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インディア~親蜜の香り~その二章 15
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しかし、その時、アーシャを見たリンゼイの顔は今日と同じ、痛々しくて胸が締め付けられた。彼女には夫が何をしたいのか分からなかったのだが、どうしてか彼のことは欠片も怖くかなった。
彼は白禍らしく酒好きで、自惚れも強く、生き方に哲学がなくて浅薄なのだが、彼女に対しては見聞きしたことがないほどに心砕いてくれる。
「私は貴方が好きです、だから」
アーシャは唇に人差し指を当てて、もう少し考えさせて下さいという身振りをした。アジア人らしい厚めの唇に桃色の爪が触れる。真剣に話しているアーシャには非常に申し訳ないが、もっと深いキスをしたい。
唇から目が離せないリンゼイに、彼女は気付かないようだ。
キスできないのだろうか?
「だったら……僕を軽蔑したのか?」
それは、辛い。言外に、リンゼイの全身から悲痛な波がアーシャに押し寄せているだろう。その問いにも、新妻は首を振った。
「それも違うわ。貴方が積極的で、目覚めていて、私を起こそうとするから」
アーシャは夫の二の腕に手を添え、縋るように引っ張り訴え掛ける。
「私の求めるものが貴方と合わなかったらどうするの? 妻の中の悪魔を目覚めさせるのはヒンドゥーではいけないことなのよ」
期待と欲望で頭に靄が掛かっていたリンゼイであるが、彼女のいいたいことをやっと理解することができた。
「文化的な禁忌は分かるよ、でも僕は本当に君を知りたい」
「知っていらしたの?」
「分からなかったが、何となく、君が何かを避けているのは知っていた気がする」
だから、崩したかったのかも知れない、受身でお高くとまっていたアーシャを。
だが、意識していたわけではない。本当に大人しい性癖を持つ、セックスに長ける方ではない女がいるのは彼も知っている。妻がそうではないかと思ったこともある。そう思ってしまえば寧ろ楽なのだが、大抵女が自尊心を失い、己を信用していないことによって起こる。特に文化的な性の抑制が強い場合男への依存度が強く、貞淑さを装わねばならない。
これは女性の社会進出状況に関係している。従属感のない自信、それは女を快楽へと導く最も近い道なのだ。仕事で成功したり美容整形したりすると、その女性がオーガズムに達しやすくなるのは統計で証明されており、欧州の女がセックスに積極的なのは当たり前ともいえる。
リンゼイは自分の妻にもそうなって欲しかった。その思いは胸を締めている。自分の彼女に対する愛は特別だ、セックスは親密である。
自分の愛が誠実で、彼女を敬い、女を陶酔させる力があれば――そんな愛を受けることによって彼女が己を優れた美しい存在なのだと心底思えるなら、アーシャは強いオーガズムだけではなく、もっと安定して、女性性が隠している無意識の一画を見せてくれる筈なのだ。
「僕があんなことをいったのは、君が欲しかったからだ。君を完全に僕のものにしたかった。だがそれは、僕が支配したいといったような理由じゃなくて、恋人というか……隙間を埋めるだけではないセックスをして、もっと繋がりたかった。今もそうだ」
セックスの会話をしている内に欲情し、リンゼイはお預けを喰わされている気がしてきた。ベッドで性について語るのは良くない。
男が感情を表現するという恥を忍ぶため、このまま自分の願望が何なのか心理学術的に喋ることはできる。しかし、男がこんな理論を繰っても大抵の場合堂々巡りで、問題が解決しないし、女を説得することなどできはしない。それに本心はこんなに縋っているのだ。彼女には立派な男でいたい、だがこれほど愛して、求める本心を優しく受け止めても欲しい。
リンゼイは最高の結果ではないが、最大の褒美――普通のセックスを再び得る為、今までもそうだったように結論だけいった。英国男は女に従う時も、くどくどいい返したり、突っ掛かったりしないのだ。
「僕のルールは一つだけだ。君に時間が必要ならずっと待つ、したくないなら、一生しない。大したことじゃない、セックスなんて」
「そうなのですか?」
「いや……」
金銭を求める女を従わせ易い様に、欲望が強い男はさぞ懐柔し易かろう。リンゼイの真意を覗き込んで、アーシャは自分から接吻した。
「私には、とても大きなことです」
彼女は手を伸ばして夫の頬に当て、そのピンク色の薄い唇を見、その下のぴったりしたタンクトップに隠された胸板にも視線を落とす。初めて彼の裸を見た時、アーシャの心に芽生えた感情は最早抑制できないほど大きくなっていた。
「想像を、します」
美しい白人、彼は支配者で、私の御主人様、旦那様となった。だが、彼は本当は私の僕だ、だってそうされたいかのように振る舞っているんだもの。私を見守る穏やかな青い眼、嬉しげな子供染みた表情、そして荒々しく猛々しい、何所か辛そうな「いく」時の貌――そのすべて。
「貴方を支配するところ……貴方と会った時から、貴方がしてくれたことを私がしたかった。ずっとそうしたかったの、お美しいサー」
リンゼイの碧眼が歓喜に輝いた。
「本当に?」
はしゃごうとして、リンゼイは気の良い一面を仕舞い込んだ。面子を丸潰しにされた男として、まるで憎悪したかのように彼女を睨み付ける。
「早く教えてくれれば良かったのに、君は意地悪な女だな!」
「秘密を見せたら、男性は付け上がるわ」
「僕は違う……」
「そうかしら」
アーシャは試すようにそういい、ゆっくりと膝立ちになってリンゼイを押し倒そうとする。彼は仰向けになりながら移動し、背が枕に当たるよう体勢を整えた。この方が安楽だと何度もの経験から分かっている。喉が渇いて、早くキスしたい。
タンクトップを脱いで床に放り、唇を舐めて湿らせながらも、彼女から目が離せなかった。勃起したペニスが薄地のパンツを押し上げて、くっきり形を浮かび上がらせる。慣れ親しんだ張り詰め過ぎたが故の微痛、しかしいつもと同じようで、少し違う。
アーシャは彼の眼を見ながら、ネグリジェを腕を上げて頭から脱いだ。リンゼイが下半身の邪魔な布を脱ごうと身を捩り、アーシャが膝立ちになってそれを助けた。彼女は上半身を半ば起こしたリンゼイに跨る恰好で、ペニスを手で触って位置を確かめる。
そして己のヴァギナの口に蛇の先端をくっ付けた、まるで小さくキスさせるかのように。
リンゼイの敏感な先端が射精寸前のように膨れ上がる。こんなに硬くなるとは……こんなのは初めてである。夢見たことをしてもらえるのかという期待、彼女に対する切望ではちきれそうだ。彼の蛇の頭が彼女の口に飲み込まれ、アーシャは腰を下ろして上手に跨った。
「う……」
包まれ締められる心地好さに、リンゼイの顎が仰のき、思わず声が漏れる。挿入した後、彼女もまた腰を捻じり、穏やかに大きく反り返って乳房を突き出した。反った自分の喉を撫で、深呼吸を繰り返す。アーシャのヴァギナは不可解にも熱く潤沢な蜜で披かれていた。リンゼイが胸の膨らみだけを見つめ、その紅色の艶を帯びて硬くなったラズベリーに唇を突き出して触れさせる。もう一つにも手を当て、ふっくらとした胸の膨らみを弄ぶ。それを見て、女は笑い声を立てた。
続けてアーシャはリンゼイには解らない言葉を囁いた。ヒンディー語だろう。続けて、上から彼を見下ろす。
「サー……早く、出したい?」
言葉責めみたいだ。リンゼイの顔に朱が散り、一気に体が熱くなった。お陰で出したいのかどうか、分からなくなる。
「いや……どう、かな」
曖昧な返事は、矜持の為だとお互いに分かっている。彼は挿入が目的ではなく、女性を悦ばせることが好きだったし、美しい肢体を愉しむことそのものが征服だと知っていた。だから自分が放出したいかどうかは不明……だが、本当のところではどうだろうか。
見返す女の表情は真摯で、無心だったが、甘さはない。こんな顔をするなんて、知らなかった。アーシャは微笑んで男の頬を撫で、穏やかにいう。
「嘘つき! 貴方私の中で凄く硬くなってるわ」
「うん、そうだ」
彼は白禍らしく酒好きで、自惚れも強く、生き方に哲学がなくて浅薄なのだが、彼女に対しては見聞きしたことがないほどに心砕いてくれる。
「私は貴方が好きです、だから」
アーシャは唇に人差し指を当てて、もう少し考えさせて下さいという身振りをした。アジア人らしい厚めの唇に桃色の爪が触れる。真剣に話しているアーシャには非常に申し訳ないが、もっと深いキスをしたい。
唇から目が離せないリンゼイに、彼女は気付かないようだ。
キスできないのだろうか?
「だったら……僕を軽蔑したのか?」
それは、辛い。言外に、リンゼイの全身から悲痛な波がアーシャに押し寄せているだろう。その問いにも、新妻は首を振った。
「それも違うわ。貴方が積極的で、目覚めていて、私を起こそうとするから」
アーシャは夫の二の腕に手を添え、縋るように引っ張り訴え掛ける。
「私の求めるものが貴方と合わなかったらどうするの? 妻の中の悪魔を目覚めさせるのはヒンドゥーではいけないことなのよ」
期待と欲望で頭に靄が掛かっていたリンゼイであるが、彼女のいいたいことをやっと理解することができた。
「文化的な禁忌は分かるよ、でも僕は本当に君を知りたい」
「知っていらしたの?」
「分からなかったが、何となく、君が何かを避けているのは知っていた気がする」
だから、崩したかったのかも知れない、受身でお高くとまっていたアーシャを。
だが、意識していたわけではない。本当に大人しい性癖を持つ、セックスに長ける方ではない女がいるのは彼も知っている。妻がそうではないかと思ったこともある。そう思ってしまえば寧ろ楽なのだが、大抵女が自尊心を失い、己を信用していないことによって起こる。特に文化的な性の抑制が強い場合男への依存度が強く、貞淑さを装わねばならない。
これは女性の社会進出状況に関係している。従属感のない自信、それは女を快楽へと導く最も近い道なのだ。仕事で成功したり美容整形したりすると、その女性がオーガズムに達しやすくなるのは統計で証明されており、欧州の女がセックスに積極的なのは当たり前ともいえる。
リンゼイは自分の妻にもそうなって欲しかった。その思いは胸を締めている。自分の彼女に対する愛は特別だ、セックスは親密である。
自分の愛が誠実で、彼女を敬い、女を陶酔させる力があれば――そんな愛を受けることによって彼女が己を優れた美しい存在なのだと心底思えるなら、アーシャは強いオーガズムだけではなく、もっと安定して、女性性が隠している無意識の一画を見せてくれる筈なのだ。
「僕があんなことをいったのは、君が欲しかったからだ。君を完全に僕のものにしたかった。だがそれは、僕が支配したいといったような理由じゃなくて、恋人というか……隙間を埋めるだけではないセックスをして、もっと繋がりたかった。今もそうだ」
セックスの会話をしている内に欲情し、リンゼイはお預けを喰わされている気がしてきた。ベッドで性について語るのは良くない。
男が感情を表現するという恥を忍ぶため、このまま自分の願望が何なのか心理学術的に喋ることはできる。しかし、男がこんな理論を繰っても大抵の場合堂々巡りで、問題が解決しないし、女を説得することなどできはしない。それに本心はこんなに縋っているのだ。彼女には立派な男でいたい、だがこれほど愛して、求める本心を優しく受け止めても欲しい。
リンゼイは最高の結果ではないが、最大の褒美――普通のセックスを再び得る為、今までもそうだったように結論だけいった。英国男は女に従う時も、くどくどいい返したり、突っ掛かったりしないのだ。
「僕のルールは一つだけだ。君に時間が必要ならずっと待つ、したくないなら、一生しない。大したことじゃない、セックスなんて」
「そうなのですか?」
「いや……」
金銭を求める女を従わせ易い様に、欲望が強い男はさぞ懐柔し易かろう。リンゼイの真意を覗き込んで、アーシャは自分から接吻した。
「私には、とても大きなことです」
彼女は手を伸ばして夫の頬に当て、そのピンク色の薄い唇を見、その下のぴったりしたタンクトップに隠された胸板にも視線を落とす。初めて彼の裸を見た時、アーシャの心に芽生えた感情は最早抑制できないほど大きくなっていた。
