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となりの宮川さんは人気Vtuberになりたいストーリー版
合宿最終日
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前回のあらすじ 宮川さんが泣いた
宮川さんが泣き止んで落ち着いたところで改めて聞いてみた。
「それでその王子 廻ってVtuberは今も活動してるの?」
「そうね。ばりばりの人気Vtuberよ。ところで今顔を見たら殺すわよ」
宮川さんまた殺すって言ってる。でもいつもの宮川さんに戻って少しうれしかった。
「それで宮川さんが人気Vtuberになって彼と接点を持つことが目標なんだよね?」
「そうよ。そして、できれば母とあいつが映っている写真のデータを入手できれば、あいつを訴えられるかもしれない」
たしかにその方法なら彼を正当に裁けるかもしれない。だが・・
「でも一番の問題は人気Vtuberになって彼と接点を持つということだよね」
「まあ。たしかにそうね。Vtuberだから本名も顔も分からないから接点を持つしか方法はないと思うわ」
そうだな。現実はそう甘くないみたいだ。
「よし!なら僕もこれから今よりも気合を入れてコン子をプロデュースするよ!」
「そう。期待してるわ」
宮川さんが笑った。久しぶりに宮川さんの笑顔を見れた気がする。
「あっ。それと川上さんにもこの事を相談しようよ!きっと力になってくれるよ」
「ええー。まあポチが言うなら」
宮川さんはすごく嫌そうだが了承してくれた。なんだかんだ信頼しているのかもしれない
「じゃあ。部屋に戻ろうか」
僕たちは並んで帰った。いつもより宮川さんとの距離が近い気がした。
そして翌日。またしても何も知らない川上さんになぜ宮川さんが人気Vtuberになりたいのか。母親のこととかを朝ごはんを食べながらすべて説明した。それを聞いた川上さんは。
「うわーーーん。ひぐっ。宮川さんそんなに苦労してたのね。うわーーん。喜んで協力するよーー」
川上さんは号泣しながら了承してくれた。やっぱりすごくいい人だな川上さん。
僕たちは朝ごはんを食べた後に、もう一度温泉にいくことになった。すごく気持ちよかった。そして昼になりじいやが迎えに来たので、車で地元まで帰った。
駅に着くと宮川さんが改札まで送ってくれた。
「宮川さん。ありがとう!なんだかんだ楽しかったよ!」
「そうね。楽しかったわ!ありがとう!」
「どういたしまして」
僕たちは宮川さんにお礼を言った後、改札を通った。
二人で電車を待っていると川上さんがこっちを気にしている。なんだ?
「ねえ、タマ。今度お出かけしない?」
川上さんが急に誘ってきたので思わずびっくりしてしまう。
「えっ。なんで?」
「えっと。ゲーム!そう配信で使うゲームが買いたいのよ!」
川上さんが思い出したように言い出した。別にいいけど。
「うん。お出かけしようか」
「よし!じゃあまた連絡するわ!」
ちょうど電車が来たので川上さんが電車に乗りそのまま帰った。
「ん?もしかしてこれはデートか?」
急に緊張してきた。でも川上さんと遊びに行くのは楽しみだ。とりあえず今日は安全に家に帰ろう。そう思って僕は電車に乗った。
宮川さんが泣き止んで落ち着いたところで改めて聞いてみた。
「それでその王子 廻ってVtuberは今も活動してるの?」
「そうね。ばりばりの人気Vtuberよ。ところで今顔を見たら殺すわよ」
宮川さんまた殺すって言ってる。でもいつもの宮川さんに戻って少しうれしかった。
「それで宮川さんが人気Vtuberになって彼と接点を持つことが目標なんだよね?」
「そうよ。そして、できれば母とあいつが映っている写真のデータを入手できれば、あいつを訴えられるかもしれない」
たしかにその方法なら彼を正当に裁けるかもしれない。だが・・
「でも一番の問題は人気Vtuberになって彼と接点を持つということだよね」
「まあ。たしかにそうね。Vtuberだから本名も顔も分からないから接点を持つしか方法はないと思うわ」
そうだな。現実はそう甘くないみたいだ。
「よし!なら僕もこれから今よりも気合を入れてコン子をプロデュースするよ!」
「そう。期待してるわ」
宮川さんが笑った。久しぶりに宮川さんの笑顔を見れた気がする。
「あっ。それと川上さんにもこの事を相談しようよ!きっと力になってくれるよ」
「ええー。まあポチが言うなら」
宮川さんはすごく嫌そうだが了承してくれた。なんだかんだ信頼しているのかもしれない
「じゃあ。部屋に戻ろうか」
僕たちは並んで帰った。いつもより宮川さんとの距離が近い気がした。
そして翌日。またしても何も知らない川上さんになぜ宮川さんが人気Vtuberになりたいのか。母親のこととかを朝ごはんを食べながらすべて説明した。それを聞いた川上さんは。
「うわーーーん。ひぐっ。宮川さんそんなに苦労してたのね。うわーーん。喜んで協力するよーー」
川上さんは号泣しながら了承してくれた。やっぱりすごくいい人だな川上さん。
僕たちは朝ごはんを食べた後に、もう一度温泉にいくことになった。すごく気持ちよかった。そして昼になりじいやが迎えに来たので、車で地元まで帰った。
駅に着くと宮川さんが改札まで送ってくれた。
「宮川さん。ありがとう!なんだかんだ楽しかったよ!」
「そうね。楽しかったわ!ありがとう!」
「どういたしまして」
僕たちは宮川さんにお礼を言った後、改札を通った。
二人で電車を待っていると川上さんがこっちを気にしている。なんだ?
「ねえ、タマ。今度お出かけしない?」
川上さんが急に誘ってきたので思わずびっくりしてしまう。
「えっ。なんで?」
「えっと。ゲーム!そう配信で使うゲームが買いたいのよ!」
川上さんが思い出したように言い出した。別にいいけど。
「うん。お出かけしようか」
「よし!じゃあまた連絡するわ!」
ちょうど電車が来たので川上さんが電車に乗りそのまま帰った。
「ん?もしかしてこれはデートか?」
急に緊張してきた。でも川上さんと遊びに行くのは楽しみだ。とりあえず今日は安全に家に帰ろう。そう思って僕は電車に乗った。
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