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寂しいイブだから
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シャワーで身体をしっかりと温め、モコモコのルームウェアに着替える
このモコモコの肌触りが心地良くて少しだけ不安が拭われるような気がする
iPhoneを充電器につなぐとLINEが入った
スミさんからだ
ケイくんがお兄ちゃんと慕うジエイくんが働くBAR-Smileの店長
「結局毎日飲み過ぎてます、IHヒーターを買う時間がなくて、24日は無理っぽいですm(_ _)m29日はどう?」
「29日は出張なんです、また来年かな」
「そうだね」
今日の、イブの予定まで無くなってしまった
寝よっ!
極力何も考えないようにして眠った
目が覚めたのはまだ8時前
動く気にならなくてベッドの上でうだうだしている
昨日のことを思い返す・・・
ユウくん・・・
やっぱり、もう戻りたくないよ
これ以上、辛いのは勘弁だわ
でも、好きな気持ちはまだ消えないみたい・・・
朝は抜いて昼がてらSmileのメニューを考えることにした
私はやっぱりお料理を考えたり作ってるときが一番気持ちが楽になる
最近はバゲットにはまってるから新しいバゲット料理を考えることにした
幸い食材は何でもある
ディップ系もトースト系も乗せる系も、大体やっちゃったし、サンド系もおつまみには面倒
とりあえず普段の斜め切りではなく輪切りにしていく
カンパチがあったのでブルスケッタでもやろう
その間に4枚を反面オーブンレンジで焼いておく
ブルスケッタのカンパチとプチトマト、玉ねぎを和え終わるとバゲットの反面が焼きあがる
裏返してオリーブオイルを塗り、2枚はシンプルに塩胡椒とパセリ
もう2枚は玉ねぎトマトを乗せて溶けるチーズを散らして焼く、途中でバジルを乗せて焼いたら完成
ブルスケッタは載せるだけ
計10分もかからず出来てしまった・・・
つまらない・・・
昼間から飲む気にはならないからインスタントコーヒーを入れる
ブルスケッタはつまみとしてはイマイチかな
他の2品は使えそう
でも、お店として何を出してほしいかよねぇ~
リクエストも必要だし、その前に勉強しに行こ!
Rキッチンの味を確かめに行くことにしたの
とは言えまだ14時
一応、イブだし
何があるかわからないからね
しっかりメイクして、今日は~
Vネックニットにカーキのデザインワイドパンツ
ふわっとしたファー付きコート
もちろんストールも巻いて出かける
お店は17時オープンだけど、そんなに早く行くつもりはない
映画でも観て行こうかな
特に観たいものがあった訳じゃない
けど、少し泣きたいな・・・
春待つ僕ら
何となくって感じ
上映時間も丁度良いし、16:20から約2時間
エレベーターで7階へ上がると・・・
ヤバっ!
高校生ばっかり・・・
恥ずかしいなぁ・・・
端の席にしておいて良かったぁ・・・
上映がはじまり
イケメンに囲まれるタオちゃん
なんだか自分に重ねて観てしまう
後半は不本意にも号泣でした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
絶対メイク崩れてる・・・
終わってすぐに下の階へ移動して隣のデパートへ逃げ込みメイクを直す
目が真っ赤になっちゃったから、そのまま30分くらいデパート内を徘徊
Rキッチンへは19:30頃に着いた
白い重厚は扉を開く
「いらっしゃいませー!おー!マリアさん!
こちらのスペシャルシートへどうぞ^ ^」
タムくんが誘導してくれる
前と同じカウンターの2人用席
「今日は普通にご飯食べに来たわ^ ^
とりあえずビールもらって良いかしら?」
ケンくんが生ビールを注いで荒い泡を切って入れ直してくれる
「はい、マリアさん、メリークリスマス^ ^」
「ありがとう^ ^メリークリスマスだね!
いただきます」
「今日は何にします?」
「赤はこれ飲んだらいただくわね、
う~ん・・・まだ食べてない美味しいの」
「クロスティーニなんかお勧めですよ?」
「じゃあ、それ」
「今日のパスタはカルボナーラです」
「じゃあ、それも」
「はい^ ^かしこまりましたー!」
「今日はこれから予定あるんですか?」
ケンくんが尋ねる
「う~ん、何もなくなっちゃった!
寂しい女でしょ?さっきまで映画観ててね、号泣してきたわ(笑)」
「じゃあ今日は朝までここで飲みますか^ ^」
「朝までなんて飲んでたら倒れちゃうよ、ケンくん送ってくれる?ホテルまで(笑)」
「ははは^ ^そんなことしたらユーヤさんに怒られちゃいますよ」
「ユーヤくんね・・・今日、来ないかな・・・」
「来るかもですね^ ^」
「じゃあ、ちょっとだけ、待ってみようかな・・・
赤、1本ちょうだい?」
「はい、前回と同じで良いですか?」
「うん^ ^お願い」
タムくんがアイスペールからワイングラスに氷を入れ、レミスガンを注いでくれる
同時にクロスティーニをもらう
ワインを一口
「うん!美味しい^ ^」
クロスティーニはエビの食感が残るアボカドペースト
「うまっ!これは人気でるね!」
「リピーター多いです^ ^」
1人のおばさんだけでも、しっかり接客対応してくれるのが暖かい
カルボナーラも絶妙な美味さ
フィットチーネが良いね
3時間ほど居ただろうか
「ユーヤくん来ないね、そろそろ帰るよ」
「えー!まだ良いじゃないですか、ユーヤさんにLINEしてみたらどうですか?」
「う~ん・・・してみよっか?じゃあ、これ空いたらハウスの赤にして?あと、クロスティーニお代わり!」
「了解です!」
ユーヤくんとはあんなことがあっただけに
LINEですら緊張しちゃう・・・
このモコモコの肌触りが心地良くて少しだけ不安が拭われるような気がする
iPhoneを充電器につなぐとLINEが入った
スミさんからだ
ケイくんがお兄ちゃんと慕うジエイくんが働くBAR-Smileの店長
「結局毎日飲み過ぎてます、IHヒーターを買う時間がなくて、24日は無理っぽいですm(_ _)m29日はどう?」
「29日は出張なんです、また来年かな」
「そうだね」
今日の、イブの予定まで無くなってしまった
寝よっ!
極力何も考えないようにして眠った
目が覚めたのはまだ8時前
動く気にならなくてベッドの上でうだうだしている
昨日のことを思い返す・・・
ユウくん・・・
やっぱり、もう戻りたくないよ
これ以上、辛いのは勘弁だわ
でも、好きな気持ちはまだ消えないみたい・・・
朝は抜いて昼がてらSmileのメニューを考えることにした
私はやっぱりお料理を考えたり作ってるときが一番気持ちが楽になる
最近はバゲットにはまってるから新しいバゲット料理を考えることにした
幸い食材は何でもある
ディップ系もトースト系も乗せる系も、大体やっちゃったし、サンド系もおつまみには面倒
とりあえず普段の斜め切りではなく輪切りにしていく
カンパチがあったのでブルスケッタでもやろう
その間に4枚を反面オーブンレンジで焼いておく
ブルスケッタのカンパチとプチトマト、玉ねぎを和え終わるとバゲットの反面が焼きあがる
裏返してオリーブオイルを塗り、2枚はシンプルに塩胡椒とパセリ
もう2枚は玉ねぎトマトを乗せて溶けるチーズを散らして焼く、途中でバジルを乗せて焼いたら完成
ブルスケッタは載せるだけ
計10分もかからず出来てしまった・・・
つまらない・・・
昼間から飲む気にはならないからインスタントコーヒーを入れる
ブルスケッタはつまみとしてはイマイチかな
他の2品は使えそう
でも、お店として何を出してほしいかよねぇ~
リクエストも必要だし、その前に勉強しに行こ!
Rキッチンの味を確かめに行くことにしたの
とは言えまだ14時
一応、イブだし
何があるかわからないからね
しっかりメイクして、今日は~
Vネックニットにカーキのデザインワイドパンツ
ふわっとしたファー付きコート
もちろんストールも巻いて出かける
お店は17時オープンだけど、そんなに早く行くつもりはない
映画でも観て行こうかな
特に観たいものがあった訳じゃない
けど、少し泣きたいな・・・
春待つ僕ら
何となくって感じ
上映時間も丁度良いし、16:20から約2時間
エレベーターで7階へ上がると・・・
ヤバっ!
高校生ばっかり・・・
恥ずかしいなぁ・・・
端の席にしておいて良かったぁ・・・
上映がはじまり
イケメンに囲まれるタオちゃん
なんだか自分に重ねて観てしまう
後半は不本意にも号泣でした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
絶対メイク崩れてる・・・
終わってすぐに下の階へ移動して隣のデパートへ逃げ込みメイクを直す
目が真っ赤になっちゃったから、そのまま30分くらいデパート内を徘徊
Rキッチンへは19:30頃に着いた
白い重厚は扉を開く
「いらっしゃいませー!おー!マリアさん!
こちらのスペシャルシートへどうぞ^ ^」
タムくんが誘導してくれる
前と同じカウンターの2人用席
「今日は普通にご飯食べに来たわ^ ^
とりあえずビールもらって良いかしら?」
ケンくんが生ビールを注いで荒い泡を切って入れ直してくれる
「はい、マリアさん、メリークリスマス^ ^」
「ありがとう^ ^メリークリスマスだね!
いただきます」
「今日は何にします?」
「赤はこれ飲んだらいただくわね、
う~ん・・・まだ食べてない美味しいの」
「クロスティーニなんかお勧めですよ?」
「じゃあ、それ」
「今日のパスタはカルボナーラです」
「じゃあ、それも」
「はい^ ^かしこまりましたー!」
「今日はこれから予定あるんですか?」
ケンくんが尋ねる
「う~ん、何もなくなっちゃった!
寂しい女でしょ?さっきまで映画観ててね、号泣してきたわ(笑)」
「じゃあ今日は朝までここで飲みますか^ ^」
「朝までなんて飲んでたら倒れちゃうよ、ケンくん送ってくれる?ホテルまで(笑)」
「ははは^ ^そんなことしたらユーヤさんに怒られちゃいますよ」
「ユーヤくんね・・・今日、来ないかな・・・」
「来るかもですね^ ^」
「じゃあ、ちょっとだけ、待ってみようかな・・・
赤、1本ちょうだい?」
「はい、前回と同じで良いですか?」
「うん^ ^お願い」
タムくんがアイスペールからワイングラスに氷を入れ、レミスガンを注いでくれる
同時にクロスティーニをもらう
ワインを一口
「うん!美味しい^ ^」
クロスティーニはエビの食感が残るアボカドペースト
「うまっ!これは人気でるね!」
「リピーター多いです^ ^」
1人のおばさんだけでも、しっかり接客対応してくれるのが暖かい
カルボナーラも絶妙な美味さ
フィットチーネが良いね
3時間ほど居ただろうか
「ユーヤくん来ないね、そろそろ帰るよ」
「えー!まだ良いじゃないですか、ユーヤさんにLINEしてみたらどうですか?」
「う~ん・・・してみよっか?じゃあ、これ空いたらハウスの赤にして?あと、クロスティーニお代わり!」
「了解です!」
ユーヤくんとはあんなことがあっただけに
LINEですら緊張しちゃう・・・
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