異世界子供ヤクザ【ダラムルバクト】

忍絵 奉公

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ダラムル=イカシテル+イカレテル

4) 謎の屋敷とは

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・・・一時間経過・・・
 カリナがズボンを右手と左手に持ち、出てきた。
「決まったか?」
「ねぇこっちとこっち、どっちがいい?」
 最初に出したのがくるぶしから少し上のダボッとした青いズボン、左手に持っているのが、ピチッとしたピンクのズボン。
「最初のかな」とバクト
「やっぱり、こっちの方が動きやすいよね。うん」
と言ってまた店に入っていった。
・・・2時間経過・・・
 またカリナが両手にシャツを持って出てきた。
「決まったか?」とバクト
「ねぇこっちとこっちどっちがいい?」
 最初に出したのは黒いシャツで、更に黒い文字でブラックキャッツと書いてある。
 よく見ると黒猫もいる。左手のやつは白いシャツに黒い文字で記憶対策と書いてある。
「黒猫の方がおしゃれだな」とバクト
「やっぱりそうよね~」とカリナ
・・・3時間経過・・・
「決まったよ~」とカリナ
 店に入って、カリナの持っているかごを見ると、乳ガード3枚とパンツ3枚しか入っていない。
 ・・・遠慮しているのかな・・・と思ってさっき聞いてきた青いズボンと黒猫のシャツをかごに入れてやった。
「え?いいの?」とカリナ
「全部必要だろ」とバクト
 また涙目になっている。
「ほかはいいのか?」とバクト
 するとカリナの目が泳いだ。そのカリナの視線を追って、ハンガーにかかっているストリートカジュアルなフードつきトレーナーもかごに入れた。
「とりあえずこんなもんか」とバクト
 会計をするためにカウンターに持っていく。
 全部で小金貨1枚と銀貨300枚だった。
「ありがとう~バクッチ~」と涙を流しながらカリナが言った。
「たまにはな。・・・いや悪かったな。気づかなくて」とバクト
「一生ついていくわ~」とカリナ
 店の袋をすごく大事そうに持って、上機嫌である。
 倉庫への帰り道、ワーフ武器屋を通り過ぎようとしたところ、裏口から何やら騒ぐ声が聞こえる。思わず裏口に行ってみた。
 すると檻のそとにブラムとマラサ、檻の中に剛力のメンバー3人入っている。
「なんだ?落ちたのか?www」とバクト
「あぁバクトか。こいつら3人で来店してきてな、今さっき穴に2人落ちたから、もう一人も穴に叩き落としたんだ」とマラサ
「おぅ!剛力メンバー!盗んだもんだせや!くぅら~!」とバクト
「あぁ!?なんだてめ~!しるかよ!ば~か!」と剛力メンバー
「まぁいい。盗んだもの出さねぇと鍵開かないからな」とバクト
「とりあえず、こいつらほっときましょう」とバクト
 そういって、ブラムをはじめバクト達は裏口から店に入った。
 バクトはブラムから大きい紙と筆を借りて、なにやら書き出した。
 “必見!⇒あわれ、剛力メンバー盗みを働いて逮捕される!”
