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ただ純粋に…
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「週末どうだった~?」
と聞くイゼに
「その話は真面目によして。」というと。
「察した。」
と言い、話題を変えた。しかし、その話題もまたレイナの事で余計苛立ちが増した。
スーに自分のパパとママにも言うなと言われたから余計心でモヤができた。
庭に新しい子が来たがその子は腰を痛めていて結局抜けてしまった。
立て続けに、今週から毎週木曜日にチャリティーをするらしく、庭で伝統料理や果物を売り始めた。鳥のグリルなどもあり、掃除をすると1時を軽く上回った。
心配したイゼは手伝いに来てくれた。
最初はスムーズに進んでいたが、レイナが加わりイゼとレイナは箒で遊んだり邪魔をし始めた。
手伝いに来るのはいいけど遊びに来るなら来るな。
2人が来てから楽に終わるようになり感謝していた矢先だった。
グリル機の窓を吹いていたがうまく拭けずガラスを取り出すことにした。
取り出す途中、スーがやってきた。手伝いに来たわけでなく見に来たと。
ネジが外れた顎はもとに戻るわけもなくただ喋りまくっていた。
ガラスを外すのに成功しテーブルの上に置こうとしたが少し端にあたってしまった。
あたった瞬間、そのガラスは砕け私の手は宙で固まったまま破片がプチプチと割れ続けてるのを口をあんぐりと開け、ただ傍観した。
庭全体が静かになったと思うと、とたんにスーが爆笑し始めた。
おまけに私の顔を覗き込み更に笑う。
イゼは先生を呼びにレイナはイゼについて言った。
私も笑い始めた。そうしないと泣きそうなくらいやっていけなかったからだ。
先生が来て傷を確認し洗面台に向かわせ靴下を脱いだ。
イゼとレイナがガラスまみれになったと大げさに話したせいで生徒思いの先生は涙ぐんで私に話しかけてきた。
「手ェ見せて!」
「大丈夫ですよ少しばかし切っただけですから。」
「良かった。イゼたちが腕切ったと言ってたから。でもこの傷動脈に近いじゃない。もっと気をつけて!」
「はい。心配かけてすみません。」
安堵したり慌てたり。ほんとにいい先生だなと和む。
庭担当の先生はガラスが割れたことにしか興味がなく先生によってもこんなに違うんだなと、知る機会になった。
部屋で休むよう言われ、スリッパを水道でもう一度洗う。
寝室には心配できたイゼらがいて話しかけてくれた。
「良かった。大きい怪我がなくて。」
「2人ともありがとう。私は無事だから寝に行きなよ。」
「うん。そうする。あと、私てっきりマリーのことだから泣くと思った。」
「確かにダバダバ泣くと思った。」
「そうかな?ハハハ…」
イゼが言ったのは私の傾向から。レイナが言ったのは話を盛り上げるため。
そう感じ取りながらも結局は真相を知らない。
今日のおかげで一週間の重みが倍になった気がする。
どうせ明後日帰れるし、休めるよ、きっと。
それに明日は私達3班が全生徒にサプライズイベントする番だ。
切り替えなきゃ。
と聞くイゼに
「その話は真面目によして。」というと。
「察した。」
と言い、話題を変えた。しかし、その話題もまたレイナの事で余計苛立ちが増した。
スーに自分のパパとママにも言うなと言われたから余計心でモヤができた。
庭に新しい子が来たがその子は腰を痛めていて結局抜けてしまった。
立て続けに、今週から毎週木曜日にチャリティーをするらしく、庭で伝統料理や果物を売り始めた。鳥のグリルなどもあり、掃除をすると1時を軽く上回った。
心配したイゼは手伝いに来てくれた。
最初はスムーズに進んでいたが、レイナが加わりイゼとレイナは箒で遊んだり邪魔をし始めた。
手伝いに来るのはいいけど遊びに来るなら来るな。
2人が来てから楽に終わるようになり感謝していた矢先だった。
グリル機の窓を吹いていたがうまく拭けずガラスを取り出すことにした。
取り出す途中、スーがやってきた。手伝いに来たわけでなく見に来たと。
ネジが外れた顎はもとに戻るわけもなくただ喋りまくっていた。
ガラスを外すのに成功しテーブルの上に置こうとしたが少し端にあたってしまった。
あたった瞬間、そのガラスは砕け私の手は宙で固まったまま破片がプチプチと割れ続けてるのを口をあんぐりと開け、ただ傍観した。
庭全体が静かになったと思うと、とたんにスーが爆笑し始めた。
おまけに私の顔を覗き込み更に笑う。
イゼは先生を呼びにレイナはイゼについて言った。
私も笑い始めた。そうしないと泣きそうなくらいやっていけなかったからだ。
先生が来て傷を確認し洗面台に向かわせ靴下を脱いだ。
イゼとレイナがガラスまみれになったと大げさに話したせいで生徒思いの先生は涙ぐんで私に話しかけてきた。
「手ェ見せて!」
「大丈夫ですよ少しばかし切っただけですから。」
「良かった。イゼたちが腕切ったと言ってたから。でもこの傷動脈に近いじゃない。もっと気をつけて!」
「はい。心配かけてすみません。」
安堵したり慌てたり。ほんとにいい先生だなと和む。
庭担当の先生はガラスが割れたことにしか興味がなく先生によってもこんなに違うんだなと、知る機会になった。
部屋で休むよう言われ、スリッパを水道でもう一度洗う。
寝室には心配できたイゼらがいて話しかけてくれた。
「良かった。大きい怪我がなくて。」
「2人ともありがとう。私は無事だから寝に行きなよ。」
「うん。そうする。あと、私てっきりマリーのことだから泣くと思った。」
「確かにダバダバ泣くと思った。」
「そうかな?ハハハ…」
イゼが言ったのは私の傾向から。レイナが言ったのは話を盛り上げるため。
そう感じ取りながらも結局は真相を知らない。
今日のおかげで一週間の重みが倍になった気がする。
どうせ明後日帰れるし、休めるよ、きっと。
それに明日は私達3班が全生徒にサプライズイベントする番だ。
切り替えなきゃ。
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