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1.僕とゆーちゃん
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僕は中村陽一。28歳だ。先月に最愛の妻を亡くした。
「今年もいつもの所でお花見しなきゃね。」そう言った彼女は、桜を見ずにこの世を去ってしまった。
「ぱぱー、今日の夜ご飯どうしゅるー??カレーだったらゆーちゃんも一緒につくるー!!!」僕の娘であるゆーちゃんはそう言った。
「そうだねぇ、流石にカレーばっかりだったから飽きただろ??」
「ううん!!ゆーちゃん、パパのカレー大好き!」
「じゃあ、カレーにしようか!今日は特別にサラダにハムとチーズをのせよう!」
「やったー!!!!」
そう言ったゆーちゃんは僕に抱きついてきた。僕はそんなゆーちゃんを抱っこして高い高いをしてあげた。彼女は嬉しそうに笑った。その笑顔は亡き妻と良く似ていた。
ゆーちゃんとの会話で分かった人もいるかと思うが、僕は料理が苦手だ。今までは妻に料理を任せっきりにしていたせいもあるが、元々食にあまり興味がなかったからだ。僕一人だと、きっと毎日コンビニやスーパーのお弁当やお惣菜を食べでいただろう。
でも、僕にはゆーちゃんがいる。妻が残してくれた宝物だ。だからゆーちゃんには何不自由もない生活をしてほしい。
仕事も在宅ワークにし、少しでも多くの時間をゆーちゃんと過ごせるようにした。妻がいた時と同じような生活をおくれるように…
しかし、一つだけ問題がある。それは僕が料理ができないということである。
「今年もいつもの所でお花見しなきゃね。」そう言った彼女は、桜を見ずにこの世を去ってしまった。
「ぱぱー、今日の夜ご飯どうしゅるー??カレーだったらゆーちゃんも一緒につくるー!!!」僕の娘であるゆーちゃんはそう言った。
「そうだねぇ、流石にカレーばっかりだったから飽きただろ??」
「ううん!!ゆーちゃん、パパのカレー大好き!」
「じゃあ、カレーにしようか!今日は特別にサラダにハムとチーズをのせよう!」
「やったー!!!!」
そう言ったゆーちゃんは僕に抱きついてきた。僕はそんなゆーちゃんを抱っこして高い高いをしてあげた。彼女は嬉しそうに笑った。その笑顔は亡き妻と良く似ていた。
ゆーちゃんとの会話で分かった人もいるかと思うが、僕は料理が苦手だ。今までは妻に料理を任せっきりにしていたせいもあるが、元々食にあまり興味がなかったからだ。僕一人だと、きっと毎日コンビニやスーパーのお弁当やお惣菜を食べでいただろう。
でも、僕にはゆーちゃんがいる。妻が残してくれた宝物だ。だからゆーちゃんには何不自由もない生活をしてほしい。
仕事も在宅ワークにし、少しでも多くの時間をゆーちゃんと過ごせるようにした。妻がいた時と同じような生活をおくれるように…
しかし、一つだけ問題がある。それは僕が料理ができないということである。
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