 その紙を持ち、店の入り口にある立て看板に張り付けて、裏口に誘導するように置きなおした。
 それを見た通行人が、裏口を見に行く。
 指をさす。
 眉を顰めるものにやけるもの、色々いた。とりあえず進展が見られないので、倉庫に戻った。
 次の日の朝、ギャオスがセリーを連れてきた。
「おっはようございま~す。皆さま、前に言っていた屋敷の件、父に了承を得まして、これから内見にいきましょう!」
「いいよ。あとポロン、手錠3つ出しておいて」とバクト
「はい。アニキ、お安い御用で」とポロンはすぐに手錠3つ出した。
 それを収納して、皆で倉庫を後にした。
「屋敷は近いのか?」とバクト
「はい。歩いて15分ほどでしょうか。6番街の外れにあります。
 その屋敷は30年ほど前に手に入れたのですが、20年ほど前に国内最高峰の魔法使いバゲットに貸していたんですが・・・半年程前から行方不明でして、執事が家賃を取りに行ったんですが、、、
 地下から尋常じゃない物音がすると言って帰ってきたんです。
 その後に父も見に行ったのですが、やはり地下から尋常じゃない音がすると言って、それから放置ですね、ですので、もし良ければ家賃なら月金貨3枚、買い取りなら金貨30枚と破格の値段で良いって、」
「その地下、やばくないか?www」とバクト
「なんともなければ、破格ですよ。普通はあの屋敷なら金貨5000枚はするのでwww」とギャオス
 そうこうしている間に大きな屋敷についた。
 見ると庭は広く、建物も普段の倉庫より10倍以上は大きい。立派な屋敷だ。
 確かにこれなら金貨5000枚以上で売れそうだ。
 ギャオスが懐から立派な扉の鍵を開けた。カチャ。
 ドアを開けると広いロビーがあり、まっすぐのところに大きな手すりのついた階段がある。
「まずは1階右側ですが、こちらは厨房と食堂です。」
 見ると大きな長テーブルが一つあり、12脚の立派な椅子が置かれている。
「この家具も買い取りコミコミなのか?」とバクト
「はい。屋敷にあるものすべてで買い取り金貨30枚でいいそうです」
 このテーブルと椅子だけで金貨30枚で売れそうだwww
 更に厨房に行くと驚いた。魔導コンロ4つと魔導水道2つだ。
 コンロと水道に火魔法と水魔法の魔石が埋め込まれており、スイッチを押すだけで、火や水が出る。
セリーが食いついて見ている。嬉しそうだ。
「で、1階左側ですが、こちらにはトイレ二つと大浴場。」
 見に行くと、これもすごい。
 白い大理石の床、曇りガラスの窓、シャワー5つとデカい湯舟は美しい黒曜石だ。
 シックでかっこいい。
 ワイザがまじまじとシャワーを見つめている。カリナが何気に蛇口に魔力を流した。
 ワイザとカリナはシャワーから水が出るのをもろにかぶった。
「うわっ」とワイザとカリナ
「これ女湯?男湯?」とカリナ
「大丈夫です。部屋の入り口と浴場の入り口に悪意結界魔法があって、悪意があると入れません。仮に部屋の入り口 で悪意がなくとも、服を見れば女性が入っているのがわかるので、浴場には入れません。」
「なら、安心」とカリナとルルナが頷く。
「浴場の隣の部屋はなんだ?」
「こちらは洗濯室と乾燥室です。」とギャオス
「洗濯はこの中に入れてスイッチを押すと、水が溜まり、更にこっちを押すと、水が回り、汚れを落とします。終わったら、こっちを押すと、水が抜けて、乾燥した空気が出てまたグルグル回ります。」と言ったところで、ワイザがいきなり中に入り、乾燥スイッチを押した。
「おぉ~こりゃいいや」とグルグル回るワイザ
 バクトは思わず最初のスイッチを押す。
 水がたまる。www「あっ!!!」とワイザ。
 ワイザはまた水浸しになった。
「服ぬれたままで出るなよ」とバクト
 次はトイレも見た。
「このトイレは必ず座ってしてください。ここに浄化ボタンがついていて、スイッチを押すと、お尻も股間も出した糞尿も綺麗になります。」
「すごい設備だな。」とバクト
「はい。前にいた魔術師のバゲットさんが、改造してくれたって聞きます。
 で、2階は応接室とくつろぎリビング、客室15部屋あります。」
 くつろぎリビングに入ると、一面が窓で、遠くの王城まで見渡せる景色だった。
 王都の景色が一望できる。応接室はリビングの隣にあり、立派な長椅子が向かい合い、立派なテーブルがある。客室はベッド、机、椅子、窓、タンスがある。すごくいい。
「好きな部屋選べ~」ともう買う気のバクト。
 そして各客室を見て回っていると、目が回ってふらふらしたワイザが戻ってきた。
「ひどいっすよ~」とワイザ
「すまん。すまん。ボタンが目の前にあったら押せが家訓でな」とバクト
 バクトに家訓があるのは初耳だ。
 そもそも孤児のはずだwww
 リビングの隣の部屋は魔術師バゲットが使っていただろう部屋があった。
 そこには、私服と本棚があり、机にノートもある。
 お茶らしきものが少し入ったコップもあり、まるでさっきまでいたかのようだった。
 するといきなり屋敷が揺れるほどの大きな音がなった。ドガん!!!
「何?いまの、、、何?」とバクト
「これですね。尋常じゃない音とは」とギャオス
「下から聞こえた」とジェルナ
「そういえば地下室があるんだよな」とバクト
 行くしかない・・・
 地下室は階段の裏に下に降りる階段があった。
 何かが暴れるような音がたまに聞こえる。ガン!!ドン!!
 ドアにÐ、Ⅽ、B、🅰、と書いてある四部屋、何も書いていない二部屋がある。
 音が聞こえるのは🅰と書いてある部屋だ。
 ドガッ!!部屋をそっと開けてみる。真っ暗だ。
「明かりのスイッチは確かドアの右側に・・・」とギャオス
 カチッと押した。
 だが灯りは付かず、床にあった魔法陣が赤く光る。
 すると何かが召喚されたのか?
「チョチョリキだ~!!」とギャオス
 チョリキとは顔を覆い隠すように曲がった角が生えたA級の巨大イノシシの魔物である。
 前足を地面にこすり、今にもこっちに突進する勢いだ。
「来たー!!!」
 バクトはギャオスをはねのけて前面に立ち、刀を抜刀しようとする。
 あと少しでこっちに突っ込む寸前に何かが壁から飛んできた。
 ドスッと刀みたいのがチョリキの腹に突き刺さる。
 その後、また何かがチョリキの顔を覆うようにくっついた。
 するとチョリキは苦しそうに絶命した。
 あわてて、明かりのスイッチを探してつけた。
 すると白いスライムと紫のスライムがチョリキを捕食して溶かしている。
 完全にチョリキを溶かして捕食すると今度は白いスライムがこっちに飛んできた。
 攻撃されると思ったら、またスイッチをカチッと押してすぐに壁に飛んで行った。
 すると今度は頭が牛でマッチョな巨人ミノタウルスが出てきた。
 ミノタウルスはめちゃめちゃ興奮している。手にはデカい斧を持っている。
 先制攻撃は白いスライム、壁から飛んでいく、着弾の寸前で鋭い刀に変化しミノタウロスを刺そうとしたが、ミノタウルスは持っていた斧でそれを防ぐ。
 次いで、紫のスライムが壁から飛んでいき、ミノタウルスの顔の前で液体を吐く。
 しかしそれも斧で防ぐ。
 ミノタウルスは素早く白いスライムとの間合いを詰めて、右手の斧を振るう。あ、やられた!と思ったら、白いスライムは盾に変化してそれを防いだ。
 なんとなくスライムの応援をしていた。
 白いスライムは勢いで壁まではじきとんだ。
 紫のスライムがまた飛んでいく。
 液体を噴射するもミノタウルスは左手で防ぐ。
 しかしミノタウルスの左手はダランとして、麻痺しているかのようによく動かなくなった。
 白いスライムは今度は天井から突進。
 ギロチンの刃に変化し、頭を狙う。
 がミノタウルスがスウェーバックして避けた。
 しかしギロチンの刃はミノタウルスの右足の上に落ちて、右足の指を切断する。
 するとミノタウルスはバランスを失いこっちに倒れてきた。
 思わずバクトが抜刀し、ミノタウルスの首を一刀の元に切って落とす。
 スライム達はキューと言って、悔しがっている?
 何か物欲しそうにピョンピョンと近づいてくる。
「いいぞ。食べても」とバクトが言うとキューといって、ミノタウルスに飛びついた。
「全部Aクラスの魔物ですね」とギャオス
「スライムもか?」とバクト
「いえ、スライムは、、いや見たことない種類なので、、わかりません」
「ジェルナ、ルルナ、この二匹使役出来ないかな?・・かわいいし・・」とバクト
「うん。やってみる」と二人が虹色の光を杖から出した。
 するとスライムに吸収される。捕食し終わったスライムが二人にちかづく。
「キュー」と言っている。
 床を見ると斧やら、剣やら、角やら、魔石やらたくさん転がっている。
 あと人骨らしきのがあった。ぎゅっと握った杖をとると手首から取れて、骨付きの杖となった。
 杖を見るとℬGEⓉと書いてある。
「これバゲットさんなのでは」とバクト
「むむ・・バゲットさんですね・・おそらく」とギャオス
「これ全部お前たちがやったのか?」
「キュー」とぴょんぴょん跳ねた。
 スライム達は、バゲットを殺った後、食っていくためにスイッチを押して捕食せざるをえなかったのだろう。不憫だ・・・スライム達・・・いや・・・バゲットか?不憫なのは・・・
二匹を鑑定した。
シフリースライム、ギフト1 形状変化 レベル82 ギフト2 風力 レベル22
ギフト3 治癒液 レベル13 ※主 ジェルナ
・・・おぉレベル82!!すげ~・・・トリプルギフト!!・・
パライズスライム ギフト1 麻痺毒 レベル80 ギフト2 致死毒 レベル25 ギフト3 毒治癒 レベル9 ※主 ルルナ
 ・・・ミノタウルスにかけていた液体は麻痺毒か!レベル80もスゲーな・・・
 結局、他の部屋も見たが、Aの部屋と同じように骨やらなにやら散らかっている。
 やはりスイッチがそれぞれついており、おそらくCとかDとか魔物のレベルなのだろう。
 試しにBの部屋でスイッチを押してみた。
 すると同じように魔法陣がオレンジにひかり、デカい鶏が出てきた。
「コッカトラリス!Bクラスの魔物です!」とギャオス
 コケーコ!とデカい声を出して、目の前にいたワイザを啄もうとしてきた。
 ワイザは盾を構えて、ガシガシ攻撃を受けている。
 バクトが近づくと、バクトを狙って、啄んでくる。
 バクトは抜刀し、あっさりと一撃で首を落とす。あまりの強さにみんなあきれて見ていた。
「美味しそうですね」とセリー
 鶏肉なので、おいしそうだと思ったのか、尻尾は毒蛇なのにwww
「カリナ、さばいて」とバクト
 カリナは二本の短刀を持ち、目にもとまらぬ速さでさばく。
 バクトはそれを収納した。
 何も書いていない部屋を確認する。
 一つは真っ暗で、明かりのスイッチをつけると青白い灯りがほのかについた。
 何段もの台が何列も並んでおり、鉢植えみたいなのがある。
 キノコみたいだ。
 セリーが食いついて見ている。
「これはドリュールというキノコですね。初めて見ました。なんでも大変香りが高く、美味だと聞きます。しかもこんなに白いのが存在するなんて、、、あまりのおいしさに魔素すら逃げ出すと言われています。これも食べましょう。」
 最後に何も書いていないもう一部屋を見てみた。
 沢山の樽が縦に三段積みあがっている。
 見るとワインのようだ。200年もののワインもある。
「これ多分オークションクラスですよ」とギャオス
 更に部屋の隅の樽には、大小の魔石が入っている。
 見ると最大20CMくらいのもある。
「20CMはAクラス以上の魔物ですね。・・・すごい・・国宝級です」とギャオス
「これも売れるのか?」とバクト
「例えばこの赤の魔石は、魔力を流すと火山の噴火なみの火力を出すと思われます。」
「・・・う・・売れないな、間違っても魔力をだすなよ」とバクト
「大丈夫です。安全ロックがついてます。」とギャオス
「安全ロック?」
「はい。みてください。この紐に緑の小さな魔石がついてますよね。この紐を切らない限り、魔力は通しません。この緑の魔石は、、結界魔法であり、魔力をガードするものです。」
「なら、安心だな。・・・でもみんな勝手に売るなよ。こんな凶器は・・」
「で、この透明な魔石はなんだ?」
「これは属性なしの魔石です。あらゆる属性をつけられるものです」
「へ~じゃあなんでもありのジョーカーだな」
「ただし、その属性持ちの人がつける必要がありますが・・・」とギャオス
「仕分けも必要だな。あのAの部屋の魔石もまとめないと危ないな。とりあえずこの屋敷買うわ。」と早速収納から金貨を取り出して、ギャオスに押し付ける。
「尋常じゃない音の正体も分かったしな」とバクトはスライムを見た。
「よしっ引っ越しだ!」
 セリーがコッカトラリスを調理したいと言うので、厨房で肉を渡して、倉庫に戻った。
 特に持っていくものはない。
 カリナが半円足の椅子を持っていきたいとの事で収納した。
 この倉庫は先代のジジイの持ち物だったが、先代が亡くなってから勝手に居座っていた。
 持ち主はもういない。
 お世話になった倉庫をまじまじと眺めて、またいつか隠れ家として使えば良いかなどとおもいつつ、倉庫を後にした。
 屋敷に戻ると、厨房の方から異臭がするので行ってみた。
 セリーがコッカトラリスを焼いたのだが、皿に盛られたそれからは、何か紫色の煙?湯気?みたいなのが出ている。
「少し食べてみたんですが、ダメみたいですね。魔物は」とセリー
「どれ」といってワイザが一口食べた。
「うがっクサッ」と言って、口から肉が飛び出した。
「魔素の影響でしょうか?その紫の」とギャオス
「魔素も逃げ出すさっきのキノコと一緒に調理したら?」と冗談みたいに言ったカリナ
 セリーは鍋にコッカトラリスの肉を入れて、さっきのドリュール白を入れて、料理用の酒、塩を入れて、火をつけた。
 すると紫の煙が徐々に赤っぽく変色している。
 煮立った鍋からは完全に赤い煙?湯気?みたいのが出ていた。
 すごくいい匂いがする。それを小さな皿に掬い、セリーが恐る恐る味見をする。
「・・・美味しい・・・」
「どれ」と言ってワイザも比較的大きな皿を持っていき、肉とキノコを掬い、食べた。
「うまい・・・うまい!!!この奥深い上品な香り、ただの塩とは思えないほど奥深く、複雑で、旨味が凝縮している!」
「あ、書いてあるわ」とバクト
バクトは魔術師バゲットのノートを見ていた。
「えーと、ようやく魔物の魔素をう魔素にする“しょくばい”を見つけた。ドリュールを日光に当てずに白く育てる事でそれは叶った。・・・う魔素・・・うまそうだなww・・・一緒に調理する事で魔素は、う魔素に変わり、この上ない旨味に変わる事がわかった。」
 そういいながら、バクトも一皿もらう。
「確かに旨い!旨素だな!これは」とバクト
 この日から、無名の定番メニューは魔物料理となった。
 何せ地下のスイッチを押せば、食べ物が新鮮な状態で出てくるからだ。
 ノートには他にもバゲットの研究の内容が色々書かれている。
 後で見よう。
「必ず二人以上で地下の魔物部屋に入るようにな!色々訓練も出来るし、旨い物も食えるし、頼むぞみんな。あと無理してAからやったりするなよ。バゲットみたいになりたくなければな」とバクト
「で、とりあえず、5CM未満の魔石は売ってもいいぞ。みんなお小遣いも必要だろ。服とか、好きなものを買えばいい。骨とか皮とか素材も好きにしていいぞ。」とバクト
「あと屋敷の鍵ですが、とりあえず4つあります。ただし玄関の入り口にも結界が張られているので、悪意のある状態では入れませんのでご安心ください。」
「じゃあ鍵は俺と、ワイザ、カリナ、ギャオスが持つことにしよう。みんな外出する事はあまりないし、大丈夫だろう」とバクト
「と、いう事で俺はこれからワーフに行って、捕まえた泥棒の処理をしてくるわ」
「俺も行きたい」とワイザ。
結局、バクト、ワイザ、ヒャッポの3人でワーフに向かった。

※毎週読んでくれてありがとう♪感謝♪
※毎週府土曜日更新してます。ちなみに全部で20話くらいのストックもあります。
※早読みしたい方はNOTEに有料版あります

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