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となりの宮川さんは人気Vtuberになりたいストーリー版
川上さんとデート2
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前回のあらすじ 川上さんとデート?にきた
僕たちは激辛ラーメンを食べた後、服を買いに来ていた。なんか川上さんが僕の服を選んでくれるらしいはずだったのだが。
「この服はどう?」
「うん。いいと思うよ」
川上さんが試着室のカーテンを開けて服を見せてくる。ピンクのワンピースに麦わら帽子。王道でいいと思う。
「じゃあこの服は?」
「うん。いいと思うよ」
黒いシャツに半ズボンで今度はギャルのような服だ。うん。雰囲気が違っていいと思う。
「これは?」
「うん。いいと思うよ」
紫のジャージに紫のズボン。これはこれでいいかもしれない。
「何言ってんのよ!どうみてもダサいでしょ!ちゃんと見てないわけ?!」
川上さんが怒って自分が着ていた服を投げつけてくる。
「あいた!違うよ!僕は本当にかわいいと思って!」
正直に言った。それを聞いた川上さんは
「・・・ふん!ならいいわ!これ全部買うわ」
と言って会計に全部持って行った。あれ全部買うのか。お金大丈夫なのかな?
「次はあんたの服も買うわよ!」
「そういえばそうだったね」
僕たちは別のお店に向かった。
「ねえ。あんた普段どんな服着てるの?」
「うーん。夏はTシャツに上から半そでの薄いやつ羽織って下は長ズボンかな」
「・・普通ね」
「そうだよ!どうしても普通になっちゃうんだよ!」
なぜか普通になってしまうのだ。なんか奇抜な服は目立つから嫌というか。
「見てなさいこの私がこの夏のトレンドを選んであげるわ」
川上さんは自信満々だ。僕は知っている。女性が自信満々なときは大抵失敗することを。
「ほらこれとかどう?」
川上さんは紺色のジャケットに濃い緑のインナーそしてネイビーのズボンを持ってきた。
「これは!たぶんだけどいい感じなのでは?」
「そうでしょ!このために勉強してきたのよ!」
川上さんは得意げかつ嬉しそうだ。
「ん?でも勉強してるんだ男性のファッション」
将来はデザイナーになりたいのかな?
「そ・そうよ!日頃からファッションを勉強してるのよ!」
目が泳いでいるけど。まあいいか。
「ありがとう!他にも選んでよ!」
「任せなさい!」
そして川上さんはノリノリで服を選んでくれた。どれも良かったが結局一番初めに選んでくれた服を購入した。僕も楽しかった。
「次はどうする?」
「そうね。なんか甘いもの食べたいわ」
「いいね。僕甘い物好きなんだ」
「やっぱりタマね」
「意味がわからないよ!ねこが甘いもの好きなんて初めて聞いたよ!」
僕たちは甘い物をさがして歩き回っていると、ソフトクリーム屋を見つけた。
「おっ。ソフトクリーム屋があるよ!」
「良くやったわ!何にしようかしら」
どうしよう。ここはやっぱりチョコかな。でも普通すぎるか?でもチョコ好きだし。
「私チョコミントにするわ。今年のJKのトレンドらしいし」
「それ本当?!僕聞いたことないけど!」
「そうらしいわ。友達の友達が言ってたみたいだわ」
「絶対嘘だよね!そもそも友達いないよね!」
川上さんが不服そうな顔でこちらを見てくる。
「うるさいわね!まあ好きなものが一番かもね。ストロベリーにするわ」
確かに自分の好きなものが一番かもしれない。
「僕はチョコにするよ」
そうして僕たちは好きなものを頼んだ。ソフトクリームを受け取った後、店内の椅子に座った。
「んんー。おいしいー!」
川上さんは頬っぺたに手を当てながら美味しそうに言う。おいしそうに食べるなー。
「おいしい」
僕のチョコソフトクリームもすごくおいしかった。やっぱり王道こそ至高だな。普通最高!
「ちょっとあんたのも食べさせなさいよ」
川上さんが僕のを欲しそうに眺めている。
「いいけどそっちのもちょうだいよ」
「分かったわよ」
川上さんが僕のソフトクリームを直接食べる。
「おいしいー!チョコもいいわね」
川上さんの顔を見ると、ソフトクリームが頬についている。僕はそれを手で取ってそのまま食べた。
「ちょっと!何してんのよ!」
川上さんが慌てて頬を触っている。
「え?でももったいなかったし」
あのまま捨てるのもな。せっかくおいしいソフトクリームなのに。
「もういいわ!」
川上さんが怒ってそっぽを向いてしまう。
「ごめんよ。川上さん」
僕が謝ると川上さんが自分のソフトクリームを僕に向けてきた。
「・・約束したでしょ。私のもあげるわよ」
あれ?そんなに怒ってなかったみたいだ。
「ありがとう!」
僕は川上さんのソフトクリームを食べる。
「すごくおいしいよ。ストロベリーもいいね」
すると川上さんが突然僕の頬に手を置いた。
「な?!川上さん?」
その後僕の頬についていたソフトクリームを指ですくって食べた。
「お返しよ」
彼女はいたずらした子供のように笑った。なんかすごくドキドキした。
僕たちはソフトクリームを食べ終わると、今日は解散することになった、今日はとても楽しかったな。
「ありがとう!楽しかったよ」
「私もよ!またいきましょうね」
僕たちは手を振りあって別れた。
「ふー。今日は楽しかったな。・・ん?」
だれかからメールがきたみたいだ。宮川さんだ。メールには
「今度遊園地に行くわよ。断ったら殺すわ」
と書いてあった。しばらく考えた後
「了解です」
僕はそれだけ返信した。
僕たちは激辛ラーメンを食べた後、服を買いに来ていた。なんか川上さんが僕の服を選んでくれるらしいはずだったのだが。
「この服はどう?」
「うん。いいと思うよ」
川上さんが試着室のカーテンを開けて服を見せてくる。ピンクのワンピースに麦わら帽子。王道でいいと思う。
「じゃあこの服は?」
「うん。いいと思うよ」
黒いシャツに半ズボンで今度はギャルのような服だ。うん。雰囲気が違っていいと思う。
「これは?」
「うん。いいと思うよ」
紫のジャージに紫のズボン。これはこれでいいかもしれない。
「何言ってんのよ!どうみてもダサいでしょ!ちゃんと見てないわけ?!」
川上さんが怒って自分が着ていた服を投げつけてくる。
「あいた!違うよ!僕は本当にかわいいと思って!」
正直に言った。それを聞いた川上さんは
「・・・ふん!ならいいわ!これ全部買うわ」
と言って会計に全部持って行った。あれ全部買うのか。お金大丈夫なのかな?
「次はあんたの服も買うわよ!」
「そういえばそうだったね」
僕たちは別のお店に向かった。
「ねえ。あんた普段どんな服着てるの?」
「うーん。夏はTシャツに上から半そでの薄いやつ羽織って下は長ズボンかな」
「・・普通ね」
「そうだよ!どうしても普通になっちゃうんだよ!」
なぜか普通になってしまうのだ。なんか奇抜な服は目立つから嫌というか。
「見てなさいこの私がこの夏のトレンドを選んであげるわ」
川上さんは自信満々だ。僕は知っている。女性が自信満々なときは大抵失敗することを。
「ほらこれとかどう?」
川上さんは紺色のジャケットに濃い緑のインナーそしてネイビーのズボンを持ってきた。
「これは!たぶんだけどいい感じなのでは?」
「そうでしょ!このために勉強してきたのよ!」
川上さんは得意げかつ嬉しそうだ。
「ん?でも勉強してるんだ男性のファッション」
将来はデザイナーになりたいのかな?
「そ・そうよ!日頃からファッションを勉強してるのよ!」
目が泳いでいるけど。まあいいか。
「ありがとう!他にも選んでよ!」
「任せなさい!」
そして川上さんはノリノリで服を選んでくれた。どれも良かったが結局一番初めに選んでくれた服を購入した。僕も楽しかった。
「次はどうする?」
「そうね。なんか甘いもの食べたいわ」
「いいね。僕甘い物好きなんだ」
「やっぱりタマね」
「意味がわからないよ!ねこが甘いもの好きなんて初めて聞いたよ!」
僕たちは甘い物をさがして歩き回っていると、ソフトクリーム屋を見つけた。
「おっ。ソフトクリーム屋があるよ!」
「良くやったわ!何にしようかしら」
どうしよう。ここはやっぱりチョコかな。でも普通すぎるか?でもチョコ好きだし。
「私チョコミントにするわ。今年のJKのトレンドらしいし」
「それ本当?!僕聞いたことないけど!」
「そうらしいわ。友達の友達が言ってたみたいだわ」
「絶対嘘だよね!そもそも友達いないよね!」
川上さんが不服そうな顔でこちらを見てくる。
「うるさいわね!まあ好きなものが一番かもね。ストロベリーにするわ」
確かに自分の好きなものが一番かもしれない。
「僕はチョコにするよ」
そうして僕たちは好きなものを頼んだ。ソフトクリームを受け取った後、店内の椅子に座った。
「んんー。おいしいー!」
川上さんは頬っぺたに手を当てながら美味しそうに言う。おいしそうに食べるなー。
「おいしい」
僕のチョコソフトクリームもすごくおいしかった。やっぱり王道こそ至高だな。普通最高!
「ちょっとあんたのも食べさせなさいよ」
川上さんが僕のを欲しそうに眺めている。
「いいけどそっちのもちょうだいよ」
「分かったわよ」
川上さんが僕のソフトクリームを直接食べる。
「おいしいー!チョコもいいわね」
川上さんの顔を見ると、ソフトクリームが頬についている。僕はそれを手で取ってそのまま食べた。
「ちょっと!何してんのよ!」
川上さんが慌てて頬を触っている。
「え?でももったいなかったし」
あのまま捨てるのもな。せっかくおいしいソフトクリームなのに。
「もういいわ!」
川上さんが怒ってそっぽを向いてしまう。
「ごめんよ。川上さん」
僕が謝ると川上さんが自分のソフトクリームを僕に向けてきた。
「・・約束したでしょ。私のもあげるわよ」
あれ?そんなに怒ってなかったみたいだ。
「ありがとう!」
僕は川上さんのソフトクリームを食べる。
「すごくおいしいよ。ストロベリーもいいね」
すると川上さんが突然僕の頬に手を置いた。
「な?!川上さん?」
その後僕の頬についていたソフトクリームを指ですくって食べた。
「お返しよ」
彼女はいたずらした子供のように笑った。なんかすごくドキドキした。
僕たちはソフトクリームを食べ終わると、今日は解散することになった、今日はとても楽しかったな。
「ありがとう!楽しかったよ」
「私もよ!またいきましょうね」
僕たちは手を振りあって別れた。
「ふー。今日は楽しかったな。・・ん?」
だれかからメールがきたみたいだ。宮川さんだ。メールには
「今度遊園地に行くわよ。断ったら殺すわ」
と書いてあった。しばらく考えた後
「了解です」
僕はそれだけ返信した。
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