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そうと決まった後の私の行動は、涙ぐましいものだった。お兄ちゃんに気にいられるために、日々の発声練習に全力ハイハイ。
そして時は来た...!ガチャ
「シアー?いい子にしてたかなー?」
そう言いながらお兄ちゃんが近づいてきた所で、本日初披露!一人立ちと満面の笑みで
「お...にーたん!!」
どうだ!これでお兄ちゃんもイチコロのはずだー!!
「え?シア今お兄ちゃんって言ったの?!それに立って、あ、どうしよう。とりあえずミリア!お母様呼んできて!!」
「は、はい!!」
さすがのお兄ちゃんも、動揺してるー!!計画通り!あ、ミリアは私とお兄ちゃんのメイドっぽい。メイドって慣れないなぁ。可愛いけど!!
「ね、ねえシア?もう一回言ってくれない?」
何度でも言うよー!!
「おにーたん!」
「う..かわいい...」
そう言ってお兄ちゃんは抱きしめてくれた。あーシアちゃん幸せ!!
バタン!!
「シア?!?!」
お母さんがすごい勢いで入ってきた。メイドたちの話では、お母さん淑女の鏡って呼ばれてるらしいのに、面影もないけどだいじょぶかな?まあいいや!
「おかーたま?」
「生きてて良かった...」
え?!?!そんな泣き崩れるほど?!そんなにされると困るなぁ。ちなみに仕事を早く切り上げて帰ってきたお父さんにも言ってあげたら、全力で抱きしめられた。宰相?らしいのにバカ力すぎ...宰相って確か頭使う仕事だよね...?
てゆうかゲーム内のサイネリアってめちゃめちゃ家族と仲悪かった気がするんだけどなー?確か小さい頃から放任されてて、グレちゃった的な感じだったような?
------------------------------
「おにーたま、おにーたま。シアお願いがあゆの!」
「んー?何かなシア?お兄様が何でも叶えてあげる。」
あの調子で産まれてからお兄ちゃんLOVEでやってきて早4年。お兄ちゃんは立派なシスコンになっていた。今もお兄ちゃんに抱えられて膝の上でおねだり中である。
「シアね。おにーたまと一緒にお勉強したいの!」
「うーん。シアにはまだ早いんじゃない?」
「だって、おにーさまがお勉強中シア1人で寂しいの...」
正直お兄ちゃんとは若干距離を置きたい。シスコンすぎてお風呂から寝る時まで一緒なのだから。でもシナリオでは、確かサイネリアだけ5つ下にも関わらず同じ学年で学園に入学してる。という事は、遅かれ早かれ、魔法は勉強しなきゃいけなくなる。それならきっと早いうちからやっといた方がいいと思うのだ。
「じゃあ今度一緒に授業受けてみようか?」
「あい!おにーさまだーいすき!!」
「僕もシア大好き」
ほっぺをぐりぐりしてくるお兄ちゃんは、これでも社交界では、「鉄仮面の氷の君」とか呼ばれてるんだから恐ろしいよね。
そして時は来た...!ガチャ
「シアー?いい子にしてたかなー?」
そう言いながらお兄ちゃんが近づいてきた所で、本日初披露!一人立ちと満面の笑みで
「お...にーたん!!」
どうだ!これでお兄ちゃんもイチコロのはずだー!!
「え?シア今お兄ちゃんって言ったの?!それに立って、あ、どうしよう。とりあえずミリア!お母様呼んできて!!」
「は、はい!!」
さすがのお兄ちゃんも、動揺してるー!!計画通り!あ、ミリアは私とお兄ちゃんのメイドっぽい。メイドって慣れないなぁ。可愛いけど!!
「ね、ねえシア?もう一回言ってくれない?」
何度でも言うよー!!
「おにーたん!」
「う..かわいい...」
そう言ってお兄ちゃんは抱きしめてくれた。あーシアちゃん幸せ!!
バタン!!
「シア?!?!」
お母さんがすごい勢いで入ってきた。メイドたちの話では、お母さん淑女の鏡って呼ばれてるらしいのに、面影もないけどだいじょぶかな?まあいいや!
「おかーたま?」
「生きてて良かった...」
え?!?!そんな泣き崩れるほど?!そんなにされると困るなぁ。ちなみに仕事を早く切り上げて帰ってきたお父さんにも言ってあげたら、全力で抱きしめられた。宰相?らしいのにバカ力すぎ...宰相って確か頭使う仕事だよね...?
てゆうかゲーム内のサイネリアってめちゃめちゃ家族と仲悪かった気がするんだけどなー?確か小さい頃から放任されてて、グレちゃった的な感じだったような?
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「おにーたま、おにーたま。シアお願いがあゆの!」
「んー?何かなシア?お兄様が何でも叶えてあげる。」
あの調子で産まれてからお兄ちゃんLOVEでやってきて早4年。お兄ちゃんは立派なシスコンになっていた。今もお兄ちゃんに抱えられて膝の上でおねだり中である。
「シアね。おにーたまと一緒にお勉強したいの!」
「うーん。シアにはまだ早いんじゃない?」
「だって、おにーさまがお勉強中シア1人で寂しいの...」
正直お兄ちゃんとは若干距離を置きたい。シスコンすぎてお風呂から寝る時まで一緒なのだから。でもシナリオでは、確かサイネリアだけ5つ下にも関わらず同じ学年で学園に入学してる。という事は、遅かれ早かれ、魔法は勉強しなきゃいけなくなる。それならきっと早いうちからやっといた方がいいと思うのだ。
「じゃあ今度一緒に授業受けてみようか?」
「あい!おにーさまだーいすき!!」
「僕もシア大好き」
ほっぺをぐりぐりしてくるお兄ちゃんは、これでも社交界では、「鉄仮面の氷の君」とか呼ばれてるんだから恐ろしいよね。
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