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第五章:幼き恋情
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麻縄で後ろ手に縛られて、梁に通された縄で少し吊り上げられていた。辛うじてつま先が畳の上に付く、不安定な状態に、白亜は不安と期待に胸を膨らませていた。
これから使うだろうモノを包んだ風呂敷を、和也は畳の上に広げた。もう一つ、和也が手にしていたモノは、乗馬鞭。
「節操無しの白亜さんには、貞操帯から」
カチャカチャと金属が音を立てていた。和也の手にある、金属のリングが連なったものが、まだ勃起しきっていない白亜の男性器を包みこんでいく。
「んんんぅ……っ」
ヒヤリとした金属の感触に、小さな声が漏れた。
「尿道にはコレを押し込んで、固定する」
少し短めで太めの尿道ブジーが、白亜の先端に当てがわれた。
ズブブブッ!ズブッ!
「んーーーーっ♡あっ♡ああぁ」
「白亜さん、気持ちよくなって勃起すんのは自由だけどよ。勃起しそうになる度に痛くて苦しくなるからな」
カチリ。貞操帯にブジーが取り付けられ、白亜の男性器は完全に拘束された。
次に和也が手にしたモノは、使う機会の無かった、太く長く禍々しいバイブ。和也は白亜に見せつけるように、バイブで白亜の頬を軽く叩いた。
「コレが、今から白亜さんの中に入る。落とさねーように固定もする」
トロリとしたローションが、白亜の熟しかけの、縦に割れた窄まりを撫で回していく。ローション塗れの和也の指が、中を押し広げ、トントンと白亜の前立腺をノックした。
「んんぅ……っ♡はあぁんっ♡ぬしさまぁ」
勃起しかけた白亜の男性器が、貞操帯に食い込んだ。
気持ちいいのに、自由に勃たせてくれない……締め付けられ、痛みともどかしさに、白亜は泣きそうになる。
ちゅぷりと音を立てて、前立腺を刺激していた和也の指が、引き抜かれた。直後、太いバイブが白亜の窄まりの中へ押し込まれていく。
ズブブブッ!ズブッ!ズブブブッ!
「ああああぁっ♡ひあぁーーーっ♡♡♡」
「まだ全部入ってねーから」
ズブブブッ!ズブッ!
押し込まれていくバイブの質量は、白亜の想像以上のものだった。堪えようと脚に力を入れようとしても、つま先立ちでは思うように力が入らない。
「ひぎぃ♡んああああっ♡苦し……っ♡ぬしさま……っあぐっ♡苦しい、です」
「大丈夫。今ので全部入った」
黒いベルトを拾い上げ、和也は白亜の腰に巻きつけた。下に延びる、腰の部分よりも細めのベルトを白亜の股ぐらに通し、ホルダー部分にバイブの持ち手を入れて、きつくベルトで締め上げる。途中、バイブのスイッチを入れておくのも忘れずに。
「んあぁーーっ♡ひぎっ♡おあぁーーーっ♡」
ヴィィィィーーーッ!ヴヴヴーーーッ!
モーター音の鳴る中、白亜は声を上げ、不安定な状態のまま身を捩らせて悶えた。足元がよろける程、上半身に麻縄が食い込む。
「ああぁっ♡ぬしさま……っ、苦しっ、苦しいです……ああぁっ♡」
和也は乗馬鞭の先端で、ゆるりと白亜の白い肌を撫でた。
「んじゃ、白亜さん。このキスマークはどこで、どんな人に付けられたのか、言ってみろ」
白亜の首元のキスマークに、乗馬鞭の先端が触れた。
「はーーーっ♡はぅんっ♡話せば、少し長く……」
バシンッ!
手首のスナップを効かせて、和也が鞭を振るう。鞭の当たった白亜の太ももは、うっすらと赤くなっていた。
「ひぎっ♡ぁ……っ♡これ、は……出先でっ、ああああぁっ♡」
「出先で?早く続き言えよ。オレの質問に全部答えるまでそのままだ。モタモタしてっと白亜さんの身体中、鞭の痕だらけになるぞ」
バシンッ!バシンッ!
乾いた音と、白亜の甘さの混じる悲鳴が響く。打つ場所を変えながら、和也は白亜の身体に鞭を振り下ろし続けた。
「んぎっ♡ひあぁ♡♡♡し、書類を渡しに行って……ああぁっ♡そこの社長さんにぃ……っんああぁっ♡」
バシンッ!バシンッ!バシンッ!
ああ、ぬしさまに鞭で打たれる度に、身体がよろけて縄が食い込む……っ♡尻に力が入って、ナカが気持ちよくてたまらないのにっ♡勃起しそうになる度に、痛くて……♡ずっと抱きしめられているようで、痛いのに、苦しいのに……気持ちいい♡
「社長を誘惑して、枕営業したのかよ!」
和也は激情のままに、鞭を振るった。白亜の尻や太ももや脇腹が、赤く腫れていく。白亜は必死に首を横に振っていた。
「あふ……っ、違いますっ、ぬしさま……っ♡ああぁっ」
「何が違う?枕営業したのか、してないのか。答えろ、節操無しの淫乱がっ!」
バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「いああぁーーーっ♡♡♡あぁ……苦し、苦しいです、ぬしさま……枕営業は、してません……っ、ああぁっ♡」
打たれる程に、白亜は苦痛と快楽の狭間に悶え、声を上げる。白亜の頬を、涙が伝っていく。
「で、その社長にはどこまでヤらせた?」
「はっ♡ああぁっ♡元から……スキンシップが激しくて……んっ♡今日は特に……っひぎゃああぁっ♡♡♡」
バシンッ!
白亜の腫れた尻の上を、和也は更に鞭打った。
「今日は特に激しく?具体的に、どこまで触らせてきたんだ?」
「ぁ……ごめんなさい、ごめんなさい、ぬしさま……あぁっ♡着物の襟を……はぅっ♡開かれて、乳首を……弄られてっ、ああぁっ♡」
バシンッ!バシンッ!
立て続けに、和也の中のドス黒い情念を孕ませた、鞭による打擲音が響いた。
「そこで終わりか?」
ふるふると、白亜は力無く首を横に振った。
「ああぁ……っ、はぁっ、はっ……ぬしさま、ごめんなさい……その後、ソファーに寝かされて……首元、吸われました。下は……触られたくなくて、止めろと叫んで。そこまでで終わらせて……くれました」
和也以外に、あんな風に触られて嫌だったと、分かって欲しい。出来れば痛くてもいい、イかせて狂わせて欲しい。白亜はぐちゃぐちゃになっていく情緒から、言葉の終わりには流れる涙を止められなくなり、啜り泣きだす。
「は……っ!犯罪に巻き込まれてんじゃねーよ!白亜さん、だいたいどこの社長だ?そのクソ野郎!」
手を止め、乗馬鞭を畳の上に落として、一瞬ぽかんとした後、和也は叫んだ。
白亜を吊るしていた縄は、誤解と共に解かれていき、和也は白亜の身体をそっと畳の上に降ろした。
「社長……は、西村秀雄。西村不動産の、社長……です」
「オレの親父ッ!実家ああああァッ!」
これから使うだろうモノを包んだ風呂敷を、和也は畳の上に広げた。もう一つ、和也が手にしていたモノは、乗馬鞭。
「節操無しの白亜さんには、貞操帯から」
カチャカチャと金属が音を立てていた。和也の手にある、金属のリングが連なったものが、まだ勃起しきっていない白亜の男性器を包みこんでいく。
「んんんぅ……っ」
ヒヤリとした金属の感触に、小さな声が漏れた。
「尿道にはコレを押し込んで、固定する」
少し短めで太めの尿道ブジーが、白亜の先端に当てがわれた。
ズブブブッ!ズブッ!
「んーーーーっ♡あっ♡ああぁ」
「白亜さん、気持ちよくなって勃起すんのは自由だけどよ。勃起しそうになる度に痛くて苦しくなるからな」
カチリ。貞操帯にブジーが取り付けられ、白亜の男性器は完全に拘束された。
次に和也が手にしたモノは、使う機会の無かった、太く長く禍々しいバイブ。和也は白亜に見せつけるように、バイブで白亜の頬を軽く叩いた。
「コレが、今から白亜さんの中に入る。落とさねーように固定もする」
トロリとしたローションが、白亜の熟しかけの、縦に割れた窄まりを撫で回していく。ローション塗れの和也の指が、中を押し広げ、トントンと白亜の前立腺をノックした。
「んんぅ……っ♡はあぁんっ♡ぬしさまぁ」
勃起しかけた白亜の男性器が、貞操帯に食い込んだ。
気持ちいいのに、自由に勃たせてくれない……締め付けられ、痛みともどかしさに、白亜は泣きそうになる。
ちゅぷりと音を立てて、前立腺を刺激していた和也の指が、引き抜かれた。直後、太いバイブが白亜の窄まりの中へ押し込まれていく。
ズブブブッ!ズブッ!ズブブブッ!
「ああああぁっ♡ひあぁーーーっ♡♡♡」
「まだ全部入ってねーから」
ズブブブッ!ズブッ!
押し込まれていくバイブの質量は、白亜の想像以上のものだった。堪えようと脚に力を入れようとしても、つま先立ちでは思うように力が入らない。
「ひぎぃ♡んああああっ♡苦し……っ♡ぬしさま……っあぐっ♡苦しい、です」
「大丈夫。今ので全部入った」
黒いベルトを拾い上げ、和也は白亜の腰に巻きつけた。下に延びる、腰の部分よりも細めのベルトを白亜の股ぐらに通し、ホルダー部分にバイブの持ち手を入れて、きつくベルトで締め上げる。途中、バイブのスイッチを入れておくのも忘れずに。
「んあぁーーっ♡ひぎっ♡おあぁーーーっ♡」
ヴィィィィーーーッ!ヴヴヴーーーッ!
モーター音の鳴る中、白亜は声を上げ、不安定な状態のまま身を捩らせて悶えた。足元がよろける程、上半身に麻縄が食い込む。
「ああぁっ♡ぬしさま……っ、苦しっ、苦しいです……ああぁっ♡」
和也は乗馬鞭の先端で、ゆるりと白亜の白い肌を撫でた。
「んじゃ、白亜さん。このキスマークはどこで、どんな人に付けられたのか、言ってみろ」
白亜の首元のキスマークに、乗馬鞭の先端が触れた。
「はーーーっ♡はぅんっ♡話せば、少し長く……」
バシンッ!
手首のスナップを効かせて、和也が鞭を振るう。鞭の当たった白亜の太ももは、うっすらと赤くなっていた。
「ひぎっ♡ぁ……っ♡これ、は……出先でっ、ああああぁっ♡」
「出先で?早く続き言えよ。オレの質問に全部答えるまでそのままだ。モタモタしてっと白亜さんの身体中、鞭の痕だらけになるぞ」
バシンッ!バシンッ!
乾いた音と、白亜の甘さの混じる悲鳴が響く。打つ場所を変えながら、和也は白亜の身体に鞭を振り下ろし続けた。
「んぎっ♡ひあぁ♡♡♡し、書類を渡しに行って……ああぁっ♡そこの社長さんにぃ……っんああぁっ♡」
バシンッ!バシンッ!バシンッ!
ああ、ぬしさまに鞭で打たれる度に、身体がよろけて縄が食い込む……っ♡尻に力が入って、ナカが気持ちよくてたまらないのにっ♡勃起しそうになる度に、痛くて……♡ずっと抱きしめられているようで、痛いのに、苦しいのに……気持ちいい♡
「社長を誘惑して、枕営業したのかよ!」
和也は激情のままに、鞭を振るった。白亜の尻や太ももや脇腹が、赤く腫れていく。白亜は必死に首を横に振っていた。
「あふ……っ、違いますっ、ぬしさま……っ♡ああぁっ」
「何が違う?枕営業したのか、してないのか。答えろ、節操無しの淫乱がっ!」
バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「いああぁーーーっ♡♡♡あぁ……苦し、苦しいです、ぬしさま……枕営業は、してません……っ、ああぁっ♡」
打たれる程に、白亜は苦痛と快楽の狭間に悶え、声を上げる。白亜の頬を、涙が伝っていく。
「で、その社長にはどこまでヤらせた?」
「はっ♡ああぁっ♡元から……スキンシップが激しくて……んっ♡今日は特に……っひぎゃああぁっ♡♡♡」
バシンッ!
白亜の腫れた尻の上を、和也は更に鞭打った。
「今日は特に激しく?具体的に、どこまで触らせてきたんだ?」
「ぁ……ごめんなさい、ごめんなさい、ぬしさま……あぁっ♡着物の襟を……はぅっ♡開かれて、乳首を……弄られてっ、ああぁっ♡」
バシンッ!バシンッ!
立て続けに、和也の中のドス黒い情念を孕ませた、鞭による打擲音が響いた。
「そこで終わりか?」
ふるふると、白亜は力無く首を横に振った。
「ああぁ……っ、はぁっ、はっ……ぬしさま、ごめんなさい……その後、ソファーに寝かされて……首元、吸われました。下は……触られたくなくて、止めろと叫んで。そこまでで終わらせて……くれました」
和也以外に、あんな風に触られて嫌だったと、分かって欲しい。出来れば痛くてもいい、イかせて狂わせて欲しい。白亜はぐちゃぐちゃになっていく情緒から、言葉の終わりには流れる涙を止められなくなり、啜り泣きだす。
「は……っ!犯罪に巻き込まれてんじゃねーよ!白亜さん、だいたいどこの社長だ?そのクソ野郎!」
手を止め、乗馬鞭を畳の上に落として、一瞬ぽかんとした後、和也は叫んだ。
白亜を吊るしていた縄は、誤解と共に解かれていき、和也は白亜の身体をそっと畳の上に降ろした。
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