3 / 6
あらすじを700字以内で上手にまとめたい
しおりを挟む
私は、話を『まとめる』のが大の苦手だ。
あらすじを上手くまとめられる人は、小説の文章構成が上手いと聞く。
小学校の国語の時間では、よくこの教科書の物語を『短くまとめてきなさい』というものだった。
私には、『まとめる』とはどういうことか、さっぱり見当がつかなかった。
親に聞いても、困ったように首を傾げるだけ。
小学校2、3年の国語の宿題は、この物語を『まとめなさい』だった。
私は、どこから手を付けていいのか、まるで霧の中を歩いているようだった。
だから、親に聞く。だが親も、「そんなもの分かるわけがない」という返答。
だから、私は、自分で頑張って夜にまとめて、まとめたノートを先生に持っていく。
大体、帰ってきたノートは、大きな赤バッテンだった。
周りの友達も大体そうだったけど、中には、花丸の人もいた。
だけど、そういう人に聞いても、「私もよく分かんない」と教えてくれないものなのよね。
ノートさえ隠して見せてくれないのよ。
でも、中にはコツを掴んだのか、上手にまとめてくる人が増え始めるのよ。
私は、国語の成績が悪く、いつもお決まりの何人かとビリを争っている小学生だった。
当時、宿題で花丸をもらったら、シールが一枚もらえたのよ。
それを、教室の壁に貼ってある、色付き模造紙に下から順番に張り付けていって、シールの高さで先生は子供同士を競わせていたものだった。
いまだと、ありえないと思うけど、当時はそれが普通でどこの学校でもやっていたと思う。
あるとき、私はシールが一個もなく、最下位になってしまった。
先生にまとめ方を聞いても、いつものように、ただ『まとめてきなさい』だけで、教えてくれるわけはなく、隣のいつも最下位を争っている友達にきいた。そしたら、「事情を話して親に聞きながらまとめてきた」、とのこと。
私も泣きながら、親に事情を話した。「このままじゃ、通信簿が1になってしまう、まとめ方教えてよ、先生に聞いてもただ『まとめなさい』だけで教えてくれない」と。
「それじゃあ、教科書とノートを持ってきなさい」と言われ、親のもとへ持って行った。
ノートを見た親は、「いや、これでいいんじゃないの」と。
私「これを、先生に見せたらもう一回『まとめてきなさい』と言われた。」
その日は夕食後、親と一緒に、教科書を見ながら、まとめましたよ。
翌日、自信満々でノートを持って行った私。
もちろん、親も内容に目を通しているから、戻って来るのは大きな花丸だと思っていましたよ。
それなのに、戻ってきたのは、またしても大きな赤バッテンだった。
……どうやら、まとめるのが苦手なのは親の遺伝だったらしい。
そういう私は、話をまとめるのは、もうAIに任せています。
でも、いつかは自分であらすじを最初から最後まで上手にまとめて投稿するんだい。
了
よく小説を一冊読んだら、起承転結を自分でまとめて書いてみるといいと聞きます。
物語の導入部分から、大きなクライマックスにかけてと。山あり谷あり、そして大きな山へと進んでいくと。
私は、まだ小さな山を越えた段階で息切れを起こします。
目の前に大きな山が見え始めると、戦意喪失してしまいます。
息を吹き返すまで、細々と目前の木々をなぎ倒すか、方向転換して小さな山を越えて良しとするか、
あるいは、しばらく休憩を挟んで、戻れなくなってしまうか。私は、まだ大きな山が登れません。勘違いの山、大きいと錯覚している山の可能性もありますけど。
そして今は迷子の心境です。
自分で物語迷子になるのは、まとめるのが下手だからだろうか、
そんなことを今日もまた、ぼんやりと考えています。
お気入り登録をしてくださった方、ありがとうございます。励みになります(*^-^*)
あらすじを上手くまとめられる人は、小説の文章構成が上手いと聞く。
小学校の国語の時間では、よくこの教科書の物語を『短くまとめてきなさい』というものだった。
私には、『まとめる』とはどういうことか、さっぱり見当がつかなかった。
親に聞いても、困ったように首を傾げるだけ。
小学校2、3年の国語の宿題は、この物語を『まとめなさい』だった。
私は、どこから手を付けていいのか、まるで霧の中を歩いているようだった。
だから、親に聞く。だが親も、「そんなもの分かるわけがない」という返答。
だから、私は、自分で頑張って夜にまとめて、まとめたノートを先生に持っていく。
大体、帰ってきたノートは、大きな赤バッテンだった。
周りの友達も大体そうだったけど、中には、花丸の人もいた。
だけど、そういう人に聞いても、「私もよく分かんない」と教えてくれないものなのよね。
ノートさえ隠して見せてくれないのよ。
でも、中にはコツを掴んだのか、上手にまとめてくる人が増え始めるのよ。
私は、国語の成績が悪く、いつもお決まりの何人かとビリを争っている小学生だった。
当時、宿題で花丸をもらったら、シールが一枚もらえたのよ。
それを、教室の壁に貼ってある、色付き模造紙に下から順番に張り付けていって、シールの高さで先生は子供同士を競わせていたものだった。
いまだと、ありえないと思うけど、当時はそれが普通でどこの学校でもやっていたと思う。
あるとき、私はシールが一個もなく、最下位になってしまった。
先生にまとめ方を聞いても、いつものように、ただ『まとめてきなさい』だけで、教えてくれるわけはなく、隣のいつも最下位を争っている友達にきいた。そしたら、「事情を話して親に聞きながらまとめてきた」、とのこと。
私も泣きながら、親に事情を話した。「このままじゃ、通信簿が1になってしまう、まとめ方教えてよ、先生に聞いてもただ『まとめなさい』だけで教えてくれない」と。
「それじゃあ、教科書とノートを持ってきなさい」と言われ、親のもとへ持って行った。
ノートを見た親は、「いや、これでいいんじゃないの」と。
私「これを、先生に見せたらもう一回『まとめてきなさい』と言われた。」
その日は夕食後、親と一緒に、教科書を見ながら、まとめましたよ。
翌日、自信満々でノートを持って行った私。
もちろん、親も内容に目を通しているから、戻って来るのは大きな花丸だと思っていましたよ。
それなのに、戻ってきたのは、またしても大きな赤バッテンだった。
……どうやら、まとめるのが苦手なのは親の遺伝だったらしい。
そういう私は、話をまとめるのは、もうAIに任せています。
でも、いつかは自分であらすじを最初から最後まで上手にまとめて投稿するんだい。
了
よく小説を一冊読んだら、起承転結を自分でまとめて書いてみるといいと聞きます。
物語の導入部分から、大きなクライマックスにかけてと。山あり谷あり、そして大きな山へと進んでいくと。
私は、まだ小さな山を越えた段階で息切れを起こします。
目の前に大きな山が見え始めると、戦意喪失してしまいます。
息を吹き返すまで、細々と目前の木々をなぎ倒すか、方向転換して小さな山を越えて良しとするか、
あるいは、しばらく休憩を挟んで、戻れなくなってしまうか。私は、まだ大きな山が登れません。勘違いの山、大きいと錯覚している山の可能性もありますけど。
そして今は迷子の心境です。
自分で物語迷子になるのは、まとめるのが下手だからだろうか、
そんなことを今日もまた、ぼんやりと考えています。
お気入り登録をしてくださった方、ありがとうございます。励みになります(*^-^*)
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる