11 / 17
私達は皆に嫌われている…?/誰が言った
しおりを挟む
早朝5時に起き、朝食の用意をする。
食堂を飾り、皆の好物を用意する。
トルネードポテトや、コーンフレーク、チーズやサラミ
統一感を出す為、3班はラベンダーのシャツに黒のスカートを着た。
絵の才能を買われメニュー表を飾った。
またベルギーの子やキルギスの子に協力してもらいその国の挨拶を書いた。
私も日本語とママの国の挨拶を書いた。
準備万端。全生徒を起こしに向かう。
「生徒のみなさーん起きてくださーい!」
「3班が皆さんを食堂に招待しまーす!」
興味を注がれ向かうもの、ただ食べたくて向かうもの、起こされたことに愚痴を言うもの、様々だ。
私達は食べ終わりこういうイベント恒例の感謝を待った。
〇班の皆さんありがとう~。的なやつだ。
いくら待っても何も起こらない。先生が授業に移るように合図した。
私達は不審がる。まだサプライズはあるため、めげないことにした。
「飾りのセンス1班の方が上手だったよね。」
「私達がやったやつのほうが良かった。なんか残念。」
聞こえてくる声はモチベーションを下げていく。
休憩時間に袋に包んだお菓子を配り、夜にはスイーツをごちそうする。
否が応でも理解した私達は皆から嫌われていると。
ボカロの名曲の題名に似てるが、本当に嫌われている。
きっと嫉妬でもしてるんだろう。この国ではよくありそうだ。遠慮のない嫉妬が。
気分転換の休日に出るべく1時を待っていた。
「マリーブラウンこれを庭に運んでくれるかしら?」
「はい。喜んで。」
少しため息混じりに言うと先生は笑う。
ここの先生はみんな若く生徒と同じ年の先生もいる。
少し遅れたけど大丈夫かな。まぁゆっくり行くか。玄関に向かう途中、誰かが腕を掴んでくる。
びっくりし振り向くとスーが笑っていた。
「マリー、一緒に帰ろう!」
「ごめん。今日はゆっくり歩いて帰りたいんだ。」
「お願い!お父さんにも行ったからさ、マリーが来るって。」
「私は行くって言ってないけど?」
「お願いだから。いま外で待ってる。これ以上待たせると私が怒られるんだよ?」
なんとわがままな理解のない雌ザルなんだ?
「わかった。でも、近くの駅までね…」
一応念を押しておく。
「わかった!ありがとう!」
学校を出て携帯を起動させる。
スーのお父さんが乗る車に乗せてもらう。
「どこまで?」
「近くの駅までお願いします。」
「折角だから家の近くまで送らせてよ。ねー、お父さん!」
「え…でもさっきなんて言ったか忘れたの?」
スーに言うとスーのお姉さんもスーに加勢する。
「いいじゃん。やっと私も知り合えたし。」
だめと言ってはいけない雰囲気だったから仕方なく従った。
運転中は最悪だった。
私が真ん中に座ってたのもあるが何か話したり見るのかと思ったら、お姉さんとスーは私の肩に頭をのせ眠ってしまった。
スーのお父さんは降ろす場所を過ぎてしまい、2人を起こし、てんやわんやすると途中でキレてしまった。
本当は何も言われてなかったらしい。
急に来た女の子を娘たちの言われるがままに運んでいたのだ。
知らない場所で止まり、降ろされてしまった私はどうすればいいのか。
バスには乗せてもらったが私はまだ、おじの家の住所を覚えていなかった。
このバスは反対側に向かってるかも知れない。
恐怖が走り、手が震える。恐怖と苛立ちから涙が出てきそうになるのを堪える。
落ち着けぇッ…今…今泣いても意味ない…
考えてぇ…そうだ、パパに…パパに連絡しよう…
「もしもし?マリー!元気か?」
息を呑み込み日本語で伝える。
「パパ、聞いて…先週のあの子、覚えてる?」
「あぁクソわがままこね。」
「その子…がさ車に乗せるって言って…ぅあたしが…いい、自分で帰るって言ったのに聞かなくて、で結局…」
深呼吸し整えようとする。
