25 / 30
墓所
しおりを挟む
臭いな……とごろつきをまとめるリーダー格の冒険者思った。腐った死体の臭いだ。
墓所の入口は簡単に開いた。そもそも暴かれるなんてことをまるで想定していない造りだった。石戸は少量の爆発物で簡単に崩壊した。
金に目のくらんだごろつきの集団が我先にと墓所に入って行った。まず出迎えたのがこの臭いだった。
「入口はちゃっちいが中は見事なものだな」
男が感心する。ごろつきどものリーダーである男は、金属の胸当てに革の防具を着込んでいて、まだ若い二十代の後半くらいだ。無精ひげを生やし短いぼさぼさの頭をしている。
「ああ……金の臭いがする」
そう言った男は領主の使用人だ。この集団の中では明らかに身分の違う綺麗な藍染の衣服を着ていて、髪が整えられたセミロングだ。年のころは五十と言ったところ。この集団の中では明らかに浮いている。
「金か……俺には腐肉の臭いにしか思えねえ」
石造りの通路が奥まで続いている。どこの山にこんな良い石材があるのかと思うほど綺麗な石畳の通路だ。
「おいっ! 勝手な動きをしないよう、見張っとけ」
使用人の男がどなった。声を掛けられたリーダーの男は使用人の態度にも気にした様子はまるでない。使用人は金さえ払っていれば冒険者たちは決して裏切らないと解っている。そうでなければこんな危険そうなごろつきどもに命令なんて出来ない。
ここにいるごろつきどもは、金と女と酒にしか興味がない。金目のものがあればネコババくらいはするだろう。
本当だったら領主の権限で村人を動員したかったようだが、フロア村の村長は今回の発掘調査に断固反対したらしい。
「皆、お宝探しに目をギラギラさせてやがるな。信仰心とか欠片もねえのか」
リーダーの冒険者がそう言うと、領主の手下が笑って答えた。
「お前だっていきなり爆薬で入口壊して、土足で上がりこんでるじゃねえか」
「そりゃ……竜なんて見たこともねえが、所詮モンスターだろ? 違うな動物か、でその死体が村を守ってくれるのか?」
「バカな村人どもは本気で竜の墓所を暴けば祟りが起きるって信じてやがる。でも今日で歴史は変わるぜ、この調査が終われば残りの五竜の墓だって暴かれる」
男たちは巨大な生き物に飲み込まれるように、墓所の奥に来た。ここにはもう地上の光は一切届かない。
「なんか……寒いな……地下はこんなもんか?」
腐臭も強くなってきた。さすがにかなり嫌な予感がしてきた。
「おいっ! お宝だぞ」
先頭を歩いていたごろつきの一人がそう言った。
見れば黄金ミスリル製の武具が落ちている。武具はそこにただ落ちているのではなく、ミイラが着ていた。竜の墓所の番兵だ。
「触るなよっ! よし……どれどれ」
使用人がごろつきどもを掻き分けて前に来た。武具を見て顔色を変える。
「ほ……本当にお宝じゃねえか」
わっとその場の全員が沸き立つ。
「ただの番兵が黄金ミスリルの鎧とは、こりゃ竜の寝床はもっとすげえぞ」
リーダーの男が舌なめずりをする。腐臭はいよいよ不快になってきたが、それよりも興奮が上回った。
「何人かこのミイラの武具を外まで運べ、残りは奥へ進むぞ」
今まで最後尾でトラップに怯えていた使用人ががぜんやる気を出して先頭を歩いた。
「こりゃかなりの大金になりそうだぜ、本当に俺たちが三割もらっていいんだな」
「領主さまにきけ、それより本当に竜は大丈夫なんだろうな?」
使用人がリーダーに心配そうに訊ねる。
「竜がまだ生きていたとしても、ゾンビ化していて全盛期の半分以下のモンスターランクはAくらいじゃねえかってのが、金貸し魔法使いの見解だ。Aランクなら俺たちで狩れる」
「よし、信じたぞ……それじゃあ進むか」
しばらく進むと大きな扉が見えた。扉には宝石で描かれたクリカラの絵が輝いている。
「こ、こりゃあすげえ……でも、これは爆破するわけにはいかないな。この扉自体がかなりの金になりそうだ」
「開きそうか?」
ごろつきの中のシーフスキル持ちが扉を調べる。
「いけるぜ、親方、凝った鍵だが三百年前のシロモノだ。現代の俺のシーフスキルなら難なく開けられるぜ」
「よし、開けろ」
「がってん承知だぜ」
シーフの男が何本ものピックを鍵穴に差し込んでいった。しばらくいじっているとガチリと音が鳴った。
「へへ、開いたぜ」
ドアの奥から猛烈な臭気ともに瘴気があふれ出てきた。
見ると巨大な腐った死体に見える竜が、首を持ち上げている。眼がランタンの光を反射し赤く光った。
「やっこさん、やっぱりゾンビになってるな」
「ひ、ひぃ」
使用人の男が転がるようにごろつきをかき分け、ゾンビから逃げた。ごろつきたちはそれぞれの得物を掲げる。
最前列の数人が一斉にドラゴンゾンビへ襲いかかる。
次の瞬間だった。ドラゴンゾンビが前足を横に振った。次の瞬間前衛三人の首が飛ぶ。
「な‼ バカなっ‼ 防具にかかってた魔法はどうなってやがる‼」
「ま、魔法は切れてねえです」
「ち、力技でA級冒険者を瞬殺だと?」
リーダーはすぐに撤退を決断したが。もう遅かった。
ドラゴンゾンビが毒のブレスを吐いた。
「ぎ、ぎぇぇぇ」
一息吸い込んだだけで、ごろつきたちは息絶えた。
「い、いかん、すぐに報告しなくてはっ!」
何とかブレスの効果範囲から逃げた使用人が、来た道を全力引き返す。
しばらく進むと、番兵の武具を運ぼうとしていた男たちが倒れている。
「な、! お前たちどうした?」
男たちはすでにこと切れていた。
ガシャン……と音がする。武具の擦れる音だ。
一つしかなくなっていたランタンの光で辺りを窺う。
血まみれの黄金ミスリルの剣を提げた番兵のゾンビがいた。
「ひ、ひぃぃぃ、……ぎゃー‼」
番兵の剣で使用人の頭はトマトのように割れた。
墓所の入口は簡単に開いた。そもそも暴かれるなんてことをまるで想定していない造りだった。石戸は少量の爆発物で簡単に崩壊した。
金に目のくらんだごろつきの集団が我先にと墓所に入って行った。まず出迎えたのがこの臭いだった。
「入口はちゃっちいが中は見事なものだな」
男が感心する。ごろつきどものリーダーである男は、金属の胸当てに革の防具を着込んでいて、まだ若い二十代の後半くらいだ。無精ひげを生やし短いぼさぼさの頭をしている。
「ああ……金の臭いがする」
そう言った男は領主の使用人だ。この集団の中では明らかに身分の違う綺麗な藍染の衣服を着ていて、髪が整えられたセミロングだ。年のころは五十と言ったところ。この集団の中では明らかに浮いている。
「金か……俺には腐肉の臭いにしか思えねえ」
石造りの通路が奥まで続いている。どこの山にこんな良い石材があるのかと思うほど綺麗な石畳の通路だ。
「おいっ! 勝手な動きをしないよう、見張っとけ」
使用人の男がどなった。声を掛けられたリーダーの男は使用人の態度にも気にした様子はまるでない。使用人は金さえ払っていれば冒険者たちは決して裏切らないと解っている。そうでなければこんな危険そうなごろつきどもに命令なんて出来ない。
ここにいるごろつきどもは、金と女と酒にしか興味がない。金目のものがあればネコババくらいはするだろう。
本当だったら領主の権限で村人を動員したかったようだが、フロア村の村長は今回の発掘調査に断固反対したらしい。
「皆、お宝探しに目をギラギラさせてやがるな。信仰心とか欠片もねえのか」
リーダーの冒険者がそう言うと、領主の手下が笑って答えた。
「お前だっていきなり爆薬で入口壊して、土足で上がりこんでるじゃねえか」
「そりゃ……竜なんて見たこともねえが、所詮モンスターだろ? 違うな動物か、でその死体が村を守ってくれるのか?」
「バカな村人どもは本気で竜の墓所を暴けば祟りが起きるって信じてやがる。でも今日で歴史は変わるぜ、この調査が終われば残りの五竜の墓だって暴かれる」
男たちは巨大な生き物に飲み込まれるように、墓所の奥に来た。ここにはもう地上の光は一切届かない。
「なんか……寒いな……地下はこんなもんか?」
腐臭も強くなってきた。さすがにかなり嫌な予感がしてきた。
「おいっ! お宝だぞ」
先頭を歩いていたごろつきの一人がそう言った。
見れば黄金ミスリル製の武具が落ちている。武具はそこにただ落ちているのではなく、ミイラが着ていた。竜の墓所の番兵だ。
「触るなよっ! よし……どれどれ」
使用人がごろつきどもを掻き分けて前に来た。武具を見て顔色を変える。
「ほ……本当にお宝じゃねえか」
わっとその場の全員が沸き立つ。
「ただの番兵が黄金ミスリルの鎧とは、こりゃ竜の寝床はもっとすげえぞ」
リーダーの男が舌なめずりをする。腐臭はいよいよ不快になってきたが、それよりも興奮が上回った。
「何人かこのミイラの武具を外まで運べ、残りは奥へ進むぞ」
今まで最後尾でトラップに怯えていた使用人ががぜんやる気を出して先頭を歩いた。
「こりゃかなりの大金になりそうだぜ、本当に俺たちが三割もらっていいんだな」
「領主さまにきけ、それより本当に竜は大丈夫なんだろうな?」
使用人がリーダーに心配そうに訊ねる。
「竜がまだ生きていたとしても、ゾンビ化していて全盛期の半分以下のモンスターランクはAくらいじゃねえかってのが、金貸し魔法使いの見解だ。Aランクなら俺たちで狩れる」
「よし、信じたぞ……それじゃあ進むか」
しばらく進むと大きな扉が見えた。扉には宝石で描かれたクリカラの絵が輝いている。
「こ、こりゃあすげえ……でも、これは爆破するわけにはいかないな。この扉自体がかなりの金になりそうだ」
「開きそうか?」
ごろつきの中のシーフスキル持ちが扉を調べる。
「いけるぜ、親方、凝った鍵だが三百年前のシロモノだ。現代の俺のシーフスキルなら難なく開けられるぜ」
「よし、開けろ」
「がってん承知だぜ」
シーフの男が何本ものピックを鍵穴に差し込んでいった。しばらくいじっているとガチリと音が鳴った。
「へへ、開いたぜ」
ドアの奥から猛烈な臭気ともに瘴気があふれ出てきた。
見ると巨大な腐った死体に見える竜が、首を持ち上げている。眼がランタンの光を反射し赤く光った。
「やっこさん、やっぱりゾンビになってるな」
「ひ、ひぃ」
使用人の男が転がるようにごろつきをかき分け、ゾンビから逃げた。ごろつきたちはそれぞれの得物を掲げる。
最前列の数人が一斉にドラゴンゾンビへ襲いかかる。
次の瞬間だった。ドラゴンゾンビが前足を横に振った。次の瞬間前衛三人の首が飛ぶ。
「な‼ バカなっ‼ 防具にかかってた魔法はどうなってやがる‼」
「ま、魔法は切れてねえです」
「ち、力技でA級冒険者を瞬殺だと?」
リーダーはすぐに撤退を決断したが。もう遅かった。
ドラゴンゾンビが毒のブレスを吐いた。
「ぎ、ぎぇぇぇ」
一息吸い込んだだけで、ごろつきたちは息絶えた。
「い、いかん、すぐに報告しなくてはっ!」
何とかブレスの効果範囲から逃げた使用人が、来た道を全力引き返す。
しばらく進むと、番兵の武具を運ぼうとしていた男たちが倒れている。
「な、! お前たちどうした?」
男たちはすでにこと切れていた。
ガシャン……と音がする。武具の擦れる音だ。
一つしかなくなっていたランタンの光で辺りを窺う。
血まみれの黄金ミスリルの剣を提げた番兵のゾンビがいた。
「ひ、ひぃぃぃ、……ぎゃー‼」
番兵の剣で使用人の頭はトマトのように割れた。
43
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
勇者パーティを追放されてしまったおっさん冒険者37歳……実はパーティメンバーにヤバいほど慕われていた
秋月静流
ファンタジー
勇者パーティを追放されたおっさん冒険者ガリウス・ノーザン37歳。
しかし彼を追放した筈のメンバーは実はヤバいほど彼を慕っていて……
テンプレ的な展開を逆手に取ったコメディーファンタジーの連載版です。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる