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新しい出会い

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「はい、その他はよろしいですか?」

「ええ、それでお願いします」

「ではレジの方へお願いします」

カゴを持ってなかったからか持って行ってくれた

会計を済ませ、袋を出口まで持ってきてくれる

「ありがとうございました、AirPodsとか不具合ございましたらご連絡ください」

と、名刺を差し出される

「はい、色々ありがとうございました」

名刺と買った物の袋を受け取り、エスカレーターへ向かう

朝田雄也くん
へ~、若いのに店長さんなんだぁ

5階からエスカレーターを降りつつ時計を確認すると19:30を過ぎたところ
今日は外食かな?と考えながらもストールと手袋を付けたかったので1階のcaffeへ入った

本日2杯目のブラックを飲みつつ袋を開け、タグを外す

チェックの大判ストールとグレーのコントラスト手袋はなかなか良い感じ

何を食べて帰るかは決めていた

昨晩飲んでるときにママ院長から「ウチの歯医者前にできたパスタ屋さん行った?美味しいかったよ~」なんて聞いてたからiPhoneで検索して行くことにした


Rキッチンは本当に歯科医院の目の前3階

ママ院長とヒロちゃんに連絡しようかと思ったけど昨日の今日なのでやめておいた

一人でも普通に行けるようになったのは何年前かなんて忘れたわ
寂しい女って思うならどうぞ( ̄^ ̄)


エレベーターを上り、店内に入ると、白を基調とした明るいBAR
結構広めな店内には2~3組のお客さんが食事をしている

「いらっしゃいませ、1名様ですか?」
と、L字カウンターの2人掛け席に通される
薄く流れるBGMが心地良い
イタリア音楽には疎いから「オソレミオ」?の曲くらいしか分からなかったけどね

メニューを見てみると、お酒の種類も豊富でサイドメニューもなかなか洒落た感じ

ドライトマトとタコのマリネ
蒸し野菜のヘルシーサラダ
と、赤ワインをオーダー

「ワインはどちらにされますか?」
ワインメニューを渡されるとこれまた種類が多い

「フルボディでお願いしたいんですけど・・・」

「では、こちらでいかがでしょう?」

レミスガンのヴォーヌロマネ
うお!いきなり好きなの出てきた

「それ1本と氷お願いします」

「かしこまりました」

店員さんはアイドルに居そうな若いイケメンで感じが良い


マリネとサラダを半分程いただき、ロマネもそろそろ半分位になる21時

パスタメニューに悩む

イケメン店員さんに本日のパスタを聞いているとまた一人入店

「いらっしゃいま、、、なんだよ、いつもの?」

「おう!頼む」
と、私の右側広めのカウンター中央付近へ腰掛ける

常連さんなのだろう


ん?どっかで見た顔・・・


と、二度見して確信に変わる

「あっ!」
「ああーー!」
二人声が揃う

中腰に立ち上がり
「今日はすみませんでしたぁ」

さっきお世話になった洋服屋さんの店長さんだ

「いいえー、その後大丈夫でした?」

「ええ、おかげさまで」

「なんだ?知り合いか?」
店員さんは彼に生ビールを提供

「今日のお客さまだよ、ちょっと色々あって、ね?」
と、私に目配せ
合わせて会釈をしておく

「そうか、そうだよな!そんなことでも無けれりゃあ、お前がこんな美人と知り合うことないもんな(笑)」

正直、ドキッと嬉しい

「どー言うことだよ!?まぁ、そうかも知れないけどさ、、、
でも、お姉さんホント美人だね^ ^乾杯して良い?」

「あはは^ ^二人とも上手だね!うん!乾杯しよっ!」

ほろ酔いの私は更にドキッと嬉しい

「はい、かんぱーい」

彼は一気に半分程飲み
「ここ良く来るんですか?」

「うんん、はじめて、知り合いに教えてもらってね」

「おっ?ありがとうございますー、どちらの方に?」
と店員さんが食いつきつつも彼へ自動的にお代わりを提供している

「向かい側の歯医者さんがここ美味しいよって、確かに美味しいね^ ^」

「あぁ!橋本さんですか、院長さんですよね?今度お礼言わなきゃ^ ^」

「昨日聞いたばかりだけどね、店長さんは常連さん?」

「ええ、ほぼ毎日来てます、こいつとは同級で」

「へぇ~、イケメン同期だ」
3高を引きずってるわけじゃないけど身長のある店長の方が私的には好み

「またぁ~、お姉さんもお上手ですね^ ^
なぁ、あれ出してよ、お姉さんのも」

「今日もかよ、あのなぁ、」

「ここね、メニューに無い美味いパスタあるんですよー、オススメなんで是非食べてください^ ^」

「ユーヤ、お姉さんアレお好みか分からないじゃないか・・・
お姉さん、海鮮たっぷりの塩パスタなんですけどね、ウニとかイクラとか・・・大丈夫ですか?」

「う~ん、海鮮は好きなんだけど食が細くて量食べられないから・・・今度にしよっかな?」
「じゃあ、ちょっと食べてもらって残り俺食いますよ!」

「えー、それは悪いよ」

「いやいや、俺、いつも大盛りだから丁度良いんでお願いします!」

「じゃあ、取り皿もらってで良いかしら?」

「ありがとうごさいます、すぐ作りますね^ ^」

なんだか久しぶりに押し切られちゃった感じ

「タム、俺も1本!、お姉さん隣良いですか?」
答える間もなく荷物を置いた席を挟んだL字カウンターの右角に座り私のワインボトルを手に取る

「注ぎますね^ ^あらためて乾杯しましょう!」

店員さんが同じロマネとワイングラスを持ってくる

「じゃあ私も注いであげる^ ^朝田さんだったよね、よろしくね」

「ありがとうごさいます、かんぱーい!」

カチン♪

今日私、ホストクラブに来たんだっけ?(^_^;)
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