となりの宮川さんは人気Vtuberになりたい

usi(ウシ)

文字の大きさ
17 / 44
となりの宮川さんは人気Vtuberになりたいストーリー版

合宿最終日

しおりを挟む
前回のあらすじ 宮川さんが泣いた

 宮川さんが泣き止んで落ち着いたところで改めて聞いてみた。

 「それでその王子 廻ってVtuberは今も活動してるの?」

 「そうね。ばりばりの人気Vtuberよ。ところで今顔を見たら殺すわよ」

 宮川さんまた殺すって言ってる。でもいつもの宮川さんに戻って少しうれしかった。

 「それで宮川さんが人気Vtuberになって彼と接点を持つことが目標なんだよね?」

 「そうよ。そして、できれば母とあいつが映っている写真のデータを入手できれば、あいつを訴えられるかもしれない」

 たしかにその方法なら彼を正当に裁けるかもしれない。だが・・

 「でも一番の問題は人気Vtuberになって彼と接点を持つということだよね」

 「まあ。たしかにそうね。Vtuberだから本名も顔も分からないから接点を持つしか方法はないと思うわ」

 そうだな。現実はそう甘くないみたいだ。

 「よし!なら僕もこれから今よりも気合を入れてコン子をプロデュースするよ!」

 「そう。期待してるわ」

 宮川さんが笑った。久しぶりに宮川さんの笑顔を見れた気がする。

 「あっ。それと川上さんにもこの事を相談しようよ!きっと力になってくれるよ」

 「ええー。まあポチが言うなら」

 宮川さんはすごく嫌そうだが了承してくれた。なんだかんだ信頼しているのかもしれない

 「じゃあ。部屋に戻ろうか」

 僕たちは並んで帰った。いつもより宮川さんとの距離が近い気がした。

 そして翌日。またしても何も知らない川上さんになぜ宮川さんが人気Vtuberになりたいのか。母親のこととかを朝ごはんを食べながらすべて説明した。それを聞いた川上さんは。

 「うわーーーん。ひぐっ。宮川さんそんなに苦労してたのね。うわーーん。喜んで協力するよーー」

 川上さんは号泣しながら了承してくれた。やっぱりすごくいい人だな川上さん。

 僕たちは朝ごはんを食べた後に、もう一度温泉にいくことになった。すごく気持ちよかった。そして昼になりじいやが迎えに来たので、車で地元まで帰った。

 駅に着くと宮川さんが改札まで送ってくれた。

 「宮川さん。ありがとう!なんだかんだ楽しかったよ!」

 「そうね。楽しかったわ!ありがとう!」

 「どういたしまして」

 僕たちは宮川さんにお礼を言った後、改札を通った。

 二人で電車を待っていると川上さんがこっちを気にしている。なんだ?

 「ねえ、タマ。今度お出かけしない?」

 川上さんが急に誘ってきたので思わずびっくりしてしまう。

 「えっ。なんで?」

 「えっと。ゲーム!そう配信で使うゲームが買いたいのよ!」

 川上さんが思い出したように言い出した。別にいいけど。

 「うん。お出かけしようか」

 「よし!じゃあまた連絡するわ!」

 ちょうど電車が来たので川上さんが電車に乗りそのまま帰った。

 「ん?もしかしてこれはデートか?」

 急に緊張してきた。でも川上さんと遊びに行くのは楽しみだ。とりあえず今日は安全に家に帰ろう。そう思って僕は電車に乗った。

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件

こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。 ・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。 ・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。 ・物静かで儚げな美術部員。 ・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。 ・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。 拓海の生活はどうなるのか!?

**俺、東大院生の実験対象にされてた。**同居している美人家庭教師のやばい秘密

まさき
青春
 俺は今、東大院生の実験対象になっている。  ある雨の夜、アパートの前にずぶ濡れの美女が立っていた。  「家庭教師です。住まわせてください」  突然すぎる申し出に困惑しながらも、なぜか断れなかった。  桐島咲楽、東大大学院生。成績は天才、料理は壊滅的、距離感はおかしい。毎日転ぶ、焦がす、なぜか距離が近い。そのくせ授業は鬼のように丁寧で、俺のことを誰よりもよく見ていた。  偏差値42だった俺の成績は、気づけば上がっていた。でも、それより気になることがある。  咲楽さんが、研究ノートに何かを書いている。「被験者」という文字が、見えた気がした。  距離が近いのは、データのためか。褒めてくれるのは、実験のためか。でも、あの顔は。あの声は。  「データじゃなくて、私がそう思っています」  嘘をついているような顔じゃなかった。  偏差値42の俺に、東大院生の美女が押しかけてきた。ドタバタな毎日の中で、俺の心臓が休まる暇がない。これはドキドキなのか、心配なのか。それとも、もう恋なのか。  不器用な天才と、鈍感な高校生の、やばい同居生活。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。

甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。 平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは── 学園一の美少女・黒瀬葵。 なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。 冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。 最初はただの勘違いだったはずの関係。 けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。 ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、 焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。

処理中です...