「想像を、します」
美しい白人、彼は支配者で、私の御主人様、旦那様となった。だが、彼は本当は私の僕だ、だってそうされたいかのように振る舞っているんだもの。私を見守る穏やかな青い眼、嬉しげな子供染みた表情、そして荒々しく猛々しい、何所か辛そうな「いく」時の貌――そのすべて。
「貴方を支配するところ……貴方と会った時から、貴方がしてくれたことを私がしたかった。ずっとそうしたかったの、お美しいサー」
リンゼイの碧眼が歓喜に輝いた。
「本当に?」
はしゃごうとして、リンゼイは気の良い一面を仕舞い込んだ。面子を丸潰しにされた男として、まるで憎悪したかのように彼女を睨み付ける。
「早く教えてくれれば良かったのに、君は意地悪な女だな!」
「秘密を見せたら、男性は付け上がるわ」
「僕は違う……」
「そうかしら」
アーシャは試すようにそういい、ゆっくりと膝立ちになってリンゼイを押し倒そうとする。彼は仰向けになりながら移動し、背が枕に当たるよう体勢を整えた。この方が安楽だと何度もの経験から分かっている。喉が渇いて、早くキスしたい。
タンクトップを脱いで床に放り、唇を舐めて湿らせながらも、彼女から目が離せなかった。勃起したペニスが薄地のパンツを押し上げて、くっきり形を浮かび上がらせる。慣れ親しんだ張り詰め過ぎたが故の微痛、しかしいつもと同じようで、少し違う。
アーシャは彼の眼を見ながら、ネグリジェを腕を上げて頭から脱いだ。リンゼイが下半身の邪魔な布を脱ごうと身を捩り、アーシャが膝立ちになってそれを助けた。彼女は上半身を半ば起こしたリンゼイに跨る恰好で、ペニスを手で触って位置を確かめる。
そして己のヴァギナの口に蛇の先端をくっ付けた、まるで小さくキスさせるかのように。
リンゼイの敏感な先端が射精寸前のように膨れ上がる。こんなに硬くなるとは……こんなのは初めてである。夢見たことをしてもらえるのかという期待、彼女に対する切望ではちきれそうだ。彼の蛇の頭が彼女の口に飲み込まれ、アーシャは腰を下ろして上手に跨った。
「う……」
包まれ締められる心地好さに、リンゼイの顎が仰のき、思わず声が漏れる。挿入した後、彼女もまた腰を捻じり、穏やかに大きく反り返って乳房を突き出した。反った自分の喉を撫で、深呼吸を繰り返す。アーシャのヴァギナは不可解にも熱く潤沢な蜜で披かれていた。リンゼイが胸の膨らみだけを見つめ、その紅色の艶を帯びて硬くなったラズベリーに唇を突き出して触れさせる。もう一つにも手を当て、ふっくらとした胸の膨らみを弄ぶ。それを見て、女は笑い声を立てた。
続けてアーシャはリンゼイには解らない言葉を囁いた。ヒンディー語だろう。続けて、上から彼を見下ろす。
「サー……早く、出したい?」
言葉責めみたいだ。リンゼイの顔に朱が散り、一気に体が熱くなった。お陰で出したいのかどうか、分からなくなる。
「いや……どう、かな」
曖昧な返事は、矜持の為だとお互いに分かっている。彼は挿入が目的ではなく、女性を悦ばせることが好きだったし、美しい肢体を愉しむことそのものが征服だと知っていた。だから自分が放出したいかどうかは不明……だが、本当のところではどうだろうか。
見返す女の表情は真摯で、無心だったが、甘さはない。こんな顔をするなんて、知らなかった。アーシャは微笑んで男の頬を撫で、穏やかにいう。
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