「その子のお父さんがキレてバス停で降ろされた。」
「何だそいつ?ただの阿呆じゃないか。わがままだねぇ?」
「パパ私はどうすればいい?それを聞きたくて連絡した。」
「まず、そのバスがどこに行くか調べて。」
「わかった。聞けたら連絡する。」
席に座ってる女性に聞いてみる。
女性は申し訳なさそうに知らないと言う。
仕方なく運転手に聞くと家の最寄り駅には行かないと。
しかし、他の駅には向かうと言われるだけだった。
近くの市の名前を言っても知らないと言われ恐怖が増えるだけだった。
「もしもし、パパ…ーって言われたんだけど。」
「その駅から最寄り駅に行けるかどうか調べて。後はわかるでしょ。」
「了解。最寄り駅…いけるみたい。」
言われてる間に調べると確かにあった。
「おそらく電車で電波きれるからついたら連絡するよ。」
「わかった。マリーのこと信じてるぞ。」
「ありがとう。じゃあまた。」
電話を切り深くため息をつく。
楽に帰れると思ったのに。目的のバス停につき、降りようとする。
「聞いてきた嬢さん、ここで降りてねぇ~!」
気遣ってくれて今の私には本当にありがたかった。
「ありがとう!」
降りると、後はすんなりと行けた。駅員に乗り換える駅を聞きその通り動く。
最寄り駅から出てパパに電話をかける。
「パパ、無事についたから、報告。本当にありがとう。」
「なんで礼なんか言うんだ?当たり前だろう。それよりそのクズ友の誘いにはもうのるなよ!おやすみ。」
「はい、おやすみなさい。お疲れ様でーす。」
少し気分が良くなる。
おばにはまた遅れることをバスで伝えた。
心配してほしくない。
キャリーバッグを引きずりながら家に向かう。
携帯から時計を見ると4時を過ぎていた。
早くつく気だったのに…まぁいっか。
食堂を飾り、皆の好物を用意する。
トルネードポテトや、コーンフレーク、チーズやサラミ
統一感を出す為、3班はラベンダーのシャツに黒のスカートを着た。
絵の才能を買われメニュー表を飾った。
またベルギーの子やキルギスの子に協力してもらいその国の挨拶を書いた。
私も日本語とママの国の挨拶を書いた。
準備万端。全生徒を起こしに向かう。
「生徒のみなさーん起きてくださーい!」
「3班が皆さんを食堂に招待しまーす!」
興味を注がれ向かうもの、ただ食べたくて向かうもの、起こされたことに愚痴を言うもの、様々だ。
私達は食べ終わりこういうイベント恒例の感謝を待った。
〇班の皆さんありがとう~。的なやつだ。
いくら待っても何も起こらない。先生が授業に移るように合図した。
私達は不審がる。まだサプライズはあるため、めげないことにした。
「飾りのセンス1班の方が上手だったよね。」
「私達がやったやつのほうが良かった。なんか残念。」
聞こえてくる声はモチベーションを下げていく。
休憩時間に袋に包んだお菓子を配り、夜にはスイーツをごちそうする。
否が応でも理解した私達は皆から嫌われていると。
ボカロの名曲の題名に似てるが、本当に嫌われている。
きっと嫉妬でもしてるんだろう。この国ではよくありそうだ。遠慮のない嫉妬が。
気分転換の休日に出るべく1時を待っていた。
「マリーブラウンこれを庭に運んでくれるかしら?」
「はい。喜んで。」
少しため息混じりに言うと先生は笑う。
ここの先生はみんな若く生徒と同じ年の先生もいる。
少し遅れたけど大丈夫かな。まぁゆっくり行くか。玄関に向かう途中、誰かが腕を掴んでくる。
びっくりし振り向くとスーが笑っていた。
「マリー、一緒に帰ろう!」
「ごめん。今日はゆっくり歩いて帰りたいんだ。」
「お願い!お父さんにも行ったからさ、マリーが来るって。」
「私は行くって言ってないけど?」
「お願いだから。いま外で待ってる。これ以上待たせると私が怒られるんだよ?」
なんとわがままな理解のない雌ザルなんだ?
