ブルーミュージック

メジャーデビューをする！

大会からしばらく経ってもメジャーデビューの話がない。「オファー何なかなか来ないね…」「すぐには来ないから…」「まぁ…注目は集めてるけどデビューまでが難しいから！」「まぁ…それはそうだけど曲あんまりないじゃん！」「…曲って誰が作ってるの？」「あたしと乃々ちゃん…でもあたしが作ってるのは多い！あずず分かってくれる～？」「何言ってるの珠樹！」「そうだよ～！今回はアタシと乃々で作ったやつを用意した！」「題名は…ナビゲーション？」「…すぐに思い浮かぶの？」「歌詞まだ出来ないから珠樹と梓ちゃん他の部屋に行ってて」「分かった！」「うん！」「あずず！」「何珠樹ちゃん？」「後で乃々ちゃんとキキちゃんには言うんだけど…ゴニョゴニョ…」「…そうなんだ！」題名ナビゲーション
　いつもゴールを探しているどこを走ってるなんて私が知るわけない！電波の届かないラジオを聞いても嫌なこと忘れられない…そんな事なら笑っちゃお！遠くへ遠くへかけ上がろう！
景色を変えないんなら1つの道を進めばいいそれが私のルート…再び走り出す新たな道へ…
　とにかく前へ進め！明日を変えたいんなら強さも弱さもスキップしてチャンスに変えて飛んでいけそうそれが私のルート「出来た～！」「お疲れ様！ハイバナナ！美味しい～！食べる？」「食べるってそれ私のバナナ！キキちゃん勝手に食べないでよ！」「ごめんごめん！」「乃々ちゃん出来た？」「あっ…出来たよ！」「今、バナナがどうとかって乃々ちゃんキキちゃんに言ってたよね？」「気にしないで！ジョークだから！」「ふぅ…危うく乃々に犬メークされられる所だった！」「キキちゃんパーマかけたら犬じゃん！」「乃々だって笑って目を大きく開けば子犬になるでしょ～！」「2人共子犬と柴犬みたいなことしたらメークと犬の格好されるよ～！」「珠樹！」「あはは…面白いね！」「梓ちゃんウケすぎだよ！」「あずず！さっきのやつ…」「あっ…」「珠樹、梓と協力して曲作ったの？」「私は作ってないけど珠樹ちゃんが…」「題名がビリーブofチャンス」
　才能は開花されるものセンスを磨くもの！信念さえあれば人間不可能なんてない…人間は成長するの！人が希望を持ち本気も一生懸命もカッコ悪くない！恐怖は悪じゃない己の弱さを知ること強くなること！強く優しくいきれ！諦めることなんて1番つまらない…美しくいこう！弱さも恐怖に襲われて傷ついていく自分…負けにだって意味はある！「どうかな？」「これいいよ！」「本当？」「これはイケるかも！」「キキちゃん…うん！」「後は出すだけだね！自信を持って珠樹ちゃん！」「あずず…」「この曲で成功させるぞ！」「おー！」乃々たちは、音楽プロデューサーのいる所に向かった。その頃中では「さて…帰るか！窓を閉めて誰も入ってこられないようにしろ！」「プロデューサー！4人の女子たちがこちらに向かってきます！」「えい！居留守を使え！」「は…はい！」その時乃々たちが来て「すいません！…何してるんですか？」「あっ…紙を拾ってたもんで…ははは！」「紙なんて落ちないじゃないですか？」「もしかして…アタシらが来たから帰ろうとしたんじゃないの？バレバレよ！」梓が間に入って「まぁまぁ…あの、歌詞を見せに来ただけなんです。少しでいいんです！見てくださいませんか？お願いします！」プロデューサーが「ダメダメ！帰った帰った！」「そうですか…あっ！曲がダメなら雑誌を見てくださいませんか？」それに若いマネージャーが「…君たちルモンドかい？」「えっ？私たちのこと知ってるんですか？」「うん、僕もその雑誌好きでね…毎週見てるんだよ！この間のルモンドのライブテレビで見てねスゴかったよ！僕は君たちのマネージャーになりたいと思っちゃったよ！僕でいいんなら今すぐメジャーデビュー出来るよ！」「本当ですか！？」「約束する！」「やったー！」「ついに…デビュー！」「やる気が出てきた！」「俺は認める訳にはいかないぞ！」若いマネージャーが黒いオーラを出しながら「これからもお願いしますよ！プロデューサー」「話を…はい、分かりました」