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二章〈ocean view〉~海で秘められし魅惑のTKB~
一 有馬視点
「んん~~~~ぅ、はぁー! 暑い! 海だ! そして! 沖縄だぁーーーー!!」
「うっせぇ!」
「いだっ!」
後ろから歩いてきたチョコに殴られてしまう。
さてさて、待ちに待った念に念を入れた委員長超頑張った! 修学旅行の時間だよ! ここは暑々な沖縄さっ。まだ六月だからさほどでもないけど、やっぱり日差しは眩しいね。修学旅行だから遊びに来ているわけじゃないのは再三言われたから百も承知なんだけど、こんなの遊んでくださいと言わんばかりの綺麗な海を前にしたらごちゃごちゃ考えていられないよね! テンションアゲアゲだよね!
「っ~~! 痛いじゃないかチョコ、暴力反対! あ、顔はやめてくれたまえ。せっかく整った顔が崩れてしまう」
「……ナルシストかお前は……」
げんなりしているチョコもいつもと変わらず魅力的だ。もう暑さにやられてしまったのか、それとも俺に見惚れてくらくらしているのかな?
「チョコ、ちゃんとアレ持って来たかい?」
「アレ?」
「アレだよア・レ!」
太陽の光が反射して眩しく光輝く海辺を指した。
「ビーチには水着が鉄則だろう!?」
「あぁ……はぁ……」
「泳ぐ前から疲れてないか!?」
「お前のテンションが高過ぎんだよ……」
「だって海だよ? まだ六月だというのに海で泳げるなんて素晴らしいじゃないか!」
「そうか?」
首を傾げて難しい顔をしてる。
なんて愛らしいんだ。そんなチョコの水着姿を早く拝みたい。
「さぁチョコ! 脱ぎたまえ!」
「んな所で脱げるかっ!」
海が見えるというだけでまだ道路にいる。砂浜でさえない。
「自由行動だからってはしゃぎ過ぎんなよな」
「またまた~。そんな先生みたいな意見は求めていないよ。修学旅行とははしゃぐ為にあるのさ」
会合で義兄に言われたことはちゃんと覚えている。団体行動ではクラスを仕切って指示を出したし、班別行動ではそれぞれの班に自作の資料を渡して課題を提示してある。行く予定となっている観光地には事前に連絡を入れてあるし、何か問題があれば連絡がかかってくるだろう。自由行動時間が一番なにかやらかす可能性があると言われてきたけど、ここで制限をしては余計なストレスを与えかねない。だから最低限のルールを設けて、あとはもうクラスメートたちの好きにすればいい。
「ということで着替えに行こう!」
「へーへー……」
自由行動はみんなのお誘いを断ってチョコと二人きり。そう、つまりはチョコと沖縄デートということだ。自由行動時間は短いから存分に有効活用するつもりだ。
学級委員長の俺は頑張った! 自由行動時間くらいご褒美が欲しい!!
着替えを済ませて先に砂浜で待っていることにする。体育座りをして。
「はぁ~~……潮風がなんて気持ちいいんだろう」
「なんでんな所で体育座りしてんだよ」
「その声は! チョコ……」
振り向いたらチョコが立っていた。それはいい。だがそんな格好を見たら歯を食いしばって物申したくなる。期待していたのに。
「くぅっ、何故……! 何故パーカーを羽織っちゃったんだ!」
「あ? 別にいいだろ」
「これは大事なことだよ! チョコの可愛いティクビが見えないじゃないか!」
「余計なこと言ってんじゃねぇっ!」
殴りかかってくるのを避けて、立ち上がりビーチを駆け回るとチョコが追いかけてくる。こらー待てー、うふふ捕まえてみなさーい、とかってロマンチックなセリフは言えそうにない雰囲気だ。あんまり走り回ると遊ぶ前に疲れてしまうので急停止すると、追いかけてきたチョコが後ろからぶつかってきて二人で倒れてしまった。お互い全身砂だらけでそれがおかしくて笑ってしまう。
「ははっ……着替えたはいいが、水着の奴の方が少なくねぇか?」
「着衣水泳してるね。うーん……泳げると言ってもまだ六月だしそういう時期なんだろうか? まあいいじゃないか。この際気にせず泳ごう!」
チョコの手首を掴んで海へ向かって引っ張る。少しずつチョコが触れるのを許してくれるようになってきた。以前程の過剰な反応は無い。でもやっぱり敏感なことには変わりなくて長時間は触れていられない。だからほんの少し触れるだけ、数秒だけ。それでも全く触れなかった時と比べればものすごく進歩している。
「あ、ま、待てっ。俺泳げねぇからな!?」
「そうなのかい? でも大丈夫、そんなの問題ナッシングさ! 俺が教えてあげるよ」
「やっ……泳がなくてもいいって……つかパーカー濡れる! ってうわ!?」
ザバンッ!!
長くは触っちゃいけないからと掴んだ手首を離したらバランスを崩したのか浅瀬で尻もちをつかせてしまう。ちょっと悪戯心はあったけど、まあこれくらいなら大丈夫だろう。
「っぷは! ……い、いきなり離すんじゃねぇよ!」
「いや~つい海ではしゃいでしまっ……て……」
パーカーがズレて濡れたことにより生地が肌に張り付いて、さっきまで見えていなかったモノががっつり見えている。
あ、あ、ぁあああぁあああッッ!!!! チョコのピンクちっちゃくて可愛いティクビが見えている!!!!
「チョコのティクビさんこんにちは!!」
「変な所見てんじゃねえよ!」
ズレてしまったパーカーを持ち、腕をクロスさせて閉じて位置補正。思い切り胸を隠してます! というような動作で女の子みたいだ。俺にとってはそこらにいる女の子よりも可愛いと思ってるよ!
「うっせぇ!」
「いだっ!」
後ろから歩いてきたチョコに殴られてしまう。
さてさて、待ちに待った念に念を入れた委員長超頑張った! 修学旅行の時間だよ! ここは暑々な沖縄さっ。まだ六月だからさほどでもないけど、やっぱり日差しは眩しいね。修学旅行だから遊びに来ているわけじゃないのは再三言われたから百も承知なんだけど、こんなの遊んでくださいと言わんばかりの綺麗な海を前にしたらごちゃごちゃ考えていられないよね! テンションアゲアゲだよね!
「っ~~! 痛いじゃないかチョコ、暴力反対! あ、顔はやめてくれたまえ。せっかく整った顔が崩れてしまう」
「……ナルシストかお前は……」
げんなりしているチョコもいつもと変わらず魅力的だ。もう暑さにやられてしまったのか、それとも俺に見惚れてくらくらしているのかな?
「チョコ、ちゃんとアレ持って来たかい?」
「アレ?」
「アレだよア・レ!」
太陽の光が反射して眩しく光輝く海辺を指した。
「ビーチには水着が鉄則だろう!?」
「あぁ……はぁ……」
「泳ぐ前から疲れてないか!?」
「お前のテンションが高過ぎんだよ……」
「だって海だよ? まだ六月だというのに海で泳げるなんて素晴らしいじゃないか!」
「そうか?」
首を傾げて難しい顔をしてる。
なんて愛らしいんだ。そんなチョコの水着姿を早く拝みたい。
「さぁチョコ! 脱ぎたまえ!」
「んな所で脱げるかっ!」
海が見えるというだけでまだ道路にいる。砂浜でさえない。
「自由行動だからってはしゃぎ過ぎんなよな」
「またまた~。そんな先生みたいな意見は求めていないよ。修学旅行とははしゃぐ為にあるのさ」
会合で義兄に言われたことはちゃんと覚えている。団体行動ではクラスを仕切って指示を出したし、班別行動ではそれぞれの班に自作の資料を渡して課題を提示してある。行く予定となっている観光地には事前に連絡を入れてあるし、何か問題があれば連絡がかかってくるだろう。自由行動時間が一番なにかやらかす可能性があると言われてきたけど、ここで制限をしては余計なストレスを与えかねない。だから最低限のルールを設けて、あとはもうクラスメートたちの好きにすればいい。
「ということで着替えに行こう!」
「へーへー……」
自由行動はみんなのお誘いを断ってチョコと二人きり。そう、つまりはチョコと沖縄デートということだ。自由行動時間は短いから存分に有効活用するつもりだ。
学級委員長の俺は頑張った! 自由行動時間くらいご褒美が欲しい!!
着替えを済ませて先に砂浜で待っていることにする。体育座りをして。
「はぁ~~……潮風がなんて気持ちいいんだろう」
「なんでんな所で体育座りしてんだよ」
「その声は! チョコ……」
振り向いたらチョコが立っていた。それはいい。だがそんな格好を見たら歯を食いしばって物申したくなる。期待していたのに。
「くぅっ、何故……! 何故パーカーを羽織っちゃったんだ!」
「あ? 別にいいだろ」
「これは大事なことだよ! チョコの可愛いティクビが見えないじゃないか!」
「余計なこと言ってんじゃねぇっ!」
殴りかかってくるのを避けて、立ち上がりビーチを駆け回るとチョコが追いかけてくる。こらー待てー、うふふ捕まえてみなさーい、とかってロマンチックなセリフは言えそうにない雰囲気だ。あんまり走り回ると遊ぶ前に疲れてしまうので急停止すると、追いかけてきたチョコが後ろからぶつかってきて二人で倒れてしまった。お互い全身砂だらけでそれがおかしくて笑ってしまう。
「ははっ……着替えたはいいが、水着の奴の方が少なくねぇか?」
「着衣水泳してるね。うーん……泳げると言ってもまだ六月だしそういう時期なんだろうか? まあいいじゃないか。この際気にせず泳ごう!」
チョコの手首を掴んで海へ向かって引っ張る。少しずつチョコが触れるのを許してくれるようになってきた。以前程の過剰な反応は無い。でもやっぱり敏感なことには変わりなくて長時間は触れていられない。だからほんの少し触れるだけ、数秒だけ。それでも全く触れなかった時と比べればものすごく進歩している。
「あ、ま、待てっ。俺泳げねぇからな!?」
「そうなのかい? でも大丈夫、そんなの問題ナッシングさ! 俺が教えてあげるよ」
「やっ……泳がなくてもいいって……つかパーカー濡れる! ってうわ!?」
ザバンッ!!
長くは触っちゃいけないからと掴んだ手首を離したらバランスを崩したのか浅瀬で尻もちをつかせてしまう。ちょっと悪戯心はあったけど、まあこれくらいなら大丈夫だろう。
「っぷは! ……い、いきなり離すんじゃねぇよ!」
「いや~つい海ではしゃいでしまっ……て……」
パーカーがズレて濡れたことにより生地が肌に張り付いて、さっきまで見えていなかったモノががっつり見えている。
あ、あ、ぁあああぁあああッッ!!!! チョコのピンクちっちゃくて可愛いティクビが見えている!!!!
「チョコのティクビさんこんにちは!!」
「変な所見てんじゃねえよ!」
ズレてしまったパーカーを持ち、腕をクロスさせて閉じて位置補正。思い切り胸を隠してます! というような動作で女の子みたいだ。俺にとってはそこらにいる女の子よりも可愛いと思ってるよ!
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