「わかった。でも、近くの駅までね…」
一応念を押しておく。
「わかった!ありがとう!」
学校を出て携帯を起動させる。
スーのお父さんが乗る車に乗せてもらう。
「どこまで?」
「近くの駅までお願いします。」
「折角だから家の近くまで送らせてよ。ねー、お父さん!」
「え…でもさっきなんて言ったか忘れたの?」
スーに言うとスーのお姉さんもスーに加勢する。
「いいじゃん。やっと私も知り合えたし。」
だめと言ってはいけない雰囲気だったから仕方なく従った。
運転中は最悪だった。
私が真ん中に座ってたのもあるが何か話したり見るのかと思ったら、お姉さんとスーは私の肩に頭をのせ眠ってしまった。
スーのお父さんは降ろす場所を過ぎてしまい、2人を起こし、てんやわんやすると途中でキレてしまった。
本当は何も言われてなかったらしい。
急に来た女の子を娘たちの言われるがままに運んでいたのだ。
知らない場所で止まり、降ろされてしまった私はどうすればいいのか。
バスには乗せてもらったが私はまだ、おじの家の住所を覚えていなかった。
このバスは反対側に向かってるかも知れない。
恐怖が走り、手が震える。恐怖と苛立ちから涙が出てきそうになるのを堪える。
落ち着けぇッ…今…今泣いても意味ない…
考えてぇ…そうだ、パパに…パパに連絡しよう…
「もしもし?マリー!元気か?」
息を呑み込み日本語で伝える。
「パパ、聞いて…先週のあの子、覚えてる?」
「あぁクソわがままこね。」
「その子…がさ車に乗せるって言って…ぅあたしが…いい、自分で帰るって言ったのに聞かなくて、で結局…」
深呼吸し整えようとする。
「その子のお父さんがキレてバス停で降ろされた。」
「何だそいつ?ただの阿呆じゃないか。わがままだねぇ?」
「パパ私はどうすればいい?それを聞きたくて連絡した。」
「まず、そのバスがどこに行くか調べて。」
「わかった。聞けたら連絡する。」
席に座ってる女性に聞いてみる。
女性は申し訳なさそうに知らないと言う。
仕方なく運転手に聞くと家の最寄り駅には行かないと。
しかし、他の駅には向かうと言われるだけだった。
近くの市の名前を言っても知らないと言われ恐怖が増えるだけだった。
「もしもし、パパ…ーって言われたんだけど。」
「その駅から最寄り駅に行けるかどうか調べて。後はわかるでしょ。」
「了解。最寄り駅…いけるみたい。」
言われてる間に調べると確かにあった。
「おそらく電車で電波きれるからついたら連絡するよ。」
「わかった。マリーのこと信じてるぞ。」
「ありがとう。じゃあまた。」
電話を切り深くため息をつく。
楽に帰れると思ったのに。目的のバス停につき、降りようとする。
「聞いてきた嬢さん、ここで降りてねぇ~!」
気遣ってくれて今の私には本当にありがたかった。
「ありがとう!」
降りると、後はすんなりと行けた。駅員に乗り換える駅を聞きその通り動く。
最寄り駅から出てパパに電話をかける。
「パパ、無事についたから、報告。本当にありがとう。」
「なんで礼なんか言うんだ?当たり前だろう。それよりそのクズ友の誘いにはもうのるなよ!おやすみ。」
「はい、おやすみなさい。お疲れ様でーす。」
少し気分が良くなる。
おばにはまた遅れることをバスで伝えた。
心配してほしくない。
キャリーバッグを引きずりながら家に向かう。
携帯から時計を見ると4時を過ぎていた。
早くつく気だったのに…まぁいっか。
0
あなたにおすすめの小説
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
✿ 私は夫のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
設楽理沙
ライト文芸
累計ポイント110万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
結婚前から他の女性と付き合っていたんだって。
それならそうと、ちゃんと話してくれていれば、結婚なんて
しなかった。
呆れた私はすぐに家を出て自立の道を探すことにした。
それなのに、私と別れたくないなんて信じられない
世迷言を言ってくる夫。
だめだめ、信用できないからね~。
さようなら。
*******.✿..✿.*******
◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
黄泉津役所
浅井 ことは
キャラ文芸
高校入学を機にアルバイトを始めようと面接に行った井筒丈史。
だが行った先は普通の役所のようで普通ではない役所。
一度はアルバイトを断るものの、結局働くことに。
ただの役所でそうではなさそうなお役所バイト。
一体何をさせられるのか……
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる