でっかいバイトとちっさい店長〜休日編〜

振悶亭めこ

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 心地良い刺激として耳に伝わる千晶の甘い声が、今、むしゃぶりついている乳首が甘い果実なのだと錯覚を起こさせる。
「ああああっ♡んあぁ♡ああぁ♡」
 ちゅうっ、ちゅーっ、ちゅぷんっ!
 夢中になって吸っていた愛らしい突起から唇を離す。
「はっ……ぁっ♡」
 俺の唾液で生々しくテカっている。色付きを増してツンと上を向き勃起していた、いやらしく腫れた乳首が、昂る加倉井店長の呼吸の、肺の動きに合わせて上下に動いている。
「欲しいモノは、まず口に出して言わねぇと……喘いでるだけじゃ分かんねーっス」
 意地悪したくなるのは、店長のせい。いや、本当は人のせいになんて出来ない事だけど、アラサーとは思えない加倉井千晶相手の時だけは、この人のせいだと俺は思う。
 緩やかな動きで、震える細い脚が目の前で開かれていく。店長は腰を軽く上げ、尻たぶを広げて、サーモンピンクのヒクつく縦割れを俺に見せ付けてきた。
 その上に、淡い色味をした小さな身体の、大人の部分がそそり立っている。時折ぴこぴこと動く様が、愛くるしい。
「ここ……にっ♡宏太くんのおっきな……おちんちん♡欲しいっ♡お尻なら……根元までっ♡きちんと咥えられる、からぁ♡お願い♡♡♡」
「了解っス!かわいい加倉井店長のお願い、断ったりしませんって」
 情欲に火照った、幼なげな顔立ち。潤んだ目元に軽くキスをして、ヒクつくアナルに肉の竿をあてがった。
 先端に、イソギンチャクのように吸い付いてくる入り口の感触に、俺の脳は蕩けそうになる。

「んあぁっ♡ああああぁっ♡♡♡挿入はいってくるぅっ♡僕のナカっ、広げられてるぅ♡♡♡」
 先に少し、自分で解しておいたお陰か、痛みは無い。本当は上に乗って宏太くんをたくさんイかせてみようか?なんて考えていたけど……宏太くんが起きちゃったなら、体格でも口先でも勝てないや。
 ズッ、ズッ、ズッ……
 重く、確実にナカを押し広げられていく。肉厚な傘に前立腺を抉られ、千晶の口から鼻にかかった甘い嬌声が溢れていく。
「ああぁっ♡♡♡すごい……っ♡あああっ♡♡♡」
「まだ半分ですよ、店長が望んだ事なんだ、頑張って下さ……いっ!」
 ズンッ、ズンッ、グポォッ!
 宏太の硬く大きな男根に、千晶の奥が突き上げられた。反射的に、小さな身体の上半身が大きくのけ反る。
「んひいぃっ♡♡♡気持ちいーところぉっ♡♡♡ああぁっ♡当たるぅっ♡当たってるぅ♡♡♡」
 千晶の下腹が、きゅうっと熱くなる。足りない何かが満たされていくこの行為は、気持ちいいでいっぱいになって、破裂しそうになる。
 丁度良いバイト君だと思っていた宏太くんの事を、必要以上に意識してしまう。肌を合わせ、熱を感じる度に、錯覚は強くなっていく。
 ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!
「こんな狭い所に、根元までズップリ挿入はいるなんて……流石っスね」
「んんんっ♡♡♡はっ♡ああぁ……挿入はいってるっ♡うれしいっ♡ああああぁっ♡♡♡」
 湿り気を帯びた音を立てて、逞ましい雄に身体の中を暴かれていく。特有の熱にあてられて、強い快感と血が濃くなっていくような感覚が、千晶の全身に広がっていった。
 千晶の、大人の男のシンボルは、触れられていなくても、硬くそそり立ち、先端からはトロトロと透明な体液が溢れていた。
 ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!
「はうぅ……んっ♡宏太くんっ♡ああぁ♡手、握って……?ぎゅって、して♡♡♡」
 僕はそっと手を伸ばして、宏太くんの大きな手に触れた。ゴツゴツした指に、指先を絡める。ぎゅっと、手を握り返された。
 血の通った大きな手から、脈の動きが伝わってくる。何故だかは分からないけど、繋いだ手と同じように僕の胸の中もぎゅっとされている感覚になった。
 ズチュッ、ズチュッ、ズチュン!
「店長のナカ……すんげえ気持ちいー!気を抜いたらすぐに射精ちまいそうだ」
「はふ……っ♡あぁ♡弱い所ばっかり♡行ったり来たりぃ♡♡♡してる……っ♡あぁっ♡♡♡」
 ズププププッ!ズポポポポッ!
 宏太の腰の動きが加速していく。千晶の前立腺と、入ってはイケナイ所の間を集中的に責め立てていく。
 気怠い午後のアパートに、水の音と嬌声、ケダモノの息遣いが響いていた。
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