クリスマスは彼と………

遠藤きっか

文字の大きさ
29 / 44

ピアノ

しおりを挟む
『やっぱり気づいてなかったんだね。』と微笑む桂木さん

 

『あの・・。』と困る優奈

 

『本当可愛い方ですね。あなたと蓮くんがここにきてから。会場の空気が変わったんですよ。』と笑う桂木さん

 

『私・・。やっぱり・・・。変なことしましたか??』と泣きそうになる優奈

 

『あっ・・。ごめんなさい。そう意味じゃなくて。』

 

と話していると

ピアノの音がいきなり鳴り出す………

 

『あっ!!』とパッとピアノの方を振り向く優奈

 

振り向き

ピアノに座っている蓮をじっとそのまま見つめる………

 

見つめていると

 

さっきまで話していた桂木さんが隣に来て

『本当魅力的な方ですね。だから蓮さんがハラハラしてるんですね』と微笑む

 

『えっ??』とハテナになる優奈

 

『ふふふ。だから。あなたから離れないんですよ。』と微笑む桂木さん

 

『あっ・・。』と顔が赤くなる優奈

 

『蓮さんをお願いしますね。・・僕は彼がデビューする前からずっとファンなので。どうしても幸せになって欲しいんです』と真剣に話す桂木さん

 

『あっ・・はい!絶対幸せにします!!』と張り切って応える優奈

 

それを見て

爆笑する桂木さん

 

『優奈さんを1人にすると蓮さんに怒られてしまうので。一緒に蓮さんのピアノ聴きに行きましょう。』と優しく微笑み桂木さん

 

『はい。ぜひ。』と満面な笑みで応える優奈

 

そして、

2人で蓮の弾いてるピアノに近づく……

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

25年の後悔の結末

専業プウタ
恋愛
結婚直前の婚約破棄。親の介護に友人と恋人の裏切り。過労で倒れていた私が見た夢は25年前に諦めた好きだった人の記憶。もう一度出会えたら私はきっと迷わない。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

靴屋の娘と三人のお兄様

こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!? ※小説家になろうにも投稿しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

なくなって気付く愛

戒月冷音
恋愛
生まれて死ぬまで…意味があるのかしら?

処理中です...