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2020/01/24
で、結局 時給いくらなのさ?(2020/11/07 改)
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時給がいくらになったか? 正直、語れないのだけれど。
稼ぐ人なら、たぶん時給千円以上いくよ、でも納品に時間かかったら、相対的に時給がどんどん下がっていく。
とはいえ、具体的な数字は出しておこう。萎えるにいいだけ萎えてくれ。
納品にオッケーがなかなか出ず、どつぼだった時、すでに時給という概念をなくなった。
それで時給の具体的な話が書きたくてもどう書けばいいのかわからなくなって書けなかったのだけど。
一週間で1500円ってツイッターで書いたら驚かれたので、時給でなくて週給から話し出すことで文章書けそうと思ったのだ。
というわけで、一番しんどかった時、週給一五〇〇円という記録をうちたてた。
一日六時間×五日間で一五〇〇円。ちなみにここから、仲介手数料と振り込み手数料さっぴかれる。時給とは何ぞや? となる。
そっか、時給五十円『ここから仲介手数料一割以上差っ引かれるw』ってことになるんだね……。
この記録作ったのは、下請け始めて一年たった頃。
クライアントのAさんが、私をいつ切ってもいいと思ったからの嫌がらせも含んでいたんだと今はわかる。記事作成のキーワードが私には手に負えないような難解なものになってきたのだ。ただね、切るって言わない。何時間かかろうが、記事ができれば、クライアントAさんのサイトは記事を一つ更新できる。
「続けても、続けなくても、どっちでもいいですよ」
そうクライアントのAさんは私に言った。
Aさんの本意を気が付かないで私は、沼の底であがいていたのだよな。
Aさんが私に割り当てたキーワードは最初の契約のドラマや映画でなくなっていて。専門外『ただし、私が拒否したテーマ以外だったので受注した』のキーワードで調べて理解するだけで数時間かかっる有様だった。ようやく記事にしてなんとか一日で一記事あげて。一記事五百円だったから、なんとかワンコインは死守したかったけれど。
翌日、修正来ているのな。そりゃそうだ、専門外のことだから、文章が「わけわかんない」って悲鳴あげている悲惨な状態だった。Aさんも修正指示につけくわて言ってきた。
「理解していないですよね?」
と。
修正指示出されてまた、関連サイト開く。もう一度、理解するべく頭をフル回転して、修正した文章をアウトプットした。二日で一記事になっていった。
一週間で、三記事納品ができれば上出来となり生産性は下がり続けた。もうね、文字数足りない、項目増やせ、理解していない文章だから修正、そういわれてもう無理ぽと、ついに音を上げた。
約束した記事数を一ヶ月以上かけてようやくようやく納品完了し、そして私は契約更新を辞退した。Aさんとの約一年のお付き合いを終了した。
その後、出会ったのが、相性のいいクライアントのDさんだった。二千字でワンコイン。ドラマと映画で、これだけくれたら神様かなと思うぐらい、違った。
もう、自分が追い詰められる限界にきていたから、一日一記事で修正なしワンコイン、天国かよと思った。幸せだと思った。
自分を評価してくれるので、天国だったけど、単価を上げることもDさんに交渉して了承してもらったしね。最終的に手数料と振込手数料除いてワンコイン以上残った。日給ワンコイン『作業時間一日3時間』達成! やったね!
ドラマ・映画記事は、下請けに払う上限の金額をDさんは払ってくれたんだと今でも思っている。ドラマ・映画の記事しか書けない以上、何年続けても初心者何年生にしかなれないってことなのだ。
たぶん、Dさんが、下請け使うのやめなきゃ、今でも私、ドラマ・映画の記事書いていたと思うよ。
一年の目標が「目指せ、年給二十万円」。結局、一年の前半で作業が終了して、まったく届かなかったけどね。
二十万円超えたら、税金関係で申告手続き必要らしいので、そこまでいけばいいな、と思っていたんだよね。そしたら『作業』から少し昇格した言葉自分に使えるかもなと思っていたのだ。
めでたく頓挫したので、嬉しいなー『棒読み』。ささやかでしょ、このささやかな野望すら、成し遂げられない、コピペせず、著作権譲渡なのに、文章に真摯でありたいと書いたら、こんなもんなのだ。すごく頑張って報酬くれたDさんでも、それが限界なのだ。
成果主義の厳しさを体感できたさ。時給の概念なくなる世界。成果って何をいうのかな? と思った。雇ってくれるなら、アルバイトのほうが稼げるじゃんとも思った。
私をアルバイトで雇う企業ないので、下請けでがんばったけれど、虚しい作業に明け暮れた二年間だった。
やる気あふれる、フリーランサーの夢と希望をぶち壊してごめんよ。自分、決して積極的な性格でないうえに、沼にはまる性格なのかね? 人のやる気を削ぐことばっか書いているよな~。
