちみち子供は生きていけないんだ。」
アンバーが新しい鉢を用意している間、シモンとエリーザは、ローブのポケットからポータブルイヤープラグを取り出していた。イヤープラグを片方だけ装着したアンバーは、皆を見回す。
だが、ビクターだけ不審な動きをしていた。
「ビクター、イヤープラグは今したほうがいいぞ。」
そこには怪訝な顔をし、後ずさるビクターがいた。
「……まさか、それも持っていないのか?」
「そんなもの、使わないと思ってましたから……」
シモンとエリーザは、目を見開いて、何事かと二人のやり取りを見ていた。イヤープラグで二人の会話が聞こえなかったのだ。
その一方で、子魔ンドラゴラの泣き声が、さらにか細く、消えかかっている。
アンバーは、『この馬鹿が……』と、焦りが募る。このままでは、赤ちゃんの命が風前の灯だった。この時期の魔ンドラゴラはとても繊細で、ちょっとの刺激で取り返しのつかない事態になる。
アンバーは、溜息をつく。
「もう時間がない、耳を両手でよく塞いでいろ……」
アンバーは、もう片耳にプラグを差し込むと、鉢に手をかけた。
メリメリメリ
片手で親を、支柱に支えつつ、子供の根っ子を慎重に引き抜いていく。
ピクピクと、かすかに動く赤ちゃん魔ンドラゴラを素早く替え鉢に植え替え、軟土をかけてやる。
その寸前だった。
おぎゃーーーー
一際大きな泣き声が、響き渡った。
「どうやら、赤ちゃんの泣き声は野生も遺伝子組み換えもそんなに変わらないみたいだわね。」
イヤープラグを外しながら、エリーザは答えた。
「ああ、良かった、なんとか間に合ったよ。早すぎると、母親からの栄養が充分行き渡らないし、遅いと手遅れになるので、この品種は、植え替えどきが非常に難しいんだよ。よし、大きくなれよ。」
「あとは、何が必要なの?」
「あとは、ここで母親からの栄養は絶たれたから、赤ちゃん用の人工肥料を、蒔く必要がある。」
「ビクター、後ろの……」と、
アンバーがふり返ると、遥か後方に立っていたビクターは、器用に目を開けたまま直立で気絶していた。
「……だから。言わんこっちゃない。」
「あ~、赤ちゃん魔ンドラゴラの鳴き声を聞いた人は、このまま石膏のように固まっちゃうのよね。」
「教授、僕、赤ちゃん魔ンドラゴラの泣き声で、意識を失った人を初めて見ましたよ。動かしたら、粉々に砕け落ちるって本当ですか?」
真顔でシモンは聞いていた。
そして、この真顔のまま立ち尽くしているビクターは、驚く間もなく固まったかと思われる。おそらく、耳を塞いでもいなかったのだろう。馬鹿だ。馬鹿すぎる、今までどうやって、暮らしていたのか。
「僕も、試したことはないが、今試してみるか?」
「やめなさい。滅相もないわ。生得法を操るビクター先生は、今や、この世の中では大変珍しい希少種よ。」
アンバーは、奥の薬品棚から持ってきたアルコールランプでヤカンの蒸留水を温めだした。
「さて、授業の時間だ。シモンくん、これを解凍すための方法を三つ答えなさい。」
「えーと、確か……、赤ちゃん魔ンドラゴラには、親と違ってジキタリスの成分が通常より多く含まれています。解凍方法にはその成分をより強く刺激するために、……豚の丸焼き法と天日干し法とがあります。あと一つは、ヤカンの熱湯を全身に満遍なくかけるらん魔1/1法(通称:熱湯ぶっかけ式)です。」
「その通りだわ、シモン。豚の丸焼き法は手っ取り早いけど命に係わる危険があるし、天日干し法は、時間がかかりすぎる。そうなると一番いいのは、熱湯ぶっかけ式のらん魔1/1法ね。」
ピー
ヤカンのお湯が沸いていた。
「アンバー教授は、この方法を試したことがあるんですか?」
「いや、まだない。ここまで、カチコチに固まらなければ、まだ、生ぬるい白湯でも解凍できたんだよ。だから、ちょっとくらいの火傷は勘弁してほしいよね。」
アンバーによって、頭の上から噴水のように熱湯をかけられるビクターの姿を、二人は興味津々に見ていた。
「……あちゅっ、……あちゅっ、……あちゅっ、……大きい魔ンドラゴラが、俺を襲ってくる……、助けてくれ……」
溶けだしたビクターからくぐもった声が聞こえてきた。まるで、土の中にいる赤ちゃんマンドラゴラの鳴き声だった。
「施す方も、相当の精神的苦痛を受けるわ、これは。もとに戻らなかったらどうしたらいいんでしょう。」
「そのときは、粉々に砕いて、腐葉土に混ぜてしまえばいいんだよ。全く人がせっかく忠告してやったのに、手のかかるやつだ。」
「あつい……、あつい……、お母さん、たちゅけて……、」
「エリーザ教授、星の配置が戻りつつあります。ビクター先生の声がいつもの声に戻ってきましたよ。」
「あっ、本当ね。もう少しかしら?」
「……たっぷり、かけてやろう。二度とこんなことが出来ないように……」
ジャバジャバ
「あちっ、あちって……だから……、さっきから熱いって言ってるだろうがーーー」
ビクターのバカでかい声が、教室中に響いていた。
つづく
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
「やはり鍛えることは、大切だな」
イチイ アキラ
恋愛
「こんなブスと結婚なんていやだ!」
その日、一つのお見合いがあった。
ヤロール伯爵家の三男、ライアンと。
クラレンス辺境伯家の跡取り娘、リューゼットの。
そして互いに挨拶を交わすその場にて。
ライアンが開幕早々、ぶちかましたのであった。
けれども……――。
「そうか。私も貴様のような生っ白くてか弱そうな、女みたいな顔の屑はごめんだ。気が合うな」
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
蛮族の王子様 ~指先王子、女族長に婿入りする~
南野海風
恋愛
聖国フロンサードの第四王子レインティエ・クスノ・フロンサード。十七歳。
とある理由から国に居づらくなった彼は、西に広がる霊海の森の先に住む|白蛇《エ・ラジャ》族の女族長に婿入りすることを決意する。
一方、森を隔てた向こうの|白蛇《エ・ラジャ》族。
女族長アーレ・エ・ラジャは、一年前に「我が夫にするための最高の男」を所望したことを思い出し、婿を迎えに行くべく動き出す。
こうして、本来なら出会うことのない、生まれも育ちもまったく違う一組の男女が出会う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる