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ダラムル=イカシテル+イカレテル
2)ダラムルとは
そして戻ってきたワイザとヒャッポと一緒にポロンはワーフ武器屋へと向かった。
バクトはジェルナルルナ、カリナの練習を見て、俺も電力魔法の練習を少ししてみようかな。と思った。
倉庫の端で両手を掲げ念じる。すると手のひらが金色に光る。
バチバチと爆ぜるような音がして、すごく小さな稲妻が手からでる。
ここまでだ・・・出来るのは・・・
飛ばすことは出来ないのか?
「なぁジェルナ?水魔法飛ばせるよな?」
「はい」「どうやって飛ばすんだ?」
「出来た水魔法を、、、ん~っ!!って感じで飛ぶよ」
「ん~っ!!か!?ってルルナは?」
「私は、、ミュイ~ン!!って感じ」
ん~っとミュい~んっか。よしっ!
バリバリ!「ん~っ」「みゅい~んっ」「がお~ん!」「んを~ん」
一向に飛ばない。そうだと言い、刀を抜いた。剣先に帯電させる。
それを振りぬくと雷は!・・・飛ばない。そのうち疲れた。
見かねたカリナが魔力ポーションを投げてきた。
受け取ったバクトはすぐにカリナに投げ返す。
「いや。いい。換金してくるわ」といい、金塊を異空間収納し、倉庫を後にした。
2番街まで1時間程歩く。高級店が立ち並び、家並みも町人も高級だ。
銀行と一緒になっている換金所へ向かう。
ここでは他国のお金や希少金属などをこの国のお金に換えてくれる。
窓口に行くと、きれいなお姉さんだった。
お客はみすぼらしい子供。何ももってない。
「あら?ぼく?迷子かな?」
「違う。」といい、異空間収納から金塊を一本取り出した。
「これを換金したい」というとお姉さんは目がお金になり、まるでみすぼらしいこの少年が神様みたいに後光がさして見えた。金塊を渡そうとすると、お姉さんの手が触れた瞬間、バチッ「いたっ」と言って手をひっこめた。
「あら。静電気かしら」
静電気!?電気!?電力!!そうかギフトは電気なのか!
お姉さんは恐る恐る金塊を受け取る。
「しょ・・少々お待ちくださいませ」と大きな秤を持ってきて、重さをはかる。
「ちょうど10Kgね。君、運がいいわよ。今あちこちで戦争がおきてるから、相場が上がってるの。今なら金貨450枚になるわ。」
「そう。これがあと2本あるんだけど一緒に交換して」
そういい、異空間収納から2本取り出した。
「こんな大金大丈夫?」
「すぐ銀行に預けるから大丈夫だよ」
「そう」と言い。金塊を測る。「合計30Kgね。」
右手に二袋、左手に一袋を持ち、隣にある銀行窓口に行った。
その前に蝶ネクタイをして、オールバックの屈強な銀行員がきた。
「やぁバクト君」「うえっ??」
よく見ると冒険者のガクトだった。ガクトはA級冒険者で、何度も修羅場を潜り抜けた勇者だ。そのガクトがなぜ?
するとガクトは耳元に小さな声で、言った。
「実は銀行襲撃の情報があってね。仲間たちで張り込んでいるんだよ」
とよく見ると、ほかにも屈強な野郎どもがあちらこちらにいる。
「ガクト!似合ってるよ!www」
こんなに金貨を持っているところ襲われたらかなわん。と思い、急ぎ足で窓口に向かう。
突然だった。覆面を被った集団が行儀よく入り口から7・8人入ってきた。
入店を止めようとした多分冒険者がいきなり、短刀で太ももを刺された。
悶絶して倒れている。その顔を踏みつけて、覆面達は言った。
「全員動くなよ!」と覆面のうち三人の魔法使いが杖を掲げている。
「動いた奴から殺す!」「きゃ~」店は一瞬大騒ぎになった。
金貨を異空間収納に収めて、見た目が子供だから、警戒されていない。
にこにこしながら、覆面の取り仕切り男にスタスタと近づいた。
「ぼく?聞こえなかったかな?動いたら殺すよ?ん?」
「な~に~もう一回教えて?」
といい間合いまで近づく。ギリギリかな?届くかな?
念のため電気を刀に帯電させて、電光石火の居合一振り!一閃!
取り仕切り男は胴体が綺麗に切れて、上半分がズズッとずり落ちてくる。
「あふぅ~」と言い、下半身も膝の力が抜けて崩れた。
「動いたら殺していいんだよな」とバクト。
すぐに杖を構えた魔法使いの横に飛び、一閃!杖を持った右手を切り落とす。
「うぎゃぁ~」
すると近くにいたガクトも正面にいた覆面の一人にフックを繰り出して一発KO!お見事!
そしてバクトは、入り口をふさぎ、退路を断ち、あたふたしている覆面の足を切る。避けたが左足首が飛んだ。「いでぇ~!」
ガクトの仲間だろうか、魔法使いが、敵の魔法使いに結界を張り、魔法を発生できないように魔法使い自体に結界を張った。そんなやり方が、、、
覆面魔法使いは構わず火の魔法を放とうとするも、狭い結界の中から魔法が飛ばず、結界の中で服に引火し、燃え尽きて倒れた。自業自得だ。
のこりの3人も取り押さえられて、無事防衛勝利だ。
「バクト!ギルドから金一封でるぜ!」とガクト
「俺たちは片付けと連行するから、夕方にでもギルドにこいや!」
「晩飯食うついでにいくわ」とバクト
柱の陰から、バクトを見て、感動している良いとこの少年がいた。
・・すごい。子供なのに・・油断させて・・・剣の腕もいい・・あと雷みたいなのも剣先からでてたな。退路を断ち、賢いし強い。すごい・・・」
「ほらっ行くぞ。ギャオス。」と立派な服を着た男が声をかけた。
「はいっ父上」とバクトを名残惜しそうに見つめていった。
金貨を1000枚銀行に預けて、350枚を手持ちにした。
2番街には有名なチャックベリーという仕立て屋がある。そこに寄りたかった。
銀行を出て、少し歩くと小粋な服を取り扱っている店がある。
「いらっしゃいませ」と仕立て屋
バクトは舐められないように予め金貨を入れた袋をじゃらじゃらとして、入店した。この格好では舐められる。
「本日はなんの御用で?」
「いや服を仕立ててほしくてな」
「どんな服でしょうか?」
「半纏だよ。いい生地で、破れにくく、防御力も期待できるような」
「はいっ可能ですよ。ほかにどんなご要望が?」
「色は基本、パールホワイト!背中に漆黒のブラックに金ラメを入れた無の一文字。で前の胸部分に黒●に金ラメで無名。右肩に5番街、6番街と入れて、、、こんなところかな」
「ではデザインの候補が五つほど出来ましたので見てください。」
「もう?ハヤッ!」彼のギフトはデザインと印刷?名前はギルマン。
空中から紙に印刷されたデザイン5枚出てきた。
ギャオスは父の御用達に仕立て屋にいた。父とやりとりをしているところ、声が聞こえたので振り向くとバクトがいた。服を見ている振りをして、何気なく近寄り、思わず聞き耳を立てた。
「もしかして、バクト様では?」店員が聞く。
「んだ。知ってるのか?」
「はいっ先代様には大変お世話になりましたから、」
「あっじいさんか!」
そういえば、先代のじい様はいつもおしゃれな服装だった。この店か!
「5番街、6番街でピンと来ました!あと無名の文字も!」
ギャオスは人知れず、5番街6番街の無名のバクトか~・・・と納得。
「はい。かしこまりました。」
「で、いくらになる?」「金貨7枚といったところでしょうか。」
「あとで仲間6人連れてくるから、金貨5枚で!」
ギルマンは少し考えて、頷いた。
「出来た服の端っこに小さく店名を入れてもいいですか?」とギルマン
バクトは笑顔でうなずく。
「二日後に出来るので、また来てください」と言われて店を出た。
帰り道、ワーフ武器屋に寄った。裏口から入ろうと裏に回ると見慣れない檻がある。?なんだこれ?
裏口から入るとポロンとブラムが、ほぼほぼ完成ですね。と話している。
「あ、アニキ!できましたよ!」
「おぉ!」
というとポロンは表の入り口のカギを開けて、バクトに言った。
「アニキ!なんか適当に盗んでください」
「え!?」とバクト。ポロンが適当な剣を押し付けてきた。
「これをもって出て行ってください。」
ん?矢とか飛んでこないよな・・・と恐る恐る店を出ようとした。
いきなり床がパカッと割れて下に落ちた。
ドスッ!下には、大量の藁が敷かれている。痛くはない。
上には上がれない。床がすでにしまっているからだ。
周りを見ると細い通路がある。通路に入るとワイザとヒャッポが階段を作っていた。階段は7段ほどで、二人は7段目を作っていた。無理やり二人を押しのけて上がると、外開きの扉がある。
扉を開けるとそこは裏の檻の中だった。いったん戻ろうにも扉はあかない。
外からは開けられない仕組みのようだ。すぐにポロンとブラムが裏口から出てくる。
「なかなかいいな!ありがとうポロン」とブラム
ポロンは鍵を開けながら、「これなら見世物にも出来るし、笑えますよね」とポロン。
するとワイザとヒャッポも関心したように扉から檻へ出てきた。
そして、皆、裏口から店に入る。
「思ったよりもいいものが出来てうれしいよ。」とブラム。
「で、大楯と弓だったな。」と言い、大楯をワイザに弓をヒャッポに渡した。
「もしかして、ただか?」とバクト。
「はは流石にただには出来ん。がポロンの頑張りに免じて、金貨1枚ずつで併せて2枚でどうだ?」
バクトはすぐに金貨2枚払い。ブラムと握手した。
「ポロン、浮いた分なんかほしいもの無いか?」とバクト
「ん~、僕は戦闘向きではないので、、、あ、カリナさんに短刀でもお土産にしたら、どうですか?」
「・・そうだな。二人の面倒見させてるし、それもいいな」
そういうと、バクトは短刀コーナーに行った。短刀コーナーは実にいろいろな形の短刀がある。ドス、包丁、先が尖った刺すだけのもの、その中でも刃が湾曲し、持ち手にもガードがついてる2刃が、目を引き鑑定する。その名を偃月短刀。
切れ味A 丈夫A 特殊速度上昇 おぉ特殊効果もある。
他の短刀にはない。鞘付き、2本セット。価格は金貨2枚。手頃だ。
ふと思いついた。杖など必要ではないかと、、、
杖のコーナーに行くと30CMくらいの杖から2Mくらいまでピンキリだ。
流石にあの二人とポロンには小さい杖がいいだろうと杖を鑑定した。
が、なかなかいいのがない。
すると奥の奥に、3本まとめて縛られた短い杖があった。
鑑定すると、魔力A 丈夫B 特殊×3 とある。???
なんだこりゃ?近くにいたマラサに聞いた。
「この杖は?」
「あぁそれか、、、昔な、、三杖流魔術師ってのがいてな。両手に一本づつ、あとの一本は口かな。三本同時に魔法発動すると効果がすごいってんで、買いとったんだがな。そいつ口が臭いやつでな、とんでもなく、臭い。だから、気持ち悪いってんで、売れなくてな。忘れてたわ。
面白い。三人分ちょうどある。ジェルナとルルナなら同時も可能だな。
「値札が無いが、、、」
「それなら銀貨1枚でいいよ。どうせ売れないし」
そうして、短刀と杖3本を買った。
「明日から営業再開だ。また来てくれや。」
「おうっ罠にかかったら知らせてくれ。ひやかしにくるわ」
そういって店を出た。
倉庫に戻ると、知らない子供がいた。身なりがいい。
カリナが「バクトの友達なんでしょ。」と聞いてきた。
「いや知らん。」
すると知らない子供が言った。
「僕の名前はギャオス プレメンス シュトルハイザー、齢15、バクトさん、仲間にしてください。・・・銀行でのご活躍、拝見しました。素晴らしいです。バクトさん。私は伯爵家4男です、このままでは稼業もつげず、身の振り方をずっと考えてました。あなたのような将来有望な士に使えたく、お願い申し上げます。」
「ん?銀行にいたのか?」
「はい。敵を油断させての智謀。また一刀両断する武勇。また退路を断つ勇気。どれをとっても素晴らしく、仕える価値のある主人に巡り合えた次第です。感動いたしました。」
「いいけど、お前、ここに住み込めるの?」
「しばらくは通いになりますが、父の了承をもらいましたら、すぐにでも」
「じゃあ、今から仲間な~よろしく~」
「え?いいの?そんなにあっさり?本当に?」
「うん。いいよ~。来るもの拒まず、去る者足をかける」
「足をかける?・・・なんかこわい」と苦笑いのカリナ
そしてギャオスを鑑定した。
ギャオス プレメンス シュトルハイザー ギフト策士 レベル9
策士?作戦立てるのうまいのか?
ギャオスが握手を求めてきたので応じた。
「で、カリナ、修行の成果は?」
「バクト銀行ってなに?」とカリナ。
バクトは先に銀行での出来事を話そうとしたが、ギャオスが細部まで客観的に話をしてくれた。敵リーダーを一刀両断するところでは、おぉ!と歓声があがる。
「カリナ。ジェルナ。ルルナ。お土産~」とバクトは言い、まずカリナに偃月短刀を渡した。
「ありがとう!バクト!」すごく喜ぶカリナ。
ジェルナは3本の杖を渡された。何か匂う。一本だけ杖先が匂う。
匂わない一本をルルナに渡し。匂う一本をバクトに返した。
その一本をポロンに渡す。ポロンが鼻をクンクンさせる。杖先だと気づき、杖先を嗅いでみる!「クサッ!!!」のけぞるプラン。カリナも貸してと嗅ぐ。「クサッ!!!」のけぞるカリナ。
「なにこれ!なんでこんなに匂うの!?」
て、言いながらすぐに浄化(聖域)魔法で浄化した。
恐る恐るカリナはもう一度嗅ぐ。大丈夫とポロンに渡す。
「そうだ。ギルドハウスにいかなくちゃ!そのあと飯くいにいくぞ。全員こいや」と言い、皆ぞろぞろ倉庫を後にした。
ギルドに向かう途中。ジェルナとルルナの魔法がワイザのこぶしくらい大きくなった事やカリナがものすごく早く動けるとか話をきいた。
ポロンの罠の話も盛り上がる。ワイワイとギルドについた。
入るとすぐにギルド長と一緒にいたガクトが手を振り、近づいてきた。
「よう!英雄!」とガクト
「すごかったなバクト」とギルド長、ゲルド
すぐにギルド長がバクトと肩を組んで、部屋に招いた。
対面にギルド長とガクト。バクトだけ座り、あとのメンバーは立ち見である。
「まずはバクト、セントラルバンクの防衛戦お手柄だった。ガクトから聞いたが、魔法使いが3人もいて、客が人質に取られているような状況で、攻めあぐねていたが、バクトがきっかけをつくってくれたと聞いている。まさか小さな子供が反撃してくるとは思わずに即リーダーを切ってくれた事。素晴らしい!」
「で、何者だったのですか?」
「わからない。・・実は捉えたもの達、全員移送中に毒をのんで自害してな。身元を明らかにするものは何もない。が、彼らのかぶっていた覆面の材質がこの国のものではなくてな。調査中だ。メタリカかもしれんが、確証はない」
「メタリカって?」とバクト
「この大陸のナンバーワンの悪組織だよ、構成員3000人以上、ボスはその存在すらわからない。そいつらなら、覆面の材質も手に入れる事も出来るはずだが・・・まだわからん」
「事前に情報があったと聞きましたが、だれが?」
「それは言えない。・・・ただ今回の件に王国は多大な賞金を出す事を事前に約束していてな。全部で金貨800枚。敵リーダーを300枚。残り5人にそれぞれ100枚ずつだ。」
「おぉ!!」とメンバー達が喜んだ。
「バクト冒険者登録していかないか?」とギルド長とガクトが同時に言う。
実はバクトは登録していない。なぜなら、鑑定スキルがばれてしまうからだ。ギルドには有能な鑑定魔道具があるため、登録するとばれてしまう。
「いや、おれは縄張り守るのが使命だ。だから冒険者はいいよ。」
「いや、今なら冒険者ランクC級をやるぞ」とギルド長。
うんうんと頷くガクト。目を輝かせるメンバー。
しかしバクトは「縄張りを守る事でせいいっぱいなので、今は考えたくない。」と言い断る。今は?というのが、良いアクセントになり、ギルド長もガクトも「わかった。今は無理強いはしないよ」とあきらめた。
そうして金貨500枚を異空間収納にしまい、隣の火山に向かった。
店に入るなり、店内は大騒ぎである。
銀行の出来事を知っているようだった。
「無名バクトすげぇな~」と乾杯を求めてくるものらでバクトの周りは人だかりが出来てしまった。するとギャオスがテーブルの上に上がり、注目!と大声を出す。
すると店内は静かになりギャオスを見た。
ギャオスは大声で銀行での出来事の一部始終を話し始めた。
全員それをつまみに酒を飲んでいる
「なんと!子供をアピールして間合いを詰めていき、な~に~なんて言ったの~と言って、少しずつ間合いまで近づいた。凶悪な強盗のリーダーのところまでたどり着き、居合一閃!ズバッ!」
ギャオスはまるで自分がバクトになったかのように、エア刀を振りぬいた。
「なんと!凶悪な強盗リーダーの身体は、永遠に下半身とお別れ!」
おぉ!!!と大歓声である。
事の顛末を最後まで話し終えると、拍手が沸いた。そして誰かが叫ぶ。
「ダラムル!!!」※ダラムルとは“イカシテル”と“イカレテル“の二重の意味を持つ言葉。約200年前に活躍した無法者ダムラルキッドにちなんだ言葉。
「ダラムル!バクト!」「ダラムル!バクト!」と大歓声!
この日からバクトの二つ名はダラムルバクトとなった。
気分が良くなったバクトはテーブルにジャンプして上り、
「全員今日はおごりだ!」と言い金貨28枚が入った袋を火山の店長に投げた。
「おぉ!ダラムルバクト!ダラムルバクト!ダラムルバクト!」
こうして楽しい食事が終わり、興奮冷めやらぬまま、無名は帰路についたほこりま。
とにかくメンバー全員、何度も何度も乾杯を求められて、ぶどうジュースでお腹タプタプである。
※毎週土曜日更新します!また読んでください※
※先読みしたい方はNOTEにてダラムルバクトアップしてます※
※読んでくれてありがとう!♪【♡&コメントプリーズ】
バクトはジェルナルルナ、カリナの練習を見て、俺も電力魔法の練習を少ししてみようかな。と思った。
倉庫の端で両手を掲げ念じる。すると手のひらが金色に光る。
バチバチと爆ぜるような音がして、すごく小さな稲妻が手からでる。
ここまでだ・・・出来るのは・・・
飛ばすことは出来ないのか?
「なぁジェルナ?水魔法飛ばせるよな?」
「はい」「どうやって飛ばすんだ?」
「出来た水魔法を、、、ん~っ!!って感じで飛ぶよ」
「ん~っ!!か!?ってルルナは?」
「私は、、ミュイ~ン!!って感じ」
ん~っとミュい~んっか。よしっ!
バリバリ!「ん~っ」「みゅい~んっ」「がお~ん!」「んを~ん」
一向に飛ばない。そうだと言い、刀を抜いた。剣先に帯電させる。
それを振りぬくと雷は!・・・飛ばない。そのうち疲れた。
見かねたカリナが魔力ポーションを投げてきた。
受け取ったバクトはすぐにカリナに投げ返す。
「いや。いい。換金してくるわ」といい、金塊を異空間収納し、倉庫を後にした。
2番街まで1時間程歩く。高級店が立ち並び、家並みも町人も高級だ。
銀行と一緒になっている換金所へ向かう。
ここでは他国のお金や希少金属などをこの国のお金に換えてくれる。
窓口に行くと、きれいなお姉さんだった。
お客はみすぼらしい子供。何ももってない。
「あら?ぼく?迷子かな?」
「違う。」といい、異空間収納から金塊を一本取り出した。
「これを換金したい」というとお姉さんは目がお金になり、まるでみすぼらしいこの少年が神様みたいに後光がさして見えた。金塊を渡そうとすると、お姉さんの手が触れた瞬間、バチッ「いたっ」と言って手をひっこめた。
「あら。静電気かしら」
静電気!?電気!?電力!!そうかギフトは電気なのか!
お姉さんは恐る恐る金塊を受け取る。
「しょ・・少々お待ちくださいませ」と大きな秤を持ってきて、重さをはかる。
「ちょうど10Kgね。君、運がいいわよ。今あちこちで戦争がおきてるから、相場が上がってるの。今なら金貨450枚になるわ。」
「そう。これがあと2本あるんだけど一緒に交換して」
そういい、異空間収納から2本取り出した。
「こんな大金大丈夫?」
「すぐ銀行に預けるから大丈夫だよ」
「そう」と言い。金塊を測る。「合計30Kgね。」
右手に二袋、左手に一袋を持ち、隣にある銀行窓口に行った。
その前に蝶ネクタイをして、オールバックの屈強な銀行員がきた。
「やぁバクト君」「うえっ??」
よく見ると冒険者のガクトだった。ガクトはA級冒険者で、何度も修羅場を潜り抜けた勇者だ。そのガクトがなぜ?
するとガクトは耳元に小さな声で、言った。
「実は銀行襲撃の情報があってね。仲間たちで張り込んでいるんだよ」
とよく見ると、ほかにも屈強な野郎どもがあちらこちらにいる。
「ガクト!似合ってるよ!www」
こんなに金貨を持っているところ襲われたらかなわん。と思い、急ぎ足で窓口に向かう。
突然だった。覆面を被った集団が行儀よく入り口から7・8人入ってきた。
入店を止めようとした多分冒険者がいきなり、短刀で太ももを刺された。
悶絶して倒れている。その顔を踏みつけて、覆面達は言った。
「全員動くなよ!」と覆面のうち三人の魔法使いが杖を掲げている。
「動いた奴から殺す!」「きゃ~」店は一瞬大騒ぎになった。
金貨を異空間収納に収めて、見た目が子供だから、警戒されていない。
にこにこしながら、覆面の取り仕切り男にスタスタと近づいた。
「ぼく?聞こえなかったかな?動いたら殺すよ?ん?」
「な~に~もう一回教えて?」
といい間合いまで近づく。ギリギリかな?届くかな?
念のため電気を刀に帯電させて、電光石火の居合一振り!一閃!
取り仕切り男は胴体が綺麗に切れて、上半分がズズッとずり落ちてくる。
「あふぅ~」と言い、下半身も膝の力が抜けて崩れた。
「動いたら殺していいんだよな」とバクト。
すぐに杖を構えた魔法使いの横に飛び、一閃!杖を持った右手を切り落とす。
「うぎゃぁ~」
すると近くにいたガクトも正面にいた覆面の一人にフックを繰り出して一発KO!お見事!
そしてバクトは、入り口をふさぎ、退路を断ち、あたふたしている覆面の足を切る。避けたが左足首が飛んだ。「いでぇ~!」
ガクトの仲間だろうか、魔法使いが、敵の魔法使いに結界を張り、魔法を発生できないように魔法使い自体に結界を張った。そんなやり方が、、、
覆面魔法使いは構わず火の魔法を放とうとするも、狭い結界の中から魔法が飛ばず、結界の中で服に引火し、燃え尽きて倒れた。自業自得だ。
のこりの3人も取り押さえられて、無事防衛勝利だ。
「バクト!ギルドから金一封でるぜ!」とガクト
「俺たちは片付けと連行するから、夕方にでもギルドにこいや!」
「晩飯食うついでにいくわ」とバクト
柱の陰から、バクトを見て、感動している良いとこの少年がいた。
・・すごい。子供なのに・・油断させて・・・剣の腕もいい・・あと雷みたいなのも剣先からでてたな。退路を断ち、賢いし強い。すごい・・・」
「ほらっ行くぞ。ギャオス。」と立派な服を着た男が声をかけた。
「はいっ父上」とバクトを名残惜しそうに見つめていった。
金貨を1000枚銀行に預けて、350枚を手持ちにした。
2番街には有名なチャックベリーという仕立て屋がある。そこに寄りたかった。
銀行を出て、少し歩くと小粋な服を取り扱っている店がある。
「いらっしゃいませ」と仕立て屋
バクトは舐められないように予め金貨を入れた袋をじゃらじゃらとして、入店した。この格好では舐められる。
「本日はなんの御用で?」
「いや服を仕立ててほしくてな」
「どんな服でしょうか?」
「半纏だよ。いい生地で、破れにくく、防御力も期待できるような」
「はいっ可能ですよ。ほかにどんなご要望が?」
「色は基本、パールホワイト!背中に漆黒のブラックに金ラメを入れた無の一文字。で前の胸部分に黒●に金ラメで無名。右肩に5番街、6番街と入れて、、、こんなところかな」
「ではデザインの候補が五つほど出来ましたので見てください。」
「もう?ハヤッ!」彼のギフトはデザインと印刷?名前はギルマン。
空中から紙に印刷されたデザイン5枚出てきた。
ギャオスは父の御用達に仕立て屋にいた。父とやりとりをしているところ、声が聞こえたので振り向くとバクトがいた。服を見ている振りをして、何気なく近寄り、思わず聞き耳を立てた。
「もしかして、バクト様では?」店員が聞く。
「んだ。知ってるのか?」
「はいっ先代様には大変お世話になりましたから、」
「あっじいさんか!」
そういえば、先代のじい様はいつもおしゃれな服装だった。この店か!
「5番街、6番街でピンと来ました!あと無名の文字も!」
ギャオスは人知れず、5番街6番街の無名のバクトか~・・・と納得。
「はい。かしこまりました。」
「で、いくらになる?」「金貨7枚といったところでしょうか。」
「あとで仲間6人連れてくるから、金貨5枚で!」
ギルマンは少し考えて、頷いた。
「出来た服の端っこに小さく店名を入れてもいいですか?」とギルマン
バクトは笑顔でうなずく。
「二日後に出来るので、また来てください」と言われて店を出た。
帰り道、ワーフ武器屋に寄った。裏口から入ろうと裏に回ると見慣れない檻がある。?なんだこれ?
裏口から入るとポロンとブラムが、ほぼほぼ完成ですね。と話している。
「あ、アニキ!できましたよ!」
「おぉ!」
というとポロンは表の入り口のカギを開けて、バクトに言った。
「アニキ!なんか適当に盗んでください」
「え!?」とバクト。ポロンが適当な剣を押し付けてきた。
「これをもって出て行ってください。」
ん?矢とか飛んでこないよな・・・と恐る恐る店を出ようとした。
いきなり床がパカッと割れて下に落ちた。
ドスッ!下には、大量の藁が敷かれている。痛くはない。
上には上がれない。床がすでにしまっているからだ。
周りを見ると細い通路がある。通路に入るとワイザとヒャッポが階段を作っていた。階段は7段ほどで、二人は7段目を作っていた。無理やり二人を押しのけて上がると、外開きの扉がある。
扉を開けるとそこは裏の檻の中だった。いったん戻ろうにも扉はあかない。
外からは開けられない仕組みのようだ。すぐにポロンとブラムが裏口から出てくる。
「なかなかいいな!ありがとうポロン」とブラム
ポロンは鍵を開けながら、「これなら見世物にも出来るし、笑えますよね」とポロン。
するとワイザとヒャッポも関心したように扉から檻へ出てきた。
そして、皆、裏口から店に入る。
「思ったよりもいいものが出来てうれしいよ。」とブラム。
「で、大楯と弓だったな。」と言い、大楯をワイザに弓をヒャッポに渡した。
「もしかして、ただか?」とバクト。
「はは流石にただには出来ん。がポロンの頑張りに免じて、金貨1枚ずつで併せて2枚でどうだ?」
バクトはすぐに金貨2枚払い。ブラムと握手した。
「ポロン、浮いた分なんかほしいもの無いか?」とバクト
「ん~、僕は戦闘向きではないので、、、あ、カリナさんに短刀でもお土産にしたら、どうですか?」
「・・そうだな。二人の面倒見させてるし、それもいいな」
そういうと、バクトは短刀コーナーに行った。短刀コーナーは実にいろいろな形の短刀がある。ドス、包丁、先が尖った刺すだけのもの、その中でも刃が湾曲し、持ち手にもガードがついてる2刃が、目を引き鑑定する。その名を偃月短刀。
切れ味A 丈夫A 特殊速度上昇 おぉ特殊効果もある。
他の短刀にはない。鞘付き、2本セット。価格は金貨2枚。手頃だ。
ふと思いついた。杖など必要ではないかと、、、
杖のコーナーに行くと30CMくらいの杖から2Mくらいまでピンキリだ。
流石にあの二人とポロンには小さい杖がいいだろうと杖を鑑定した。
が、なかなかいいのがない。
すると奥の奥に、3本まとめて縛られた短い杖があった。
鑑定すると、魔力A 丈夫B 特殊×3 とある。???
なんだこりゃ?近くにいたマラサに聞いた。
「この杖は?」
「あぁそれか、、、昔な、、三杖流魔術師ってのがいてな。両手に一本づつ、あとの一本は口かな。三本同時に魔法発動すると効果がすごいってんで、買いとったんだがな。そいつ口が臭いやつでな、とんでもなく、臭い。だから、気持ち悪いってんで、売れなくてな。忘れてたわ。
面白い。三人分ちょうどある。ジェルナとルルナなら同時も可能だな。
「値札が無いが、、、」
「それなら銀貨1枚でいいよ。どうせ売れないし」
そうして、短刀と杖3本を買った。
「明日から営業再開だ。また来てくれや。」
「おうっ罠にかかったら知らせてくれ。ひやかしにくるわ」
そういって店を出た。
倉庫に戻ると、知らない子供がいた。身なりがいい。
カリナが「バクトの友達なんでしょ。」と聞いてきた。
「いや知らん。」
すると知らない子供が言った。
「僕の名前はギャオス プレメンス シュトルハイザー、齢15、バクトさん、仲間にしてください。・・・銀行でのご活躍、拝見しました。素晴らしいです。バクトさん。私は伯爵家4男です、このままでは稼業もつげず、身の振り方をずっと考えてました。あなたのような将来有望な士に使えたく、お願い申し上げます。」
「ん?銀行にいたのか?」
「はい。敵を油断させての智謀。また一刀両断する武勇。また退路を断つ勇気。どれをとっても素晴らしく、仕える価値のある主人に巡り合えた次第です。感動いたしました。」
「いいけど、お前、ここに住み込めるの?」
「しばらくは通いになりますが、父の了承をもらいましたら、すぐにでも」
「じゃあ、今から仲間な~よろしく~」
「え?いいの?そんなにあっさり?本当に?」
「うん。いいよ~。来るもの拒まず、去る者足をかける」
「足をかける?・・・なんかこわい」と苦笑いのカリナ
そしてギャオスを鑑定した。
ギャオス プレメンス シュトルハイザー ギフト策士 レベル9
策士?作戦立てるのうまいのか?
ギャオスが握手を求めてきたので応じた。
「で、カリナ、修行の成果は?」
「バクト銀行ってなに?」とカリナ。
バクトは先に銀行での出来事を話そうとしたが、ギャオスが細部まで客観的に話をしてくれた。敵リーダーを一刀両断するところでは、おぉ!と歓声があがる。
「カリナ。ジェルナ。ルルナ。お土産~」とバクトは言い、まずカリナに偃月短刀を渡した。
「ありがとう!バクト!」すごく喜ぶカリナ。
ジェルナは3本の杖を渡された。何か匂う。一本だけ杖先が匂う。
匂わない一本をルルナに渡し。匂う一本をバクトに返した。
その一本をポロンに渡す。ポロンが鼻をクンクンさせる。杖先だと気づき、杖先を嗅いでみる!「クサッ!!!」のけぞるプラン。カリナも貸してと嗅ぐ。「クサッ!!!」のけぞるカリナ。
「なにこれ!なんでこんなに匂うの!?」
て、言いながらすぐに浄化(聖域)魔法で浄化した。
恐る恐るカリナはもう一度嗅ぐ。大丈夫とポロンに渡す。
「そうだ。ギルドハウスにいかなくちゃ!そのあと飯くいにいくぞ。全員こいや」と言い、皆ぞろぞろ倉庫を後にした。
ギルドに向かう途中。ジェルナとルルナの魔法がワイザのこぶしくらい大きくなった事やカリナがものすごく早く動けるとか話をきいた。
ポロンの罠の話も盛り上がる。ワイワイとギルドについた。
入るとすぐにギルド長と一緒にいたガクトが手を振り、近づいてきた。
「よう!英雄!」とガクト
「すごかったなバクト」とギルド長、ゲルド
すぐにギルド長がバクトと肩を組んで、部屋に招いた。
対面にギルド長とガクト。バクトだけ座り、あとのメンバーは立ち見である。
「まずはバクト、セントラルバンクの防衛戦お手柄だった。ガクトから聞いたが、魔法使いが3人もいて、客が人質に取られているような状況で、攻めあぐねていたが、バクトがきっかけをつくってくれたと聞いている。まさか小さな子供が反撃してくるとは思わずに即リーダーを切ってくれた事。素晴らしい!」
「で、何者だったのですか?」
「わからない。・・実は捉えたもの達、全員移送中に毒をのんで自害してな。身元を明らかにするものは何もない。が、彼らのかぶっていた覆面の材質がこの国のものではなくてな。調査中だ。メタリカかもしれんが、確証はない」
「メタリカって?」とバクト
「この大陸のナンバーワンの悪組織だよ、構成員3000人以上、ボスはその存在すらわからない。そいつらなら、覆面の材質も手に入れる事も出来るはずだが・・・まだわからん」
「事前に情報があったと聞きましたが、だれが?」
「それは言えない。・・・ただ今回の件に王国は多大な賞金を出す事を事前に約束していてな。全部で金貨800枚。敵リーダーを300枚。残り5人にそれぞれ100枚ずつだ。」
「おぉ!!」とメンバー達が喜んだ。
「バクト冒険者登録していかないか?」とギルド長とガクトが同時に言う。
実はバクトは登録していない。なぜなら、鑑定スキルがばれてしまうからだ。ギルドには有能な鑑定魔道具があるため、登録するとばれてしまう。
「いや、おれは縄張り守るのが使命だ。だから冒険者はいいよ。」
「いや、今なら冒険者ランクC級をやるぞ」とギルド長。
うんうんと頷くガクト。目を輝かせるメンバー。
しかしバクトは「縄張りを守る事でせいいっぱいなので、今は考えたくない。」と言い断る。今は?というのが、良いアクセントになり、ギルド長もガクトも「わかった。今は無理強いはしないよ」とあきらめた。
そうして金貨500枚を異空間収納にしまい、隣の火山に向かった。
店に入るなり、店内は大騒ぎである。
銀行の出来事を知っているようだった。
「無名バクトすげぇな~」と乾杯を求めてくるものらでバクトの周りは人だかりが出来てしまった。するとギャオスがテーブルの上に上がり、注目!と大声を出す。
すると店内は静かになりギャオスを見た。
ギャオスは大声で銀行での出来事の一部始終を話し始めた。
全員それをつまみに酒を飲んでいる
「なんと!子供をアピールして間合いを詰めていき、な~に~なんて言ったの~と言って、少しずつ間合いまで近づいた。凶悪な強盗のリーダーのところまでたどり着き、居合一閃!ズバッ!」
ギャオスはまるで自分がバクトになったかのように、エア刀を振りぬいた。
「なんと!凶悪な強盗リーダーの身体は、永遠に下半身とお別れ!」
おぉ!!!と大歓声である。
事の顛末を最後まで話し終えると、拍手が沸いた。そして誰かが叫ぶ。
「ダラムル!!!」※ダラムルとは“イカシテル”と“イカレテル“の二重の意味を持つ言葉。約200年前に活躍した無法者ダムラルキッドにちなんだ言葉。
「ダラムル!バクト!」「ダラムル!バクト!」と大歓声!
この日からバクトの二つ名はダラムルバクトとなった。
気分が良くなったバクトはテーブルにジャンプして上り、
「全員今日はおごりだ!」と言い金貨28枚が入った袋を火山の店長に投げた。
「おぉ!ダラムルバクト!ダラムルバクト!ダラムルバクト!」
こうして楽しい食事が終わり、興奮冷めやらぬまま、無名は帰路についたほこりま。
とにかくメンバー全員、何度も何度も乾杯を求められて、ぶどうジュースでお腹タプタプである。
※毎週土曜日更新します!また読んでください※
※先読みしたい方はNOTEにてダラムルバクトアップしてます※
※読んでくれてありがとう!♪【♡&コメントプリーズ】
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