ふと頭をよぎったことを書いておく、いわゆるブログ的なあれ

ぽんたしろお

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2020年05月

複雑だわさ

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 文章を書くのが好きだ。
 とはいえ、私の書くものはどちらかといえば、エッセイの系統が多かった。ネットに初めてアップした文章は飼っているインコの実体験をベースにしていたしね。
 実体験を、ひねくれた視点で書くのが好きで、読んだ人も思わず苦笑する文章を長く書いていた。うん、それは事実。

 視点がひねくれているのは、自分の強みだと思っている。なんせ実生活では、四方八方から「常識がねぇ」と言われ続けてきた生き方しかできなかったし。
 「常識ない」とか「変人」とかをあまり悪いこととして捉えていなかったんだな。じゃあ、自己肯定感あるのかと言われると、「常識がない」ゆえやたらめったら低い。
 文章にするとその矛盾に満ち溢れているのに、気が付くものだな。「変人」と言われ「常識がない」自分を変えないけれど、自己肯定感が低い――めんどくせーの。
 
 インコの話を作りたくて頭いっぱいだった時期長かったせいか、ネットではそれで良かったのだ。

 なんというか、しみじみ、「常識知らず」でよく五十年以上生きてきたものだ。おそらく専業主婦かつ、旦那以外の人的な交流がめちゃ薄いのを気にしなかったから。今でも、ネットでも薄い関係を築くのがやっとでリアルでは壊滅的な人間関係だし。

 まぁいいや、とにかく視点が少し変わっているのは自覚している、だから文章読んでもらえているのもあるんでねと思う。

 毎度毎度、本題に入るまで長くてごめん。別に、アフィリエイト狙ったサイトの文章作成でないから、さっさと結論言えよって思ってる?
 でも、これブログだから、自分のペースで書きたいわけよ、だってブログだしね。
 ブログって自分語りだから、自分の好きな構成で勝手に書きたいわけよ。

 一方、私は数は少ないが「小説」も書いている。ブログと違って「小説」は読み手を意識する。いや、結局、自分が一番の読者という誰かの言葉が腑に落ちたんだけどな。
 私の書く小説はメジャーな人気作にはなれない。それも書いてみなきゃわからなかったから、書いて良かったと思うし、これからも書いていくんだろうなと思う。

 で、タイトルのとこに行きつくわけで。いくらマイナーとはいえ読み手を意識して書いた連載小説を一応完結させた時、何か勢いあまってつい、このブログの一つ前の短い記事も数時間遅れでアップしちゃったわけよ。
 何度もしつこいがブログなので、基本、読み手を意識しないで書いている。
 
 なのにさっ。「読み手」を意識した小説より、ブログの方が読まれていた。
同じ日に更新してけっこう打ちひしがれたわな。読み手に親切でないブログの方が読まれる……読まれないよりいいよ、無論。ほんとに自分の記録というなら公開するなと言われたら、おっしゃるとおりなんで。

 でも、とにかく複雑だったのな。これまた誰かに言われたんだが「小説よりエッセイが合ってるんじゃない?」って。かもな……。でも、たまに小説も書きたいし!
 せめてブログと同じくらいは読まれたい……、まぁがんばろ。



 
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