追記 今、文章書いていられるのは、人から与えられたテーマでなく、自由に書いているからだと思う。
(つづく)
稼ぐ人なら、たぶん時給千円以上いくよ、でも納品に時間かかったら、相対的に時給がどんどん下がっていく。
とはいえ、具体的な数字は出しておこう。萎えるにいいだけ萎えてくれ。
納品にオッケーがなかなか出ず、どつぼだった時、すでに時給という概念をなくなった。
それで時給の具体的な話が書きたくてもどう書けばいいのかわからなくなって書けなかったのだけど。
一週間で1500円ってツイッターで書いたら驚かれたので、時給でなくて週給から話し出すことで文章書けそうと思ったのだ。
というわけで、一番しんどかった時、週給一五〇〇円という記録をうちたてた。
一日六時間×五日間で一五〇〇円。ちなみにここから、仲介手数料と振り込み手数料さっぴかれる。時給とは何ぞや? となる。
そっか、時給五十円『ここから仲介手数料一割以上差っ引かれるw』ってことになるんだね……。
この記録作ったのは、下請け始めて一年たった頃。
クライアントのAさんが、私をいつ切ってもいいと思ったからの嫌がらせも含んでいたんだと今はわかる。記事作成のキーワードが私には手に負えないような難解なものになってきたのだ。ただね、切るって言わない。何時間かかろうが、記事ができれば、クライアントAさんのサイトは記事を一つ更新できる。
「続けても、続けなくても、どっちでもいいですよ」
そうクライアントのAさんは私に言った。
Aさんの本意を気が付かないで私は、沼の底であがいていたのだよな。
Aさんが私に割り当てたキーワードは最初の契約のドラマや映画でなくなっていて。専門外『ただし、私が拒否したテーマ以外だったので受注した』のキーワードで調べて理解するだけで数時間かかっる有様だった。ようやく記事にしてなんとか一日で一記事あげて。一記事五百円だったから、なんとかワンコインは死守したかったけれど。
翌日、修正来ているのな。そりゃそうだ、専門外のことだから、文章が「わけわかんない」って悲鳴あげている悲惨な状態だった。Aさんも修正指示につけくわて言ってきた。
「理解していないですよね?」
と。
修正指示出されてまた、関連サイト開く。もう一度、理解するべく頭をフル回転して、修正した文章をアウトプットした。二日で一記事になっていった。
一週間で、三記事納品ができれば上出来となり生産性は下がり続けた。もうね、文字数足りない、項目増やせ、理解していない文章だから修正、そういわれてもう無理ぽと、ついに音を上げた。
約束した記事数を一ヶ月以上かけてようやくようやく納品完了し、そして私は契約更新を辞退した。Aさんとの約一年のお付き合いを終了した。
その後、出会ったのが、相性のいいクライアントのDさんだった。二千字でワンコイン。ドラマと映画で、これだけくれたら神様かなと思うぐらい、違った。
もう、自分が追い詰められる限界にきていたから、一日一記事で修正なしワンコイン、天国かよと思った。幸せだと思った。
自分を評価してくれるので、天国だったけど、単価を上げることもDさんに交渉して了承してもらったしね。最終的に手数料と振込手数料除いてワンコイン以上残った。日給ワンコイン『作業時間一日3時間』達成! やったね!
ドラマ・映画記事は、下請けに払う上限の金額をDさんは払ってくれたんだと今でも思っている。ドラマ・映画の記事しか書けない以上、何年続けても初心者何年生にしかなれないってことなのだ。
たぶん、Dさんが、下請け使うのやめなきゃ、今でも私、ドラマ・映画の記事書いていたと思うよ。
一年の目標が「目指せ、年給二十万円」。結局、一年の前半で作業が終了して、まったく届かなかったけどね。
二十万円超えたら、税金関係で申告手続き必要らしいので、そこまでいけばいいな、と思っていたんだよね。そしたら『作業』から少し昇格した言葉自分に使えるかもなと思っていたのだ。
めでたく頓挫したので、嬉しいなー『棒読み』。ささやかでしょ、このささやかな野望すら、成し遂げられない、コピペせず、著作権譲渡なのに、文章に真摯でありたいと書いたら、こんなもんなのだ。すごく頑張って報酬くれたDさんでも、それが限界なのだ。
成果主義の厳しさを体感できたさ。時給の概念なくなる世界。成果って何をいうのかな? と思った。雇ってくれるなら、アルバイトのほうが稼げるじゃんとも思った。
私をアルバイトで雇う企業ないので、下請けでがんばったけれど、虚しい作業に明け暮れた二年間だった。
やる気あふれる、フリーランサーの夢と希望をぶち壊してごめんよ。自分、決して積極的な性格でないうえに、沼にはまる性格なのかね? 人のやる気を削ぐことばっか書いているよな~。
追記 今、文章書いていられるのは、人から与えられたテーマでなく、自由に書いているからだと思う。
(つづく)
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