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独り言
しおりを挟む「あなたは、都市伝説や怪奇現象について興味はありますか」
私は友人に言った
友人はテレビを観たままで
こちらを見ようともしない
そんな友人に対して私は話し続ける
「怪奇現象という分野となると生前に 不幸に見舞われた方々が幽霊となって
起こすものと思う方が多いと思いますが、意外とそうでもないかもしれません」
友人はまだ私の方を見ない
「なぜなら、あなたがもしこのまま人生を終え、幽霊となれば
真っ先に誰に会いたいですか?
両親?友達?それとも初恋の人?
様々あると思いますが
そう考えると会いたくて幽霊が自分に
会いに来てくれた可能性が考えられますよね」
「そう考えると、どうですか?
幽霊の認識は?」
私はそう問いかけるも
友人はバラエティ番組を真顔のままで
観たままだった
「私、あなたと友人じゃないですか
なんで問いかけに反応しないんですか?
私悲しいです」
私は芝居ぽい顔で俯く
すると友人は私の方をゆっくり振り向き
怯えた声で
「お前、誰だよ
いつもずっと隣で変な事話し続けて
怖いよ」
私の目の前の人物はそう答えた
「あれ、あなた私の事見えるんですね
最近幽霊になってから
やる事がなくて、見知らぬ人の家に行って隣でブツブツ喋るのが趣味でね
私の事見えたのはあなただけですよ」
目の前の人物は私の回答に怒った様子で
「頼む、悪いことは言わない
だから出ていってくれ
仕事から帰ってきたのに
お前のせいで休めないんだよ」
目は本気だった
流石にこの私でもそれに従おう
「分かりました」
「あ、最後に隣に怖い表情であなたを睨み続ける女性がいます?
友人ですか?
私が来る前からずっと居ますが?」
目の前の人物は怯えた顔で私を見つめる
「ではお望みにお答えして、これにて
失礼」
待ってくれと言う声が後ろから聞こえたがそれには振り向かず
私は次の家を探しに家を出た
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